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今日は4月1日、エイプリルフールということで、あちこちで色々なことが行われているようです。・ウィキペディア(Wikipedia):4月1日 (2007年)そんな冗談が許される日であっても、我が目を疑ってしまうような商品があります。『「マウスにはマウスパッドが欠かせない」というあなたへ贈る、 上海問屋オリジナルのマウスパッドが誕生しました。』 スカート型マウスパッド:Donyaダイレクト DN-みゆき女性が見れば、間違いなくドン引きでしょう。「みゆき」というネーミングセンスもどう評価してよいものやら・・・上海問屋は、2006年楽天ショップオブザイヤー:パソコン・周辺機器部門でダブルイヤー賞を受賞しているそうですが、いろいろなことを考えつくものです。
2007/04/01
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「もう、今週で今年度が終わるんだよな」「またまた、そんなわけ・・・ええっ~!」ってな感じの今日この頃です。一年の1/4が終わるんですね。先日、「読み逃げ」に関する記事がありました。・「mixi読み逃げ」ってダメなの?何だか「食い逃げ」を連想させるような呼び名ですが、何ごとも義務になると息苦しいですね。重荷が増えてどんどんつまらなくなってしまうような気がします。やはりリアルで会ったこともないマイミクであれば、こういうことに神経質になるのでしょうか。So-netは、もっとこじんまりしたサイズのコミュニティ・ニーズを取り込もうとしているようですが、・So-net が SNS を提供開始、“コミュニティやり直しニーズ”を狙うこちらの方が「プライベート」という感じがします。mixiのように大きくなると、使い方次第でしょうが、「パブリック」の要素が強すぎるのかもしれませんね。・SNS を止めた理由は、「忙しい」「興味がうせた」
2007/03/29
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今日、東証のトップ人事についての記事が出ていました。・東証社長に斉藤氏最近では日興コーディアル上場維持の話題がありましたが、少し前までは、取引所としての「東証システム」が話題でした。誤発注対応問題や、処理不足などで取引時間を制限したりしたわけですが、NTTデータグループからCIOを立て、暫定増強と次世代売買システム構築開始という対応をとっています。この2009年後半の稼働を目指す「次世代売買システム」、どこが開発するかというと、18グループに及ぶ世界有力ベンダーの提案によるコンペを経て、昨年12月、開発ベンダーが富士通に決まり、結果的には今と変わりませんでした。東証が次世代売買システムの要件として挙げたのは、世界最高水準の高速性と信頼性、拡張性を確保すること。その中で、求められた性能は、現在約1~2秒かかっている注文に対する応答時間を10ミリ秒以内にする、というもので、これは東証の売買システム利用者に対して公約するそうです。富士通は、これをすべてメモリ上で処理してクリアしようという方針です。また、銘柄毎に処理サーバーを分け、取引システムの全面ダウンを防止する仕組みを採用しています。なので場合によっては、銘柄Aは取引可能だが、銘柄Bは取引不可、という状況になることもありえます。(稼動時点では、東証で取り扱う約2500銘柄を、 取引量が均一になるように10強のグループに分割するそうです)単純計算で、システム全体の処理能力は6億件超になり、現行システムの処理能力は1日1400万件なので、44倍の処理能力を提供できることになるようです。あとは、前回は結局3ヶ月かかった能力増強作業を、1週間程度で対応できるようにするそうです。ちなみに大前研一氏は以前からいろいろと指摘をしています。「産業突然死」の時代の人生論 第51回:東証にルール変更の兆しあり 『ちなみに東証程度のシステムなら我々の(採用されなかった)提案なら50億円くらいのものである。バックアップはほとんどカネが掛からない。世界中に強固な支援システムが出来上がっているからである。このシステムは現在世界最強最速のOMXのシステムである。北欧の取引所を起点として世界中65カ所で稼働しているものだ。米国のオプション市場で急成長しているISE、アジアではオーストラリア、シンガポール、香港、韓国など日本以外の主要な市場ではみな使われている。 取引所のシステムは今やパッケージソリューションの時代なのである。いちいち大型コンピューターで500億円もかけて、しかも3年後(2009年)に稼働、なんてやる代物ではない。しかも今は次の世代のものが世界中で開発されており、3年後に東証の新システムができるころには、世界標準では処理スピードも数桁向上するだろうし、また一つのシステムで現物株だけではなく、オプションやデリバティブ、コモディティーまでも取り扱えるようになっているだろう。銘柄数の多い個別株オプションを取り扱うとなれば現物株の動きに呼応して連続的に気配値を出せる高性能なシステムがなくてはならない。 日本の取引所がこうしたことに対応できなければ、シンガポールやシカゴ(CME)が外から鞘取りするだろう。現に大証の出している日経225などの派生商品では日によっては半分近い取引が外国の取引所で執行されている。東証の西室会長もピンチヒッターでこうした局面に立たされて気の毒ではあるが、ここは担当者任せではなく、自分の目で世界のシステムを見て歩くべきだ。NTTデータからシステム担当のCIOを採用した、と新聞には出ているが、NTTデータにはそうした取引所のシステムを構築した経験はない。第一、取引所の経営というのは技術(テクノロジー)その物なのだ。だからCEO=CIOでなくては経営することなどできない。 』2年以上先の話なので、その時にどうなっているかは分かりませんが、世界の金融市場で、恥ずかしくないシステムにしてほしいと思います。・特集:東証システム問題・「最高水準のシステムで魅力ある市場を創る」東証の鈴木義伯CIOが講演
2007/03/27
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23日にWinnyでの顧客情報流出を発表したヤマトホールディングス(9064)・ヤマト運輸の引越サービスの顧客情報など160件がWinny流出・ヤマトグループの情報流出に関するお詫びまた情報漏洩か、という記事ですが、このお詫びの中で、『ファイル交換ソフト「Winny」を通じて2006年4月以降にネットワーク上に流出してしまい、(中略)パソコンから流出させたデータは、既にネットワーク上から削除しております。』という説明がありますが、この「ネットワーク上」というのはどういう意味でしょうか?もしイントラネットなどの社内LANを意味しているのであれば、お詫びを出さないでしょうし、やはりインターネット上と見た場合、一度流出・拡散・増殖したデータを削除した、というのはどんなマジックを使ったのか。Winnyでの拡散防止のサービスはありますが、・ネットエージェント、「Winnyファイル拡散防止サービス」開始これはあくまでダウンロードされにくくなるだけで、情報を削除するのとは違いますし、特定のキャッシュを削除するウィルスでも開発したのでしょうか?本当に削除できるのであれば、すごい技術です。そして「完全に削除した」ということを確認できるのもすごいです。googleを越えたかも。・「Winnyのどこが問題か」を上司に説明する17のポイント
2007/03/25
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世には様々なビジネスモデルがあり、大きくはフロー型とストック型に分類できます。SIer(システム・インテグレーター)の企業も、システム開発は、フロービジネスですが、SaaSや保守は、ストックビジネスになり、システム開発も、顧客やキラーソフトをストック資産にできれば、大きな意味でストックビジネスの性質を帯びます。最低でも四半期で黒字化できていないSIerは、フロービジネス主体です。(大抵4Qか1Qに売上計上が偏ります)不動産の資産運用でも、転売を繰り返しキャピタル・ゲインを狙うものはフロー型になり、賃貸収入で安定的にインカム・ゲインを狙うものはストック型といえるでしょう。エンターテイメント業界では、ゲームや映画やアニメの製作会社は、典型的なフロー型です。1発大ヒットを出しても、次がヒットするかどうは分かりません。なので、ヒット作品のシリーズ化や、DVDやグッズなど他商品への展開、原作をオリジナルではなく、人気のある漫画や小説を採用したりして、リスクを減らそうとします。そんな中、ゲーム業界で新しい動きがあります。数年前からMMORPGなどの課金型のサービスが生まれ、アイテム課金などの都度課金などもあり、ネットのオンラインゲームでストックビジネス化が始まりましたが、最近、Xbox360の「アイドルマスター」という人気ゲームで、オンラインアイテムが好調という話題がありました。・バンダイナムコゲームス・石川社長インタビュー・キーマンが語るゲームの今! バンダイナムコゲームス 副社長 鵜之澤伸氏・アイマスカタログ第3号マイクロソフトポイントは、1ポイント=1.5円だそうなので、エクササイズウェア(体操着をイメージしたEXTEND系の衣装)が1500円。すごい価格設定です・・・ちなみにPS3『まいにちいっしょ』のトロのコスプレは350円だそうです。PS3用ソフト『まいにちいっしょ』で、トロもうれしい追加アイテムが配信いわゆるオタクといわれるユーザーを狙い撃ちしていると思いますが、需要と供給の関係とはいえ、バンナムにとってはおいしいストック資産です。というか、少数のヘビーユーザーを囲い込む、バンナムが需要を分かりすぎてるところが逆に怖いです・・・5万本出荷といいますから、2割のユーザーが購入するとしても、ブルマ売上で1500万。ヘビーユーザーは他のアイテムも購入するでしょうし、原価はさほどかからないので、ソフト本体の収益をアイテム課金が追い抜くのは時間の問題でしょうか。完全に味をしめているという感じで、まだまだ引っ張るんでしょうね。また、競合他社もこういうところに力を入れてくることは容易に想像できますし、ネットゲームのように本体は無料でアイテム課金で稼ぐものがいろいろ出てくるのかもしれません。しかし、日本で苦戦しているXbox360のキラーソフトが、「アイドルマスター」というのはなんとも・・・これも日本らしい、ということなのでしょうか。
2007/03/21
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世にはいろいろな占いや○○判断なるものがありますが、5秒で分かる姓名判断があるそうです。無料占い・姓名判断:5秒でわかる「あなたの真実」世界一シンプル、と謳っており、自分や相手の心理を理解する上で名前に含まれる「音」に着目した、普通ではわかりえないレベルの情報を、瞬時に得ることができるそうです。 あなたの真実私は「+1のマイウェイ」でした。曲げられない止まらない、の頑固者だそうです。いつも思いますが、こういうのは当っているのかどうかって分かりませんよね、自分のことながら。気弱・心配性だから強気に振舞ったり、寂しがり屋だから社交的に・明るく振舞ったり、人間には二面性があるので、何も言われても、バーナム効果で、結局のところ、当らずとも遠からず、なります。まあ、そういうのを高度化・体系化していくと、コールド・リーディングみたいになっていくのだと思います。物事が大きく、そして早く激動する時代には、既存の価値観が揺さぶられ、何を信じていいのか分からなくなるのかもしれません。そしてそんな時、人は占いのようなものや、霊的なものにすがりたくなるのかもしれません。何かを盲目的に信じるようになると、周りや変化が見えなくなります。思考停止に陥らず、自分の頭で考える、ということだけは忘れてはいけないと思います。混沌は秩序を侵食していきますが、人の意思だけが、カオスに対抗できるのですから。
2007/03/17
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・電車の中は「無法地帯」 「キレる」乗客のケンカ横行たしかに、プライベートとパブリックを使い分けない人が増えているように感じます。色々な迷惑行為がありますが、この前、電車に乗っていると、”板付きのかまぼこ”に、そのままかじりついてる人がいました。迷惑とか不快の前に、「何で?」というクエスチョン・・・なんか超越してます。・日興株の上場維持を決定・東証「不正会計、組織的といえず」・大証、日興コーデ株の上場維持を決定ライブドアとの「差」。そういう「差」が、世の中を牛耳っていますが、こんな前例つくるなんて、ある意味、英断ですな。
2007/03/12
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さて3月に入り、東京は暖冬でもう春か?と思えば、台風?いう感じですが、来週はホワイトデーです。昨年に引き続き、H君の活躍に期待したいところですが、今年はさらにサプライズを狙っているとのこと。いろいろ候補があるようですが、限定品で売り切れのため入手困難な代物もあり、参考までに聞いてみると・・・Happyプッチンプリン何ですかこれは?400gってどれだけ大きいんだ~と思ったら従来の3.6倍のサイズ。これだけ大容量だとカロリーも相当では。しかも6個セットって・・・『あのプッチンプリンがハッピーサイズの400gの大容量で登場!! 大好きなプッチンプリンが、こんなに楽しめるなんて・・・ ほんとにHappy! あなたをとりこにしてしまう、 魅惑のプッチンプリンです。 やっぱりおいしい。 ますますおいしい。』なぜそれほどハイテンションなのかは分かりませんが、最近は「メガマック」然り、ビッグサイズが人気なのでしょうか?一歩間違えると嫌がらせになりそうです。というかパーティーサイズですから、一人で食するものではないでしょうね。しかしH君曰く、「これでも気を使っているんですよ、 もっとすごいのがありますから。」 9リットル!ハッピーバケツプリン♪(プリン約128個分) 12リットル!ハッピーバケツプリン♪(プリン約171個分)見るだけで胸焼けしそうです。その場に一緒に居たK君の談。「プッチンプリンをプッチンせずに食べようとする奴は許せません」・・・現代は「拘りの時代」のようです。
2007/03/06
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『…しかしそれでも我々は、全てを承知してもなお、 国家という名の幻想の河を越えて、 苦難の道へと歩み出さなければならない。 なぜなら、預貯金、という名前の分厚いコート一枚で、 厳冬の酷寒から身を守れた幸せな時代は終わったのだから。 通貨という名のシャツ。株式という名のズボン。債券という名の靴。 そしてオルタナティブという名のタイ。 これらを選んで組み合わせ、 コーディネートしなければならない季節が訪れたのだ。』
2007/03/05
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・東証:日経4日間で1000円下落 世界同時株安止まらずよく下げたほうなのでしょうが、調整なのか、大きな下落トレンドの始まりなのか。そして友人からこんなメッセージが。勝手に終わらせないでください・・・
2007/03/03
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外務省のホームページでは、「報道・広報」の中で、記者会見のやりとりを掲載しています。たまに見ているのですが、その中で、2月20日に行われた六者会合についての外務大臣会見記録。(問)六者会合ですが、日朝の作業部会についての調整はどのように進んでいるのでしょうか。(外務大臣)調整は進んでいます。新聞記者に分からないように。(問)平壌なり東京なりで開催する形になるのでしょうか。(外務大臣)場所も知っているけれども言わない。(問)人選については。(外務大臣)人選についてもほぼ決まっているけど言わない。(問)時期については。 (外務大臣)時期もほとんど分かっているけど言わない。(問)開催に向けてはかなり詰まっているということですか。(外務大臣)動いています。(問)北朝鮮側が誠意のある対応をしているということですか。(外務大臣)どの程度のものを誠意というのかよく分からないので定義が難しい。北朝鮮の話はなかなか話の作り方が難しい。だから言わない。・・・これはネタですか?YouTubeにも、この会見動画がアップされていますが、1発目の「言わない」から笑えます。GJ後ろの記者も笑ってるし、最後の方は麻生大臣自身もニヤけてるし。「ノーコメント」ではなく「言わない」というのが味がありますね。
2007/03/01
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各国、よく下げますね。世界中の風見鶏が回っている感じです。もうひと押しくらいほしいところですが、どうなるでしょうか。さて昨日、過去の決算について訂正すると発表した三洋電機。・会社のプレスリリース:過年度の決算について・三洋電機が額は未定のまま、決算を訂正すると異例の発表一部報道されていましたが、関係会社株式評価を見直して、減損処理を修正するそうです。過年度の決算に誤りがあれば、それが会計上の見積りに関係する事項であっても、修正が必要だというのは分かります。しかし、そうであれば、金融庁の金融検査で、引当金の大幅不足を指摘された金融機関が、検査の対象となった前期の引当金を修正しないで済んだ、のはどういう理屈か、よく分かりません。連結開示会社にとっての支配下にある関係会社に対する出資金等の評価と、銀行の貸出金の評価は、全く別の評価・扱いになるのでしょうか。また、記事の中の、『子会社11社については業績回復計画を作成し、計画と実績に差が生じた場合、その差額分だけを損失処理するという甘い社内基準を適用していた。』という部分もよく分かりません。業績回復計画と実績の差額だけ損失処理するという処理では、理屈が合わないと思うのですが。監査法人とどういうやり取りがあったのか。・灰色会計、甘さの構図 三洋巨額損失この記事では、『中央青山は、子会社・関連会社の業績が急回復するとした三洋の計画に対して何度も疑念を示しながら、最後は押し切られていた。監査法人が本来の役割を徹底できず、損失の先送りにつながった構図だ。』と紹介していますが、やはり顧客でもある企業に対し、監査法人が強く主張するというのは困難なんでしょうか。企業と個別契約でお金を直接もらう仕組みが続く限り、こういうことは根本的に改善されないような気もしますね。
2007/02/28
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The Next Great Bubble Boom バブル再来 2022年までの株価シナリオと投資戦略『日本バブル崩壊、アメリカITバブルを的中させた天才予測家(フューチャリスト)が、人口動態にもとづく独自の分析をもとに今後2022年までの経済の動きを洞察し、その変化への対処法を大胆に説く。全投資家、経営者、経営幹部、必携の書!』見るからに胡散臭さがプンプンする書籍ですが、神田昌典氏が監訳というだけで読んでみました。神田昌典氏の書籍は過去に何冊が読んだことがありますが、 ・非常識な成功法則 ・成功者の告白 ・凡人の逆襲 ・お金と英語の非常識な関係(上) (下)この中ではお勧めは「成功者の告白」ですね。さてこの予測書ですが、分析・予測の対象が米国の話なので、日本の投資に直接役に立つものではありませんが、主張していることは極めてシンプルです。それは、人口動態と技術革新だけで、今後の経済・株価の動向を予測できる、というものです。そしてこれらの要素を分析した結果、2000~09年までの10年間が、米史上最大の株価上昇となった1922~29年の「狂乱の20年代」とよく似た状況であると指摘し、米市場では2009年にかけて株価は再び大きく上昇し、2009年にダウは3万5000~4万ドルに達すると予測しています。『我々が予測で常に重視してきたのは、経済の変化や成長が人間に及ぼすより根本的な影響、つまり人々が年齢とともにどう稼ぎ、支出し、革命を起こし、働き、生産し、借金し、投資し、変化するか、そして、新技術革命および新企業や新ブランドの登場が、人々にどのような長期的メリットをもたらすかということだ。』『2000~02年の株価下落を受けて、まず我々に言える重要なポイントは、この好況はまだ終わっていないということだ。2009年後半から2010年半ば頃にベビーブーム世代の支出と生産性のサイクルが完了するとき、始めてこの好況は終わるだろう。』『ドットコム株は暴落しても、インターネットによる企業革命や社会改革は加速を続ける。この革命の最も重要な段階が訪れるのも、新インフラの普及率が50%を超え、だんだん主流化していく「狂乱の2000年代」の10年間だろう。労働者や消費者の多くが新しいインフラを利用できるようにならない限り、抜本的な革命は目に見える形で始まらない。繰り返しになるが、2000~02年のように一時的にナスダックが暴落し景気が減速しても、革命は起きる。暴落や景気の減速は、台頭する新技術サイクルのなかで起きるべきして起きたものだった。』2010年までは「成長ブーム」の時代。 ぐんぐん成長して、2010年でピークを迎えた経済は、その後急降下、2023年まで「淘汰の時代」を迎える。 そして、2023年から、25年にわたり、経済成長と緩やかなインフレが続く「成熟ブーム」の時代がやってくる、とも言っています。また、日本市場についてもちょびっと触れています。『日本では多くの主要先進国のように、50年代から60年代前半にベビーブームが起きなかった。新世代の支出は、米国よりも20年ほど早い80年代後半にピークを迎えた。だが、日本の人口特性の変化による個人消費の減少傾向は終わりつつあり、今後2009年まで緩やかな成長が見られ、2020年まで好況が続くだろうと予測する。』ただ、2009年までの投資戦略としては、米国の大型成長株がメイン。分散投資として最良の四分野は、ハイテク、金融サービス、ヘルスケア、そして日本以外のアジア。だが2007年8月~10月は、大統領サイクルのため手を引いたほうがいい、というものです。アジアについては、2010~2020年も多くの国で、人口特性にもとづく支出トレンドが上昇を続けそうで、特に顕著なのが、中国、韓国、日本だそうです。まあ、儲けにくいところで頑張るより、儲けやすいところで勝負するほうがいいに決まっていますが、あとがきでの神田昌典氏の『未来は決まっていると予測に依存したとたんに、 われわれは裏切られる。』の言葉どおり、当るか外れるかはあまり意味がなく、それをきっかけに自分で考え、判断できるようになるかどうかが、問題なんでしょうね。この人口動態の話は他でも取り上げられています。・TokyoIPO編集長のジャストフィーリング ~人口動態と株価~・早川圭の割安株投資 投資コラム:人口動態 ・米国一般家庭のブロードバンド導入率,2007年末までに55%に成長・サラリーマン世帯の貯蓄率、06年に8年ぶり上昇
2007/02/25
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3Q決算がかなり出揃ってきましたが、パラパラと振り返って、スティールパートナーズ銘柄の電気興業(6706)を見てみました。大型通信アンテナを扱っており、地上デジタル放送関連の銘柄のようですが、配当が単体純利益の90%。スティールパートナーズが9.8%の大株主だからでしょうか。長期借入もなく自己資本比率も56%で、財務的には良好のようです。2月9日に3Q決算を発表しましたが、好業績で進捗率も、売上高で71.3%、経常利益で81.7%、純利益で90.3%ですが、上方修正をしていません。そして短信では、当グループの第3四半期の特性として、『例年、当グループの売上高は、工事の完成引渡し、ならびに顧客への製品納品が期末に集中する傾向があり、第3四半期の業績については、経過期間の割合に対して低くなる傾向がありますが、当第3四半期につきましては移動体通信分野の拡大により好調に推移しました。』と説明しています。つまり3Qまでが好調で、一番数字が上がる4Qが残っている状態なので、本決算までに上方修正が期待でき、おそらく増配もセットになると思われます。ちなみに前期の3Q進捗率は、実績に対して、売上高で58.8%、経常利益で43.6%、純利益で41.3%でした。でも昨年はこの段階で上方修正をしているんですよね。この進捗率で。そして実績は、この上方修正した数字よりもさらに上ブレして着地しました。見た目の予想PERは24.8倍と割安感はなく、来期の業績は地デジ次第で、会社四季報も減収減益予想ですが、需給的には信用売残が多く、貸借倍率は0.58倍。短期なら面白いかもしれませんね。
2007/02/22
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今日決算発表だったガンホー(3765)。興味本位で見ようとしましたが、いきなり1頁目の 当期純利益:△1,587,847(千円)で固まってしまいました・・・気を取り直して読んでいくと、投資有価証券の減損処理の特損で、1,479,700(千円)を計上したためのようです。しかし、短信にはこれだけしか説明されておらず、また補足資料もリリースされていましたが、そこにも、『投資有価証券評価損 1,479百万 ※5 ※5. ジャスダックインデックス 33.8%減・ 東証マザーズ指数 56.3%減・ 大証ヘラクレス指数 51.9%減』とだけ説明されていました。なんだこの説明は?という感じですが、こんだけ市場が悪かったから損が出ても仕方がないよね♪とでも言いたいのでしょうか。よく分からなかったので、EDINETで調べてみると、どうも、ブロッコリー(2706)、ジー・モード(2333)、デジタルアドベンチャー(4772)を保有していたようで、これらに対する減損処理だと思われます。例えば、ブロッコリーの取得簿価は300円、デジタルアドベンチャーは309円、とかいう感じですから。あと中間決算でも8億円の投資有価証券評価損を計上してますね。(ジー・モードとゲームアーツ)ガンホーの事業自体がブレやすく、環境変化も激しいのに、(なので会社の業績予想を出していない)たいした財務状態です。まあその前に、売上が20%しか伸びていない、営業利益が△64.0%とか、課題が多すぎですけど。減益要因は、コールセンターやセキュリティ対策や開発力強化などによる費用増、ポータル事業スタートによる先行投資、らしいですが、業績予想も出せないほど先の見えない事業環境で、この減益決算では説得力がありませんね。今日、株価が7%以上上がっているのは、決算期待からだったんでしょうか。しかし四季報の予想は当りません・・・いや、何も期待してませんけど。
2007/02/21
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2月も半ばを過ぎ、今年は早くもスギ花粉が飛散しているそうで、既に症状が出ている方もいるかと思います。・風邪?いや花粉かも 暖冬余波、早くも飛散・@nifty:花粉情報・厚生省:花粉症Q&A集花粉対策と言えば、マスクを真っ先に思い浮かべますが、いろいろとあるようですね。・花粉お助けグッズ『今年は例年に比べ、花粉の総飛散量は少ないが、 飛散開始時期は半月ほど早まっている。』ということで、酷いことにはならなそうですが、暖冬のため、早めの到来ということのようです。「暖冬」と言えば、こんな記事がありました。・暖冬でGDPが6200億円消失『10~12月期だけで実質家計消費8000億円の押し下げ要因に』記事を読む限りでは、冬物衣料を含む「被服及び履物」が一番影響を受けているようです。スキー場とかも厳しいでしょうね。一方で、『外出を伴う飲食関係やゴルフ場の来場者数は 暖冬のおかげで順調に推移している。』という面もあり、アコーディア・ゴルフ(2131)の3Q決算を見ても、繁忙期でもあり好調だったのが分かります。進捗は、売上高で約80%、利益ベースでは予算を達成しています。4Qで特損か何かを予定しているのかも知れませんけど。税効果会計のせいで、税引後利益がかなり上積みされているため、EPSが高くなっていますが、それでもPERは16.5倍で評価されています。いまは買収などの先行投資をしており、配当はありませんが、典型的なストック型ビジネスですね。
2007/02/20
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ネット証券で、いわゆる「口座開設・ご紹介キャンペーン」なるものが定期的に行われますが、・イートレード証券:ご紹介プログラム・マネックス証券:お客さま紹介 謝礼倍増キャンペーンいまジョインベスト証券でやっている「口座開設キャンペーン」は、新規口座開設して1万円入金する毎に1,000円をプレゼント(最大5,000円)という内容で、確定利回り10%です。面倒ですけど、ちょっとしたお小遣いになりますね。いまは個人投資家の元気がイマイチで、ネット証券も大変ですが、ネット証券としては後発組みのジョインベスト証券は、野村HDからさらなる増資を受けて、てこ入れしている最中でしょう。・野村、ネット証券子会社に300億円追加出資・ネット投資家、短期から長期にシフト・新規公開銘柄が軟調、個人投資家の人気離散対面(リアル)とネット、・個人投資家の株取引、ネット経由が9割超す個人投資家にとってはネット取引が主流というのが当たり前となりましたが、日常ツールとして普通に活用できる人が、年齢を問わず増えたということが大きいんでしょう。ネット関連ビジネスが色々と出てくるのもそうでしょうし、提携・買収も激しいですしね。・米シスコ、SNSサイト開発会社を買収最近では、YouTubeなどの動画に対しコメントを付けるという「ニコニコ動画(β)」が人気を集め、月間1億PVを突破しているそうです。これも一種のコミュニティサイトですね。・ニコニコ動画の投稿コメント数が1,000万件を突破しかしここでも、「削除されたかも?」という動画も多く、著作権に抵触しているものが多いのが分かります。自分で完全オリジナルの動画を作るのは少ないのでしょうね。しかし逆に、そういうのを活用しようというビジネスもあるようです。Awalk(エーウォーク)という消費者参加型コマーシャル制作配信サービスです。・経営戦略考:消費者が動画CMを制作 見逃されていた調達ルートいろいろな新しいサービスが広がっていけば、当然新しい問題も出てくるわけで、試行錯誤しながらの展開が続くのでしょう。・ミクシィアカウント 「突然削除」やっぱりあった (J-CAST)しかしネットオークションなど、ある程度、整備されているサービスでも、相変わらず詐欺紛いのことが起こっているようです。例えばこのオークションですが、一見、ブランド品のバッグをオークションしている様に見えますが、下部の注意事項を反転してみると、商品の「フォト(写真)」の販売と浮かび上がる・・・
2007/02/18
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スナック菓子の王様?のポテチがピンチだそうです。ポテチがピンチ…カルビー悲鳴、不作でイモがない『離農も直撃…農家減少、ヒット商品作れない』ということで、「ポテトチップス」と「じゃがりこ」の減量に踏み切ったそうです。しかも『今年豊作になっても、量を戻す考えはない』ということで、なかなか深刻なようです。また、『今月発売予定だったポテトチップスの新商品も土壇場で無期延期に。』とか、影響は大きいですね。私はスナック菓子は一切買わない主義ですが、『昔よりスナックを食べる大人が増えたため、実は市場は拡大している。』らしいです。海外からの輸入に頼るのも難しいそうなので、このままいくと、高級菓子になってしまうのでしょうか。そう言えば、以前何かの本で「ノルウェーやアイルランドなど北欧の国では、 昔じゃがいもの生産量と人口が比例していた」という話を読んだことがありましたが、(アルスラーン戦記でも、 田中芳樹氏がそのようなことを参考にしたとか言っていたような)ちょっと検索するだけで、「じゃがいも」が偉大な食物だという記事が見つかりますね。 じゃがいもが世界を救った・Roots to Roots 「じゃがいも飢饉」・じゃがいもさま、さつまいもさま、きゃべつさま ありがとう・Q じゃがいもをたくさん食べている国はどこですか? 全然話が変わりますが、ウィキペディア、最近まで表示が異常に遅かったのですが、解消したようですね。・最近IE6でWikipedia日本語版の表示が異常に遅いのはKeepAliveのせいそんなウィキペディアですが、どうも運営が資金的にキツイようです。・Wikipediaが資金不足で3~4ヶ月以内に閉鎖かも?・ウィキペディア資金難で閉鎖 うわさの「真相」やはり広告収入に頼るしかないのでしょうかね。
2007/02/16
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ここ数日、決算発表をポツポツと眺めていますが、感触として下方修正する企業が多いような気がします。今日の菱食(7451)なんかはひどいですね。ガリバー企業ゆえにある程度は安定していると思っていましたが、前期は8月に一度下方修正を出していましたので、「販売競争の激化」というのは本当に厳しいものなのでしょう。一方で上方修正を出した企業を見てみると、オーナンバ(5816)、ハーネスを扱っている関西の2部上場企業ですが、昨日15時に決算発表&上方修正のリリースをしたため、大証では10分間の間に出来高を伴って上昇し、そんでもって今日は大幅高、東証2部の値上がり率1位。もともと株価水準がPERで見ると割安だったのがよかったのでしょう。民生用ハーネスなどが好調らしく、3Qでの売上高進捗率は90%。ただ売上については、単価下落+原価上昇を主に数量増加でカバーする傾向になっているので、需要の拡大に利益が継続的についていくかは分からない部分がありますね。会社予想は保守的に出す傾向があるようですけど。あと今日決算発表のチップワンストップ。以前調べたことがありますが、決算内容はいいですし、受注残などを見ても好感が持てるのですが、PERが高い・・・適正水準がイマイチよく分かりませんね。
2007/02/15
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その業界で頂点を極める、ということについてのケーススタディ。 ユニクロvsしまむらこの10年、消費低迷とデフレに直撃され、他業種以上に厳しい経営環境が続いた日本の衣料品小売業。その中で逆に成長し、ダントツの勝ち組として君臨するのが、「ファーストリテイリング(ユニクロ)」と「しまむら」です。いずれも旧弊な既存の流通、小売システムを真っ向から否定し、独自の道をきわめることによって頂点に上り詰めた専門店界のスター企業。10年前と比較して、ユニクロは売上で7.5倍。経常利益で16.2倍、しまむらは売上で2.8倍、経常利益で4.6倍。ともに「ユニクロ」「しまむら」という単独業態(ブランド)の圧倒的な強さで業績を伸ばしてきました。特にしまむらは昨年秋、「しまむら」というたった1業態だけで、衣料小売業前人未到の1000店舗の大台に乗せました。(ユニクロは約700店舗)そして両社とも、これら単独業態だけで、最終的に国内2000店前後の出店を見込んでいます。しかしこの2社、同じ「大衆衣料」という商材を扱うチェーン小売業でありながら、何から何まで正反対のやり方を貫いています。例えば・・・ ユニクロしまむら商品政策完全SPA(集荷)品揃え店オペレーション店舗主導本部主導物流完全アウトソーシング100%自前主義マーケティング戦略ブランディングストアロイヤリティ人材開発スペシャリスト育成ゼネラリスト育成ユニクロは有名なのでよく知られていると思いますが、しまむらは超ローコスト経営で安定成長してきた企業です。見た目は、単価を下げて客数を伸ばす、という戦略ですが、そこには坪効率と坪経費低下における絶妙なバランスが取られています。また、商品1枚単位からの頻繁な店間移動を行っており、輸送コストは宅配便の1/4といいます。全てにおいてコストコントロール力が驚異的で、そしてそれらを支えるシステムが進化し続けている、これがしまむらの最大の武器です。そのため、流通業のお手本企業、「流通業界のトヨタ」などと言われています。例えば、日経ビジネスに、「小売りのトヨタ しまむら流」と18頁に亘って特集されたりしています。・日経ビジネス[2006年5月22日号]・日経ビジネスオンライン「成長しなければ死んだも同然だ」のユニクロ・柳井正。「すべて自分たちでやるから面白い」のしまむら・藤原秀次郎。中で面白いと思ったのが、『一見、都会的で先進的な企業イメージのあるユニクロで、「商売」というどちらかと言えば泥臭い言葉が好んで使われ、逆に田舎立地に強くてややあか抜けないイメージのあるしまむらで、「仕事」「ビジネス」といったクールな表現が主体になることである。』というところでしょうか。企業文化を表しているとともに、人材育成における理念や手法の本質的な違いが集約されていると思います。「世界のメインプレーヤー」として打って出るユニクロ。「業界きってのベンチマーキング企業」として進化するしまむら。しまむらの藤原会長は、ユニクロと自社の違いを問われ、こう答えています。「結局、同じことだよ。 富士山を、どちらの側から登るのかの違いでしかないよ。」全く逆の相似形というわけです。定性分析をする上で、これほど面白い題材もないのかもしれません。
2007/02/12
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私は普段車に乗らないので、あまり気にならないのですが、ガソリン価格が下落しています。ガソリン店頭価格、21週連続で下落・前週比1.8円安原油価格が落ち着いてきているのを反映しているようです。最近WTI原油がまた上がってきているようですが、原油価格の影響は、企業の収益に影響を与えます。以前、エネサーブを調べたことがありましたが、いま見てみると、なんかエライことになってました・・・参考:2005/09:エネサーブ(6519)参考:2006/03:オンサイトエネルギーサービス会社HPのIR一覧を見ると、あれよあれよという間に転落していったのが分かります。12月18日 希望退職者の募集及び事業所営業所等の統廃合、 並びにこれらの内容に伴う業績予想の修正について11月24日 平成19年3月期 中間決算短信11月22日 第三者割当増資実施による 大型リチウムイオン電池開発の新会社本格発足のお知らせ11月22日 エリーパワー株式会社の第三者割当増資の引受け ならびに役員派遣について11月15日 平成19年3月期業績予想(非連結)の修正に関するお知らせ08月18日 -重要なお知らせ-平成19年3月期第1四半期財務・業務の概況08月18日 -重要なお知らせ-平成19年3月期業績予想(非連結)の修正 及び特別損失並びに特別利益の計上について08月18日 -重要なお知らせ- A重油を燃料としたオンサイト発電事業よりの撤退について08月17日 偽造株券流通のおそれについて 言うまでもなく、これまでの成長ドライバーだった「A重油を燃料としたオンサイト発電事業」からの撤退は、ビジネスモデルの崩壊を意味します。最終的には、希望退職者募集と事務所統廃合へと追い込まれました。もしかしたら「英断」となるかもしれませんが、今後の事業展開は簡単ではないでしょう。株価は2004年春からずっと下げ基調が続き、いまでは500円を切ってしまいました。売電事業競合の電力株がジリジリと上昇しているのとは正反対です。予想EPSはマイナスなのでPERは出せず、無配転落ですが、中間期のBPSでPBRは0.69倍。会社側では、来期の見通しを売上7,870百万円、経常利益150百万円と発表しています。最終利益100百万円としても、PERは100倍を超えます。3Q決算発表で何かあるかもしれませんが、成長企業の成長シナリオが崩れた時の恐ろしさを感じます。業績推移を見ても、急ですしね。まあ、エネサーブは極端な例かもしれませんが。外部環境の急変で、事業が立ち行かなくなったり、成長シナリオがリカバリーできなくなったりするケースもあると思います。そういえば最近、地震の話は聞きませんね。いつ起こっても不思議でないのに。
2007/02/09
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いま「不都合な真実」という映画が上映されています。『全米で公開されるや、77館のみでの上映にもかかわらず全米トップ10入りして、スクリーン数を約600館に拡大。「華氏911」以来の衝撃的な大ヒットドキュメンタリー映画。 』書籍も出ています。 不都合な真実元アメリカ副大統領アル・ゴア氏が地球温暖化問題の真実を明らかに。という内容で、『アル・ゴアが半生を捧げて伝える人類への警告 全米を震撼させた衝撃の書 地球のためにあなたが出来る最初の一歩は、この事実を知ることだ。 あなたはこの驚くべき現実に向かい合いますか? それとも目を背けますか? 』と紹介されています。地球温暖化については、環境問題として聞いたことがあると思いますが、北米ではあまり認識されていないようです。ハリケーンでやられているのに、さすが京都議定書の枠組みから離脱するだけはあります。地球温暖化問題、北米の12%が「聞いたことがない」と回答この数字を見る限り、ゴア頑張れ!って感じですね。この映画、上映劇場が少ないのですが、エコサンデーキャンペーンというものをやっていて、500円で観賞することができます。文部科学省特選作品らしのですが、何なのかはよくわかりません。11日、都合をつけて見に行ってこようと思います。ところで、米国と言えば、ジャンクフードの都、マクドナルドの本家。先日、日本マクドナルドの月次が発表されていましたが、日本マクドナルドの1月売上高、8.2%増・メガマック効果で噂の「メガマック」の売れ行きは好調だったようです。私はチャレンジする機会に恵まれませんでしたが、友人の話では「正しい食べ方を教えてくれ」だそうです。また、ほかにも「メガ」が発売されていたようです。ハンバーガー:大好評メガマックの「兄弟」発見なんでもアリか、と思わなくもないですが、写真を見る限り、これはNGだと感じるのですが・・・一応、今日決算発表だったようですね。「100円マック」で客数伸ばす、マクドナルドの経常益2倍に
2007/02/08
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著作権について、こんな記事がありました。【知はうごく】「模倣が生む才能」著作権攻防(6)-3ネット上で流布されたうわさ話を描いた「ドラえもん最終話」。この無許可で作られた同人誌が1万5500部も売れて、小学館も無視できなくなったという話です。漫画で読む「ドラえもん最終回」最近までは、ユーチューブが人気で、何でもかんでもアップされていましたが、これも著作権違反のものは削除されました。ユーチューブ、違法投稿の禁止呼びかけを日本語で表示へ一定規模を超過すると、やはり対応せざるを得なくなるのは道理です。注目を集める、というのはビジネスチャンスではありますが、今はそれをうまく生かすやり方が確立されていない状態です。事前に許可を出すのは難しいでしょうし、もともと違法なものを、後で正当なものと認定して取り込んでしまう、これをやると、収拾がつかなくなってしまう可能性があります。儲かるネタならOK、そうでなければ違法でNG、という判断基準では、企業はだたの金儲けマシーンです。「文化」というものをどう捉えるか、単純に法律に従って、ガチガチに運用するだけではダメなんでしょうね。例えば、こういうのは行き過ぎでしょう。「音楽狩り」と言われてもしかたがないように思えます。ジャスラックが訴えた生演奏の店、「著作権侵害せず」とネット中継で証明するも…「将来するかも」とピアノ撤去&賠償命令
2007/02/07
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最近気付いたのですが、イー・トレード証券で、お客様向けコミュニティサイト開設について、1/31にプレスリリースが出ていました。当社のお客様向けコミュニティサイト開設に向けた取組みについて~SBIホールディングスと共同で立ち上げに向けた取組みを開始~ネット上の掲示板サイトや、またここ1年ほど、MixiなどのSNSサービスが急拡大していますが、「コミュニティ」というのが1つのキーワードになっているようです。一人でやって、一人で結果を出して、一人で満足する。そういう時代ではなく、それを誰かと共有したい、と思う人が増えているということでしょうか。そんなことを考えているとき、偶然こんなサイトを見つけました。みんなと同じゲームをプレイし、みんなと同じ感想を持つゲーマーが勝ち組私はゲームはしないのですが、いま大人気らしいゲームのディレクターの言葉が紹介されています。『ゲームっていうのはゲームそのものを楽しむより、 ゲームの体験を人と話すのが楽しいんです。 もう、「1人でゲームやって、クリアして、おもしろかった」 という時代は終わったと思います。』ゲームそのものの面白さで満足するだけでなく、面白かったなら「面白かった」と言える場や友人が欲しい、そう思ってしまうのもまた必然ということでしょう。『ゲームの面白さが、「ゲームの面白さ」単体で決まるのではなく、 「ゲームの面白さ」+「ゲームの体験を人と話す楽しさ」 の合計で決まり、しかも「ゲームの体験を人と話す楽しさ」の方が上、 ということであれば、もうそうならざるを得ないじゃないか。 勝ち組になりたいのであれば、多数派が選ぶゲームをプレイし、 多数派と同じ感想を持つこと。 これが唯一にして絶対の「正解」ということだ。』Blogなどで簡単に個人が情報発信することができるようになり、マイノリティーな意見や考えも、日の目を見ることが多くなりましたが、しかしそれでもマジョリティーな「コミュニティ」では、排斥対象になってしまいます。いや、そんな少数派でも同じ仲間を見つけられ、「コミュニティ」を築くことができる、それがSNSの本来の姿なのでしょう。美人投票じゃないですが、株式投資においても、自分ひとりが「この企業はいい企業だ!」と思っていても、マーケットが評価しなければ、株価は反応しません。いま何が注目されているのか、重視されているのか、これを無視しても一人相撲です。しかし同時に、皆と同じ行動を取っているだけでは、儲けることはできません。またマーケットにおいては、人数ではなく、資金量がものをいいます。普通の個人投資家が束になっても、機関投資家の動き一つで流れは簡単に変わります。そうするとそれに便乗するものも現れます。そうして「ミスターマーケット」に翻弄され続け、成績が残せない投資家が出てくるわけです。なので、長期スパンの投資を心がけ、目先の株価変動に惑わされないように、または時価ではなく企業価値に着目しようと、いろいろ考えるわけです。そしてそのストレスを和らげるために「コミュニティ」を活用する。しかし、そのコミュニティがメジャーになればなるほど、多くの人と同じ考え・行動に繋がる結果となり、結果、投資では儲かる確率が減っていく。DAIBOUCHOUの超成長株ブログ > okenzumoさんがちょっと心配。『投資家は、人に嫌われるべきだと思ってます。人と違う判断をしてこそ投資家なんだから、人が同調する訳が無いんです。』人の心が求める「コミュニティ」との矛盾。ここらあたりのバランス感覚が優れた人が、長期にわたって勝ち続けることができるのだと思います。なにか取留めもなく書き出したら、収拾がつかなくなってきました。他にも色々ありましたが、ここらへんで終わりにしたいと思います。で今、ふとyahooを見ると、こんな記事が・・・アサヒビールがカゴメの筆頭株主に、資本・業務提携を締結『カゴメは第三者割当増資に伴い、発行済み株式総数の約11%にあたる1000万株の新株を発行する。』11%ですか、でかい増資ですね。株主には「業務提携Onky + 借入」の場合と比較した説明がほしいですね。攻めに出たということでしょうが、マーケットはどう評価するでしょうか。優待狙いの個人投資家は無視かな・・・
2007/02/06
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先月、献血をしたのですが、その結果が郵送されてきました。検査サービス通知が更に充実しました!血液検査の結果は至って正常でしたが、今回の久しぶり(8年ぶり…)に献血してみて、いろいろと内容が変わっていました。まず、「献血カード」なるものが導入され、パスワード登録が必要なシステムに変わっていました。以前は「献血手帳」というアナログなものでした。昨年の10月からの導入されているらしく、電気屋のポイントカードみたい磁気カードで、献血履歴と次回献血可能日が表示されています。10月1日より「献血手帳」は「献血カード」に替わりました! 手続きする際、「8年ぶりの献血ですね」「住所が変わっていますね」などと確認され、私の情報は個人情報、献血暦、検査結果ともに保管されていました。「何年分、保管しているのだろう」とSEとしては考えてしまいます。採血量も、有無を言わさず400mLでした。昔は一応200か400かを聞かれ、「じゃ200で」と言うと、「男性の方は400でご協力お願いします」となり、大抵は400になるというお約束のパターンだったのですが。採血前に、アクエリアスと使い捨てカイロを貰い、採血後に、ジュースとクッキーをいただきました。以前は採血後だけだったような気が。あと、けんけつちゃんのペン(PILOT製)をお土産に貰いました。噂では、図書券やQUOカード、テレフォンカードなどが貰えるところもあるそうです。皆様もたまには献血してみればいかがでしょうか。噂のあの方も・・・厚生労働省での献血を柳澤厚生労働大臣が視察に・日本赤十字:献血・東京都赤十字血液センター
2007/02/05
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昨日は「人生を謳歌する会」の勉強会に参加しました。今回のテーマは、 ・タイ株入門(C言語さん) ・今まで知られていなかった、もう一つのファンダメンタル投資(Bartさん) ・エクセルを利用した効率的銘柄分析の方法(早川圭さん)の3つでした。タイ株の話は、エマージング国への投資ということで、ハイリスク・ハイリターンですが、日本株投資との補完が期待できます。まだまだ注目されていない市場なので、先行者メリットも狙えますし。こういった市場に投資するのは、私であればインデックス狙いでETFなんかを買いたいですね。やはり個別はよく分からないので、ある程度散らさないと。Bartさんのシクリカルヴァリュー株投資は、需給や価格などの経済指標を使ってエントリーのタイミングを計り、勝率を上げる、という発想です。慣れれば有効そうですが、感度の高い銘柄選びとその継続性の検証が、実際やるには課題になりそうです。早川さんのお話は、知らなかった内容はありませんでしたが、改めて勉強になりました。やはり初心者の方はDCFのところが取っ付きにくいのでしょうね。「割引率」なんて言葉は分かりにくいですし。内容を見ていると、説明の中でもあったように、角山さんや板倉さんなどの考え方が色濃く反映されていると感じました。しかしこのEXCELは優れものです。私も自作の調査ツールを持っていますが、ここまで作りこんでません。さて、タイ株に限らず、ポートフォリオを考える上で、それぞれの補完関係を考えることは重要です。こんな記事も出てますので、色々な選択肢が選べるようになる、ということはありがたいことですね。東証、金価格連動の上場投信を検討
2007/02/04
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今週、体調を崩す方が多く、周りでバタバタと倒れていきました…おかげで大変でした。私も倒れたい、と思ってしまいますが、健康は大切ですね。さて、先々週ですが、いつものように業務スーパーへ買い物へ行くと、いつもはある納豆が置いていませんでした。朝一だったので、陳列が間に合ってなかったのかな、と思っていたのですが、テレビを見ない私はその後、ネットで「あるある騒ぎ」を知り、あ~、と理解しました。そして先週、業務スーパーの納豆の陳列棚は、PB商品スペースが2倍に広がっていました。製造を増やした結果なのでしょうが、こういう影響が全国のスーパーや小売店で出ているのでしょう。今日、別の食品スーパーでは安売りをしていましたし。なぜ人は痩せたがるのでしょうか?太る本質的な原因は1つしかないのに。唾液で太れば、ノーベル賞ものです。世界の飢餓を救えます。フードファディズム、という言葉があるそうですが、やはりバランスが大事、ということでしょうね。・健康扱うテレビ人気番組 すべて「疑惑あり」しかし、関西テレビ。・「あるある」関テレ数十億円の損失か「番組と連動した関連事業の売り上げも見込めず、業績への影響は計り知れないようだ。」こういった売上がどの程度あるのか分かりませんが、普通に考えて、こういうポジションの企業が、「公正な」情報を提供し続けるほうが難しいのでしょう。私はテレビを見ないので、あまり興味はありませんが、いま視聴者が知りたいのは、他の食べ物のケースや、同じような番組についての真偽でしょう。同じようなことを放送している番組があるそうですから、きっと、こういう番組の検証が専門の番組を作ったら当るでしょう。そして、その番組が正しいか、また他の番組で…そして、それをDVDで…
2007/02/01
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久しぶりの更新になります。年が明けたら・・・と思っていましたが、なかなか再開できず、2周年記念の今日になってしまいました。知らぬ間にブログの管理画面も変わっていましたが、ボチボチと更新していきたいと思います。さて、昨年は投資家にとって、特に新興市場の低迷で個人投資家にとっては、なかなか厳しい年でしたが、その前が良すぎたので、こんなものなのでしょう。私は中国株などへもシフトしていましたが、あまり強気でなかったので、結果的に見れば波に乗りきれませんでした。しかし、中国的「格差社会」の実像 ニューリッチから出稼ぎ労働者までのお宅訪問写真で見る「格差」不感症大国、中国こういった記事を見ると、特に写真などで視覚的に見ると、こういう国家の趨勢というのはどうなのだろう、と思ってしまいますね。だからチャンスがあるのだとも言えるのですが。また、こういうのもあります。中国の7色に輝く河川と食品自分の投資した資金がどう使われているのか、この視点を忘れ、ただ「儲かりそうだから」という理由で投資すれば、回りまわって、自分の生活を毀損することもあります。それは日本企業でも同様で、不二家やあるある大辞典の例を出すまでもなく、さまざまな企業があります。特に新興系の企業は、まだ企業としての体を成していない場合もあるので、しっかりウォッチしていく必要があるでしょう。相場が低迷している時こそチャンスが眠っているので、相場環境に振り回されず、マイペースで続けていきたい、と思う今日この頃です。
2007/01/23
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先週12/14に、与党税制改正大綱が発表されました。内容は、減価償却制度の見直しや住宅関係の減税、中小同族会社に対する減税措置、事業承継支援など色々ですが、投資税制についても記述があります。・上場株式等の譲渡益に係る10%軽減税率については、 その適用期限を1年延長する。 具体的には、平成20年12月末までの上場株式等の譲渡益課税の税率は 10%となります。・上場株式等の配当(大口以外)に係る10%軽減税率については、 その適用期限を1年延長する。 具体的には、平成21年3月末までの上場株式等の配当(大口以外)の税率は 10%となります。・税制改正、暮らしにどう影響 家計へ負担ズシリ・「成熟債権国」へ備え見えず 再び金融課税一体化見送りそんな昨今ですが、税金についてちょっと面白い話を聞きました。投資における税金というのは、基本的に利益に対して課せられるものです。なので、「税引前利回りがプラスであれば、 当然、税引後利回りもプラスである」と考えられます。ところが、世の中には、税引前利回りがプラスで、課税されるにも関らず、税引後利回りがマイナスになってしまう、そんな珍妙な金融商品がある(あった)という話です。決して聞いたこともないような、マイナーなインチキ金融商品ではありません。それは、2002年9月に発行された、期間2年の中期利付国債です。この発行条件は、「クーポン0.1%、発行価格100円17銭、期間2年」というもので、2002年8月に入札方式で決定されたそうです。この場合の税引前・税引後利回りは、税引前利回り= (0.1+(100-100.17)/2)/100.17 ×100 =0.014(%)税引後利回り= (0.1×0.8+(100-100.17)/2)/100.17 ×100 =-0.005(%)となります。(債券取引にかかる税金について)債券では、クーポンに対してだけ課税されるという前提で、税引後利回りが決まるという性質上、個別債券ごとの「クーポン」と「価格」の組合せの違いが、税引前・税引後利回りの関係を変えます。なので、単純に税引前利回りが高い債券が、税引後利回りも高いとは限りません。他の条件が一定であれば、クーポンが高いほうが、相対的に税コストは高い、といえます。預貯金のように、税引前利回り×0.8=税引後利回り、とはいきません。こんな利付債なんて誰が購入する(した)のか?と思いますが、マル優や特別マル優適格者なら、一応税引後利回りもプラスになります。ちなみに、現在の既発円建債券を調べてみると、さすがに上記のようなふざけた条件のものはありませんね。コスモ証券 円建既発債券極東証券はWebではあまり公開していないようです。債券に力を入れているはずなんですけどね。
2006/12/18
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先日、シャアについての書籍紹介の日記を書きましたが、今度は、シャア・アズナブルを演じる声優・池田秀一氏の初の自伝が、発売されるそうです。 【予約】 シャアへの鎮魂歌 わが青春の赤い彗星『まるでドラマのようなシャアとの運命的な出会いから、池田さんから見たシャアの魅力、アムロ役・古谷徹さんら仲間たちとの知られざるエピソード、そして今年8月に死去したブライト・ノア役・鈴置洋孝さんへの別れの言葉…。涙なしでは読めない、永遠のヒーロー・シャアと共に生きたその27年間を余すところなくつづります。』との事でシャアファンなら見逃せない?さて、今日はアーバンから中間報告書が届いていました。そして株主アンケート葉書も同封。また送ると500円分の図書券がもらえるそうです。もらえるのはうれしいのですが、それだけのコストをかけて集めた情報を、有効活用できているのかがイマイチ分かりませんね。判断基準も方法もないですし。前回のアンケート回答数が4,090名、ということなので、直接のコストは300万円未満ということになりますが。アンケート内容もたいしたことを聞いていないし、図書券を出すくらいなら、項目を増やしたり、もっと突っ込んだ質問をしてもいいと思うのですが、そうすると統計に使えるだけの回答率にならないのでしょうか。アンケート結果を見ると、前回の回収率が18.6%で、これを「高い水準」と言っているので、アンケートというのはやはりレスポンスがよくないものなんですね。ちなみに2005年9月→2006年3月の株主の傾向としては、・20~40歳代が減り、50~60歳代が増えた・保有方針は、中長期的派が増えた・地域別では、関東・近畿・中国地方の割合が減り、全国的に増えただそうです。
2006/12/14
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ライブドアから「株主総会招集ご通知」が来ていました。まったくウォッチしていなかったので、どの程度の情報が出ていたのかしりませんが、内容を斜め読みしたところ、・社名にホールディングスを付ける・USENの宇野氏が取締役を辞任し、 変わりにUSEN取締役の高垣氏が社外取締役候補に入っている。・株式併合を行う(100株を1株に)が議案の中で目に留まりました。あとは株主提案が6つあり、「社名を株式会社ライブドアから、株式会社再生へと変更する」というものや、「取締役 平松庚三氏解任」 提案理由:なしという面白いのものもありました。さて、記念に1株だけ買って保有している私としては、株式併合されると、わずかばかりのキャッシュだけいただいて、退散することになりそうです。しかしその手続きだけでも、結構なコストだと思いますが、再上場の日はくるのでしょうか。
2006/12/12
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今日、10月に受けた試験の結果がHPに出ていました。理由は分かりませんが、合格者番号一覧に私の受験番号がありました。1日過去問をしただけなのに、全く不思議です。合格率は14.8%で、前回からは良くなっているそうです。しかし推移表を見ると、応募者数も受験者数も合格者数も、ずっと右肩下がりです。こんな資格なんかとってもね…という感じでしょうか。自分のスコアも分かる仕組みになっており、午前のマークシートはラインぎりぎりでした。実力というより、運の強さを測っているようです。だがよし、それもまたよし。運だって実力。むしろ運こそ実力。午後の記述式は、勉強しなかったわりにはマスは埋めれたな、という感触でしたが、部分点の積み重ねで、思いのほか良かったようです。さてそうなると困るのが、会社から受けさせられたので、ワークフロー報告時、受かった要因を書かなければならず、書くことがない、ということです。「日頃の行いが良かったから」とでも、しておきましょう。しかし、何か釈然としません。まじめに勉強された方に申し訳ないですし、今後、この資格の分野のことを聞かれても、よく分かりません、としか答えようがないし、怠け者の私は、こんなことがあると必ず、次回は、ろくに勉強せずに試験に挑むと思います。ダメなやり方をしたときは、ダメな結果が出ないと勘違いしてしまいます。投資でも何でも。だた相場環境がよかっただけなのに、その投資手法がいかにも優れている、と思ってしまうのは、運がない、と思います。上がると思って買った株が下落してしまい、あ~、となって損切りしようとしたら、実は注文ミスで空売りしていた、というオチみたいです。たしかにその売買では結果的に儲かったかもしれませんが、そこに継続性はありません。きちんと損切りして、敗因を分析し、次に活かさないと、いつまでも同じ場所でラットレースです。そんなことを考えると、受かってよかったのか悪かったのか、よく分かりません。それほどほしい資格でもなかったし、持っていても特に何にもならないし、今期の目標に入れておけばよかったな、失敗。まさか合格するとは思ってなかったので外していましたが、やっぱり運がないのかな。
2006/12/11
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「赤い彗星」と言えば「シャア」「シャア」と言えば「赤い彗星」誰もが知っている?あまりに有名なキャラクターですが、そんなシャアについての書籍が発売されたそうです。 評伝シャア・アズナブル(上) 評伝シャア・アズナブル(下)・シャアに学ぶ「男の生き方」 新書で一代記・シャアの名言に学ぶ、仕事術(上)・シャアの名言に学ぶ、仕事術(下)シャアについては記事にもあるように、さまざまな名言・名ゼリフを残していますが、やはり、 坊やだからさ・・・ は外せないでしょう。そんなガンダム好きな人なら笑えるラジオCMが、NTTドコモでやっています。アムロとシャアの競演で、かなりのバリエーションがあります。・「カステラの行方」篇・「兄のたくらみ」篇・「ごちそうさま」篇・「コスプレイベント」篇・「寝ぼけた兄」篇・「完璧を求める人間」篇・「本場の味」篇・「世界征服?」篇・「すべて食べ放題の店」篇・「ケーキ食べ放題」篇・「アニメ同好会」篇・「本命かキープ」篇・「頼りになる兄?」篇・「弟のフィギュア」篇しかし、どう見ても作りすぎです。しかもアムロの、「軍服キターーーーーーーーーーーーーーー!」って・・・どれも聴き応えのあるCMです。
2006/12/08
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最近、中間期事業報告書がぞくぞくと届いていますが、やっと優待の受け取りに成功しました。宅配ボックスがほしいです…毎度のカゴメですが、ご案内に、「株主様とのコミュニケーション活動を、 次のように一部変更させていただきます」とあり、どうやら株主優待はそのままですが、2月に開催していた中心の「株主懇親会」を止めて、を中心とする「事業説明/懇話会(仮称)」とする、そうです。理由は、「IR費用の効率化」のようですが、やはり負担は小さくないのでしょう。一応、当面の目標達成であった「10万人ファン株主づくり」は昨年達成し、今年9月末には13万6千名余まで増えているそうですから、株主優待だけでもコストはバカにできません。消費者を株主にして個人株主数を増やすステージから、株主にもっとカゴメを知ってもらうステージに移行する、ということでしょう。たぶん、事業説明/懇話会(仮称)への参加者は減るでしょうが、いつまでも「モノで釣る」というやり方だけではダメでしょうし。企業の評判について、こんな記事があります。「企業の評判」、世界ランキング第1位は?この中で、・食品企業が上位に・企業は消費者と強固な関係を築く必要があるということだという内容が書かれています。カゴメも、「ブランドも、株式も、お客様と共にあり続けたい」として、株主との絆を、より一層、固く強いものにさせていただきたい、と言っています。企業と消費者、消費者にとって身近な「食」を扱う企業だけに、より「開かれた企業」として、コミュニケーションが必要であり、それが評判として反映されるんでしょうね。
2006/12/04
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12月です。木枯らしの吹きすさぶ中、街にはクリスマスソングが流れ、各所で今年を振り返るイベントなどが催されるのを目すると、今年ももう終わりなのだと言う実感を新たにせずにはいられません。そんな12月に入ると「忘年会」と称した飲み会が行われます。考えてみれば、年を忘れる会、というのも不思議なネーミングです。想像するに、人生は覚えておきたいことよりも、忘れてしまいたいことの方が多い、今年のことは今年限り、来年はまた別の年、別の人生、といった区切りを願う人が多いため、この呼び方が定着したのでしょうか。何気なく使っている言葉ですが、実は含蓄の多い言葉なのかも知れません。そんな忘年会ですが、いまの仕事をしているお客さんのところでは、恒例の大忘年会が開催されるらしく、各チームで出し物もする力の入れようです。休日に衣装を買いに行き、朝8時から朝練を行い、まさに、忘年会に命を賭ける、勢いです。そのくらい仕事にも注力してほしいと思ってしまう私はヒドイ奴なのでしょうか。まあ、潤滑油は必要なのでしょうけど。変わりゆく日常の歯車を、また回すために。そんな私もマイナス一次会からお誘いを受けていますが、プロジェクトの状況考えると、ゴルドバッハの問いを前にした数学者のようになるばかりです。なぜ時間というものはこうも残酷なのでしょうか。終わらない仕事はありませんが、間に合わない仕事はあります。そういったことを忘れるために「忘年会」があるのでしょうか。
2006/12/03
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最近またバタバタしており、なかなか普通の生活ができない状態です。クリーニングもお店がしまってしまい引取りにいけず、宅配便も思うように受け取れません。寒くなってきたのでコートも買いたいのですが、開いている店もありません。困ったものです。なので買い物も24時間営業の店でしかできませんが、先週、初めて深夜に西友で買い物をしました。食品売り場だけですが、24時間営業になっており、思っていたよりも客はいるもので、普通のおばちゃんが普通に買い物していました。物色を終え、レジでいつもどおりカードで支払いをしようとしたとき、いつもと違うことが起きました。その店員は、「少々お待ちください」と言い、いつもと違うカードリーダーを使いました。POS一体型と違い、一般的な認証専用の小型端末です。そこから遅~い速度で紙が出力され、サインを求められました。普段はサインなど不要なのですが、どうも深夜は仕組みが違うようです。店員の名札を見てみると、通常は名前だけが書いていますが、(最近は、「しゅう」とか「ちょう」といった 中国系の名前が多くなっていますね)その店員の名札には、会社名と名前が書いていました。思うに、西友の社員や、西友と契約しているアルバイトではなく、西友から深夜業務をアウトソースされた会社の人間なのかもしれません。そうするとカードの処理方法も変わってしまうのでしょうか。本当にこうした理由なのか、それともクレジット会社の都合なのかは分かりませんが、しっかり観察すると、もっと色々なことが分かるのかもしれません。最近はちょっとバテ気味で、レジで小銭をスムーズに支払う方法こんな気力はありません。とあるSE仲間からのメールには、「先月は海外研修&バケーションでノンビリしてきたよ~」さすが外資系です、うらやまし過ぎです。私も寒くなってきた日本を離れ、南国にでも行きたいものです。というか、ホント寒くなる前にコートだけでも買いたいです・・・
2006/11/28
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Blogの定期リサーチで、Blogをやめた理由について記事がありました。Blog 定期リサーチ(28):「更新が面倒」、Blog をやめた理由一番多いのが、「更新が面倒になったから」(89人)。それ以外では、「飽きたから」(29人)、「SNS(mixiなどのコミュニティサイト)の方が面白いから」(23人)、「作成していた題材のネタがなくなったから」(22人)、「なんとなく」(17人)、「訪問者が少ないから」(13人)、だそうです。確かに毎日でなくても、頻繁に更新するのは大変ですからね。特にネタを限定しすぎると、だんだんと広がりが無くなっていきますし。しかし「SNSの方が面白いから」という理由も、はまり過ぎると、また大変のようです。「mixi疲れ」を心理学から考える継続性を重視するのであれば、ほどほどが大事です。カッパえびせんのように「やめられない、止まらない」で、熱しやすく冷めやすい気質の方は続けることが難しい、ということでしょう。定期リサーチによると、現役ブロガーの更新頻度で一番多いのが「週に2-3回」(30.77%)。この程度がいいんでしょう。数だけは膨大に増殖しているBlogですが、客観的に見ると「スタージョンの法則」どおり、その90%はカス(crud)である、と言われるのかもしれません。ただ、Blogを作成する理由として一番多いのが、「自分の備忘録として書き残したい」(188人)、というのを見ると、主観的に意味があればそれでいいのかな、と思ったりします。何れにせよ、ツール・手段として上手く活用することが大切であり、それが目的になってしまうと、苦しくなるんでしょうね。
2006/11/19
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昨日のPS3転売の話は、結構記事になっているようです。・ヤフオク早くも暴落! 「PS3」人気説に大疑問・PS3がヤフオクで“祭り” 「20億円」入札や「1円」落札も記事の内容だと、販売数の6%以上が転売に回ったということになります。収束に向かっている感じですが、今後も似たようなことは起こるんでしょうね。さて、こんな記事がありました。「大人の早起き」が最近のトレンド!?私は遅寝早起きですが、『たとえば8時出勤の人は、9時か遅くとも10時くらいには寝てしまうことです。』あ、ありえません・・・『必要な睡眠時間は人それぞれですが、だいたい6~7時間が適当だと言われています。』「6~7時間が適当」の根拠が分かりませんが、確かにもう少しゆとりを持って生活したいものです。競争競争であくせくするだけでは、余裕が無くなってしまいます。そのための弊害も出てくるでしょう。【中国】故障率なんと77.1%!新車の質低下鮮明『普通乗用車(セダン)について、使用開始後2~6カ月の新車の平均故障発生率が77.1%に達していたことが分かった。100台当たりの故障発生回数も338回と、昨年の246回から92回増加。表面化しつつある国内生産車の質の低下が、改めて具体的なデータで裏付けられた形となった。』『生産現場の対応力を超える頻繁な新車種投入と、コスト削減優先の姿勢が主な原因といわれる国内生産車の質の低下は、リコール急増などで既に表面化していた。』この前気が付きましたが、駅近のshop99が24時間営業になってました。何となく「皆、働くようになったんだなあ~」と思ったりしたのですが、多分、我々の時間感覚がズレてしまっているんでしょう。子供の頃、お店はそんなに遅くまで開いていないのが普通でした。24時間営業なんてお店、昔はありませんでしたし。便利なものに慣れすぎたんでしょうか。自分が夜仕事をせずに休憩しているという事は、他の人も休憩しているのが当たり前なのに。便利な方がいい。ただ、こんな便利な世の中を当たり前だと思うのではなく、偶には感謝してみるのもいいんでしょうね。
2006/11/15
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11月2日、マイクロソフトがIE7日本語版の正式版を公開しました。IE 7日本語版 正式公開こんなのもあります。“Yahoo! JAPAN”向けにカスタマイズされた「IE7」が公開IE7で一番使えそうなタブブラウズ機能ですが、こんな記事も。IE 7が突然クラッシュしても開いていたタブだけは復活させる方法配布が始まったFirefox 2.0との比較。使い勝手を徹底検証! Internet Explorer 7 vs. Firefox 2.0Internet Explorer 7 (IE7) 不具合情報(FAQ)さて、11日に発売開始されたPS3ですが、色々話題があるようです。発売日には行列ができたそうですが、中国人客が集団で買占めを行ったという記事がありました。プレステ3の列に目立つ中国人、転売狙い動員転売目的らしいですが、yahooオークションで"PS3"を検索してみると、yahooオークション "PS3"検索初日の出荷台数が10万台ですから、多過ぎです・・・何やらyahooオークションでは、IDを2つ使って1円ゲット!という方法が流行っているらしく、本当に1円落札があるようです。参加無料キャンペーンをやっているので拍車がかかっているんでしょう。その一方で、そのまま終わっているものも・・・50億円入札?金額降順で表示めちゃくちゃですね。転売屋も、荒らし入札も、どっちもどっちでしょうか。こういう情報もあるので、メーカーも小売りも、何か根本的に対策を考える必要があるのでしょうが、簡単ではないのでしょうね。売れば売るほど小売店が赤字になるゲーム機本体Xbox 360 は売れば売るほど小売店が赤字になるそうです。
2006/11/14
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上流では需給により、中流では原材料の価格上昇により、値上げが出てきていますが、下流ではまだ一部の商品・サービスしか値上げは起こっておらず、簡単に値上げできていないようです。先日、セブンイレブンが98円ペットボトルを発売するという記事がありました。<98円ペットボトル>セブン―イレブンが21日から発売緑茶、ウーロン茶、麦茶の3品目について、500mlのペットボトルを自社開発して98円で販売する、というものですが、以前も、セブンイレブンが調味料を平均15%値下げし、スーパー並の価格にする、という記事がありました。『一部のスーパーなどが50~60円台の独自調達商品を投入したため、顧客が奪われつつあった。』『通常147円で販売している大手メーカー製より利益が小さいため、実際に販売するかは各店のオーナーの判断に委ねるという。』ということですから、どこまで普及するかは分かりませんが、メーカーは大変だと思います。スーパーでは、2lのベットボトルが130円程度で売られており、実際には容器代と運送コストが大きな割合を占めているのでしょう。コンビニで物を買わない私は、「500mlのお茶が100円」というのがどれ程のインパクトがあるのかが分かりませんし、興味もありません。逆の意味で、こういう会社にお勤めの人達も、そんなみみっちい話には興味は無いんでしょうね・・・年間給与1000社ランキング やはり放送局は貰い過ぎ?昨年の好調を受けてか、3位にプリヴェチューリッヒ企業再生グループ、4位にスパークス、6位にダヴィンチ・アドバイザーズ、が入っています。キーエンスは平均年齢が32歳と低いのに8位に入っていますね。
2006/11/13
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さて、連休明けの月曜日な訳ですが、こんな記事がありました。英国人も月曜日は憂鬱、58%が「日曜日の夜に眠れない」「辞職を考える(15%)」・・・何回辞めんといけないのやら。解決策は休日も働くことです。そうすれば、「明日はスーツじゃなくてもいい日か。 いや、泊まりになるかもしれないからスーツでいいか」くらいになります。そんな鬱な月曜日らしいので、今日は適用な内容でお茶を濁します。Windows Vistaは必ず1月30日に発売するイヤ、発売スケジュールは守らなくていいから、品質上げて下さい。「5年も間があくようなことは二度としない」Vista発売を前にバルマー氏イヤ、品質が安定して、技術がこなれて、MSが仕様と言うところのバグを回避するノウハウを溜める期間を考えると、5年より短くするのは止めて下さい。生贄は少ない方がいいですし、もっと長くても問題ありません。パーソナルユースでも、結構怖いです。「新プラットホーム」という視点で見ると、例えば、ソニーが1994年にゲーム業界に参入してから12年たちますが、この間、プレイステーションは基本的には2機種しか発売されていません。もうすぐPS3が発売される予定ですが、結局のところSCEは6年に1回のペースでしか、新しいプラットフォームを世の中に発表していません。進化のスピードをあえて落とし、成熟させる期間が必要ということです。「中小企業の生産性が向上し、雇用創出にもつながる」これも物事の一面しか見てない、というか分かっていて言わないだけか。所詮パソコンも情報システムもツールなんで、ビジネスにツールを活用するのであって、ツールにビジネスが左右されるなんて本末転倒です。システム運用ではSLAがようやく普及段階に入ってきて、コスト積上げ方式からサービス対価方式に変わり始めていますが、導入・開発でも今後シビアに見られるのは間違いありません。新OSなどソフトウェアを導入して、どこまで生産性が向上するか、費用対効果はどうかは、その導入対象企業の条件で測定しないと、意味がありません。そんな中、「○○のソフトウェアサポートが打ち切られますから、 システム刷新しましょう」なんてアホです。SIerにとっては、その方が商売がしやすいのですが、本質的には間違っていますし、いい加減、そんなレベルから脱却しないと。まあ現実問題として、リース契約が切れる4,5年に1回というペースでシステム刷新、というパターンが多いわけですけど。例えば、紳士服のAOKI、システム刷新で現場力向上へ『従来のシステムは1997年に導入したもので、老朽化していたため、刷新に踏み切った。』なら、1回お休みしたのね、という感じです。(これまでのデータ活用のレベルが低くて、ちょっと驚きですが)しかし、ポストBRICsの最有力候補は「VISTA(ビスタ)」イヤ過ぎるネーミングです・・・
2006/11/06
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ようやく11月に入りました。先月は頭がどうかしてしまうぐらいヒドイ時期があり、下りのエスカレーターに登っていこうとして思いっきりコケたり、マクドでチーズ抜きのチーズバーガー頼んだり、気が付かないうちに、挙動不審な行動を取っていました。傍から見ると、かなり危ないヤツだったと思います。のど元過ぎれば熱さ忘れまくりの私ですが、休みは必要だと思います、はい。さて、いま世間では学校での問題が話題とされているようで。・補習50時間で卒業OK…未履修問題大甘決着へ・"必修科目逃れ"wiki - 高校リストまた、いじめによる自殺の問題も取上げれらています。[ゴーログ] 教師には社会性がないのか?『教師は、その教室においては専制君主になりえるわけで(その一方で、最近は暴徒と化した生徒も多いようですが・・・)』一方で、こういう記事もあります。「なれ合い型」学級崩壊が急増 「反抗型」影潜め一見和やか、先生は友達…生徒の教師に対するリスペクトがなくなっているでしょうね。情報化社会の一面かもしれませんが、「教師」という1点を見ても、専制君主と友達、という正反対な見方があり、その一面だけを取って、だから云々なんだ、とは言えません。何事にも多面性があり、例えば「金利上昇」という現象を考えるとき、「そろそろデフレが終わり、インフレ時代に入っていく。 当然、金利も上がっていく。 年間100兆円もの国債を発行している国から見れば、 長期金利上昇に伴う国債費の上昇は大きな負担だ。 (だから国は簡単に金利を上げさせはしない)」という意見があります。これも金利上昇の一面を見ているに過ぎません。分かりやすく単純に、長期金利が全て1%上がったと考えると、100兆円の国債を発行しなければならない国の国債利子支払額は、1兆円増加します。一方、家計部門の金融資産で、預貯金は750兆円程度と言われています。この預貯金金利も同様に1%上がったとすれば、家計が受け取る利子額は7兆5000億円増加します。20%の源泉徴収があるとして、その額は1兆5000億円になります。つまり源泉税の増収が1兆5000億円になります。さらに、増加した利子額のうち、1/3の2兆5000億円が新たな消費にまわったとすれば、そこから得られる消費税は1250億円。また、これらの消費増の多くは国内企業全体の売上増に寄与しますし、企業業績の引き上げに繋がり、法人税の増収も見込めます。金利上昇は、こういった増収効果と、国債費1兆円増加を比べる必要があります。実際には、国債金利の上昇による利払い負担増に比べて、預貯金金利上昇に伴う税増収や景気刺激効果は遅れるでしょうし、国債発行にかかる国の利払い増加ピッチと、預貯金金利の上昇による税増加ピッチは明らかに異なります。それに企業の借入金返済負担も増えるでしょうから、単純に法人税増収とならない可能性もあります。なので、短期的には金利上昇は国家財政にとってはマイナス、となりかねませんが、中長期的に見ればプラス効果も考慮し、プラスマイナスの両面を見る必要があると思います。また、原油価格の為替への影響なども、・原油価格高騰が全産業に与える影響は、日本より米国の方が大きい。 従って、ドル安円高を促す。・ドル建て原油価格の上昇は、米国のインフレ率を上昇させる。 これは政策金利の引き上げを促し、内外金利差の拡大を招く。 従って、ドル高円安を促す。と正反対の二通りの見方が出来ます。企業価値評価も、「運用」としての業績だけではなく、その結果を得るための「調達」という側面を考慮する必要があります。ニュースや記事を見ていると、物事の両面を見ずに、又は伝えずに、バイアスがかかった内容が結構あると感じます。
2006/11/02
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日々生活していると、あまり気が付きませんが、10月に入って立て続けに、近所のお店が閉店しました。クリーニング店が2つ、レンタルビデオ店が1つ、ドラッグストアが1つ。ほとんど使ったことがないお店で事情は分かりませんが、今までと同じやり方、商売をしていたら淘汰されていく、ということでしょうか。新しいやり方、というとネット絡みの話が多いですが、ネット上でも当然、色々なことが起こっています。ガンホー、元社員の有罪判決に対してコメント「対応する法がないということを歯がゆく感じている」脇が甘いと言えばそれまでですが、・現行法ではRMTそのものを規制した法律がない・不正に取得した約5,000万円の償還義務もない・ガンホーが被った社会的信用の低下に対する賠償責任も負っていないという状況は、ネットに対する法の未整備の露呈と言っていいでしょう。策におぼれたヤフオク商人、嫌がらせ落札者に大弱りどっちもどっちという気がしますが、人はあらゆる抜け穴を探すものだと関心してしまいます。音楽売上の1割強が“デジタル音楽”に、日本では携帯電話市場が活発11%ですか、やはり日本は携帯によるサービスが多いようです。韓国のように51%までいくかどうかは分かりませんが、今後も伸びていくのでしょうね。韓国のCDショップ事情が知りたいものです。スパムメール2億件の豪企業に410万ドル相当の罰金オーストラリアには「スパム法」なる法律があるそうです。12カ月間に2億件ものスパムメールを送信、と言いますから、単純平均で、毎秒6.3件のメールを送信し続けていた計算になります。記事にもある通り「スパムは国際的な問題」ですから、一部の国や地域だけが取り組んでも効果は薄いでしょうね。アマゾン・ジャパン:動画配信参入へ米アマゾンでは9月から同様のサービスを始めているそうですが、ビデオ・オン・デマンドそのものですね。TSUTAYAを展開しているCCCもネットサービスに注力していますし、ヤフーやUSEN、楽天などと競合していくのでしょうか。そう言えば、動画投稿サイトで、Googleに買収されて話題になっていたYouTubeですが、著作権対応で躍起になっている感じです。あくまでも「法令遵守」を貫くユーチューブ--そして、この事実に気付かないユーザーたちそのYouTube上で、耐震偽造のイーホームズの藤田社長が告発を始めたそうです。・耐震偽造のイーホームズの藤田社長がYouTubeを使って告発を始めました・[ゴーログ]イーホームズの藤田氏が告発!こういう使い方もあるんですね。そんなネット事情ですが、MSが今月、IE7を正式リリースしました。米Microsoft、Internet Explorer 7を正式リリースで、・IE 7「苦難の」インストール体験・SecuniaがIE7の脆弱性を早くも警告、IE6にも存在する“mhtml:”の脆弱性など、相変わらずな感じです。また修正パッチを出しまくるんでしょうね…
2006/10/31
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ちょっと前、事実と異なった内容が掲載された記事を見ました。ITシステム系雑誌の記事ですが、私も無関係ではない話で、取材後、上がってきた内容に誤りがあるので修正を依頼したが、依頼通りに修正されず、再三再度修正依頼したが、そのまま掲載されたそうです。枠を埋めるためや、スクープと言われるような評価を狙うために、推測や憶測で書いたり、最初から書きたい(作られた)シナリオがあって、それに都合のいいように断片を繋ぎ合わせたり、色々あると思いますが、事実を報道・出版する、という本来の姿とは違うでしょう。記者やライターはその分野のプロではなく、書き手としてのプロなので、限界があるのは当然ですが、「事実」と「意見」が混在してしまっている記事、「仮定」と「論理の飛躍」だけの記事、取材の前から答えが決まっているかの様な記事、が多いように感じます。こういうのを見ると、報道・言論出版の自由とか大儀とか、理屈を色々とかざしたところで、結局、誰からかお金を貰っている以上、ニュース・記事なんて、所詮単なる商品でしかない、と改めて思います。どうせならいっそ、プロレスくらいエンターテイメント性があれば、まだ許せるんですけどね。プロレスはやっぱりシナリオ…東京高裁が認定
2006/10/30
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最近、投資について書いていなかったので、思いつくままに。リスク管理について少し勉強をすると、非対称レバレッジの罠について学ぶと思います。(20%ダウンしたら、25%アップしないと元に戻らず、 50%ダウンしたら、100%アップしないと元に戻らない…)だから、損切りが重要だ、損は小さく利は大きく、などと言われるのですが、ちょっと別の視点で考えてみました。「投資は長期で」という話がありますが、これは、短期でミスターマーケットに弄ばれないように、という意味の他に、相対的に諸コストを低減させる効果を狙う、という意味もあります。特に投資信託のなどのように販売手数料を少なからず取られるものは、長期で継続保有することにより、パフォーマンスに与える影響を低減することができます。こういったことから長期投資が推奨されるようです。(販売会社は手数料がほしいので、乗換えを推奨するかもしれませんが)投資信託には色々な種類がありますが、中にはデリバティブ系で、「ブル型」「ベア型」といったファンドがあります。これは、ベア(弱気)型の場合であれば、投資対象が下がれば、それに応じて基準価格が上がるように、システマティックに運用されます。基本的には先物などを売り建てる手法を取ることが多いようです。またこういったものの中には「二倍ベア」など、レバレッジをかけるものあります。例えば、債券ベア型ファンド(一倍ベア)というものがあります。「この先、金利が上がる。つまり債券が下がる」とみる投資家であれば、債券相場が下がると基準価格が上昇するこのファンドは、投資戦略に合っていると購入を検討するかもしれません。理論的には、コストを考慮に入れなければ、ベンチマーク(債券相場)が10%下がれば、基準価格は10%上がります。しかし具体的に見てみると、最初1000として、下記の通り推移したとすると、 ベンチマーク基準価格 1000 1000一日目+10%1100-10%900二日目-20%880+20%1080三日目+5%924-5%1026結果-7.6% +2.6% 確かにベンチマークは-7.6%となって読み通りだったとしても、基準価格は+7.6%にはならず、+2.6%に止まります。反対に、予想と逆に行った場合(上記推移が+-逆の場合)、ベンチマーク+2.6%に対し、基準価格は-7.6%にまで低下します。これはブル型でも同様で、二倍ブルで見てみると、 ベンチマーク基準価格 1000 1000一日目+20%1200+40%1400二日目-33.3%800-66.7%466.2三日目+25%1000+50%699.3結果0.0% -30.0% ベンチマークは元に戻っても、基準価格は3割の減価です。もしベンチマークが-20%→+66.7%→-25%の推移で元に戻った場合、基準価格は6割のドローダウンになります。このように全て非対称の結果となり、対称になるのは「一倍ブル型」のみです。つまりはインデックスファンドのことです。相場は一方通行ではないので、この手のファンドを長期間保有すればするほど、ベンチマークから基準価格が下方に乖離していきます。こういったことを理解して投資するのであればいいですが、うっかりしていると直感だけに頼ってしまい、なぜかパフォーマンスが芳しくない、という結果になってしまいます。あ~、ダラダラ書いてたら長くなってしまった…
2006/10/24
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世の様々な商品には「使用上の注意」というものがあると思います。同様に各種サービスにも「規約・規則」というものがあります。最近話題のYouTubeも、ガイドラインを公開したそうです。YouTube、利用上の注意点をまとめたガイドラインを公開『著作権や公序良俗に反する動画をアップロードしないことなどを呼びかけている。』『そのほか、本名や住所、電話番号などの個人情報は、公開を控えるように呼びかけている。』今までこういうものが公開されていなかった方が不思議ですが、mixiも色々な騒ぎがあってから、「使用上の注意」を公開してます。mixiに「使用上の注意」後手後手で、出さないよりマシ、といった感じがしてしまいます。しかし、本名を簡単に公開する、というのはあまりにも安易すぎますし、そこで書く内容も、深謀遠慮とまではいかなくても、もう少し想像力を働かせる必要があると感じるのは私だけでしょうか。ましてやmixiなんて、もうプライベートレベルではなく、もはやパブリック状態と言ってもいいくらい広まっています。普及すればするほど、本来の価値が毀損される可能性を内包しています。ブログも完全に社会認知され、影響度も無視できなくなっています。個人ブログで「悪口」 それはもう危険なのだ健全な批判はいいですが、ただ笑いを取るための人の悪口ほど、読んでいて不愉快になるものはありません。人間は誰もが誰かを傷つけながら生きています。相手をどれだけ、どう傷つけているかの違いがあるだけで、人を傷つけずに生きていける人間なんて存在しないのでしょう。そういうことに気づかない人間を「バカ」と言うのであれば、特に最近は、人と面と向かわなくてもできることが増えたせいで、「バカ」が大増殖中と言えます。人は、自分が深く傷つかないと、それに気づくことの出来ない愚かな生き物ということでしょうか。自分を省みても、色々と考えてしまいます。
2006/10/18
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昨日は試験を受けてきました。資格試験なんて簿記以来で久しぶり。ついでに試験会場が大学でしたが、学校の校舎なんてものに入るのも久しぶり。最近の設備環境はかなり改善されているんだろうかと興味はあったのですが、ここはそうでもありませんでした。女性の多い大学なら違っていたのでしょうが、ちょっと懐かしかったですね。合格率があまり高くない試験のせいか、実際に来ている割合も高くなく、6割程度しか席が埋まっていませんでした。受験料だけ貰えるなんて、なんていい商売しているのだろう、とか思ってしまいます。試験前、私の席の前の人が気合が入っていたのか、ケータイ酸素缶を持ち込んできており、5分おきに「シュー」とやっていました。まるでダースベーダーだな…と見ていましたが、やはり何か効果があるのでしょうか。でも午前の試験を30分受けて直ぐに退出したので、すごいな~もう回答し終わったのか、と関心していましたが、午後の試験時には席に居なかったので、記念受験だったようです…あと気になったのは、受験者の平均年齢が若干高めだったせいか、なぜか薄い方が多かったということでしょうか。後ろから見ていると、妙な眺めでした。巷にはカツラボクサーなるボクサーがいるそうですが、髪の悩みを抱えている人は多いようです。そんな中、「日本社会で戦うお父さん!ベジータさんに!」というキャッチコピーがありました。ベジータ、育毛剤のマスコットキャラに!すごいセンスですが、若い年代を狙っているのでしょう。遺伝やストレスが主な原因なんでしょうが、こんなスクリーンセイバーはストレスかかり過ぎです。Windowsのブルースクリーンを再現するスクリーンセーバー悪趣味にも程があります。多くのユーザーがトラウマを持つこのサドンデス画面をスクリーンセイバーにするなんて、禿る前にPTSDになります…
2006/10/16
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特に意味はありませんが、引き続きGoogleネタ。世界中の技術者が憧れる、Google本社の豪華ランチを食べてみた!!和食、洋食よりどりみどり!って感じで食堂も凄いですが、会社の環境もスゴイです。“キャンパス”の充実で低い離職率を実現!?という紹介もあります。しかし、インターネットというバーチャル空間でのサービスで勝負している企業の社員が、リアルの世界での待遇に影響を受けている、というのであれば面白い話ですね。「どんな優れた兵器を作り、どんなに優れたロボットを操っても、 人は土から離れては生きられないのよ」とは宮崎駿ワールドですが、どんなに文明が発達し、バーチャル空間などが充実しようとも、人の本質的な部分とは違うということでしょうか。「女は化粧無しでは生きられないのよ」という言葉も聞いた事がありますが、これを見れば、頷いてしまいます。ある意味、Googleの社内環境よりスゴイです・・・before→after
2006/10/12
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昨日、GoogleのYouTube買収の記事を紹介しましたが、やはり著作権を問題視する声は小さくないようですね。YouTube買収は「クレイジー」――ドットコム長者がコメントさて、Googleは米国企業ですが、それに対抗するかの様に、国産の検索エンジンを税金を投入して開発するという話があります。・「日の丸検索エンジン」計画は成功するのか・グーグル覇権に挑む(3)「日の丸検索エンジン」始動なるかほんとに血税300億円もかけてやる気なのか疑問ですが、まずうまくいかないでしょうね。賞金かけて募集して、優秀な検索エンジンを買い取って改修した方がまだましなものができるでしょう。というか、もとから成功させる気がないという話でしょうか。役人は金を使うことが目的でしょうから。・いくら失敗しても懲りない「日本発の標準」づくりの愚・池田信夫 blog:日の丸検索エンジン全然話が変わりますが、テレビのリモコンがMIAになっているのに今気付きました。W杯以来、テレビを使っていなかったので、数ヶ月ずっと気が付きませんでした。部屋のどこかに隠れているとは思うんですが、特に使わないので、まあいいか、という感じです。こういう時、「テレビのリモコン」と検索をかけると、「ここでっせ」と居場所を答えてくれる検索エンジンがあれば便利ですが、そういうのはICタグの世界でしょうか。
2006/10/11
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以前から噂されていましたが、GoogleによるYouTube買収が発表されましたね。・Google、YouTubeを16億5000万ドルで買収・YouTube買収がGoogleにもたらすメリットは?あまり「Google Video」って流行っていないので、効果はあるのでしょう。この記事:もう1つの「ソニーショック」でも、『今年6月に大阪市で開かれた国際会議で撮影された衝撃的な映像が、米動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」やニュース番組で繰り返し流されたのをきっかけに、発火したノートパソコンの映像がネット上などで次々と紹介された。』と紹介されるくらいですから、かなり認知は進んでいると思います。ただ、面白いクリップが次々登録されるので人気があるのでしょうが、あまり広まりすぎると著作権の問題がますますクローズアップされることになるので、また一波乱あるかもしれません。しかし、普通に動画コンテンツが配信されるようになってきていますが、米国のネット事情は日本ほどブロードバントが普及していない、と聞いていますし、実際どんな感じなのでしょうかね。
2006/10/10
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