FLOWER☆CHILD MARIA'S GARDEN

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Bar(バール) -朝食―



イタリアの朝食は結構、シンプル。

たいていの人は、家でコーヒーを飲んでフルーツを食べたり、ちょっとパンをかじったりして出てきます。

そしてオフィスについてちょっと落ち着いたら、いきなりおもむろにBarに出て行ってカプチーノを飲んでいます(笑)。

もしくは、もうまっすぐBarに直行してカプチーノと甘いブリオッシュの朝食を食べてからオフィスに行って、またさらにコーヒーを飲む(笑)。

このブリオッシュというのがとても軽くて美味しいのです。
フランスのブリオッシュ生地とはまったく違うのに名前はなぜかBriocheなのです。

バターをあまり使わず、とても軽い砂糖入りの醗酵生地をクロワッサン形で焼いてあるのですが、プレーンなものからマルメラータ(ママレード)入り、クリーム入り、チョコ入りなどいろんなヴァリエーションがあって彩を添えてくれます。

しかもとってもお安いの。
カプチーノとブリオッシュで立ち飲みならわずか2ユーロを切ります。
座っても4ユーロくらい。

私はいつもこれ。朝でも昼でも夜でも(笑)。
だいたい起きてから初めて食べるのはこれなのです。
これがないと、一日が始まらない!!!ってくらい。

ホテルの朝食にはカプチーノは出てきません。
できてるコーヒーにミルクを入れる・・・ってかんじ?
コーヒーも・・・・いまいち・・・・でもそれは仕方がないの。

カプチーノはやっぱりバリスタがバールで作らないと美味しくないです。
機械が違う。豆も新鮮。そしてバリスタの技術は一朝一夕では真似できず。

カプチーノにはあわ立てた牛乳が使われてるので、かなりお腹にたまります。
消化が悪いので、腹持ちがよいのです。
だから食事後は、カプチーノはよくないとされてるし、うっかり頼んじゃうとイタリア人に説教をくらいます(笑)。

だけど、やっぱり美味しいからつい頼んじゃうんだよね。
外国人慣れしてるフィレンツェでは、嫌な顔せずやってくれます。

カプチーノができないところではマッキアートを頼むと、似たような泡だったミルク入りのエスプレッソが出てきますが、カップが小さいのでかなり厳しいです。。。

私はおこちゃまなので、エスプレッソはちょっと苦手なのですが、ミルクたっぷりのカプチーノにはエスプレッソじゃないと美味しくないんです。

あ、もしもミルクを多めにしてほしい場合は、「カプチーノ・キアーロ、ペルファヴォ-レ」といえば、やってくれます。
私はいつもこれ。
馴染みのカフェでは、何も言わないのに「キアーロだよね」って、勝手にバリスタが作ってくれてました(笑)。

ちなみにエスプレッソ大目の場合は「カプチーノ・スクーロ」になります。

ホテルのビュッフェもいいけど、ぜひバールでイタリア人の朝の喧騒に混じって、ジモッティ顔をしてみてください。

結構、おもしろいですよ☆

そしてなによりも、お気に入りのバールを作って通ってあげると、お店の人が大変親切にしてくれて楽しい思い出ができます!


・・・ちなみに、イタリア全土で必ずしもコーヒーが美味しいわけではないそうです。(いや、もちろん他の国よりは全然美味しいです)

イタリアでも美味しいコーヒーが飲めるランキングといえば☆

1位:ナポリ

2位:フィレンツェ

3位:ローマ

らしいです。ナポリはまじめに、食事もコーヒーもお菓子もかなり安くて美味しいそうです。
その代わり、今はちょっと政情不安なのでおいそれと気軽に行く気にはならないかもしれないけど・・・

ローマもフィレンツェより物価が安いのでおすすめかも。

フィレンツェは、なんだかんだいってやっぱカプチーノは美味しいです。
それは私が保証しますので、フィレンツェにきたら、ぜひバールでカプチーノを飲んでみてくださいね。




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