『ばく』のつれづれ日記

『ばく』のつれづれ日記

経過2



前回の続き...
最初の発作の後、近くの少し大きな病院に行ってみた。
脳神経外科や耳鼻咽喉科などで、詳しい検査を受けるが「どこも悪くない」と言われた。
ただ、「頸椎に椎間板ヘルニアがあるので、手足が痺れるようなことがあったら来なさい」とだけ言われた。これに関しては現在もひどい症状はなく、肩こり(首こり)がある程度だ。
その後、数ヶ月は元の勤務に戻り、暫くの間何も発作らしきものはなかったが、ある日突然また発作が起こり、今度は頻繁に起こるようになってしまった。
「死ぬんじゃないか?」「倒れるんじゃないか?」と言う恐怖に四六時中悩まされることになってしまったわけだ。
特に、車での会社への行き帰りは辛かった。通勤経路上の病院を片っ端から調べて、いつ調子が悪くなってもどこかの病院に駆け込めるよう準備までしていた。
一番ひどかったときは、信号待ちの列の中で車を止めたまま車を降りて、道端でしゃがみ込んで動けないこともあった。後ろの大型トラックにどやされたことを覚えている。
他にも、会社で勤務中に気分が悪くなり、健康管理室に駆け込んで入り口のソファーに寝ころんで、看護師(保健師)さんに「なんとかして!」と訴えることもしばしばだった...つづく


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