ハワイに行く直前

キキは自分で水を飲むこともでき

食欲もありました。

私がハワイに行ってすぐ

キキは急変・・

寝たきりの状態に。

呼吸も速くなり

自分でお水を飲むことも

餌を食べることも

できなくなりました。

オムツをして

横になったままの状態に。

｢なるべく苦しまないようにいかせてあげたい｣

獣医の先生と私たち家族の思いでした。

肺に水がたまって

呼吸が苦しくなるので

水を抜いてもらったり

何度も獣医に通いました。

キキに負担のないように

キキが横たわっているゲージのまま

運びました。

後ろ足は伸びきってしまい

目はつねに半目の状態・・

寝ているのか起きているのか

わからなかったようです。

お水や餌は注射器であげていました。

亡くなる数日前から

力のない弱々しい声で

泣くようになりました。

獣医の先生は

痴呆のせいだということでしたが

その声を聞いている家族は

苦しいから泣いてる・・

そうとしか思えなかったと・・

亡くなる15日の朝は

前足も完全に伸びきって

呼吸はとてもゆっくりに。

午後3時に妹が水をあげましたが

飲んでくれませんでした。

妹はつわりが重症なので

横になりました。

ママが買い物から帰ったのは

5時。

キキの呼吸は

止まっていました。

キキは誰も見ていないところで

逝ってしまいました。

ここに書いたことは

妹から聞いた

キキの最後の2週間の様子です。

私はこの2週間

キキのそばにいてあげることが

できませんでした。

最後

キキを抱きしめてあげたかった・・

２００６年７月１５日午後

キキ（♀） 16歳6ヶ月　

永眠。

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