未完成交響曲 ~日刊エッセィ~

未完成交響曲 ~日刊エッセィ~

2004年09月02日
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テーマ: 主張!!(25)
カテゴリ: 雑感
中学生の頃に密教にはまっていたという話をどこかでちらっと書いたかと思いますが、どこにはまっていたかというとその神秘性。

高野山の山奥、曼荼羅の前で護摩を焚き独鈷杵を手に真言を唱える行者たち。

魔を滅するエリート集団のストイックさにも憧れました。
まだ純粋だったあの時代が懐かしく思い出されますが、今思うと、なんて中学生だろうと少し思います。
まぁ、気にしない気にしない。

さて、真言とは何かというと
「ノウリクサンマンダァボダナン アビラウンケンソワカ」
のような呪文です。

古の日本には「言霊」(ことだま)という考え方があり、

と、考えられていました。

そして、ものの名前にもそれは宿っていると。
何度も口にされるのですから、当然といえば当然でしょうか。


さて、ここからが今日のメイン。
名前といえば、興味深い話があります。
「大工と鬼六」という話をご存知でしょうか?

昔々あるところに名人大工がいて、川に橋を架けてほしいという依頼を受けたものの、川が激流で橋が架けられない。できないといったら名人の名折れだしどうしようと考えていたら鬼が登場。
大工「お前、この川に橋架けられる?」
鬼「あたりまえじゃん」
大工「俺の代わりにやってくんない?」
鬼「え~、しょうがねぇなぁ、やってやるよ。じゃあ、もし俺の名前を当てられたらただでやってやる。そんかし、もし名前を当てられなかったら、お前の目玉をもらうぜ」

という交渉で工事スタート。でも鬼の名前が分からなくて、気分転換に深夜の森にフラフラ行くと鬼の名前がわかって、
鬼に
「お前の名前は鬼六じゃい!」
と叫ぶと、鬼は消えちゃいましたとさ、という話。


実は、これと類似した話が、世界各地でみられるのです。

1.困った人を、人間を超えた存在が助ける
2.ただし、代価を要求。そして名前を当てられたら免除
3.結局、人間の一人勝ち
という大筋は同じなんです。

比較文化論っていうんですかね、こういうの。
ちゃんと勉強したことはありませんが、面白そうです。


名前というと俺は本名の関係で「ホリ」とか「ホリケン」とよばれますが、この「ホリ」というのは名字からのあだ名(呼び名)なので、親父も俺も弟も同じ。(姉貴は女の子なのでそうではなかった模様)

ということは、祖父ちゃんや曾祖父ちゃんもそうだったのかな?と思うと、少し浪漫を感じます。


ちなみに、「ケン」というのは本名で感じだと「憲」です。
何の因果か法学部にいきましたが、この名前、かなり気に入ってます。






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Last updated  2004年10月21日 23時24分50秒
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Comments

塾友達@ Re:ちょっといってきます。(12/03) オッス!ケン!久しぶり!! 誕生日おめで…
yuka@ Re:ちょっといってきます。(12/03) ken さん、お久しぶり。 そちらは平和で静…
KENPAPA@ Re[1]:ちょっといってきます。(12/03) yukaさんへ 今年も、来てくれてありがとう…
yuka@ Re:ちょっといってきます。(12/03) kenさん、 1年ぶり、元気ですか。 今日こ…
yuka@ Re:ちょっといってきます。(12/03) また一年たちましたね。。。 そちらでの一…

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