気の向くままに

気の向くままに

映画鑑賞日記


★★★ 最近見た映画 ★★★



映画のあらすじ
出演: ベネチオ・デル・トロ, ブラッド・ピット, その他
監督: ガイ・リッチー
ベルギーで86カラットのダイヤと小粒の宝石を手に入れた強盗は、NYのボスにダイヤを渡す前に、小粒の宝石をロンドンで売りさばくことにする。しかし、仲間のロシア人に裏切られ、彼の宝石はロンドンのギャングに狙われ…。 86 カラットのダイヤをめぐって繰り広げられる大騒動は、チンピラたちが全員、機転がきかず、先が読めないために起こるマヌケなものばかりで、そこが笑いのポイント。ガイ・リッチー監督は、小気味のいいストーリー展開で、ダイヤにからむさまざまな人物のエピソードを、テンポよくひとつに束ねることに成功。アイルランド出身の無敵のボクサーでブラッド・ピット、ベルギーでダイヤを手に入れる強盗でベネチオ・デル・トロが好演しているのも見逃せない。
感想
ガイ・リッチー作品は登場人物が多く、複雑にからみ合う上にテンポが早いので1回観ただけではわかりにくいかもしれない。 とゆーワケでこの映画は3回観ました。観るたびに理解度が増してきておもしろいです。 デル・トロが強奪したダイヤを巡って様々な立場の連中が追ったり追われたり。 一方で同時進行する賭けボクシングの連中が追ったり追われたり。その2つの話を軸に 絡み合って展開して行くんだけど、とにかく殺しまくりで人がドンドン減ってしまいます。 しかしその死に方がおもしろい!意外なくらいあっさり殺されちゃうヤツもいれば 車に撥ねられた上に何回撃たれても死なないヤツもいる。6発撃たれても弾丸を歯で 止めたとゆー伝説の男が流れ弾で死んじゃったり。かなり笑えました。
映画のあらすじ
監督(製作スタッフ): ヴィンセント・ギャロ
出演者: ヴィンセント・ギャロ、クリスティーナ・リッチ、アンジェリカ・ヒューストン、ベン・ギャザラ、ロザンナ・アークェット、ジャン=マイケル・ヴィンセント、ミッキー・ローク
1966年、ニューヨーク州バッファローに生まれたビリー・ブラウン。彼は5年ぶりに刑務所から釈放され、故郷に帰ることになる。ところが、ビリーは両親にこの5年の空白を「結婚して、政府の仕事で遠くに行っていた」と偽っていた。その上、自分に薄情な両親の関心を引きたいあまり、母親への電話で「女房を連れて帰る」と約束してしまう。そんなすぐにバレそうな嘘を繕うため、彼は通りすがりの女、レイラを拉致し、両親の前で妻のふりをするように脅迫するのだが…。 ミュージシャン、ファッションモデルなど多才な顔を持つ俳優・ビンセント・ギャロの初監督作品が低価格で再発売。ギャロは監督だけでなく製作・脚本・主演・音楽も全て手がけ、隅から隅まで彼自身のこだわりを作品に詰めこんだ。話の展開からカメラ・アングルまで実に独創的でユニーク。アーティストとしての個性が演出のセンスにも生かされている。新世代に絶大な支持を受けた、新感覚でスタイリッシュな映画だ。
感想
この映画を観た時、最初の20分くらいどんな映画か分からなかった。しかし、物語りが進んでいくうちにストーリーの中に入り込んでいくそんな不思議な魅力のある映画です。主役のヴィンセント・ギャロの摩訶不思議なキャラにだんだんと魅力を感じてしまう。いかにもアメリカ人のダメなやつって感じなんだけど、本当はいいやつなんだよなって思わせます。クリスティーナ・リッチーは髪を金髪に染めセクシーな、でもどこか子供っぽい役を見事に演じていました。彼女の映画ではこの作品が最高だと思っています。
映画のあらすじ
出演: ヴィンセント・ギャロ, デビッド・テナント, その他
監督: ミカ・カウリスマキ
イギリスの片田舎で葬儀屋を継いだ脚本家志望の22歳の青年リチャード(デヴィッド・テナント)は、ウェイトレスをしながら女優を夢見るアメリカ人バーバラ(ヴァネッサ・ショウ)の虜になってしまい、すべてを捨てて彼女を追い、ロサンゼルスへとやってきたが…。 英国田舎青年によるハリウッドの風俗スケッチを、フィンランドの異才監督ミカ・カウリスマキが北欧人ならではの視点で描いた、シニカルなラブコメディ。原作は、脚本も担当しているリチャード・レイナーの自伝小説なのだとか。彼らに絡むカップル役に、ヴィンセント・ギャロ&ジュリー・デルピーといったインディペンデント映画の雄たち。アヌーク・エーメやジョニー・デップといったスターも特別出演し、華やかなお笑いにさらなる彩りを与えてくれている。
感想
夢多き都会の女と、素朴な田舎の男。 都会 (この映画ではLA) での人間関係、友情、愛情、喜び、憎しみ... そして、遠距離恋愛は可能、不可能? 映画の役を得るためには、何を犠牲にしなければならない? 興味深いテーマを、明るくえがいた作品。
映画のあらすじ
出演: ガイ・ピアース, キャリー=アン・モス, その他
監督: クリストファー・ノーラン
およそ10分間しか自分の記憶を保てなくなった男レナード(ガイ・ピアース)。彼は妻をレイプし殺害した犯人を捜し出すため、ポラロイド写真を撮り、メモを取り、大事なことは身体に入れ墨で書き記すなどして必死の行動を始める…と、ストーリーを書いてしまうとこうなるのだが、実際はドラマの展開を逆転させ、いわば連続TVドラマの最終回からいきなり見せられ、ラストが第1話に相当してしまうという、ユニークな構造で推し進めていく新進クリストファー・ノーラン監督によるクライム・サスペンス。 まるでコロンブスの卵のようなアイデアの勝利がきわだった作品だが、予備知識なしで接すると何が何だかわからなくなる危険性も大いにあり。記憶や思い出(=メメント)というものの不確かさを痛感させる心理学論的おもしろさが楽しめる。
見たら、夢中になる一本。
感想
映画は主人公のレナードの視点で展開され、自分も10分間しか自分の記憶を保てなくなったような錯覚に陥る。最後の最後まで映画の製作者に見事にしてやられた作品とにかくみる価値有り!!
映画のあらすじ
ジョージ・ルーカス監督が壮大なスケールで描いて大ヒットを記録したSF叙事詩「スター・ウォーズ」3部作が待望のDVD-BOX化。記念すべき第1作『~新たなる希望』から第3作『~ジェダイの帰還』に加え、10時間以上にも及ぶ特典映像を収録。
感想
全体の感想は、「スターウォーズ最高!」の一言に尽きます。 惜しいのは、公開当時の映像に多くの手が加えられていることです。あの当時にあれだけのことをやっていたので、映像のクリーニングと、若干の修正程度でとどめておいた方が、この作品の偉大さをよりアピールできたのではと思います。(単なる懐古趣味ととられると困るのですが…) ただ、特別編公開時に「公開当時にやりたくてもできなかったことを今回やった」ということだったので、もともとそうしたかったのならば…ということで納得していましたが、今回の修正は「どこまで手を加えるの?」と疑問に思いました。特にE4のラストが変えられたのは、ハッキリ言って残念で仕方ありません。あれがなければ、文句なしの星5つだったのですが…。発売前に噂で聞いていましたが、まさか本当にそんなことをするとは思っていませんでしたし、最後の最後で台無しという印象です。他の修正点は許せたとしても、この1点だけはどうにも納得がいきません。EP1からの流れを考えても、修正の必要はないと思いました。(しかも修正の完成度が低すぎる…。)アナキンは最後にはジェダイとして生涯を閉じたと思いますので、亡くなった時の年齢(姿)で何の矛盾もないのでは? 正直、EP3公開に向けての前フリにしか思えませんし、観る側はそんなものをこの作品群の中に求めてないと思います。確かに、売る側としての気持はわからなくはないですが、作品は客の手に渡った(公開された)時点で一旦完結しているものと思います。客の手に渡ってから次から次に修正するというのはどうかと…。背景の充実や、脇役の追加・修正ならいざ知らず、あれほど重要な人物を、あの場面でそっくり入れ替えるという行為が信じられませんでした。どうしても修正をしたいということであれば、劇場公開版と別にボーナスとして収録してほしいと思いました。それほど意味のない(逆に言えば重大な)改悪だと思います。 いろいろと書きましたが、作品としては冒頭の感想の通り、本当に素晴らしいと思います。それゆえの苦言です。SWを見たことがないという人には、映画史上に残る不朽の名作を是非観ていただきたいと思います。
映画のあらすじ
出演: ブラッド・ピット, ジュリア・ロバーツ, その他
監督: ゴア・ヴァービンスキー
あるときドジを踏んで以来、組織の使い走りやらされているジェリーと、それを快く思っていない恋人のサマンサ。そんなある日、ジェリーに伝説の拳銃「メキシカン」を運ぶ仕事が下され、メキシコへと赴いていく。一方、ジェリーに愛想をつかせて独りラスベガスに行ったサマンサに、得体の知れない男たちが襲いかかっていく・・・。 ブラッド・ピットとジュリア・ロバーツ。今更説明する必要のない2大スターの共演が話題になったコミカルなクリミナル・ロード・ムービー。ちょっと三枚目的ブラピと、いつもながらに威勢のいいジュリアとのドタバタなコンビネーションが楽しい。とはいえ、ふたりが一緒のシーンは意外に少なく、ケンカ別れしたふたりが別々のドラマを繰り広げていき、やがて…といううまい趣向になっている。メキシコを愛し続けたヴァイオレンス映画の巨匠サム・ペキンパー監督に対するオマージュがチラリホラリ見え隠れするのも、うれしい要素のひとつだ。
感想
脚本がいまいちなのか、展開は在り来たりだし、内容だけみると正直に面白くないです。 しかし、ブラピのいい感じに抜けた演技とジュリアのビッグスマイルだけでも☆4つの価値ありです。 リロイという役の俳優さんもほどよい存在感で、ジュリアとの会話のシーンが個人的には好きです。 荒地や町のホテルなどの風景も、トリップ気分が味わえていいかも。 気分転換したいときにお勧めです。
映画のあらすじ
出演: ブラッド・ピット, エリック・バナ, その他
監督: ウォルフガング・ペーターゼン
ブラッド・ピット、オーランド・ブルームからピーター・オトゥールまで新旧のスター≠ェ共演したアクション超大作。紀元前のギリシャで起こったとされるトロイ戦争を題材に、トロイの王子パリスが、スパルタの王妃を奪ったことから、ギリシャ全軍がトロイを攻撃する物語が展開される。ギリシャ軍に属する無敵の戦士アキレスと、パリスをかばう兄ヘクトルの闘いが最大の見せ場だ。 トロイの海岸に攻め入る無数の兵士や、海に浮かぶおびただしい数の軍船など、CGが使われているとはいえ、映像のスケール感には終始、息をのむ。アキレス役のブラピは、戦闘シーンはもちろん、ラブシーンでも肉体改造による筋肉美を見せつけ、最近は少なくなった本物のスターとしてのカリスマ性を放っている。戦いの意味に悩みながら、戦士の本能が働くアキレスを中心に、あらゆる登場人物が心に複雑な闇を抱え、ドラマは重層的。ギリシャ、トロイともに「戦争の大義」が曖昧なため、混とんとした悲劇に本作のおもしろさがある。勧善懲悪ですっきりと感情移入できるハリウッド大作を期待する人には、2時間43分が長く感じられるかもしれないが…。
感想
ブラッド・ピットが見たくて借りましたが、確かにブラッド・ピットはかっこいい。あの筋肉もこの作品のためかどうかは知らないが、かなり鍛えたのでしょう。素晴らしいと思いました。
アキレスはの(永遠に名を残す)運命ため、パリスは(愛という)刺激のため、ヘレンは(真の)愛のため、ヘクトルは国と民のため、アガメムノン王は更なる領土支配のため、メネライオス王は自らの名誉のため、プリアモス王は信仰のため、それぞれが、自分の信じる‘もの’のために、生きて、戦い、散っていった。とはいえ、個人的には典型的な長男資質のヘクトルに共感と同情を寄せたい。この映画で注目したいのは、プリアモス王(ピーター・オトゥール)の浮世離れした王様ぶり(本人はこの映画は嫌いらしいが)と、最初は情けなくて、兄・ヘクトルの庇護を受けてばかりだったパリス(オーランド・ブルーム)が、守るべきものを背負う覚悟を決めた「責任ある者」へ目覚めていく過程(精神的成長)の演技が光っていました。


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