一緒に成長する育児

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風邪に効く


●冬の訪れが早くなり、東北地方から雪便りが聞こえてきた。日本列島全土に冬将軍が居座るのはもうすぐだが、まだ雪の降っていない地区でも風邪が流行している。風邪といえば、いろいろな症状があるが咳ほど苦しいものはない。咳き込むと熱が出やすいし、眠ることも出来ず体力を消耗しやすいからだ。咳を止めるのに大きな効果があるのがカブだ。カブにはビタミンC、B、A、ブドウ糖などが含まれ、風邪以外の胃腸の病気にも効くというから『腹風邪』には最適だろう。咳止めになるのはカブの絞り汁で、成分エキスがそのまま喉に入るので効果は抜群だ。カブ汁の作り方は
1カブを良く洗う
2皮ごとおろし器でおろす
3それをキッチンタオルなどでこす
4この絞り汁大さじ2~3杯、氷砂糖1~2個に熱湯50CCを注ぐ…というもので、それを熱いうちに飲む。そうすると、喉の不快感が消え、咳がおさまる。

蜂蜜レモンで風邪予防
●風邪をひきやすい人や風邪が流行する季節に予防効果を発揮するのがレモンだ。レモンはクエン酸とビタミンCが豊富で、風邪予防のエース的な存在だ。しかし、そのままレモンを食べるのは至難の業で、『蜂蜜レモン』にして摂取すると良いだろう。レモン1~2個の絞り汁に、蜂蜜小さじ1~2杯を加えて熱湯を注げば出来上がり、熱いうちに飲めば発汗作用が出るので効果的だ。毎日、蜂蜜レモンを飲めば風邪の季節もスイスイ乗り切ることが出来る。

緑茶のうがいでウィルス退治
●最近、注目されているのがお茶パワーだ。緑茶の食中毒を予防する作用が、最近になって新たな効用として注目を集めている。それは緑茶の成分にカテキンにウィルスの感染を防止する効果があるからだ。インフルエンザは多くの人を苦しめ、しかも毎年新たな種類が発生し、ワクチンの製造が間に合わないこともある。このウィルスを寄せ付けないためにも緑茶のうがいをおすすめしたい。

食べたミカンの皮を利用する
●冬はコタツに入ってミカンを食べる、そんな楽しみがある。食べたミカンの皮を捨てる人が多いかも知れないが、そんなに簡単に捨ててはもったいない。風呂にミカンの皮を湯船に浮かべれば体があたたまるし、それよりも何よりも、ミカンの皮は『陳皮』(ちんぴ)という立派な漢方薬で、咳を止めて、痰の切れを良くし、血行を良くするなどの効果があり、更に二日酔いや便秘などにも効き目がある。ミカンの皮をカラカラに乾燥させ、乾燥剤を入れ空き瓶に保存しておけば、家庭の常備薬代わりになる。


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