おんな鮎釣り師のホームページ

宮川流域ルネッサンス 2001.7.8

宮川流域ルネッサンス体験ツアー
        女性のための鮎釣り教室




7月8日三重県・大内山川で女性のための鮎釣り教室が開催された。
「日本一の清流を目指して…」をテーマに宮川流域ルネッサンス事業が行なっている体験ツアーのひとつである。
当日は抽選で選ばれた12人の女性達が期待に胸を膨らませ、紀勢地区柳原橋下に集合した。
講師陣は鮎の天敵と恐れられるツワモノども。
顔は少々イカツイが、心はいたって優しきジェントルマンばかり。
紅一点は、鮎釣りの腕前はイマイチだが人に教えるのだけがうまいと評判の私がつとめさせてもらった。
開会の挨拶では、釣りをする女性にとって大切なトイレの話しをした。
私が必ず携行する美容院で使う毛染め用の黒のケープを紹介、防水にもなっていて着替えにもよし、トイレがない所では、ちょっと失礼…となり大変便利だ。
早速実釣講習が始まった。
私の担当は、川釣りは初めてという山口政代さんと、釣りはまったくの初心者の宮間佐織さん。
「女性の講師でよかったです」と二人とも喜んでくれたが、それが幸運なのか不運の始まりなのか…。責任重大である。
鮎の習性を簡単に説明したあと、実際に竿を持ってもらう。
左手を川の中につけて充分に手を冷やすと鮎が暴れず弱らないと説明し、嫌がる鮎をなだめて鼻カンを通
す。
サカバリをつける時には、イカリが手に引っ掛かって「イタタ…」早くも鮎の気持ちが分かったようだ。
実釣を始めるとすぐに元気な野鮎が掛かった。
これを釣ったのは人生初の釣りを経験した宮間さん。
勝利のVサインをしてにっこり。
そして次は24センチの黄金色の鮎が登場。
2匹の鮎を釣って宮間さんは大喜びだった。
4匹釣った湯浅久美子さんは「もう鮎釣りにはまりそうです。いつもは主人の鮎釣りについて来て、待ってる時間が長かったけどこれからは一緒にできます。」と意欲を見せていた。
今年の大内山川は場所むらがあり、数はいまひとつだが全体的にサイズがよく6月に25~26センチも釣れたとの噂も聞く。
これからも期待できそうだ。




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