び~ぐる~む

び~ぐる~む

トラウマ


トラウマ 泣く

メルはどんなワンコにも自分からしっぽを振って近づく社交的なコでした。
でもあることをきっかけにワンコが怖くなってしまったのです。
現在メルは“超びびり~”です!

近所に1才年上のビーグルがいました。
すぐに仲良くなって、お散歩で会えばいつも後ろをくっついて歩くメル。
その日のお散歩は珍しくお姉さんと一緒でした。
「メルちゃん久し振り~♪ かわいいねぇ~ メルちゃんはハイソックスはいているんだね。 うちのBは脚が短いし、靴下も脱げかかってるんだよねぇ~」
お姉さんは社交辞令のつもりで言ったけど、Bちゃんはおもしろくなかったのです。
(Bちゃんは実際 とってもかわいいコですぅ)
途中ゴールデンのクリスちゃんがパパさんとお散歩していました。
イケイケギャルのBちゃんは早速パパさんにご挨拶。
飛びついてペロペロ。ゴロ~ンとお腹を見せて「撫でて~」のポーズ。
犬好きにはたまらなくかわいいご挨拶なんだけど・・・パパさんは引いちゃいました。
横に座ってしっぽフリフリしているメルにパパさんは「いいコだねぇ~」っとナデナデ。
Bちゃんはますますおもしろくなかったんだと思います。
それからしばらくお散歩を続けると・・・
突然Bちゃんがピュ~ッ!とメルめがけて走って来ました。
「キャン!」と今まで聞いたことのない声をあげたメル。
ビッコで私のもとへ来ると「キュ~ン!キュ~ン!」と泣いています。
脚が痛いのか地面に着くことができません。
目にも留まらぬ一瞬のできごとで、何が起きたのかはわかりませんが
メルが痛がっていることと、翌日からはあんなに大好きだったBちゃんを
避けるようになったことだけは確かでした。

メルにとって「大好きだった。あんなに仲が良かったBちゃんが・・・」っと
犬不信になるできごとでした。

そしてダメ押しは! 旅行先のペンションでのできごとでした。
庭のドッグランでみんなとご挨拶。
大きなワンコも平気!のメルはバーニーズやグレートデーンにも上手にご挨拶。
そこへやってきたコーギー。
早速ご挨拶しなくっちゃ!っとしっぽフリフリで近づくメル。
鼻先が後ちょっとで着くというときに「うぅぅぅ~~~」と唸りだしたコーギー。
やばい!っと思ったときには追いかけられていました。
必死で逃げるメル!でも私がリードを握っているのです。
離そうか?とも思いましたが、ここのドッグランは完全には柵で囲ってありません。
興奮状態で見知らぬ森の中に逃げたら戻って来れないかもしれません。
私は手を離すことができませんでした。
長いことかかりやっとメルを抱き上げて終了!
このときメルはすごい恐怖を感じてしまったようでした。
この日から10日間は遠くにワンコを見つけても道を替えるメルでした。
どんなに仲が良かったワンコにも近づけません。
その後、少しずつ少しずつ治ってきましたが・・・まだまだ
特にリードがないワンコや2匹以上いる場合は・・・
メルの中で“警戒警報”が発令されるみたいです。
あせってもしかたないので気長に見守るつもりです。

たぶんワンコを飼っている人なら「うちもそういうことあったわ」
「うちなんてもっとひどく・・・」って言う人もいっぱいいるでしょう。
みんながみんな びびり~になるわけではないのに・・・
メルは超びびり~になってしまいました。
それは・・・たぶんメルが犬社会を知らないから?
1ヶ月弱で我が家に来たメルはお母さんや兄弟犬と遊んだ記憶もないのでしょう。
もしやり直せるなら・・・
パピー教室へ行けばよかったなぁ~っとちょっぴり後悔しています。

そして最悪のできごとが。。
バセンジー3匹に噛まれた!

もぅ びびり~のままでいいからね !!

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