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2019年12月31日
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カテゴリ: 年末回顧録
毎年恒例の一年の振り返りです。
今年はとにかく本当に学びと動きの多い一年でした。
まず学びとして大きかったのが、MMTの出現です。アメリカからMMTが持ち込まれたことで、財政健全化の是非について議論され始めた今、金融政策としてどうすることが日本にとっていいのか、今の知識では自分で判断できないと思い、貨幣について勉強しました。
少し話は逸れますが、私は元々ハードのインフラ技術者のレベルの低下を、国が抱える大きな問題の一つとして見ていました。これをどう解決すればいいのかについて、当事者としてずっと考え、少なくとも自分の目の届く範囲においては自分なりの考えを教育を通じて実行に移していました。しかしそれはミクロの問題ではよくなるかもしれないけれど、マクロ的な日本スケールでの技術レベルの低下は避けられないことはわかっていました。
そこでこのMMTを通じて結びついたのが財政政策と技術力の関連性。つまり元々日本が技術力を伸ばしてきたのは、その技術が必要とされ、成長させる必要が常にあったから。そして衰退している今を作り出したのはこの逆で、もう必要とされなくなってしまったから。そこには国策が存在し、投資があるということが前提だったということ、これに気付いたわけです。もちろんこれを受けて企業の方針というものが存在するので、企業がそれに気付いて手を打っていれば、投資規模が減ってもどうにか出来たかもしれません。しかし企業は営利があっての活動であることから、長期的に手を打つのはよほど敏腕でない限り無理だったかと思います。ただいずれにしてもこのような状況を作り出した根本原因に気付けたというのが、今年の大きな学びでした。
さて次に動きの方ですが、今年は大きな動きが2つありました。
1つ目は友人の行なっているNPOに事務局としてボランティアで参加しているのですが、この躍進がめざましかった事。年初はまだ理念だけで動いており、それだけでは先がないと思っていたのですが、漸くビジネスとしての道筋が見えるにまで昇華されました。そして普段特に何もサポート出来てない中で、その道筋を見るきっかけとなった機会に自分が多少なりとも関われた事が何よりも大きかったです。
2つ目は自分の会社内での話ですが、社内ベンチャー的な制度において、自分の提案が採択された事。アフリカにおいて発電ビジネスを展開したいということが採択されたのですが、既に採択されて動き出している別のアフリカでの発電プロジェクトがあり、これがたまたま最近自分の部署に異動してきた人のプロジェクトで、これに相乗りしながら動く事になりました。

さて、この二つは一見すると全く違うビジネスですが、理念としてはかなり近いものがあります。それはどちらも世界における日本のプレゼンスに危機感を抱き、これを真っ当な日本人としての調和の精神をして変えていく、という事です。私がこのように思う背景には大きく2つあります。(NPOの代表が思う背景はもっと現場で感じているものでありもっと別にあります。私は所詮日本国内にいて思う程度)

そしてもう一つが中国の台頭です。社会主義ながらも民意をコントロールし、金にものを言わせ、国としては明かに力をつけてきている。もちろんその成長の背景には中国国民から人権が剥奪され、また不要な人間が切り捨てられるという犠牲の下に成り立っており、許容し難い事態ではあるものの、結果として中国が世界をじわじわと支配しつつあることは否めないように思います。私は中国国内においてそのような問題が起こっている事に対して口出しすることは、ある種の内政干渉であり避けますが、世界的にも金と軍事力にモノを言わせ支配を強めていく状況は、世界の平和と秩序を守るという観点から何としても食い止めなければいけないことと思っております。
私たちのこれらの活動を通して、微力ではあるかもしれないですが、間違いなく世界の平和の為になると信じて、2つの活動はスタートを切りました。来年はこれらの活動を育てていき、仲間を増やし大きな力に変えて、日本の再建に役立っていきたいという所存です。





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最終更新日  2019年12月31日 21時32分01秒
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