~Ayu's Protection Room~

もし鬱病になったら・・・

もし鬱病になったら・・・

もしあなたがうつ状態になったならば、以下のことが重要です。

自分のペースに気をつけてください。

 以前に出来たことをすべて行うことをめざさないでください。現実的な計画を立てるようにしましょう。
いつもの50%以下の力で十分です。うつ病になりやすい人は、いつも120%の力で頑張ろうとしてしまいます。

否定的思考はうつ病の一部であることを自覚してください。

 うつ病が改善すると、否定的思考もまたなくなります。そうした思考はうつ病の症状であり、かならず治るものです。
 マイナス(否定的)思考
 自分自身を責めること
 絶望感
 失敗の予感

うつ病の時に人生上の重大な決断をしないでください。

 もし、あなたが人生上の重大な決断を行わなければならない時は、絶対に焦らず、専門医や信頼のおける援助者に相談してください。

アルコールに頼ることは控えてください。

 多量の飲酒は、最近の研究では、うつ病を起こしたり悪化させることがわかっています。また、それは抗うつ薬の効果を落としたり、危険な副作用を引き起こす心配があります。

服薬の効果が出るのを焦らず待ってください。

 抗うつ薬の効果が出るのには時間がかかること、また、たとえ症状が良くなったとしても、抗うつ薬の服用を止めてもよくなるまでには時間がかかることを理解してください。

軽いうつ病であれば、適度な運動が症状を軽減するのに役立つことが知られています。



もし家族や友人がうつ病になったら、以下のことに注意してください。

まず病気であることを理解してください。

 病気であることが納得できないと、ただほうっておいたり、性格のせいだと言って叱ったり、強く励まして元気づけようとするなど、してはならないことをしてしまうことになります。肝臓病や心臓病と同じように、うつ病は病気です。ふつうの病人に対するふつうの態度が、うつ病に対する正しい態度です。

十分な休息を取らせてください。

 たとえば肝臓が痛んだ時は肝臓を休ませることが回復への第一歩です。うつ病は脳に原因があるのですから、脳を休ませることが必要です。頑張らずに休息を取ることが第一です。本人が望まなければ、気分転換に外出などをさせることもかえって負担になります。ごろごろ寝ていることが一番良い休息になります。

医者の診察を受けるようすすめてください。

 しかし残念ながら休息だけではうつ病が治ることはなかなかありません。病気であれば医者にかかるのがまったく自然のことです。うつ病は、きちんと治療すれば、大部分が2-3週間で効果が見えてきます。

治療すれば治ると励ましてください。

 うつ病は励ましてはいけないとよく言われます。ではどうしたらいいのかとご家族が途方に暮れることはよくあります。おすすめしたいのはきちんと治療を受ければ治る、という形の励ましです。励ましてはいけないというのは、追い詰めるようなことになってはいけないということです。いわゆる「叱咤激励 (しったげきれい)」はしてはいけませんが、治療を受けることをうながす励ましは大いにするべきです。

重大な決定をさせないでください。

 うつ病の人は自信を失っており、辞職や転職を望むことがよくあります。家族も、うつ病は仕事のストレスが原因であると考えて、転職すればよくなると思ったりするものです。これは誤りです。うつ病の時はなかなか正しい判断ができにくいものです。決めなければならないことはできる限り先にのばし、うつ病が治ってから判断することです。転職などの重大な決定をすると、あとで後悔することがままあります。また、うつ病はストレスの原因を断っただけではまず治りません。

根気を持ってください。

 たとえうつ病が病気であると説明されても、実際に治療で回復することをみるまでは、なかなか心から納得できないでしょう。本人はもっと納得できないものです。治るという希望を持てないこともうつ病の症状なのです。早く治療を受けた方がいいことはもちろんですが、たとえ遅くなっても遅すぎるということはありません。治療のすすめに耳を貸そうとしないからと言ってすぐあきらめず、根気を持ちましょう。

ほかの人の力も積極的に借りてください。

 自分ひとりだけでできることは限りがあります。本人が信頼している人がいれば、その人からアドバイスしてもらうことでうまくいく場合もあります。


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