８月２３日(水)晴れ・ポピュラーインにて
夜３時。昨晩の９時に夕食のために休憩して以来の停車である。だが、休憩のためというよりも、何か荷物を乗せるためのようであった。
ふたたび動き出すと、やっと眠ることができた。
７時。朝食のために休憩というよりも荷物を下ろすついでの休憩。コーラを飲む。山の上の方よりも値段は下がっている。
９時半ごろ。ラワールピンディーに到着。暑い。日本と同じような暑さである。タクシーに乗ってポピュラーインの近くまで行く。一人１０ルピーは高すぎたかもしれない。何とかポピュラーインにたどりつく。落着いた雰囲気のいい所である。さすが、カナダ人のネーチャンが推薦してただけのことはある。
誠さんが帰りのチケットを探しに行っている間に朝食を取る。フレンチトーストがうまい。チャイはもう病みつきである。
食べ終わった後に部屋に向かう。まあ安宿にしては良い所だ。扇風機もついている。誠さんは日本人の女の人と同部屋になった。おととい教えた｢私はスケベです。」言うように薦める。中田さんには、カセットテープをもらった。エリック･クラプトンにピンク･フロイド。
３人で昼食を食べた後、中田さんはイスラマバードへ飛行機のチケットを探しに。誠さんと私は、一緒にピンディーの中心街へと向かった。誠さんは、バンコクへのチケットを買うために。私はクエッタへの列車の切符を買うために。
誠さんと別れた後、私は駅の方へ向かって歩いた。いや、はずだった。しかし、地図を見てもどこにいるのかわからなくなった。しかし、親切なオジさんのおかげで駅につくことができた。しかし、切符の買い方がわからない。駅の人にインフォメーションオフィスへ行けといわれ、行ってみるがよくわからない。ふたたび駅に戻る。そしてもう一回５分ほど歩いた所に、それらしきものがあった。中は、カウンターに何人かの男に人がいて仕事をしている。何人かと適当に話しているうちに、目的のチケットを購入することができた。どうやらチケットを取るのは中国より簡単なようだ。
© Rakuten Group, Inc.
