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紫色の月光
エピローグ
最後のバルギルドの戦いを経た後、彼らは個々の生き方を選んだ。
ネルソン・サンダーソンは警察官を辞めた後、何を思ったのか家を丸ごとレストランに改造してしまった。
意外な事に彼は料理を器用にこなし、料理長としてレストラン『ジョン』に君臨している。
家族とのコミュニケーションは帰ったことによって多少は溝は感じなくなったようだが、最近新たな悩みが増え始めたのも彼だ。
その新たな悩みというのは、
「ど、どうか娘さんを俺にください!」
今、目の前にいる白髪の青年だろうか。
昔は言葉遣いも性格も気性も荒かったこの青年。
名前をソルドレイク・F・ベルセリオンという。
過去に起きた戦いで、行くあてがないという事でそのまま自分の家に居候させており、今では次期料理長になるのではないかという腕にまで成長しているソルドレイク。
性格も随分と丸くなったと思うが、まさか娘をこの男に取られるとは微塵にも思っていなかった物だから困った。
「あら、貴方達意外に進んでいたのね……」
隣では妻のメアリーがどこか意外そうな顔で目の前にいる娘と身近にいる青年を見ているが、あまり深くは問い詰めない様子。
それならば、父親である自分がなんとかせねばなるまい。
「ソルドレイク。ちょっと表出ろ」
「ぱ、パパ?」
どこか面食らったような顔で父を見る娘のクリス。
一体父が何をしようというのか検討も着いていない顔である。
だが、隣に居る彼氏――――愛する男は笑いながらネルソンを見る。
「へへっ、やっぱそう言うと思ったぜ……よし、出ようか義父さん!」
「誰が義父さんだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!?」
その日、レストラン『ジョン』入り口前で二人の壮絶な殴り合いが行われたらしいが、その勝敗の行方は両者ノックアウトで終わることになる。
一ヵ月後、遂に折れた父親は泣きながら青年に娘を託すことになる。
その数ヵ月後には二人の子供のお爺ちゃんとなる訳だが、これはまた別のお話。
余談だが、最近の子供達に大人気のTV番組『超警官 ポリスマン』は第三期がスタートしている。
番組最高視聴率は50%を超えており、一番視聴者の人気が高かった場面は主人公のポリスマンの相棒である若手警察官、Jの奇策により敵のボスを倒すシーンである。
ファンの間からすれば、このシーンは妙にリアティが溢れていて好きなんだとか。
フェイト・ラザーフォースは団長軍団、アルイーター、Drピートというちょっとだけ頼りない面子を揃えた状態でエルウィーラーに辿り着くことに成功した。
王族の特別コードを知っている、という証拠もあり、比較的すんなり惑星に辿り着いたお姫様は地球侵攻を進めようとする父と対峙することになる。
ところが、元々王族に反発意識があった国民の圧倒的な支持、そして将軍アルイーターの影からの支えと団長の微妙なカリスマを合わせた力により、何とか父を説き伏せ地球侵攻を食い止めることに成功する。
そして月日は流れこの日、彼女は女王としてこの星を統一する立場となる。
補佐としてアルイーター、団長を従えているが、正直彼らで大丈夫なんだろうか、と思うのが彼女の悩みである。
「フェイト君、ちょっといいかな?」
星で一番偉い彼女を気軽に君付けして呼べるのはDrピートの特権である。
しかし彼は地下でリヴァイアサンと暮らしているため、滅多な事では上には上がってこないはずだ。それが自分の所に来たという事は、何が大事な事が起きたのだろう。
「何があった?」
「僕の地球連絡回路に新しい連絡が来たよ……発信したのは切咲君だ」
「狂夜か。それで、何と?」
「それが……」
結局の話、エリック・サーファイスは大統領にはなれなかった。
だが、実の話選挙戦までは持ち込める所まで行ったのである。
それなのに辞退しなければいけなかった理由は、
「まさか、奴がワシよりも早く逝くとはのぉ……」
浮遊大陸。
そこに並ぶ墓の中には、最近新たな墓が建てられた。
十字架に刻まれている名前は『エリック・サーファイス』。彼の生涯を通しての最大の友、マーティオの墓の隣に墓は立てられている。
「申し訳ない、ニックさん。わざわざお越しいただいて……」
「何の何の。何だかんだで奴にキッカケを作ったのはワシじゃしのぉ」
その墓の前に立つのは狂夜とニックの二人だった。
ニックを呼び出したのは最後までエリックと共にいた狂夜である。
他にも呼び出したい者は多く居るが、何分急だった物で、すぐに連絡を回すことができなかった。
「死因は……やはり、あれか?」
「はい。癌です」
何の因縁か、彼らを育てた翔太郎と全く同じ死因だった。
あれだけ我武者羅に生きてきた彼も、病気には勝てなかったのである。ある意味では虚しさを見せ付けられた気分だった。
「エリック・サーファイス……享年24歳。あまりにも若すぎるのぉ。ワシが代わってやりたいくらいじゃて」
見つかった時には、既に手遅れだと医師は言った。
言われた本人はそうか、とだけ言うと狂夜に振り返り、その場で謝った。
『すまん。なんつーか……ここまで付き合わせちまった』
『何を今更。判りきってたことじゃないか』
『でもな……あの最後の時、お前は俺に付き合わなくても、もっと別の道もあったんじゃねーのか? こんな行く先決まった病人に付き合わなくても』
『何、君達の行く末にも興味あるのが僕だよ。それに、付き合うって決めたからには着いていかないとさ。きっと、彼もそういうと思うし』
『……そうだな』
その時見せたエリックの笑顔は、気のせいか妙に老け込んでいるように見えた。
彼の持つ最終兵器ランスも、その矛先に光が見えなくなった気がする。
『……エリック』
『うん?』
だから、狂夜は黙っていられなかった。
彼は頑張った。何もかも頑張ったじゃないか。
それなのに、こんな終わり方はあんまりだ。
『我慢はしなくていいんだよ?』
だから、狂夜は親友にそう言った。
すると次の瞬間、エリックは目尻に涙を浮かばせながらも、答えた。
『……正直、無念だ。こんなトコで俺は終わると思うと、本当に無念だ』
だから、
『悔しい……っ! 悔しいぜ、キョーヤ……マーティオっ』
彼が最後に漏らした悔しい、という言葉を一生狂夜は忘れないだろう。
それがただ我武者羅に生きてきた彼にしてやれる、最後のことだったからだ。
悔しいが、自分は癌を治療することは出来ない。だからせめて、忘れないでいたい。
エリックも、マーティオも、フェイトも、その他たくさんの出来事の事も皆、忘れないで行きたい。
それが切咲・狂夜の出来る最大のことなのだから。
「ところで、ランスはどうしたのかの?」
「エリックが息を引き取ったと同時に、消えちゃいました。恐らく、新たな所持者を探すのか……もしくはリレイアに帰ったのかのどちらかでしょう」
恐らくはマーティオのサイズもそうなのだろう。
そして何時かは自分の最終兵器ソードも、自分の手から離れる時がくる。
そう思うと、何だか寂しくなった。
「嘘みたいじゃなぁ……ワシが奴にランスを渡した日からもう五年にもなるとは」
その五年間の間に、色々とあった。
本当にたくさんの出来事が、彼らの中にあったのだ。
「はい、だから僕はそれらを記憶していきます。きっとそれが、僕が彼らに対して唯一出来ることだから――――きっと、彼女もそう思うでしょう」
「おお、そういえば二代目はどうしたんじゃ? 奴は来ておるのかの?」
「二代目って……彼女、そういう呼び名は嫌がってたはずじゃありませんでしたっけ?」
「何を言う。二代目は二代目じゃ。ワシは怪盗シェルはエリック以外認めん。故に、奴は二代目じゃ」
まあ、気持ちは判らないことはない。
自分だってエリックが最高の怪盗シェルだと思っている。
「でも、何時までも二代目っていうのもアレだよねぇ……」
この世界には怪盗シェルと呼ばれる泥棒が居る。
嘗ては槍を片手に持っていた泥棒で、世界の命運を分ける戦いに終止符を打った男である。
派手なパフォーマンスを行うために知る人ぞ知る有名人ではあったが、ある時を境にぷっつりと行方をくらましてしまい、次第に人々の心からその名は消え去りつつあった。
ところが少し前。
その怪盗シェルが再び世界に現れたのである。
ただ、以前と違う特徴が二つあった。
一つは槍を持たず、どういう訳か足だけ『鎧で覆われていた』こと。
もう一つは、女性だという事だった。
『アウラ、聞こえるかい?』
現代の怪盗シェル――――アウラ・エルザハーグはエリックから受け継いだ怪盗シェルの仮面をその顔に装着しつつも、携帯の声を聞く。
「聞こえてます、切咲さん」
『あんまり調子に乗らないでよね。幾らアーマーの新しい所持者に選ばれたとは言え、それがないと君は歩けないんだから』
「判ってます。しかし感じるのです」
今まで歩けなかった身だからこそ、歩けることの素晴らしさが判ってしまう。
だからひたすら駆けていきたい。
皆が生きたこの世界を、思いっきり走って行きたい。この足で。
『……まあ、君が何をするのも勝手だけど、捕まっても僕は知らないよ』
「大丈夫です切咲さん。私は負けません」
その根拠の無い発言を聞いて、狂夜は苦笑せざるを得なかった。
どうやら、狂夜が覚えておくべきことはまだまだ増えていきそうである。
何と言っても、これから始まる物語が、目の前にあるのだから。
最終兵器リーサル・ウェポン
完結
「ねぇ、マサオ君」
「ん? 何」
「その番組面白いの?」
それが家に遊びに来た友達、ケンジの感想だった。
あんま感想と言える物ではなかった様な気がするが。
「まあ、勢いだけで見ると面白いんじゃねーかな? なんでかよくわかんないけど妙に続き見たくなるんだよこういうアニメっての」
目の前にあるTV画面には『最終兵器リーサルウェポン』とタイトルが映っているが、これはもう最終回を迎える。
これからやるのは恐らく、来週からの新番組の宣伝――――つまりはCMだろう。
「まあ、見た感じ次は続き物で決定だろうなぁ。そんな流れだったし――――」
西暦20XX年!
地球に危機が迫る!
「へ?」
突如として現れた犯罪組織、『セイフーク』による地球人類セーラー服化計画!
恐ろしすぎるその悪の手から人類を守るため、今一人の男が立ち上がった!
『待てぇい!』
『だ、誰だお前は!?』
セイフークの刺客、ビック・メイドに叫ぶ正義の声。
その名は、
『超警官、ポリスマン!』
鍛えた拳で敵を砕けポリスマン!
正義の道を行く仲間達と共にセイフークの野望を打ち砕け!
『来週から、俺達の最終兵器リーサルウェポンに代わって超警官ポリスマンが始まるぞ! 良い子の皆、絶対に見ような!』
『任せておけ、エリック! このポリスマンが居る限り、セイフークの好きにはさせない!』
「ちょっと待てぇ! 何でこうなるんだ!?」
目の前には前番組の主人公が新番組の主人公とスマイルに握手するという光景が広がっている。これ自体は普通に見えるが、何かがおかしいだろう今までの流れ的な意味で。
「へぇ、日曜日の朝にやってそうな勢いの番組だね。僕も見ておけばよかったかな、リーサルウェポン」
「騙されるなケンジいいいいいいいいいいいいいいいいいい! アレ確かに色んな伏線残して終わったような気がするけど、絶対に違う流れだったぞアレはああああああああああああああああああああ!!」
終われ
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