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harmonica. @ Re:孤独の虫けら(03/27) 加齢とともに孤独に強くなりますね。 幼…

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2026.01.14
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カテゴリ: I feel
病室に、尼僧が訪ねてくれた。

この人は、​ 【ゾクッ報】これが霊能者の真実!?
で登場した人である。

虫けらが死んだときに「法名」がないと、
納骨が難しくなる。

(「法名」は一般的に「戒名」と呼ばれるもの)

急に気づいて連絡を取った。

最初は事務的に話を聞いてくれていたのだが、



虫「まだ亡くなってないんですが…」

尼「あ、そうですか。生前でも法名をつけることが
  できますよ。で、どなた?」

虫「私です」

尼「えっ? おばあさま?」


『あら、祖母が見えたのかな?』


虫「いえ、私です?」

尼「えっ? あなた?」

虫「はい。すぐに、という話ではないんですが、
  そろそろなんです」

などという会話をして、


しばらくして、再度電話をかけてきてくださって、
虫けらの話を長い時間聞いてくれた。

最後に、虫けらの母方の祖母の話をし、
不思議なことを言われた(【ゾクッ報】〜で
詳細記述)。



  私はいまは元気ですし、仕事もしています。
  自暴自棄になったり、悲しんだりしていないので、
  心を砕いてくださる必要はありません」

と申し添えていたのだが、大変心配してくださった。


入院当日の夕方、簡単な手術を終えて
ストレッチャーで病室に戻った虫けらを
その方が待ち構えていてくださっていた。


虫けらは手術中の2時間ほどを麻酔で眠っていた上、
喉の感覚がなくなる麻酔薬を塗布していたので、
頭がぼおおぉーっとしている上、口の動きがぎこちない。

話せるような状態ではなかった。

しかし、お世話になっている方が来てくださったのに、
寝転んでいる場合ではない。

ベッドの上に座って話をする。

虫「薬のせいで、呂律が回りません。
  すみません」

と、言い訳をしたのだが、呂律が回らないのは
どうにもならない。


尼「そんなことは気にしないでください。
  心配で、心配で仕方ないので、
  迷惑だと思いながら来てしまいました」

とおっしゃり、なぜか虫けらの生い立ちや
祖母、親との関係、兄弟のこと、仕事のことなどを
質問されて虫けらが答え、それを黙って聞いてくださった。

法名を考えるのに必要なのだろうか。

そんなことを思いながら、つまらぬ話を
1時間近く話した。

最後に、法名の5つの候補を見せてくださった。

『あれ、できてる…。じゃ、虫けらの話は何のため?』

不思議だったが、仏教は懐が深い宗教なので、
こういう作業も必要なのだろうと思った。



連休明けの昨日(13日)、朝9時ごろに主治医が
病室を訪ねてくれた。

久々に…絶望を感じる朝

に書いたように、主治医は虫けらが言おうとした
抗がん剤治療の話をさせてくれなかった。


その日の夕方、また尼僧が病室を訪ねてくださった。

歩くのがつらいような表情と歩き方。

尼「心配で、心配で。考えると、体力が持って
  いかれるんですよ」

虫「心配しないでください。私は元気です」

尼「ええ、声も張りがあるし、表情も明るい。
  わかっているんですが…、枕元に立つんですよ。
  ◯◯さん(義父)が」

虫「えー、何で?」

尼「『かわいそうや、助けたってくれ』って」

虫「そうですか。お父さんが心配してくれている
  ってことですね?」

尼「毎日、枕元に立ってね」

虫「それは、⚫︎⚫︎さん(尼僧のお名前)のお優しさです。
  お父さんはそんな心配してないと思いますよ」

尼「心配そうな顔してるんですよ…」

虫「私はこの病気のことを理解してますし、
  自分の意思で治療をやめたりしてますから、
  お父さんもそれは尊重してくださると思います」

などという話をしていたら、
やおら、主治医が病室に入って来た。


主「あっ、えっと…」


主治医が尼僧を見てひるむ。
何かを感じたか?


虫「こちらは大丈夫ですが…」

主「そうですか。
  治療のことは、月曜日に相談するということで」

虫「はい」

主「よろしいですか?」

虫「はい。よろしくお願いします」

主治医が病室を出ていこうとしたとき、

虫「わざわざありがとうございます」

と声をかけた。

もしかしたら、治療のことを話し合うつもりで
病室に来てくれたのではないかと思った。

仕方ない。

尼僧に、主治医との相性を聞こうかと思ったが、
占い師でも、それを生業にする霊能者でもないはずで、
つまらぬことは口にしなかった。

しかし、後で思った。
怖い主治医を見たら、何とおっしゃっただろう。

ま、妄想するしかない話はしても仕方ない。


今朝(14日)、病室に主治医が来てくれた。

用事はない。
退院するのみなのだから。

しかし、昨日は来客で話ができなかったので、
その続きを話すために…、と思ったが、

主「退院ですね」

虫「はい」

主「かゆみなどの症状は?」

虫「もう全く」

主「よかった」

虫「ありがとうございます」

主「治療のことは、来週の外来で」

虫「はい」

主「じゃ」

虫「ありがとうございます。お世話になりました」


昨夕の話と同じ。


これはどういうことだろう。

13日に

主「難しいことは考えず、これまでの抗がん剤を
  しばらく使うことをお勧めします」

と言い放って病室を出たことに、
わずかな後悔があったのかと思ったが、
そうではないかもしれない。


ま、探っても仕方ない。

来週の外来で結論が出る。


とはいえ、がん治療というのは、本当にストレスだ。

人任せにできたら楽なんだろうけれど、
虫けらは変わり者だからか、それが絶対にできない。


言葉を口にするときは、相当考えた後のことだから、
相手の反応によって軽く変えることなどできない。
とりあえず、自分の思いを最後まで言わないと
納得できないし、その後の自分が取る行動は、
相手にも納得してもらわないと気持ちが悪い。

こういう性格だから、病気になるのか。。


来週までは、入院でリスケした予約や、
やるつもりでできなかったことのフォローにあてる。

入院中は余り眠れなかった。


きょうは早めに寝て、
あすはいつもより少しゆっくり眠ろう。


それにしても、人と接するのは大変疲れることである。


退院祝いの食事は、
病院食では絶対に出ないフライドポテトと
ビールにした。

不謹慎極まりないが、食べたいものを食べるのが
ストレスレスの基本である。


このポテトはおいしい(スギ薬局で購入)


我慢したとて、寿命が伸びるわけではない。
食べたいものがあるのは幸せなことだ。
食欲もなく、食べたくても吐き気で食べられない
がん患者もいる。

油物もアルコールも大丈夫。
虫けらの肝臓の働きは一般の健常人より上なのだ。

が、病気に直接打撃になることは避けようと思う。

いますぐに、コロッと死んでしまうのは本意ではない。


とはいえ、「いつまで生きたい」という明確な数字もない。


週明けまでに、主治医にどう話すか考えねば。


怖い主治医に対峙するより難しいかもしれない。

何しろ、新しい主治医のことを全く知らないし
理解もしていない。

怖い主治医は、こちらから言葉を投げかけたとき
怖い主治医なりの反応があった。

が、新しい主治医は全く反応がない。


これは難関かもしれない。


そして、尼僧。

心配してくれるな、と言っても意味がない。
心配するのは相手の心の持ちようだから。

しかし、心配してもらうのは大変ストレスである。

誰に心配してもらっても、
治る病気ではない。

自分が心配していないのに、
誰かの心を煩わせるのは申し訳ない以外の何物でもない。


ふぅ。


胃を傷めないよう注意して、
週明けの戦略を練ることにしよう。


                 疲 弊





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Last updated  2026.01.14 22:29:01
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