アメリ
【アメリ】＜通常版＞（DVD）
この映画は、今まで日本で上映されてきた、フランス恋愛映画とは違って、
かなり、リアルなパリを表現していると思う。
嫌味な八百屋とか、そこで働くアラブ系のおにいちゃんとか、妙に身綺麗な
キオスクのおばちゃんとか、昼間ッからカフェにたむろってる怪し気な人々とか、異常に神経質なパリジェンヌとか、管理人のおばちゃんとか、妙にあっけらか～んと明るいアダルトショップなどなど。。。
ああ、パリってこういう人いるヨな～って感じ。
個人的な話ですが、わたしは、パリで3ケ所に住んだんだけど（引っ越しし過ぎ？）そのうちの2ケ所の近所が舞台になっていて、すごく懐かしかった。
ところで、この映画の本当の意味を掴んでいる人は、どれくらいいるんだろうか？
今までの、フランス映画みたいに、
『あ～、アメリかわいい！パリって素敵！』
みたいな見方が大半なような気がする。。。
全然違いますぞ！
アメリと言う空想の世界でばかり生きている女の子が、
これまた、空想の世界で生きている青年と知り合い、
なんとか、彼女なりの方法で、葛藤しながらも、なんとか現実世界と折り合いをつけはじめていき、（その過程で、いろいろな人に幸せを与え）
彼も、また、アメリに引きずられるようにして、空想から現実世界に
行くと言うお話だと思う。私は。
皆さんは、どう見ましたか？
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