紅葉広場

紅葉広場

1話





俺達の住む世界は、
最近、何等かの所為で空間の歪みが生じ、
妖と呼ばれる化け物が出るようになった。
その所為で、今の時代は何もかもが目茶苦茶だ。
最近では、霊力や法力を持った坊さん達が妖を退治しているらしい・・・
しかし、幾ら退治しても人間の被害は減らない

そんなある日、
俺は、危険な町へ散歩へ行ったのだ。
危ない事は知っているが、
ちょっとした好奇心で家を出て遊びに行ってしまったのだ。

しかし、
何故か妖は出てこなかった。
可笑しい・・・・
俺は、いつもと違う町を警戒しながら歩いた。

すると、上から声が聞こえた。

『餌だ・・・餌が迷い込んでいる・・・』

俺は、声がする方向を見た。
そこには、3匹の妖がニヤニヤしながら
こっちを見ていたのだ。

『クックック、久し振りの飯だ・・・
   こっちへ来い、今すぐ食ろうてやる』


「嫌だ!」

そう言って、俺は死に物狂いで逃げたのだった。






+++++++++++







俺は、追いかけてくる妖を振り切り
裏路地に逃げ込んだ。
俺は、肩の力が抜け、その場に座り込んでしまった。

『クックック、甘いぞ?人間よ』

・・・・気のせいだな。

『お、おぃ;無視するな;』

無視されたくないんだな・・・

『まぁ、良い』

良いのかよ;

『何にしろ、お前は食われる運命なのだからな』

逃げられるか・・・
後ろには妖の群れ
前には、妖の親玉・・・
正に四面楚歌だな。

さぁて、如何する?




















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