紅葉広場

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3話






3話 旅の始まり









妖は、禮焔を見ていった。

妖は、かなり動揺しているようだ・・・



『な、何故貴方のような御方が人間の見方をなさるのですか・・・

 それに、貴方は殺され消えたはず・・・

それなのに、何故生きている!

 貴方が治めるような平和な時代は終わった・・・

今は、貴方の弟様が治めているおかげで

つまらない事はなくなりましたよ・・・

 人間界への出入りも弟様が出来るようにしてくださいましたし・・・

だが、貴方は何故此処にいる!』




禮焔は、嘲笑うように



「貴様のような下等妖怪の知った事ではない

 なんにしても、主を傷つける事は許さん・・・

 大人しく 消え失せろ



そう言って、禮焔は手を前にかざし



「全ての闇の支配者の命に従い

  あの者に闇の歌を聞かせよ

darkness requiem(闇の鎮魂歌)



妖は、禮焔の言葉が終わると同時に

闇に包まれ消えていった。

禮焔は、俺の方へ近寄ってきて



「大丈夫か?」



っと言い心配そうに俺を見ていた・・・・























++++++++++



























俺は、禮焔に聞いた。



「あのさ・・・お前を助けたのは10年前だろ?

 で、妖が現れ始めたのも10年前・・・

 何か関係しているんじゃないか?」



禮焔は、少し黙った後に言った。



「私は、昔魔王をしていた・・・

人間界には、魔界とは禍々しいイメージを持っているだろが、

 実際はそうではないのだ。

俺が治めている頃は、天界・冥界・霊界・・・

 全ての世界と仲良くして平和にだったのだ・・・

しかし、弟はそんな魔界は可笑しいと言い出し、

俺を処刑し、真の魔王になってしまったのだ・・・・」



俺は、少し考えて言った。



「じゃぁ、その弟を倒せば妖は消えるのか?」



「実質はそうだが・・・」



俺はニッコリと笑っていう。



「じゃぁ、弟を倒そう・・・

 俺も戦えるしさ」



「は?」



禮焔は、間抜けな顔をしている。



「だから~、今日は何も持ってなかったけど、

 普段なら戦えるんだって」



「しかし、主を危険な目に合わせるわけには・・・」



「大丈夫さ」



禮焔は、少し考え・・・



「分かった・・・

 準備が出来次第出発しよう」



っと言うわけで

俺は、魔王を倒す旅に出るのであった





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