韓国縦断旅行の巻(1)


まずホテルありき、ということで、そこから旅行計画が始まりました。
済州から北上するか、はたまたソウル入りして南下するか、どの交通機関を利用して行くかは大切なことです。
私は、基本的にはその国の航空会社を利用することとしているので、今回のように複雑に動くなら路線数の多い大韓航空の方がアシアナ航空より有利と思いました。
で、結局ソウル(3泊)→釜山(2泊)→慶州→釜山→済州(2泊)→ソウル(経由)とすることで、うまく帰国便につなげることができると考えました。
次に宿ですが、これは韓国観光公社で昨年から「低料金宿泊所」の紹介を始めたことから、これを利用しました。
インターネットで見たり送られた資料を見ると、どこも結構キレイそうで、しかも安い。
しかし、これにはちょっとがっかりさせられたことが多いのも事実でした。
そのことも併せて書きますので、参考にしてください。

韓国のこと、いろいろ知りたい方は、韓国観光公社↓↓↓へGO!!!
http://japanese.tour2korea.com/index.html

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「第1日目」

前日から都内某所に泊まっていた私たちは、朝早い便だったので朝食もそこそこにホテルを出て、京成上野駅へ。
少し早く空港に着いたら朝食、と思っていたのに、朝1番のスカイライナーは席がなく、仕方なく次のに乗ることになった。
乗ってる間もガイドブックを読むことに余念のない私、そしてひたすら眠る猫ダンナ。
いつもいつもこの調子で旅行中のスケジュールから手配、ガイドを任せっきりの猫ダンナだが、この数日後そうも言ってられない事態になるとは、思いもよらなかったことである・・・。

さて、空港でもはじけまくった私。
いつものことだが、飲食店のメニューチェックに始まり、あれが食べたい、これを買いたいと散財の限りを尽くす。
食べることに対する執着がすごい、こんな時は特に「食べ放題気分」になるようだ。
この勢いは旅行先でも衰えることを知らない、知らないばかりかますますエスカレートする。
こうなるともう、猫ダンナでも止められない。
バリでココナッツオイルたっぷりの料理を食べて猫ダンナが食あたりになった時も、札幌ビール園の食べ放題で猫ダンナがダウンした時も、常に前進あるのみだった。
しかし・・・この勢いが止まる時が来ることを、私も予想していなかった。

2人とも、いつもと変わらず元気に大韓航空機に乗り込んだ。
石焼ビビンパが、冷麺が、参鶏湯が、そして焼肉が私たちを待っている。
それなのに、私は機内食も元気に食べ尽くしていた・・・。

乗り込んで2時間、ソウルは金浦国際空港に到着した。
入国審査よし、税関チェックよし、地下鉄に乗っていざ市内へ。
久々のソウル市内、いつもは明洞地区のちょっといいホテルだが、今回は世界遺産の宗廟や昌徳宮、昌慶宮のそばの「古宮(コグン)ホテル」を紹介され、予約している。
もうご存知の方もいると思うが、韓国観光公社では昨年から低料金宿泊所の紹介、予約サービスを行っている。
これは○星ホテル(韓国ではムグンファの数で表す)といわれるようなレベルではないが、低料金ながらも比較的安心して宿泊できる宿を紹介し予約の仲介をするものである。
香港で、YMCAみたいなキリスト教系のホテルに個人で予約して泊まった時は、安いにも関わらずかなり満足できたので、「公社のお墨付きなら」とかなり期待していた。
小さいながらもレストランが併設されているようなので、素泊まりの汚い宿ではないだろうと。
少しわかり難かったが、途中で道を尋ねながらやっと着いたそこは、外観はこぢんまりしていたが小ぎれいなホテル。
フロントもフレンドリーで、手続きも済んだ。
さあ、部屋へ・・・入ると希望どおりのオンドル部屋(冬だったらよかったけどね)。
え???枕は2つだが布団が1組???何、何、これ???
韓国独特のサテン地(てかてか生地)、原色ハデハデ布団に枕にクラッとしたのは私だけだろうか。
面食らいながらも荷物を降ろし床に座ると、すっごい汚い。
床だけでなく布団、枕にも前の住人のものと思われる髪の毛、部屋の隅には綿ボコリと髪の毛、たちまちゲロゲロ気分になった。
とはいえ、もうお腹も減ったし、せっかく来たからどっかに出かけたいと思い、明朝チップと「掃除してください」のメモを枕元に置いておけばいいかと思い放置・・・。
今思うに、ハッキリとフロントに申し出ればよかった、あるいは公社の苦情窓口に通報もできたのにと後悔している。
3泊の予約をしていた間、少しも満足いくほどに美化されなかったのは残念の極みである。

※わかる範囲内でホテルや店などの名前を挙げていくので、これから韓国にフラッと個人旅行する方は参考にしてください。
こういうの口コミにしないと、なかなか改善されないばかりか、イヤな思いをする方も出てくると思うので、思ったままを書きます。
あまりひどい時は迷わず公社に電話、手紙あるいはeメールで連絡した方がいいです。
これから書くけど、釜山のある地下鉄駅の表示やタクシーの乗車拒否については、業務改善する旨のメールが来ました。

とりあえず、その韓国版ラブホ的ホテルを出て、私たちは昼食&街中ブラブラに向かった。
初日は異動で疲れているので、あまり忙しく動きたくないと思い、地下街でキムパプ(韓国のり巻き)を食べた。
これ、ご存知の方も多いだろうが、中の漬物がちょっと甘めでおいしい(私は好き)。
これと山盛りキムチで辛々のアツアツ・・・懲りて、夜はぜひ冷麺にしようと思った。
最初に向かったのは、東大門市場。
ファッションビルだスポーツ用品店だと、大小の店が入り乱れている。
初めてソウルに来た時は、こんなじゃなかった。
それほどオシャレな店ではなく、安売りの店、チープ感ただよう街というイメージが強かった。
そうそう、野茂投手が大リーグに行ったばかりのなんか、ドジャーズのユニフォームもどきのTシャツがやたら出回ってて、その背中には「61」「MONO」って書かれてたっけ。
それがここ数年で「ミリオレ」等の安いけどオシャレな店が入ったビルが並び、若い女性客も多くなった気がする。
私も猫ダンナを従え、ミリオレに入った。
日本とは色使いなどに違いはあるけど、高校生くらいから20代くらいの女性が好みそうな服がたくさんある。
私はチマチョゴリを仕立てて欲しかったが、猫ダンナは「ダメダメ・・・ソウルいる間にできなかったらどうする」と言う。
雨が降ってきたのと、こういう店が性に合わないのとで、イライラしているようだ。
せっかく来たのに、仕方なくそこを後にして、今度はビデオやCDのお店を回りながらロッテデパートへ。
ロッテはたいてい何でも揃うし、飲食街もあって、雨の日は便利。
地下食品売場で、もう友人へのお土産、韓国ロッテのお菓子を買い込む。
初日にするべきことは済ませ、後は自分の時間にしたいので、いつもこの調子である。
日本ではロッテではない某菓子メーカーが製造している菓子も、ここではロッテが製造販売している。
モドキ商品なのか、パッケージまで本当にそっくりでおもしろい。
そう言えば、韓国のCMは日本のパクリが多い。
雰囲気、作りがとても似ていて、言葉がわからなくても「こんな感じのこと言ってるんだ」ってわかる。
地下での用事が済んだら、10階の免税店。
私はブランドものに興味はなく、そんなお土産を買って帰るような贅沢な友人も持っていない、化粧もしたことないが、見るだけなら好きである。
バッグや靴、化粧品をひと通り見て、さてそろそろ夕食時間となる。
前は上のレストラン街で食べたけど、デパートは上の階に行くほど高くなる。
ここは地下にもロッテリアをはじめとして飲食店があったはずと思い、また地下に戻ると、冷麺やビビンパなどの店があった。
私たちはここで冷麺を食べ、しきりに「おいしい」を連発し(もちろんハングル)、店のオバチャンに喜ばれた。
観光客は、ガイドブックにあるような店や上のレストラン街には行くけど、ここには来ないとのこと。
オバチャンたちにいっぱいキムチを勧められて口の中が真っ赤になるほど食べ、この日はそのままおとなしくホテルに帰った。
ホテルの部屋に入ると、「エリーゼのために」の1フレーズが鳴り、ハングルで「おかえりなさいませ云々」みたいなセリフが流れる。
こんな設備に金を使うくらいなら、もっと人件費をかけてしっかり掃除してほしいものだ。
明日は市内にある世界遺産を中心に回るので、相当の距離を歩くことになる。
布団は気持ち悪いが、私たちは構わず寝てしまった。




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