ビジネス書はこれを読もう

ビジネス書はこれを読もう

2009/02/22
XML
カテゴリ: 大前研一
サラリーマン「再起動」マニュアル


サラリーマン「再起動」マニュアル

2020年5月24日 更新

イントロダクション 志のあるサラリーマンは、きつい仕事を厭わない
 □ 今の日本企業で問題なのは、優しいことを言いながら実際に自分ではなんの努力もせず、会社のシェアも上げないで株主にも社員にも犠牲を強いている経営者が大多数をしめていることだ。
 □ 志のあるサラリーマンは、そういったきつい企業に勤めたり、きつい仕事をすることを厭わないのだ。

第1章 なぜ今「再起動」が必要か
 □ 新大陸は弱肉強食の世界であり、旧大陸とは環境そのものが一変したのである。
 □ 自己改造=再起動するには、「お金の使い方」と「時間の使い方」、そして「住む場所」をかえることだ。
 □ 学校の勉強ができる秀才クンは、他の企業にもたくさんいる。それらの企業と対等以上に渡り合うには、もっと新しい才能が必要なのである。
 □ 理路整然としている。
 □ 態度におよび腰のところがなくて実に堂々としている。
  1)人生はリスクを取るものと達観している。

  3)常にハングリーで強い欲望や願望がある。
 □ 「死ぬまで自分の可能性を試すこと」を優先する。
 □ 将来の絵を頭に描いて、口で語れて、それを聞いた人になるほどと思わせて資金を集めることができ、事業計画に落とし込んで実行までもっていける。という能力だ。

第2章 「再起動」のための準備運動
 □ 「時間がない」という言葉は禁句にしたほうが良い。
 □ 会社の中でも「自由裁量」の時間がいがいとある。

 □ スケジュールをカットする3つの方法
  1)仕事の質・精度を落とす
  2)他人にデリケード(委譲)する
  3)アウトソーシングする

 □ 宵越しのeメールは持たないこと
 □ 「どうしてもやらなければならないこと」を真っ先に手帳に書き込むことだ。

 □ 英語学習-35歳過ぎても語学は上達する。
 □ 聞く、 話す、書く、読むの順番である。
 □ 自分の思考をどんどん英語にしていく。
 □ とりあえず通じれば良い。
 □ 海外旅行は「脳の筋トレ」だ。


 □ 親は子供に「時間」を使うべき である。
 □ 相手を征服できなければ、自分の見方にせよ。
 □ 人気企業に就職するというのは、自分で自分の能力を発揮できない会社を選んでいる。
 □ 成熟・低成長期の今は「発想力」「想像力」「構想力」によって、昔と違うこと、すなわち「レールから外れたこと」をやるのが企業戦略の要諦になっている。

第3章 「中年総合力」を身につける
 □ 「プロジェクトマネージメント力」を持っているかどうかが、新大陸サラリーマンの「自活・自衛」の条件となってくるはずである。
 □ 解決できない問題は存在しない
 □ 全く違うタイプの人間を組み合わせることが一番なのである。
 □ プロジェクトには「葛藤」が必要だからである。
 □ 除外すべきは「メシを食っている時くらい、仕事の話しはやめようや。」という人間 である。
 □ 常に会社の改革や新事業についてのプロジェクトプランを3つ4つ文書で書き出した上で温めておくのである。

 □ 人だかりする理由は、現場に行かないとわからない。
 □ 全方位に興味をもって目配りするクセがついている。
 □ 中年から伸びるためには「総合力(経営力)」が必要なのだ。
 □ 「上にモノをいう」「付和雷同しない」というのは、企業の中で非情に重要な能力である。
 □ 判断力を磨く
 □ 人を理解し、人を上手に動かす能力が必要になる。
 □ 収益責任
 □ 「情熱製造機」の役割を果たせるかどうか。
 □ 外部の人たちを集めたプロジェクトチームを自分1人で組織できるか。
 □ 変われる人だけに変わってもらう
 □ 過去の延長線上で物事を考えていると、画期的な商品は生まれてこない。
 □ 環境を変えること
 □ 右脳を刺激すること
 □ 結論を一言で言うトレーニング
 □ あくまでも自分でデータや証拠を集め、それを裏づけして結論を導き出していく。
 □ 新しい事実は最初に社長に知らせておけ。
 □ プレゼンでは二者択一の結論が必要なのである。

 □ マッキンゼーのグリッド
  1)コミュニケーション能力
  2)プレゼンテーション能力
  3)チームをマネージする能力
  4)人を育てる能力

 □ 「交渉力」とは「技術」ではなく 5年後を読む力
 □ 交渉というものは絶対に先を急いだり、あせったりしてはいけないのだ。
 □ 大切なのは、交渉相手の人間に興味をもつことだ。
 □ 交渉はこじれるもの-その原因分析を楽しめ。
 □ 感情的に整理されていなくても論理的に整理されて筋が通っていれば、原則的に受け入れて、スピードをもって実行した方が勝ち。

第4章 新大陸エクセレントカンパニーの条件
 □ 広大な新大陸の時代に伸びる人は、時代や未来を想像できる鋭敏な「方向感覚」を持っている人なのだ。
 □ 業界こそが会社のトップの目をおかしくしている元凶である。
 □ 買収は数字ではなく、「相性」を重視する。
 □ 業際のコラボレーションを積極的に後押しする。
 □ グーグルの良さは 何でも実行に移してみる ことだ。
 □ 現場優先で構築したシステムを持つ。
 □ サイバー車座ができない日本の経営者
 □ ドリームチームを組める会社しか勝てないのだ。

 □ 毎年の人員削減は、
1)コストが下がる 
2)残った人は切られたくないから一所懸命に働く 
3)給与があがる

 □ 考えることがなくなったら、人を切れ。緊張するから
 □ サラリーマンはどこにいてもネットワークでつながっていさえいれば、評価できる。 値札のつく仕事ができるのか 、その再評価が必要になってきている。

第5章 「ウェブ2.0」時代のシー・チェンジ
 □ 利用者自身が情報を発信していく参加型ネットワークサービス
 □ 集団知を企業経営にいかに使うか
 □ 08年のアメリカでは、既にメディアの主役が放送から通信に移ったのである。
 □ 最近のeコマースの世界は、探し物は自分で検索し、そこから必要な情報を得て、直接購買する。
 □ 検索サイト=ショッピングサイトになる。
 □ eコマースの「成功のカギ」は「ポータル」「決済」「デリバリー」である。
 □ グーグルが目指しているのは、最も反応率が良かった広告は何か、ということを客観的に評価できるようにすることだ。
 □ インターネットの世界では、テクノロジーベースで国境を越えることができたケースはほとんどないのである。
 □ インターネットでは、数字やロジックで判断できる左脳型の商品しか売れないからである。
 □ ビジネス新大陸は最も優れた企業が市場を独占・寡占するウイナー・テーク・オール(1人がち)の世界。

エピローグ 新大陸の飯の種はここにある。
 □ これからは 死にまつわる産業 が成長企業なのである。

 □ 市場・事業を他に求める場合は4つの方法がある。
  1)対象年代をずらす
  2)海外市場を開拓する
  3)周辺領域を拡大する
  4)新規事業に取り組む

 □ キーワードは、「外向き」「上向き」「前向き」戦略
 □ 若い人に夢と希望を与えること

☆彡大前研一さん著
稼ぐ力/大前研一

日本の論点/大前研一

サラリーマン「再起動」マニュアル/大前研一

私はこうして発想する/大前研一

ロウアーミドルの衝撃/大前研一

即戦力の磨き方/大前研一

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

日本復興計画/大前研一

50代からの選択/大前研一








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025/05/24 01:53:45 PM
コメント(0) | コメントを書く
[大前研一] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Minamino

Minamino

Comments

おむつ談義@ Re:サッカーの経済学/平田竹男(10/23) おむつ談義の知りたいことは、0896244450…
ezojieka@ Bleeding ways transcended inevitable, tool-naming prenatal tooth. <small> <a href="http://slkjfdf.net/" …
背番号のないエース0829 @ Re:一分間マネージャー 『アルフィー「君が通り過ぎたあとに-Don…
やすじ2021 @ Re:人生の目的/本田健(02/13) 昨日は大雨でしたが今日はポカポカ陽気で…
やすじ2021 @ Re:人生の目的/本田健(02/13) 昨日は大雨でしたが今日はポカポカ陽気で…

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: