韓国縦断旅行の巻(3)  以下「工事中」



この日は水原(スウォン)に行き、世界遺産に登録されている水原華城(スウォンファソン)を見る予定だった。
が、どうにも体調がすぐれないため、予定を変更して街中をブラつくことにする。

「友人と行った時の回想」
水原といえば、韓国民俗村(ハングッミンソクチョン)。
過去に何度か行ったこの民俗村、名前で想像もつくと思うが、李氏朝鮮時代の生活文化を伝える屋外の博物館で、30万坪くらいの敷地に市場地域、両班(氏族)屋敷、寺小屋、工芸(竹細工やら陶芸やらいろいろ)地区、製紙工房、韓方薬局などいろいろある。
そこでは、実際にいろいろな製品を手作りしていて、製作風景を見学できると共に、作品を売店で購入することもできる。
面白いのは「占い師の家」、何の変哲もないバア様が屋敷内に座っていて、昔ながらの方法で占ってくれるのだ。
「ハングルじゃわかんないね」なんて友達と言ってその場を離れようとしたら、バア様「占いをしないのか」とのたまう。
「え・・・おいくらですか」と聞くと「30000ウォン(くらいだった気がする)」・・・私たちが「高い!」と言うと、「東京で占いすればいくらになるか」「これで高いというのか」と罵声を浴びせるバア様に、私たちは退却した。
こっちは順路どおりに歩いてこの家を見学に来ただけなのに、唐辛子パワーを炸裂させるバア様に追い出されてしまったのだ。
だいたいハングル自体、早口でベラベラやられると、関西弁で怒られているような気さえする。
ちょっとトロい東北の人間には、刺激が強いのだ。
ここでは日に数回、伝統芸能が披露される。
踊りながらパレードしたり、中央付近のアトラクション広場で踊り、楽器演奏したりする。
日曜日だと、時間さえ合えば婚礼儀式や仮面劇なども見られる。
ここには韓国のJRとも言える「KORAIL」あるいは地下鉄1号線の水原駅で降り、すぐ駅前にシャトルバス乗り場があるのでそれに乗れば30分くらいである。
ちなみに、当時(大田エキスポ時)水原駅には「ニッポンジン?」と聞いてあからさまにイヤーな顔をする窓口のオジさんがいたので、切符の購入時にはなるべくいい印象を与えるようにしたい(笑)。

ブラつきついでに、ソウル駅に行った。
ソウル駅は赤レンガの建物で、東京駅とよく似た印象がある。
猫ダンナによると、建築設計を担当したのが、東京駅を建築設計した何とかっていう人の弟子だか仲間らしい。
ちなみに、盛岡にある岩手銀行旧本店も赤レンガだが、これもその弟子だか何だかが担当したらしい。
ただ、猫ダンナは美術短大を出てはいるが、知識がかなりあやしいので、どなたか知っている方がいたら正確なところを教えていただきたい。
翌日の釜山行きの切符を確保するため、事前にハングルで行き先、列車名と座席のタイプ、発車時刻と到着時刻、枚数を書いておいた紙を用意する。
時刻や列車名は、日本にいるうちにインターネットでKORAILのHPを見て調べてあったので、こうしておけばスムーズに購入できる。
ヘタに話せるフリをすると、何か質問されてもわからないのと、発音間違いでとんでもない切符を出されることも考えられるので、これだけは紙に書いた方が無難と思う。
この日はソウル→釜山のセマウル号、1等車を予約した。
2号車は近距離ならいいけど、3時間以上もかかる長距離では特に体調の悪い時にはお勧めしない。
2号車は指定席を取らない人も乗ってごった返し、指定席を取った人が乗り込んで来るまでは誰でも座って構わないからである。
日本のように、自由車の客が指定車(たとえデッキであっても)に乗ることを許さないということがないので、指定席にもかかわらずゆったりとできないのである。
1等車はシートがリクライニングだし、ごった返しでないので車内販売も来てくれる(日本の指定席なみ)ので、かなり快適だ。

この日は本当に具合が悪く、切符を購入し、明洞の街を歩き、世宗文化会館あたりまで流して、会館裏手あたりの新しくできたうどん屋でうどんを食べて終わった。
このうどん屋、屋号はキチンと見てこなかったが、常に行列があり、確かにおいしかった。
アサリなどの貝類でとった出汁は香りがよく、具合の悪い私もペロリと食べてしまった。
ちなみに、朝は明洞にある味成屋(ミソンオク)でソルロンタン(ルは小さく読んでね)を食べた。
これはガイドブックにも載っている店だが、わかりにくいせいか朝はいつ行っても日本人を見たことがない。
今まで何度もソウルには行ったが、日本人はどこで朝ご飯を食べているんだろう・・・明洞にはおいしいキムパプ(ムも小さく読んでね)のお店もあるが、なかなかお目にかからない。
路地のような所を入って行くのでわかりにくいが、できれば試してほしい味である。

さて、韓国国鉄KORAILのHPは次のとおりである。
日本語も最近OKらしいが、たいてい文字化けするので、英語が1番いいと思う・・・で、英語のトップページ。
http://www.korail.go.kr/eng/index.html

明日はいよいよ釜山に向けて出発、私の具合もますます悪くなることうけ合いである。




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