読書感想・駄文 （無勝手流）
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| * | Update Info. | 2002.02.09 |
ビートマンは、たまに本を読む。
で、読んだ本の感想文でも書いてみようかな っと思う。故にこのページがある。
で、読んだ本の感想文でも書いてみようかな っと思う。故にこのページがある。
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禁煙セラピー
（アレン・カー 著、阪本章子 訳、KKベストセラーズ 発行）９００円＋税
｢禁煙セラピー｣っていう本。いま話題の本です（禁煙マニアの間で）。
この本は、禁煙したいっていう人にはいいけど、別にぃ～ っていう人には まったく 役に立たないので、読書感想文も別に書くつもりなかったんだけど、禁煙したい あるいは いましているけどくじけそう という人には ぜぇ～たい お勧めです。
特に 買おうかどうか 迷ってる人（そう、paguuさんですね）は すぐ 買うべき です。あなたのために 書きます（笑）。
さて、いきなり 結論 をいいます。この本は バイブル なのです。
バイブルとは、神父さんが左手に持ってますよね。懺悔する人はバイブルに手を置いて告白します。
そうです、神の助けを求めて。
禁煙セラピーは 禁煙ニスト にとっての バイブル なんです。
率直に言うと、これは 洗脳 です。いや 逆洗脳 です。
（何故 逆 かは以下を読んでね）
著者の略歴などは、この際省略して、要点をまとめると・・・・
｢何故、タバコを吸うんですか？｣ということにフォーカスしているのです。
従来禁煙というと、タバコそのものの害 や 回りへの迷惑 うんぬんということがいわれますが、そんなもの人に言われなくたって分かってますよね。
タバコを吸う理由を考えれば 自ずと止められる というのが著者の 言いたいこと なんです。
何故吸うか？ この問いに 答えられる人 はいないと著者（以下、アレンといいます）は言います。
確かに 気分がよくなる とか 集中できる とか リラックスできる とか喫煙者は言うけれど、それは全部 洗脳 されているからだと。
映画やTVコマーシャルなんかで、仕事の後の一服 ・ 困難な状況を乗り越えての一服 ・ 豪華なヨットでの一服 こんなシーンを小さい頃から見せられて、しかも回りの大人からは 大人への登竜門 なんていわれて。
つまり物心ついたころから、タバコへの あこがれ が生まれていて、そのためだけに吸い始めていると言うのです。
では、ほんとに リラックス してますか？ ほんとに 大人になって ますか？ と聞かれたら あなたは 堂々と答えられるでしょうか？
一方で、アレンは言います。タバコを止めることは難しいことではないと。
一度吸い始めたら、理由もなく吸いつづけなければならないものなんです。これはみなさんよくお分かりですよね。
でも、タバコの禁断症状っていうのは、肉体的には非常に軽いもので実はほとんど身体的な問題は発生していないのだと。
禁煙がつらいのは、習慣を変えるための しんどさ だけで、簡単なことなんだそうです。
禁煙が簡単なこと？ なのに多くの人が禁煙できないのは、まさに 洗脳状態 にあるからだとアレンは結論づけます。
だから喫煙者のかかっている洗脳状態をなくせば簡単に禁煙できるという訳です。これが 逆洗脳 です。
| 洗脳状態 | 逆洗脳状態 |
タバコはカッコいい ↓ リラックスする ↓ 禁煙はしんどい |
タバコはカッコ悪い ↓ 身体に悪い ↓ 禁煙は簡単なこと |
冒頭、おいらは ｢ぜぇ～たい、買うべきだ｣と言いました。
一度読んで なるほどなぁ～ と思っても、 やっぱり 吸いたくなるんです。
まだ完全に 逆洗脳 状態になってないんですね（笑）。
そこで、この禁煙セラピーを 手元 において バイブル とするんです。
おいらが本格的にタバコを吸い始めたのは、高野悦子さんの｢二十歳の原点｣を読んだころからです。学生運動の限界を感じた高野さんは
｢旅に出よう。身の回りのものと・・本と・・１本のタバコを持って・・｣
と言い残して自殺してしまいます。
おいらにとっては、これが あこがれ だったのかも知れません。
読書感想文というには、長くなってしまいました。
まぁ、少しばかりでも参考になればよいな。
paguuさん、どうかな？ じゃ。
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