本の虫の読書ノート

本の虫の読書ノート

2024.07.01
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カテゴリ: 原田ひ香
セロリをサラダに使った後、葉っぱを眺めていたら、
かき揚げにしてみよう~と思い立ちました。



葉っぱだけでは物足りなので、人参・タマネギ・しらす干し、
てんぷら粉に全部混ぜて~揚げてみると意外と合いますね。





大根おろしを添えて、今夜も我が家の和食おかずです。







原田ひ香さんの「古本食堂」を読み終わりました。


古本食堂 (ハルキ文庫) [ 原田 ひ香 ]

両親を看取り、のんびり帯広で暮していた鷹島珊瑚、
東京で小さな古本屋を営んでいた兄が亡くなった。

珊瑚は、そのお店とビルを相続することになり、


兄は独身でお店の中で倒れていたのを発見されたが、
そのままあの世に旅立ってしまった。

このお店をどうしたらいいのか?ぼんやり考える珊瑚だけど、
いい知恵も浮かばないで一応お店は開いて客を待った。

そこへ親戚の国文科大学院生の美希喜が尋ねてきた。
彼女は、この本屋屋がどうなるか?心配だった。

頼りない珊瑚を助けようと、自然とお店の手伝いをする美希喜、
彼女の持ってくる美味しいお土産と客との交流が楽しい。

「古本食堂」という題名から想像したのは、喫茶店と古本屋が
一緒のお店かな?と思ったのですが、見事外れました。

珊瑚に食べさせたいとあれこれ美希喜が買ってくる美味しいもの、
客との交流する中で、その美味しいものが客の口に入ってしまう。

ちょっと現実では考えられない人情秘話の短編からなる作品で、
こんな古本屋さんがあるものか?と思ってしまいました。

兄の遺した古本屋を続けようと決心した珊瑚、そして兄の秘密。
難しい国文學の世界と美味しい食べ物が興味をそそりました。











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Last updated  2024.07.01 05:50:13
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