今ごろはもっと雪が積もり、きっと「これぞ冬の東北」って風情でしょうか。

12月の後半に訪れた 「遠野ふるさと村」 。

遠野ふるさと村　岩手県遠野市附馬牛町上附馬牛5-89-1
営業時間　村内－9：00～17：00（入村は16：00まで）　レストラン－11:00～16:00
入村料　大人520円　小中高310円　（20名以上は団体割引あり）　年中無休

一昨年、盛岡・滝沢村のちゃぐちゃぐ馬コから （私としては） 自然な流れで遠野を訪れて以来、
二度目の「遠野ふるさと村」。
"出戻り"とでも言いましょうか"退治したはずの妖怪がまた出た"とでもいいましょうか・・・
前回訪れたとき は、遠野ふるさと村の昔ながらの佇まいが見込まれ、
NHK大河ドラマ「龍馬伝」のロケに使われていた頃で、
村で買ったワラにぶら下がった寒干し大根をレイのように首にかけ（ウソ）、
鎌の代わりにカメラを片手に「福山雅治はおらんか～」と村中を駆けめぐり（ウソ）、
まいう～の石ちゃんよろしく「ひっつみは飲み物です」と一瞬でひっつみを平らげたりして、
座敷わらしにも呆れられ「二度と来ないでください」と出入り禁止になったんでした（ウソ）。
（「ウソ」って念をおさないと信じる人がたくさんいそうで、ホント困ります）

あ、石ちゃんで思い出した、2/5の「メレンゲの気持ち」でパフォーマンスを披露してた
WORLD ORDER に「ぽかーん」と見惚れてしまいました。
スーツ姿って、いいもんですね（そこかい！？）
元格闘家で作家でもある須藤元気さんが、
摩訶不思議なパフォーマンスのみならず作詞・作曲も手掛けているのにもびっくり。
WORLD ORDER　Youtubeマイチャンネル

広い村内に点在する茅葺屋根の曲り屋。

この地方では、南に面したいちばんいい部屋が「馬屋」だったそうです。
そういう風に暮らしてきた人たちの住むところ、ゆえに引き寄せられるのかもしれません。

北海道内だけですが、NHK総合にて2/10（金）20:00～20:40、
<北スペシャル 目指せ"人馬一体" ドラマ「大地のファンファーレ」の舞台裏> が放送されます。

あ、「どぶろく・どべっこ飲み放題　入場料込み1500円」という魅惑のプランもある
「遠野ふるさと村　遠野どべっこ祭り」 、寒い季節だけのお楽しみも絶賛開催中～

寒くて柿の木があまり育たない北海道ではまず見られない「干し柿」の風景。

柿は育ちませんけど（特に甘柿）、「よく柿食う」北海道。庄内柿の生産量の6割が北海道に出荷されているそうです。

縁側にぽとり。

「遠野de拾い食い」↑しようかと思ったんですが、
ふるさと村スタッフのmuraさん が「おらほの柿、返せぇ～」と、
もの凄い勢いで津軽海峡を泳ぎ切り札幌まで追いかけてきそうな気がしてやめました。

冬の遠野のしーんとした空気が心地よくてゆっくりしてたら、
「秋の日はつるべ落とし」なら冬の日はまるでフリーフォールか、
気づいたらすでに向かいの山に日が沈んでた・・・

いろいろ教えていただいたりお世話になったmuraさんも、
「迷ったか？裏の耳切山でツキノワグマ を襲って いるのか？」と
ご心配くださっていたそうで、スイマセン・・・

宵闇に急かされて村の出口へつづく橋を渡りきったとき、
何かが見えたような気がして振り向いてみた。

風のいたずら、誰かの贈り物・・・　橋の真ん中に松ぼっくり（笑もらっていかないよ、次に来る時まで預かっておいて。