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2017/10/12

ビフォーアフター６　ペンキ塗り

テーマ：障害児と生きる日常(4488)

カテゴリ：最近のことの日記

離れの「工房」兼「貸会議室」兼「運動室」の建物は、がんばって中を整備したが、やはり築５０年超、壁の剥離が進んできていた。

見た目をきれいにしたいけどペンキ塗りが大変だからあきらめていたのだが、見た目だけでなく「剥離止め」のためとなればやるしかない…とついにその気になった。

この夏、ドアと雨戸の茶色に始まり、入り口ドア付近の白（話題の「オフホワイト」）をまずはやってみる。

木を切ったり、天井の貼り替えと違い、ペンキ塗りは仕事でやったことがあり結構得意である。ちなみに仕事は、ペンキ職人ではなく、荒れた学校の元教諭…の時の産物である（笑）

きれいに塗るのではなく、体育館の外壁などの大型の落書きを、ひとまず消すために塗る。だが、仕上げは用務主事さんに…最初は頼んでいたのだが面積が広すぎて業務に差し支えるので、だんだんと「教員が空き時間に最初からきれいに塗る」その技を身につけた（笑）

その学校の在籍７年間の間にローラーを使いこなせるようになり、貨車倉庫を登って体育館の屋上にされた落書きまで消した！　その時はそこまで登れる二人…として体育のＴ島先生と一緒に半日作業。天気も良く、気分は「屋上のキヨシロー」みたいに気持ちよかった…なあ。

それから１０数年がたち、今の、書類づくりや評定作業やアンケート統計とか事務仕事に追われる教諭・講師の仕事…そんなのを増やしてブラックにしてしているのは、行政や教育委員会がなにか思いついては調査や対策をしようとするから。

荒れてても、あの頃の「何でも屋」的な忙しさの方が、今の先生たちの「事務仕事」的な忙しさよりも「楽しい」というか「人間的」な気がする。

話はそれたが、そんなわけでこの夏、毎回半日かけて５回くらい…だんだん塗り面積が広くなっていく外壁の写真をアップ。

そうそう、途中で白の色が違うのは、水性ペンキを買っていたホームセンターのヤサカがつぶれてしまったせいである（笑）

同じ缶を持って行って買うつもりが…。

そのせいでオフホワイトが白よりもアイボリーに近いと知らずに、２回目の時に難しい上の方を塗った時の色だけ「ホワイト」で違うのである。
剥離止めが目的だからもうやり直さなかった。

ちなみに３回目で買う時は「宮迫」くんの愛人疑惑の「白ですか？」「オフホワイト」です…の後だったので、１回目と同じ色（メーカーは違うけど）が買えている。

ちなみに全面やったわけではなく、長い側面の３分の２くらいだけ。
３つの面は昔のまま、いつか建て替えるまでは我慢。

今回の難しさは、もともとざらざらの壁面なので一塗りでは塗れず、はけでしみこませながら塗り、さらに剥離している所をうまく押さえながらやる。
ペンキの量も使うし、何よりも屋根の軒下のマスキングなど手がギリギリ届く範囲は貼るのも塗るのもきびしい。

昔の映画「ベストキッド」並みのハードトレーニングは、一番高い所をやる時のハシゴの上での身のこなし（片手に缶、片手に刷毛）など、相当な頑張りを見せた…と自画自賛！

ちなみに毎回、翌日は腕から足まで相当な筋肉痛でした。

１０月現在の様子