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仕事で週1回行っているU中学校の特別支援学級はダジャレ王国である。 これはY中学校時代からつきあいのある主任の「止めどない暴走」によるところが大きい。 とても素直な生徒たちなので、「しらけ」たりせずにおもしろがってくれるので、もう誰にも止められない(笑)。 クラスの評判が良く、学校公開などでたくさんの人が見学に来るのだが、そんな時でも「ダジャレあり」なので、今や「学級目標に『ことば遊びによる言語能力の向上』とか表だって入れてしまって大手を振って言えるようにしようか」などと本気とも嘘とも言えない発言まで主任の口から飛び出している。 この日の調理実習では、キノコ類・鶏肉などをニンニクみそしょうゆにつけこんでのホイル焼などを作っていた。 班の作業の際に、鶏肉を取り分けていて、私も思いついたダジャレをどうしても言いたくなり(笑)、かといってそのまま過ぎるそのことばは恥ずかしくて自分の口からはちょっと言えない…と思いながら、ビニール袋の中の鶏肉を何度もつかみ損ねては「あれ…あれ…」と数回やっていた。 しばらくすると班の中学3年生女子が言ってくれた。 「あっ、わかった! 『とりにくいなあ』って言いたいんでしょう!」 さすがはダジャレ王国。焼き松茸♪松茸のホイル焼き♪すき焼き♪松茸ご飯♪暑い季節が一番お買い得♪中国産 マツタケ中級品《やや開き》200g アウトドアレシピカード「白身魚ときのこの香草ホイル焼き」
2008/09/30
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Sは、久々の副籍交流で昨年度まで通っていたI小学校に行った。 父と片道25分の徒歩登校。休まずテクテク歩いたが、昨年まで会っていた人たちに全然会わない。もしかして、私たちに会うために表に出てくれていたの?と思ってしまうくらい、握手仲間(主に街の年配の方々)に会えなかった。もし本当に楽しみにしてくれていたのだったらすみません…。 小学校に着いたSはなぜか硬い表情。「また、この生活にもどされるのか?」と不安になったのか、少し落ち着きがなかった。 そんな時に現れた校長が、「やってやるよ」なんて言いながら、手足を持って振り回してやろうとすると、これを完全拒否(爆)。昨年度までは校長の顔を見るとやらせていたのだが、他のお客さんの前で「いつも俺がやっていたんだ」みたいなアピールをしようとした校長の浅はかさを見抜いてか(笑)、まあ見事なほどびびって、しまいには校長の手をびしばしたたいていた。 まあ、昨年度までのいろいろないきさつを思えば、「校長を多少やっつけて良し(笑)」だったので、親の私も注意どころか大笑いしただけだった。 この日はJICAの国際交流だったようで、南の島から来た留学生(大人)たちが校内にたくさんいた。特学の見学に来た際に、先生たちはちゃんとした授業風景を見せたいようだったが、好奇心の強い彼らにそれは無理というもの。気もそぞろに外国人(民族衣装姿なのでアタマにほうきみたいなのを乗せた人までいる)たちの方をきょろきょろ見ている。 Sにいたっては一人の大柄な女性をガン見(笑)。じっと見つめていると、その女性が近づいてきた。見つめ合う二人。Sはおもむろに民族衣装のワンピースに一周ぐるりと付いていたロープ状のかざりを手にとってなでなで。女性も「He likes me!」と他の人に喜びを伝える。でも本当はひもを気に入っただけだと思うが…。 まあ、とにかくトンガの大柄な女性に気に入っていただき、大きな恋人から「キスの嵐」となっていた(笑)。 その後、他の人(男性女性問わず大柄な人)に近づいては「うー(俺の手足を持って振り回してくれ)!」とアピール。もちろん初対面の人に通じるわけもなく、「握手を求めてくる友好的な子ども」として、握手責めになっていた。 それにしても、しゃべれない分、国籍も見た目も関係なくスムーズに交流できていておもしろかった。怖がって近づかない子も結構いたので、「自閉症児Sが一番コミュニケーションした」なんて、なんだか笑ってしまった。[送料無料!] トンガ王国のフコイダンでできたサプリメント!甜茶も配合!たらよう茶
2008/09/29
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新しい内閣の国土交通大臣(中山)があまりにひどいからもう忘れられがちの農水大臣辞任(前内閣・消費者がやかましいの太田)に結びついた事件の方だが…例の汚染米(正式には事故米穀というそうだ)、私の口にも入っていた!!! 工業用を食用に回した…という話を聞いても、「まさか学校給食には回ってきてないだろう」と思っていたのだが、回り回って給食に「食用でんぷん」として提供されていたとのこと…そのニュースを聞いて驚いた。 翌日、勤務校に行った時、机上に「事故米穀の学校給食における使用状況についてのお知らせとお詫び」という保護者宛のプリントがのっていてさらにびっくり! あの時の「手作り厚焼き玉子が…」と言いたいところだが、まったく記憶にない(笑)が、とにかくとんだ「手作り」である。 私はちょうど10年前に大規模な学校給食・食中毒を体験しているので(その時は三色ゼリーが原因)それに比べると全然ピンと来ないのであった。 その時は翌日が合唱コンクールで、クラスによっては10人以上欠席したり、伴奏者がいなくて練習用テープと音合わせをしたり、極めつけは審査委員長である音楽家教諭が欠席したもんなあ…。 今回、食中毒ではないし、軽いからいいというのではなく、「いつでも集団で殺されちゃうような環境にあるんだな…」と空恐ろしく思った。信じてノーマークだったわけだから…。でんぷんから作られた低カロリー甘味料マービー 粉末1500g
2008/09/28
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過日のI中学校の運動会…台風で延期だと思いこんでいたので、朝、「本日実施」の連絡網がまわってきた時には驚いた。(とはいえ、目覚めずに留守番電話対応してしまうのだが…) 時間を遅らせて実施とのこと。同じ運動会でも、体育の講師としてのH小学校や、特別支援学校の介助員としてのU中学校ではたくさん仕事があるのだが、社会科の講師としてのここでは「お客さん」扱い。場合によっては「行かない方が普通」だったりもするのだが、さすがに4年目ともなると縁が深くなるというか、ちゃんと行って、夜の打ち上げにも行くのだ(笑)。 とはいえ、運動会が始まってから余裕の社長出勤。着いたら、実行委員長の先生に一応「もし、急に人手が足りない仕事があったら声をかけてください」と殊勝なことを言って、あとはのんびり競技を見たり、暇そうな生徒の相手をしたり…でいいのだ。一応、ことが起こりそうな本部の後ろ、救護係のそばで、最初の10分間を平和に過ごしていた。 が、突然、実行委員長の先生が男子生徒を背負って救護係のテントにやってきた。 ぐったりとしたその背の高い男子生徒は、最初椅子に座らせたが、ずり落ちてしまうほどに衰弱。顔色もかなり悪く…。 ということで、彼が寝られるように椅子を組み合わせたり、そのために彼を持ち上げたり…と忙しい時間となった。 保健の先生がしばらく様子を見ていたが落ち着いてきたのでまた競技の方を見ていた。10分間くらいだろうか。その頃、彼は、吐き気を催したのか突然よろけながら立ち上がり、それを保健の先生がやっと支える…。そこに気の利く私(笑)が現れて、肩を組んで支えて、「あと少し我慢」とはげまし?ながら、保健室までの遠い道のりを連れて行った。 いざ、流しの前に行くと吐けなかったようなので、そのまま保健室で横になることに。ぬれタオルで冷やしたり、そのまま少し寝たりして過ごすことで最終的には回復するのだが、その間、グラウンドから離れた保健室に病人を一人置きっぱなしにはできないだろう…ということで私が残ることにした。 途中、彼の母親が様子を見に来て、そこで交代する予定だったのだが、倒れた時よりも容態が安定しているのを見て「じゃあ、家に戻っていますので、すぐ近くですから何かあったら電話してください」と先に言われてしまった(笑)ので、そのまま午前の部が終わるまでの1時間を結局保健室で過ごす羽目に。 彼がなぜ倒れたかというと、実は最初の方の種目の男子1500m走で、ものすごいデッドヒートを繰り広げたのであった! 2年生二人が最後まで争い、抜きつ抜かれつでゴール。記録は5分04秒と大会新記録。それだけのことをやってのけて、一度は生徒席に戻ったのだが、さすがに体力の限界を超えていたのか生徒席でぐったりとなったそうだ。 彼がのびているのを見る人はその度に「あの名勝負の後だからねえ、しょうがないか」と同情的に言うので、その都度、「ねえ、あれだけがんばったからねえ」と相づちを打つ私。タイミングを逸して、「実は見ていない」とは言えなくなってしまっていたのだ(爆)。言っているうちにそのデッドヒートを自分も知っているような気になってくるから人間は不思議である。 まあ、遅刻したその罪滅ぼしも兼ねて、『本日のヒーロー』の看病をするのはいいのだが、先ほどの母親にすべてを託して自分が運動会見学に戻ることができなかったのにはもう一つ理由があった。 保健室に新たなお客様が来ていた。 彼と同じ、中学生男子。ほっそりして背の高い、いかにも陸上が得意そうな少年である。 彼が連れてこられる時、肩を貸している保健の先生が見えたので、急いで迎えに行くと、その先生がニコッとしてひとこと言った。 「今度は名勝負の2位の生徒が来ましたよ」(苦笑) 同じようにベッドに横たわるライバルたち。同じようにぬれタオルを顔に掛け、苦しそうな咳をして、ゲロ用の洗面器を横に置き…そのうち眠りについた。 午後になって復活し、閉会式では、大会新記録の2名が表彰されていた。みんなはかっこよかったデッドヒートシーンとこの華々しい表彰しか知らないのか…と思うと、ベッドの二人を一人思い出し、おかしかった。 それにしても5分04秒…ライバルがいなければまず運動会なんかで出る記録ではないだろうから今後ずっと更新されないだろうな。 まだ2年生の二人が来年もこの種目に出てくるかどうか、ちょっと意地悪な楽しみではある。二人とも出るとまた他の種目を棒に振ることになるからやめといた方がいいと思うが…。
2008/09/23
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運動会の練習で空き時間があったこの2日間で行ってきた。 1日目は地区の事務所にアポなしで乗り込んで、事務員にことの経緯を伝える。後日の支店長対応を約束し、「翌日がなら私は時間がある」ことを伝えた。 時間がある…と伝えたらその日を避けて、こちらが忙しい時をねらってくるだろうと思っていたが、ちゃんと翌日に時間を作ってくれた。なのでこの時点で、こちらは好印象を持てたので、この日もおだやかな口調で、でも言うことは言って帰ってきた。 向こうの対応は、前日に「すでに本部の方には保険の見積もり依頼と今回の苦情をメールで送ってありますが…」と伝えたのが良かったのかな(笑)。 とりあえず、補償とか相殺するお金などのことは、支店対応ではなく、支店長が本部と相談してからの報告待ちになった。支店には、たくさんあるけど主に3種類の保険の何をどう減らしていくと良いか…この辺りを考えるための説明をたくさん聞いておいた。新たに一本化して契約し直すより、減額申請が一番お得なようで、解約しているはずだった最初の契約が実はかなりの好条件だった。 その会社の前身が教員に特化して今時はありえないような好条件の保険商品を出していた名残だそうだ。だから、やけを起こしてすべて契約解除して一から他社に乗り換えるよりは、一部を残したり、全部残すけど減額する方が良い…とわかった。 でも駆け引きとしては、「本部の誠意の見せ方によってはもう他社と相談始めるんだからな…」という感じを見せたり(手元には他社の私の保険証券を持っていてちらりと見せたw)、「妻は、みんなが他社に乗り換える時に『ここで契約を変えたら、新しい会社がかわいそうだから』と言ってとどまったので、そうやって信用していただけにだまされたような結果に落ち込んでいる…」と相当大げさに伝えて人情に訴えたり(笑)、自分の詐欺師的な力(いや今回は事実ばかりだけど)に酔いしれた(爆)。 まあ、でもたぶん、金銭的な補償はまず無理そう。なぜそれを悟ったかというと、昨年妻は入院したのだが、その際に2種類の保険から入院費用が出てすでに受け取っていた! 前述の「解約しているはずの保険」からもちゃんと出ているようで(笑)、もらうもんもらっといて、「身に覚えのない保険に何年も入っていた」というのはちょっとこちらがごねるには弱すぎ(笑)。 だから、よっぽど本部が押しつけがましい態度で来なければ、消費者センターとか他社の保険担当を巻き込んでの大騒動…には発展しそうにないようだ。 って、別に戦うのが趣味ではないから、向こうから好条件がどんどん出てくるのが本当はベストではあるが…。 ただのクレーマー(というか因縁つける人?)になるのもなんだし、もはや勢いなし。 ということで、「その後」の「さらにその後」にはもう期待しないでください(笑)。 4%OFFリビー ジブラルタル(6ヶ入) ワイングラス 15246ジブラルタルの風加古隆/ジブラルタルの風 ~加古隆・ピアノソロ・ベスト(CD)注:本文とアフィリエイトは特に関係ありません …とも一概には言えません。
2008/09/18
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私の働く都道府県では、学校教職員にまるで公的なもののように思われている保険会社があった。 保険の名前がそれっぽかったり、特に教諭になってすぐの頃は「職員室に出入りも多いし、公的機関のものなのか」と何も考えずにそこに入っていた。 10年くらい前だったか、そこは経営破綻した。会社更生法の適用を受けて復活に向けて動き出したのだが、私たちの保険は解約さえできず凍結された。 そして新会社の手によって『掛け金そのままで条件引き下げ』を強制的に行われた。 そのことには頭に来たけど、しょうがないとも思えたのだが、それまで頻繁に出入りしていた保険担当者が、文句を言われそうな一時期だけまったく姿を見せないことに頭に来た。もちろんその人個人が悪いわけではなくても、その時期こそ文句言われるのを覚悟でどうなるのか説明しに来て欲しかった。 そんなこともあって、凍結期間が過ぎてすぐに保険会社を変えた。以前のA社の担当者のおばちゃんは「こっちで継続して条件変更すれば得だったのに…。相談してくれればいいのに。」と解約の際に怒っていたが、肝心な時にいなかったのはそちらだ。まあ、そんな感じで、「とにかくA社以外にしたい」人と、そうでなくそのままにする人とに別れた。 教員って、人がいいのか? 単に面倒なのか? うちの妻も含めて、その後もA社と保険契約を続けた人(そのままにする人)が結構多かった。 そのA社、その後は順調?のようだが、うちに関してはとんでもないことをしてくれているのがわかった。 妻が契約更新する時に、「前の3つの保険を解約して新しい3つに入った」つもりだったのに、解約されておらず二重取り(実際には2倍の補償があったということだが)になっていた。そのことに数年気がつかない方(妻)も、金持ちというか、気にしなさ過ぎだが、その後も特約とかを追加しているんだからその際に教えてやればいいものをそのままにしていたようだ。今亡くなると私にはびっくりするほど保険金が入るところだった!(爆) その担当だった元気のいいおばさまはもう退職して、今は担当が変わっているとのこと。なんとなく、向こうはすべてわかった上で、あまりわかってない人をカモにしていた可能性が高いと私はにらんでいるが…。 仕事が忙しいのもあってか「またやらなければいけないことが増えた…」と涙目の妻。 「えっ、じゃあ、この交渉すごく楽しそうだから俺に一任してやらせてよ」とうまくいった時の小遣いを約束して(笑)立候補する私。 数年分の支払い分の返還や補償を取っての一部解約か、全部解約しての他社乗り換えか…向こうの譲歩になるか、もめて戦いになるかはわからないけど、少なくともこっちが優位な立場(お願いしたり謝ったりする必要なし)での話し合いだからまったく苦にならないんだけど…。
2008/09/15
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指導補助員(介助員)として行っているU中学校でのこと。 技術の時間に、平たい木の板への寸法どりをしていた。 余裕でできる生徒も少しいるが、特別支援学級での授業なので講師の先生もすごくていねいに教えてくれる。 サシガネ(金尺)の当て方のみならず、4,8cmを取る時の目盛りの読み方まで、一つ一つみんなで一緒にやっていく。黒板に書いた図と同じ向きにするとやりやすい工夫もしてあった。 1枚の板から3つの部材を取るために、それぞれのサイズの四角の寸法をとっていた。板にサシガネを当てて、鉛筆で寸法を採り、そこに線を引いていく。 1つ目が無事取れたので、2つ目から先生は、寸法だけ口頭で繰り返し伝えていた。 「次は、5,6cm×5,6cm(5,6センチかける5,6センチ)をやってください」 その時、中学3年生のI君が、その板に鉛筆でなにやら落書きをしているのが目に入った。 「何やってんの…」とのぞきに行くと、何か数字のようなものを書いている。 よく見ると、それはかけ算の筆算……5,6×5,6の計算が、寸法を採るはずの指定の場所にて行われていた(笑)。 その計算する「×(かける)」じゃなくて、寸法を言う時の「×(かける)」って言っても説明が難しいので、ひとまず終わるのを待つことにした。これも数学の勉強になるだろうし(笑)。 答えを聞くと、いばって「3,136!」と答えた。 たぶん、小数点の位置がおかしいぞ(本当は31,36平方センチメートル)…。 さすがに板の上での計算への赤ペン入れはせずに、他の人の作業を彼に見せる。 計算ではなくて寸法どりの続きだと納得した彼は、その後、「面積の計算式」を消しゴムで消して、無事に寸法を採った。 ウケねらいじゃなくて本気なところがおもしろかった。 でも、寸法取るたびに面積を計算するのも勉強になっていいかも。姉歯さんはこの努力が足らなかったな…。
2008/09/14
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昨日の夕方、Sの通う特別支援学校からの電話が鳴った。 私の携帯電話あてだったので、ディスプレイに学校名が見えたのだ。担任の先生が何か伝え忘れたのか、それとも連絡帳には書けない時間帯(帰る頃)に何かやってしまったのか…とおそるおそる出た。 すると、なんとその特別支援学校の『副校長』が出て、苗字付きで「○○わらG」さんですか?と聞く。 「ああー、学校規模の大事件…って、S、なにをしでかした~」とかなり緊張。 何事かと思って話をしばらく聞いていると… なんと私あてに『非常勤講師の依頼』の電話だった(爆)! 保護者とは知らずにかけてもらっているのだが、さすがにそのままにするのも申し訳ないので、「すみません、実は私、そちらで息子がお世話になっていますので、さすがに無理かと思いますが…」と笑いをかみ殺しながら説明。 しかしよほど困っているのか、「大丈夫ですよ、小学部と高等部なら全然問題なし」と言っていた(笑)が、最終的には「11月途中までは枠が一杯なんです。申し訳ありません。」とこちらからなんとかお断りした。 「息子がお世話になっております」という態度を示しながらも、学校では「くせのありそうな保護者・しかも元同業者」としていばっているのに、その学校に仕事に行くといばれなくなる(笑)からそれは困る。(まさかそこまで見越してねらわれたか?) というわけで、友人を通じて誰か探してみます…ということで電話を切った。 それにしてもこの2日間で3件もの依頼があった。都道府県の講師紹介名簿ではなくて、たぶん母校の大学就職課の講師名簿からの問い合わせだと思う。ここで連絡があるということは、「2学期(または前期の続き)が始まったけど、休みます…」という先生が3人いるということだ。理由まではわからないけど、長期休暇明けに休む先生…が知らない人だけどちょっと心配になった。 全然関係ないが、勤務しているI中学校の楽しい年配の先生は、授業初日の2時間目の授業から職員室に戻ってきた時、「なんでかわからないけど、俺、今、5時間目だと思って15分早く終わりそうになって、生徒に止められたよ~。」と言っていた。こういう前向きな方は心配なさそうだ(笑)。 ちなみにこの日は6時間授業(私もいきなり5時間あり)だったので、その先生のその後のお疲れぶりと文句の言いっぷり(毎日1時間ずつ増やしていこうよ…とか)には目を見張るものがあって楽しかった。
2008/09/03
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豪雨の日々の間隙を縫って8月28日金曜日に○○サマーランドに行った。 朝から晴れてしまったのでたぶん混雑するだろうと考え、こちらは午前は仕事をして、午後3時からの入場だ。 この時間からのチケットは安くなるし、夜9時までだから大丈夫…と地元の利を活かした技のはずだったが、駐車場入り口で言われたのは「今日は急遽夜6時までの営業となりましたが、それでもよろしいですか?」 「えー、よろしくないよー。」とは言ったものの、すでにプールモードで浮き輪を片手にやる気満々の自閉症児Sにそんな予定変更が通じるわけがない(笑・自閉症の行動特性の一つに急な予定の変更に弱いっていうのもあるが、この場合はそういう特性の子じゃなくても中止にはできないだろう)ので、あきらめて入場。 なんでも、前日の豪雨で川が大変なことになったり、土砂が流れ込んでいるので施設点検を大々的にやりたいらしい。 自慢の『日本最大級(日本最大ではない)の流れるプール』はなんと閉鎖されていた! 怒って、「安くしないのか?」と言いたくなったが、うちはもともと福祉割引で半額なのでさすがにおとなしくした。チケット販売の時、短縮や規模縮小による割引が何もないと思ったが、入場の時に一人1000円分の金券をくれていたのでなんだか得した気になれた。って、実際は時間削られているからその方が痛いのだが…。 時間がなくてもいつものパターンを崩さない方がいいので(自閉症児は一般に同じ手順にこだわる…人も多い)、最初にプールを横目に通り過ぎて、ぐるぐる回るものやひゅーっと落ちたり登ったりするものなど乗り物のいくつかに乗った。 観覧車に乗ると、川の増水で道路が冠水したり、園内の山のがけから土砂が流れ込んだ様子がよくわかった。「こりゃ大変だ、よく今日開けてくれたなあ」というくらい。 しかし、観覧車は夏に乗るもんじゃない…。中が暑いの何のって、サウナに閉じこめられて約15分?出られない状態に閉口した。高いところが怖くて日頃は絶対に近づかない窓のすきまに、涼風を求めた私は必死で顔を近づけたりしていた。息子Sはいつもながら余裕で手なんか出したりして、私たちに必死で止められた。いくらなんでもすきまから出ようという気はないと思うけど油断はできない(笑)。 観覧車を降りての帰り道、さっきの乗り物に乗りながら戻ろうと思っていたのだが、Sは、はやる心でそれを断りプール方面にジョギングだ。こういう時だけはわかりやすいヤツだ。 外のプールに近づくと服を脱ぎ捨てて、突撃!……しかけたが、外のプールの水が冷たいと足洗い場ですでに半泣きモード(笑)。外は暑いけど前日雨水の入ったプールの温度を高めるほどではなかったようで、私も嫌だったので室内のプールに移動。 こっちは温水・屋根付きの屋内施設。下の階に温浴施設もある。プールは1時間に一度(というか5分くらい)、人工の波が来るようになっていて、その時間になると人がわらわらと集まってくる。 浮き袋付きのS、波が来ると一緒にジャンプさせるのだが、楽しんでいるのか泣いているのか毎度よくわからないリアクションだ。ゲラゲラ笑ったり、タイミング合わずに濡れると泣いたりをくりかえし、そのくせ、波が終わると、波の来る方向を指さして、「うー(おい、また波を出せ)」と父親に無理な要求をするのであった。 それにしても外に出たり、自宅と違う場面で、発語のないSの希望をくみ取るのはあいかわらず難しい…。 大波の後、上の小さなプールで遊んでいて、何か様子がおかしい。何を見て判断したのか自分でも謎なのだが、妻に「トイレに連れて行く。たぶん大便」と言って連れて行くとやはり正解だった。2日間出てないという状況証拠か、顔の表情か、お尻に手をやる微妙な角度か…自分だけわかっても他の人にわかってもらえないと今後困るのだが、とりあえず息子の大便を見破るのだけは私がナンバー1だ(笑)。 手をつないでトイレにダッシュ! 「それ、うんこだ!」と小便器じゃない方を推薦すると、本人も「うー(そう、うんこなんだよ)」とばかりにそっちに進む。しかし問題があった。2つあるうちの和式しか空いていない。過去に和式で大便をしたのは2回ほどで、その2回とも変わった使い方(反対からやった時と横からやった時)をした。 せっぱつまっているが、そういう時こそ練習のチャンスだと思い、お尻を出して便器をまたがせる。しかし、海パンが足にひっかかるのでうまく和式の低いウンチングポーズになれない。足が少しだけ曲がった中腰状態のうちに、Sは勝手に発射! 「ああ!」と私の嘆きをよそに、大便は結構な距離を、結構な勢いで、ドボンと落ちた! 大きくはねなかったのは奇跡だったが、しかしまあよくぞ便器に入ってくれたものだった。 すっきりして機嫌も良くなり、水遊びを楽しむのだが、その後もSの意を汲むのが難しい…。 出口側を指さして「うー(上がる)」と言っているかと思い、いつも最後に入る地下のお風呂に連れて行く。そこでそんなにくつろがないうちに大泣きしたりするので「うー(帰る?)」と言っているかと思い風呂から上がると、「うー(プールだ)」と指さし。 「なんだ泳ぎ足らなかったのか…」とプールに戻る。 この1回なら別に文句はないのだが、そこから同じパターンで指さし&不機嫌で伝えようとし、それがあっているのかどうかはわからないが最後の1時間はプールとお風呂を3往復くらいした。 最後のお風呂の時は、「この後は着替えです。上がるとプールはありません。」としつこく言い聞かせて、それでも上がるとプールを指さしていたが、「ハイ終わりー」とまったく無視。取り合ってもらえないとすんなりあきらめた。 途中泣いたりもあったから早く帰るようかと思ったが、結局最終の6時までいた。 最後はご機嫌だったから、まあ楽しめて良かった…となったのだった。
2008/09/03
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8月某日、原子力発電所見学会に参加した。 国の手先?(笑)として推進派の法人が主催しているイベントだ。 その昔は強い反対派で、でもいつの間にか30%近いシェアになっていることを半ばあきらめて受け入れている(そうやってなし崩しにされたことが本当は腹立たしいのだが)私としては、今現在、本当のところは原発どうなのかを知りたい…という社会科の教師的な好奇心で参加した。 イメージの中では、80年代後半にRCサクセション(忌野清志郎)が歌っていた反対ソングが盛り上がった時期…あの当たりから何も変わっていないのだが、もしかしたらその後安全対策が進んでいるのだったらそのことを知ろうと思ったのだ。 出勤簿の記録上、最終的に外部研修扱いになったか休暇扱いになったかはよくわからないけど、万が一被爆したり、帰らぬ人になった時に「届け出が自宅研修になっているのに他県の原子力発電所にいたのでは労災になりません」となっては大変だと思い、前の週、研修先から管理職に必死で連絡した。 我が家は東京駅までが遠いので、ものすごく早起きして、東京駅で朝食を取った。たぬきうどんが650円って高すぎ! 行き先は茨城県東海村など。普通の観光バスに長時間乗って、すっかり乗り物疲れ…。一緒に行く予定だった社会科の同僚の先生が行けなくなったこともあり、今回も孤独(笑)なこともあったが、何よりもバス車中の講師による説明がとても単調で、驚くほどの人たちを夢の世界にお誘いしていた。参加者の半数は教員だったそうなのだが、一応やる気?で参加した人たちをそうさせたのだからその眠たい話たるやすごい! よかったことが2点。申し込み段階では特に書いてなかったのだが、那珂湊市場に寄った時の昼食が何と無料で用意してあった!でも市場で売っているお刺身ほどおいしくなかったのが残念…。それでも、まあ、お手柔らかにという買収にまんまとはまったわけです(笑)。 もう一つは、原子燃料工場の見学ができて、ここではそれこそ白衣を着て帽子をかぶって黄色い安全靴を履いての厳重な安全対策…見学の中身以上にその格好がいかにも特別な感じで良かった。残念ながら撮影禁止。 ペレットと呼ばれる1円玉より小さな、円筒状のウラン加工燃料がたくさん作られ、それを種類別に並べて大きな燃料棒を作っていく。この工程はとても勉強になった。 ペレットを持ってみますか?という見学ガイドのお誘いに乗って、手袋越しにウラン物質を持った人たちもいたが、私は言われた瞬間、思わず後ずさりしました(爆)。核物質マジ怖いし、これをさわった人が長生きしたかどうかのデータはないし。 そしていよいよ原子力発電所へ。説明会の後、いよいよ専用バスで中の様子を…と思いきや、昨今のテロ警戒もあり、建物にさえ近づけず、写真も撮らしてもらえずでがっかり。 確かに、「これが核融合中の原子炉です」とか近づかされても困ったかもしれないが正直「何それ」という思いだった。 原子力発電所で働く人との意見交換は時間が少なく、質疑応答もちょっとオタク(発電オタクw)な方が粘るので聞きそびれた。 帰りの車中で、行きと同じ例の講師の先生に聞いたのだが、延々20分回りくどい説明をされてしまい、質問者なのに思わず寝てしまいそうだった(笑)。 ちなみに質問は、「本日の見学で、ペレットの段階、燃料棒の段階、その製造過程、原子炉の段階で、かなり安全対策に気を遣っていることを知り安心しました。でもそれでも万が一、原子炉に異常が起こった時には、建物にもシャッターが降りるとか一気にセメントで埋められるとか何らかの工夫があるのでしょうか?」というものだ。 私の知っている話では、そういう技術がすでにヨーロッパにはあるけど、日本は予算の都合でやってないとその昔聞いていたように思う。 講師の話、もともとわかりにくかったり、自分も半分寝てたりでよくわからなかったが、かいつまんでいくと、「日本の安全基準では原子炉のことまでは厳しいが、建物についてはそんなにやらなくていいことになっている」 「でもそれぞれの原子力発電所では自主的な取り組みとして、一気に水だか何だかを放水する装置とかをつけている」らしい。でもすべての原子力発電所が、できる100%の安全措置をしているわけではないらしい。 チェルノブイリとは原子力発電所の作りそのものが違うし、原爆ともウランの種類からして違うから心配はいらない…らしい。 ということで、以前よりは少しはイメージが良くなったのと、環境への負荷とかを考えると「今あるものはやむなし」という気にはなったのだが、パンフレットにしろ何にしろ、火力・水力と比べることはあっても、太陽光・風力などのデータは載っていなかった。コストについては1kwhの電力を出すために原子力は5円程度とお得。昔は同じ条件で数千円かかっていた太陽光発電もコストが46円まで来ているのに…。 そういう、自分の所に都合のいいデータだけを載せる姿勢が、私を賛成派には決してさせないのであった。 東京駅に戻ったのは夜7時。丸の内側に停められたのをわざわざ八重洲側の地下街まで「昭和のムード」を味わいに行ったのだが、すっかりリニューアルされていて都会派の地下街に…。 泣く泣く1000円もするカレーライスをテレビにも紹介されたおしゃれな有名店で食べたけどあまりおいしくなかった…。そのせいで原発のイメージがついでにまた下がった(笑)。帰りのバスでおいしい晩ご飯とビールが付いていれば買収されたのに!
2008/09/02
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