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かつて大ヒット商品を発明したことから、次の研究にも大きな期待を寄せられるエリート研究者・早崎の前に、ある日突然“分身/ドッペルゲンガー”が現れた。すべては仕事の疲れによる妄想だと思い込もうとする早崎だったが、ドッペルゲンガーは不気味な死の臭いを漂わせながら自らの欲望に忠実に暗躍し始める。研究を成功させるため、そんな分身と運命を共にせざるをえなくなった早崎は、次第に彼の乱暴な行動力を利用するようになっていく。弟の分身に悩む由佳、早崎の分身に雇われた君島、会社の上司も巻き込んで、早崎と分身の奇妙な二人三脚はどこへ向かおうとするのか?そして彼は死へのカウントダウンを止めることができるのか。
【古本】ドッペルゲンガー/古澤健
【中古DVD】ドッペルゲンガー/サスペンス・ミステリー
映画のノベライズ
のようですね。
表紙に 役所広司
の顔がど~んと出ているので以降、
本文読んでいても 役所広司がチラつくチラつく。
他のキャストも同じく。
映画見なくても多分ワタシの脳内ドッペルゲンガー、
忠実に再現されていたと思われます。
wikiによると ドッペルゲンガー
とは
*ドッペルゲンガーの人物は周囲の人間と会話をしない。
*本人に関係のある場所に出現する。
らしいのですが、この本のドッペル君は実体があります。
他人はもとより本人とも話すし食べるし触れるし血を流すし。
(殴られれば痛いらしい)
ハッキリ言って本体(本人)よりも人間味があって
こっちのほうがいいヤツじゃんってくらいです。
しかも本人の研究を助けるためにせっせと
お金を作って(犯罪で、だけど)本人に渡す。
本人はドッペル君を邪険に扱うのに。
ドッペル君のほうが人間臭くて、最後ドッペル君が生き残るのも
面白いと思うんだけどこのドッペル君、
実体がありありなだけに 普段はどこに住んでいるんだ?
とか
軽犯罪とはいえ空き巣やらなにやらばかりやって
お金を作っているならいつか脚がつくと思うんだけど
30ウン年も捕まらないなんてありえないだろ~とか
疑問は尽きないのですがこのあたり (ドッペル君の日常)も、
もう少し納得できるように説明があったらよかったかな~。
あと、由佳という女性の自殺した弟のドッペル君が
部屋を借りて小説を書いているんだけど
(“ドッペルゲンガーも締め切りを守るんだな“には笑えた)
身分証明もなしにナゼ?
そもそもこのドッペル君、弟が死んだ後も姉の部屋に
住んでいたらしい。
そんなにハッキリ実体があるならナゼに他人に
「これは一体なんでしょう?」と確認してもらわない?ねえちゃん?
しかし、ドッペル君ていたら便利かも。
自分のスペアっていうか、
自分だから自分に優しいらしいしね。
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