自分自身のなかへの旅

自分自身のなかへの旅

セルフコントロール

お釈迦様の教えが書かれた法句経(ほっくきょう)に…

おのれこそ おのれのよるべ
おのれを措(お)きて 誰によるべぞ
よくととのいし おのれこそ
まことえがたき よるべをぞ獲(え)ん
友松円諦師訳

さらに現代語訳にすると…
自分だけが自分の頼りだから 自分をよく整えて
そして自分が頼りになるような自分を養って生きていく
整えて生きていく

この「自己を整える」を現代風に英訳したのが
「セルフコントロール」なのです
私の敬愛する師、故「池見酉次郎先生」が二十数年前に
言い出されたのですが 実は法句経にその由来があったのです

最近は「セルフコントロール」ならず
「エゴコントロール」が目立っているのは残念でなりませんが
交流分析のいうところの
自他肯定型―自分もいいし他人もいいような生活スタイル―にならなければ…

バークレー大学のカプラ教授は素粒子の研究をしておられ
すべての素粒子は絶えず変化していて
しかも一つの素粒子のために
他の無数の素粒子がそれを支えている…
この説明をされるとき必ず
東洋的な「相依相関(そうえそうかん)―もちつもたれつの関係」の
考え方を述べられる

「エゴ」ではなく「セルフ」
自分のために生きることが他者のためにもなる
他者のために生きることが自分のためにもなる
これが真の「セルフ・コントロール=自己を整える」なのです

外よりの大いなる“いのち”内よりの大いなる“いのち”に気づき…

「いまここで」「あるがままに」


ウォーキング中



「よく整いし己(おのれ)」・・・自己を心身両面から調整する

「セルフコントロール」=生き様の調整

「動のセルフコントロール」~スポーツ 武道など

「静のセルフコントロール」~カウンセリング 瞑想 自己調整法など





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