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2019.12.11

油の違い④～オメガ６系油～

テーマ：脂肪酸を考える(16)

カテゴリ：健康

引用元：七田式公式オンラインストア様

ここでは、オメガ６系油のお話をします。

その前に、オメガ３系との区分について・・・
オメガ3系油とオメガ6系油の違い
脂肪酸＜不飽和脂肪酸＜必須脂肪酸　　
と、ここまで同じグループにされてきたオメガ３系とオメガ６系の油。
しかし、一方は積極摂取、一方は控えることが推奨されています。
Q：オメガ３系は積極的に摂取して、オメガ６系はできるだけ控えないといけないのはなぜ？
A：日常生活でオメガ６系を摂取する機会が多いが、オメガ３系は摂取する機会が少ない。

オメガ６系は、オメガ３系や９系の油より比較的安価でとても身近なものが多いです。スーパーや百貨店のお惣菜、外食や飲み会のメニューのほとんどはオメガ６系のものが使われていると言われています。
そのため、放っておくと知らず知らずのうちにオメガ６系の油を取り過ぎているのです。

オメガ６系油を控えるべき理由

Q:なぜオメガ６系油を取り過ぎてはいけないの？？
A:善玉コレステロールを減らしてしまうからです。

オメガ６系油にはリノール酸とよばれる成分が多く含まれています。
リノール酸は、コレステロールを減らす役割があります。
善玉コレステロールは、動脈にたまった悪玉コレステロールを取り除き、肝臓に戻す役割があります。
善玉コレステロールが減ってしまうと、悪玉コレステロールが優位となり、動脈硬化を引き起こす原因となります。

同じくそれが原因で、免疫作用がくずれ、 アレルギーが現れやすくなったり、細胞や皮膚が炎症をおこしやすくなったり、ガンのリスクが高まる ことが懸念されます。

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そんなリスクがあるなら、なぜ、オメガ６系油を摂取する必要があるのでしょうか？

オメガ６系油を摂るべき理由

Q:オメガ６系油を摂る理由はは？
A:悪玉コレステロールも減らします。
リノール酸は、善玉コレステロールだけでなく、悪玉コレステロールも減らします。
悪玉コレステロールが増えすぎると、血管壁に付着・蓄積します。それが血流の悪化、血圧の上昇を引き起こす原因なのです。そのため、悪玉コレステロールを減らさなくてはなりません。

他にも、リノール酸は身体の成長に欠かせない成分ですし、記憶力の上昇などにも役立つと言われています。

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まとめ

オメガ６系油は、安価であり、現代人の食事では、知らず知らずのうちに摂取しています。
そのため、あえて多く摂ろうとする必要はありません。
取り過ぎると、コレステロールの増加に伴い、血圧の上昇、動脈硬化、アレルギーを引き起こしやすくなります。
しかし、成長にも欠かせない成分で有り、悪玉コレステロールも減らすので、決して悪者ではありません。