2002年     12月前半

12月1日

「街の光り。。。」

雪の降る街 遠い街
真っ暗な空に吸い込まれるたくさんの光り
同じ空を見つめていたい いつまでも

1人イルミネーションを避けて
凍える手に息をかけながら
あなたのことを想います

今日はクリスマス・イブ
1人で過ごすには淋しくて
街の中まできたけれど
想いは遠いあなたの街へ

雪よ風よ伝えておくれ
私の小さな願いを…
サンタクロースからのプレゼント

あなたの声が聞きたい…
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12月2日

「ちょっとだけ。。。」

いっぱい お話ししたいのに
いっぱい いっぱい甘えたのに…
いつも
ちょっとだけ…

ずっと お話ししていたのに
ずっと ずっと傍にいたのに…
いつも
ちょっとだけ…

俯いて すねてみたけど
知らん顔…
瞳に涙が…いっぱい

いっぱい いっぱい涙がいっぱい
零れないように空を見上げた
青い空は見えないで
優しく微笑むあなたが見えた

零れた涙にキスをして
零れた吐息を包むよに…

心で お話し
心で 交わす

いっぱい お話ししたいけど
いっぱい わがまま言ったけど
いっぱい 甘えてみたいけど

今は…

ちょっとだけ我慢しよう
ちょっとだけ良い子になりました
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12月3日

「こんな日は。。。」

こんな日は…
お日様に向かって深呼吸
こんな日は…
ハーブティーを飲みながら
お気に入りの本を読む
こんな日は…

ちょっと淋しくなったら
ちょっと恋しくなったら
ちょっと逢いたくなったら

こんな日は…
真っ白なノートの上を
黒いインクが走り出す
こんな日は…
思い出のアルバム開きます
こんな日は…

ちょっと哀しくなった時
ちょっと泣きたくなった時
ちょっと逢いたくなった時

こんな日は…
こんな日は…
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12月4日

「いいな。。。」

おひさまっていいな
あったかくて

とりっていいな
そらをじゆうにとべて

かぜっていいな
せかいじゅうを たびできて

いいな いいな

あめっていいな
かなしいことを ながしてくれて

ゆきっていいな
ゆめのなかにいるみたい

いいな いいな

いいなが いっぱい
いいなが いいな
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12月5日

「冬。。。」

風が冷たく木の葉を揺らす
息が白く凍って背中を丸めて歩きます
1人じゃ淋しい季節です
長いマフラー巻いて手袋して
コートのポッケに…
あなたへのプレゼント入れて

頬にささる冬の風
もう少ししたら…
あなたに逢えたらあたたかくなります

きっと…
肩を抱いてくれるでしょう

きっと…
あたたかいキスをくれるでしょう

もう少しで逢えます
待ち合わせの公園で
息を切らせて走ってきます

大好きなあなた…

冬の日の待ち合わせ…
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12月6日

「想い。。。」

ここ…
痛いです…
あなたを想うと…

ここ…
見えますか…
私の想い…

ここ…
触れてみて…
ドキドキしてるでしょ

ここ…
大切なものいっぱい入ってます
あなたへの想い…

ここ…
今、泣いてます
あなたに逢えないから…

ここ…
キュンってしてます
あなたを想って…

ここ…
そっと…
触れてみて…
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12月7日

「愛。。。」
愛…
なんだろう 思いやり?

愛…
なんだろう 好き?

難しくて重たい言葉…愛

好きじゃだめ?
いっぱい好きじゃだめ?
いっぱい いっぱい好きじゃ…だめ?

愛…
なんだろう…

あなたのために死ねること?
あなたのために尽くすこと?

好きがいっぱいじゃだめかな…
だって…
難しいんだもん…

私は…
あなたが いっぱい好きです…

やっぱり…子供っぽい?
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12月8日

「香り。。。」

あなたの香り
優しい海の香り
瞳を閉じて待ってます
海の香りのするあなたの胸…
顔を埋めて幸せを感じます

あなたの香り
暖かい春の風の香り
空を見つめて待ってます
ポカポカの腕に抱きしめられて
幸せいっぱい感じます

あなたの香り
甘いみかんの香り
ブランコに乗って待ってます
後ろから目隠しされるのを
ドキドキしながら幸せいっぱい

あなたの香り…
私の知らない香りもあるのかな…
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12月9日

「そっと。。。」

夕焼けの中でみつけた恋
そっとやってきた
トンボの中に隠れながら
そっとやってきた
胸が痛くてキュンとして
知らないうちに頬が染まってる
たった一言…
「ふぁいと!」の文字
しっかり握りしめた携帯電話

夕焼け空の向こうから
優しいあなたの笑顔が見えた
紅く染まった葉っぱに隠れて
夢の中で出会ったような
爽やか色の風に吹かれながら

いつまでも
忘れられない想い出の1ページ
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12月10日

「想い出。。。」

2人で歩いた公園も
ご飯を食べたレストランも
今は何処にもありません

2人で観た映画も
木の葉の囁き聞こえた喫茶店も
今は何処にもありません

ただ…1つあるのは

あなたと過ごした楽しい時間
あなたと交わした夢のような会話
みんなここに…

私の胸の中に…
ちゃんと残ってる
想い出のアルバム
決して消えない心の中に…
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12月11日

「悪魔の囁き。。。」

陽が沈み 闇が空を覆う時
私の中の悪魔が目を覚ます
目を赤く光らせ
クチを頬まで裂けるように笑い
長く延びた爪で標的を刺す
真っ黒な衣装に身を包み
不気味な声を上げながら
ゆっくり
ゆっくり
足音も立てずに
ただ
標的の後ろに迫っていく

陽が沈み 闇が空を覆う時
私の中の悪魔が目を覚ます…
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12月12日

「天使。。。」

雲の隙間から射す光の中
天使の詩が聞こえてくる
風に乗り
虹の橋を渡り
柔らかな笛の音に包まれて

雲の隙間から零れる光を浴びて
産まれた時の心を想い出す
朝露に濡れる葉の上で
仲良く遊ぶ天使達

幸せ いっぱい運んでくれる
朝の光に揺れる天使の詩
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12月13日


風の香りが変わったよ
冷たい北風の香りになったよ

温かい南の風は旅に出て
遠くの街に消えて行ったよ

冷たい北風と話したよ
優しく吹いてねって お願いしたよ

道行く人はコートの襟立てて
ポカポカの手袋して歩いてる

心を包んでくれる
ポカポカのものは・・・
あなたの優しい言葉

見えないあなたの香り
運んできてね
冷たい北風も今日は友達
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12月14日


雪…降らないかな

…もしも…

いっぱい降ったなら
2人で見ていたい

…もしも…

いっぱい降ったなら
手を繋いでいたい

…でもね…でも…

降らなかったら…
とっても淋しい日

降らなかったら
心の中に雨が降ってきそう…

雪…降らないかな…
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12月15日


何をしてますか…あなた
何を見てますか…あなた

私は…
あなたの隣にはいないけど
心はいつも隣なのに…

あなたの隣には…素敵な人がいるのですか
あなたの隣には…私はいないのかな

何を…誰を想ってますか

ほんの少しでいいです

…私を…

感じてください
冬の日の独りっぼっちは…

…淋しいな…


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