ビジネス書はこれを読もう

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2017/08/26
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テーマ: 読書(9573)
カテゴリ: ビジネス
参謀戦略/稲田将人(amazon)
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戦略参謀 経営プロフェッショナルの教科書 [ 稲田将人 ]
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第1章 高山、最初の地雷を踏む
□ 基本的には、結果は事実として数字で見る場合が多いので、数字を読む能力が必要だな。
□ 経営の意思としてやらなければいけないが、それを任せられる部門がない課題や仕事を請け負う。あるいは、推進するのが、参謀機能と位置づけられるわけだ。
□ 実際に成否を分けるのは、
 1)その戦略や方向性に沿った実践力
 2)素早く的確な方向集成能力
 の二つだと言えます。
□ 長期低迷を脱出するためになすべきことは、次の3つです。
 1)既存事業で競争が激しくなり、飽和状態になっているレッドオーシャン化した市場で勝ち抜く強みを習得する努力を始める
 2)今の会社の強みを活かして、まだ実現していない未開拓の新市場、ブルーオーシャン市場で実現できる力を身につける
 3)ビジネスを始めた初期のころのような、謙虚で真摯な事業への取り組み姿勢を持つ
□ 個人の力だけではなく、組織の力を発揮させることが大前提になります。
□ 企業というのは、目的を明確にし、現状を把握したうえで、そこから、目的達成のための意味合いを抽出し、成功のための仮説を立て、実行案を組み立てるという一連の動作のことだ。


第2章 バケツの中身が重要だ
□ ここは、それ以前の段階、会議の進め方そのものがなっていないな、と思った。議論の最中に、結論はおろか、問題点の掘り下げもしないうちに議論の対象を変えてしまっても、皆、平然としている。
□ 企業が新規事業に着手する際には、自分の会社の強みをベースに置いて始めないと
□ 競合の打ち手や事業環境の変化によって市場そのものが変化してしまっているということがある。
□ 調整の機動力の高さは、企業活動の生命線を太くするものだ
□ 企業が優秀かどうかは、組織としてPDCAを回す能力を、謙虚な姿勢で体得し、実践しようとしているからだ。
□ 経営というものは、正しい企業文化づくり
□ 企業がずっと成長していくためには、新しいことに挑戦し続ける必要がある。
□ 正しい問題解決のための思考ステップ
 1)現状把握
 2)真因の追求
   問題発見、問題定義
 3)解の方向性
 4)具体策の比較検討
   効果検証のできない施策はやめる
 5)実行計画の明示
□ 会社の経営を安定させ、発展させるために必要な機能、これを全て担わなければいけないのが経営管理も含めた経営企画、つまり戦略参謀機能ということになる
□ とにかくトップという立場にあると、よほど気をつけていないと特定の人間の意見ばかり聞いてしまう
□ 能力というよりは、立ち位置、姿勢の問題ですね
□ 企業は学習するために存在しています。


第3章 経費削減と経費低減は違う
□ BPRの成果として、コストの削減だけでなく、この市場変化への対応が柔軟にできる能力を育んだこと
□ 経費の低減の進め方はトップ主導の各経費担当を巻き込んだプロジェクト活動
□ 求められる機能を明確にする
□ 売上管理、経費管理、利益管理


第4章 社員がやる気になる人事制度とは
□ 組織はやるべきこと、やらせたいことを明確に定義して、何をやるか具体的なところまで、その部門の責任者とイメージを合わせ、同意を得なければいけないはずだ。
□ 人事機能の役目として、全社員が前向きにやる気になる状態づくり、これにつきる。
□ 個人の販売インセンティブに加えて、店舗としても売上計画に対してのインセンティブ給与をつける
□ 新制度を導入したら、運営レベルまで正しく着地させるために、社内の誰かが執念をもって導いていく必要がある
□ 制度はフェアでなければならない
□ きちっと叱って導く
□ リーダーシップが弱くなると、国も企業も荒れてしまい、結果として不振、停滞状況に陥っていく
□ 実証主義は意義があるが、時として、事実関係をもって証明されているように見えているだけ、という可能性もある。
□ 実証主義の場合、それが因果なのか相関なのか、その混同を起こさぬように気を付けなければならない
□ 世の中には大事な前提であるにもかかわらず、当たり前すぎて記述されないことがある
□ 全艇が違えば調整が必要になる
□ 個々の努力の総和が全体最適にする
□ 企業は、働く者がそこで力を高め、自身の力を発揮して事業に貢献し、そして企業が市場に貢献する。


第5章 起死回生の販促プラン
□ 当たり前のことをきちんとやる
 1)「当たり前のこと」をきちんとやることが一番効く
 2)精度高く高速のPDCAを回す
 3)今の不振への対策は、単年度のサイクルの中で成果が得られるものかどうか見極める
 4)自分たちで腹に落ちたシナリオを作る
 5)「経営の意思」をしっかり反映させる


第6章 混沌のなか、海図を求める
□ せっかくの人生、短い人生だから、自分の意志で生きた方がいいと僕は思っている
□ 調査だけですと単なる事実
□ 前提が違う
□ わからないからやってみるという判断自体は、攻めの姿勢を取り続けている


第7章 新業態を立ち上げる
□ 市場を理解したものが勝つ
□ 「業」と立ち向かうための4つのポイント
 1)トップによるリーダーシップ発揮が大前提
 2)制度設計が適切にできる、社内の事業運営状況を正しく把握する方法論を取り入れる
 3)成長を志向する
 4)改革の文化をつくる
  人、性善なれど、性怠情なり
  自らの業(エゴ)を抑え、改革に着手するべき
  健全な牽制が入らない大いなる力は、どこにあっても危険です


第8章 社内の「憑き物落とし」
□ 人間は環境の動物 
□ つい保身に走ってしまうのは、人の性というものです。それを全体最適に持っていくのがマネジメントです。
□ 信頼関係が出来上がっている取引先とのビジネスは双方で、より効率的、効果的に高めていくようにできる。
□ 未来を託す





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Last updated  2017/08/26 11:56:13 AM
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おむつ談義@ Re:サッカーの経済学/平田竹男(10/23) おむつ談義の知りたいことは、0896244450…
ezojieka@ Bleeding ways transcended inevitable, tool-naming prenatal tooth. <small> <a href="http://slkjfdf.net/" …
背番号のないエース0829 @ Re:一分間マネージャー 『アルフィー「君が通り過ぎたあとに-Don…
やすじ2021 @ Re:人生の目的/本田健(02/13) 昨日は大雨でしたが今日はポカポカ陽気で…
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