2002年      6月後半

6月16日

『天気。。。』

お空の気持ちわからない
ニコニコしてると思ったらいきなり泣き出したり
お空の気持ちは不安定
どこか似ている自分の心

てるてる坊主を下げると泣きやむ
淋しいのかな…お空も
てるてる坊主さんとお話ししてるのかな
どこか似ている自分の心

だけど…
お願い

あんまりいっぱい泣かないでね
怖い顔して怒らないでね

だってね…だって

いっぱい泣くと大洪水
いっぱい怒ると地面がカラカラ

お話しいっぱいしたいから
たまにシクシク
たまにギラギラ
ちょうどいいのがいいな

お空の気持ちと自分の心…
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6月17日

「散歩。。。」

春風の中ツバの大きな帽子をかぶり
お気に入りの服で散歩
お日様と話しをしながら
風とダンスをして
スカートの裾をひるがえし歩く緑の眩しい道
花の香りに誘われて
公園のベンチに腰掛ける
子供の声と春の風
優しい陽射しと春の風
そっと瞳(め)を閉じ心の休息
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6月18日

「香り。。。」

優しい香り
大好きな香り
コーヒーの香り
ラベンダーの香り
心の落ち着く香り
そんな香りに包まれて
忙しい毎日を過ごしてる

ホッと一息ついて気が付くと
イライラしている自分が消えている
そんな香りに包まれて
2人だったらいいのにって
優しい気持ちの2人だったら

大好きな自分の香り
いつまでも大切にしたい
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6月19日

「2人。。。」

君の温もり感じたくて 
君の手をそっと握る
君の心が見たくて
君の唇にそっとキスをする

恥ずかしそうに俯く君の
壊れそうな細い肩
そっと抱き寄せる

君のすべてが欲しくて
君のすべてに心奪われ
そっと囁く僕の心を

いつまでこのまま
いつまでもこのまま
時が止まり熱い思いが続いていくのか

君の優しさに触れ
君の素顔が好きで
君の心が………

僕を受け入れて欲しいと願う
僕を信じて欲しいと願う

今…ここは2人だけの
2人でしかわからない遠いところ
見つめ合い抱きしめ合える心の世界
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6月20日

「雨の音。。。」

ポツポツ…ポツ
1粒1粒落ちてくる
お空の上の雨だれ小僧
地上の上で喜ぶ草花
乾いた土が生き返り
雨粒のリズムに踊り出す

ポツポツ…ポツ
初めは小さな雨粒も
調子に乗って大騒ぎ
地上の草花驚いて
あわててダンスをやめました
乾いた土も驚いて
大きな水たまりを作ります

ポツポツ…ポツ
今は流れる雨の川
ザーザー…ザー
梅雨の日の出来事でした
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6月21日

「休日。。。」

小鳥の声で目覚めて
大きな深呼吸を1つ
お日様に“おはよう”の挨拶して
お花にお水をあげましょう

ちょっと遅い朝食をとり
子犬と一緒にお散歩
道ばたの草を見て
木々の香りを身体いっぱい浴びて

午後は紅茶の香りとクッキーで
大好きな本を読みながらウトウト…
春の優しい風に吹かれてのんびり過ごす
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6月22日

「魔法のクスリ。。。」

魔法のクスリがあったなら
あなたにそっと飲ませたい
いつも傍にいてほしいから

魔法のクスリがあったなら
あなたにそっと飲ませたい
いつも見ていてほしいから

今は遠くで見ているだけ
今は遠くに離れているけど
きっといつか…

魔法のクスリがあったなら
すぐに傍に行きたいな
あなたの住む小さな街へ

魔法のクスリがあったなら…
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6月23日

「時。。。」

もしも時が止まったら
あなたと一緒の時がいい
2人の時だけがゆっくり動いてる

おしゃれなレストランで食事して
あなたの行きつけのカクテルバーで一休み
爽やかな風に吹かれて
楽しい一時を過ごす

もしも時が止まったら
きっと飛んでいくだろうな
あなたの所へ
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6月24日

「ゴメンね。。。」

気づかなかった優しさと
私を思う貴方の心
忘れてしまった楽しかった日々
今になって思い出す
いなくなってわかる
貴方の優しさ
思いやり
わがまま言って困らせて
1人で泣いた夜のこと
さよなら言って別れたあの日
今になって思い出す
貴方の大切さ
貴方の心
遅くないかな…
ゴメンね…
もう戻らない?
ゴメンね…
貴方の一言が
貴方の暖かい思いが
今になって身にしみる
まだ…
やりなおせる?

ゴメンね…
ゴメンね…
ゴメンね…
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6月25日

「無題。。。」

何処にいるの
何をしているの
手を延ばしても
大きな声で呼んでも
見つからない

あなたに会いたくて
あなたに触れたくて
あなたを探してる
私の心

いつも待ち合わせていた
星の喫茶店
忘れかけた想い出と
会いたい思いがいっぱいで
今日は1人で行きました

何も変わっていなかった
ただ1つ…
あなたのいないのを除いて

一緒に飲んだ星座のジュース
今日は1人で飲みました
ほんのり香る甘い香り
涙と混ざって不思議なジュースになりました

また一緒に来たいね
見つからないあなたへ…
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6月26日

「夏。。。」

見渡す限り緑一色
風に吹かれて波を打つ
しましまシッポのオニヤンマ
かかしの頭に留まってる
眩しい太陽の下駆け回る子供達
黄色の大きな花も咲き始め
すっかり夏へと衣替え
もうすぐ聞こえる蝉の声
緑の中から飛び出す蛙
蝉と蛙のコンサート
暑い夏…
すぐそこまで来ています
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6月27日

「手紙。。。」

会いたくて…会いたくて
あなたに手紙書きました
ちょうど去年の今頃…思い出しています
遠い国の遠いあなた

会いたくて…会いたくて
せめて声だけでも聞きたくて
震える手でダイヤルします
遠い国の遠いあなた

何を話したらいいのか…
ただ声が聞きたくて
目を閉じて
受話器から聞こえる呼び出し音聞いてます

トゥルルルル…トゥルルル…

いつまで経っても呼び出し音
しかたがないので
あなたに手紙書きました

「元気ですか?」たった一言

結局出せない手紙…
会いたくて…会いたくて
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6月28日

「のんびり。。。」

風が心地よい土曜の昼下がり
ハーブティーの香りを楽しみながら
のんびりとした一時を過ごす
外では
小鳥のさえずりと子供の楽しそうな笑い声
自然とほころぶ口元
爽やかな風に吹かれ
何も考えず窓の外を見つめてる
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6月29日

「空の色。。。」

空を見上げたら泣きそうだった
しかたないよね…梅雨だもん
あなたが私の顔を覗き込む

『君の心も梅雨?』

違うって…嬉しいの
あなたが ここにいるから

空を見上げたら夕焼けだった
梅雨なのに…神様の贈り物?
あなたが私の顔を覗き込む

『何 照れているんだよ!』

違うって…空の夕焼けのせいだよ
でも…ちょっと恥ずかしかった
だって
だって
話しかけるふりして
ほっぺにチュッ…ってするんだもん

空からもらったプレゼント
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6月30日

「星。。。」

梅雨が明けたら会えるね
もうすぐだね
夏の空に輝く星座たち

こと座とわし座のラブ・ストーリー
天の川をはさんで何を思っていたのだろう

七つの星 北斗七星
天の川の水をすくったのかな

いろいろな神様が
さまざまな思いで作ったたくさんの話し

大好きな人と見つめてみたい
夏の空に広がるたくさんの星を…




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