**ビスケットとミントティー**

**ビスケットとミントティー**

2025.10.31
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


旅の話です
雨女どころか嵐女とも言えます
全身ずぶ濡れの観光もありました
もちろん素晴らしい晴天ばかりの旅もありましたが大体一日半日は雨模様に

今回の西安も一日は雨の中の観光でした
転倒のこともあるので慎重に歩きました

靴や上着は防寒防雨仕様にしていきましたが
それでも寒く雨に濡れるのはいやでした

でも不思議なことに
そんな旅の思い出は濃くなるのか
雨に濡れたことも思い出話に度々登場します

なんでも良いように取るほうが幸せというものですね

***

秋の水男訪ねる蒸留所

里芋の横にあけびも並べられ

身に染むや手に受く瓶の化粧水

晩秋や古きジャズ聴く純喫茶

畑一面蕎麦の白花ハミングす

木々見上げ草見下ろしつ秋吟行

故郷の産でなけれど柿かじる

秋の苑竹の桟ある茶屋の窓

お神酒樽秋陽に照るや明治神宮

神宮の木々の高さや秋気澄む








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.10.31 09:55:44
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:10月投句作品(10/31)  
*春旭* さん
ビスケットさん、今週は何かとお世話になりました。
 では、今月も何句かいただきます。

「身に染むや手に受く瓶の化粧水」
 新橋の句会でも票を入れさせて頂きましたが、秀句ですね~。迷わず真っ先に候補に挙げました。
 当日の句会で、化粧水の瓶そのものを他から受け取った時のヒンヤリ感と解釈した方が何人かいたのには、意外な気がしました。
 やはりこれは、ビスケットさんの句意同様に化粧水を掌に受けた時の感覚ですよ。男の私でも、共感できたモン!(笑)。
 お遣いになった季語は、”身に染む””身に沁む””身に入む”と書くようですが、秋の冷気を対象物を通して表現する場合には(まして対象が化粧水ですから)、”染む”がベストな選択だったのではないでしょうか。
 今月の特選句に推します。

「晩秋や古きジャズ聴く純喫茶」
 このお句も、当日票が入りましたね。
 絶滅寸前の”純喫茶”がいいですね~。懐かしさに、涙がチョチョギレました。
 この空間で流れている曲名は、読む側それぞれ違うでしょうが、私は名曲「枯葉」だな。ビスケットさんの選曲は、何だったのだろう?

「木々見上げ草見下ろしつ秋吟行」
 句を物にせん!というお姿が目に浮かびます。この瞬間の光景を、徒や疎かにすまいという覚悟の程が感じられます。
 ビスケットさんの俳句に対する真摯な一面を垣間見たような気がしました。

 長いコメントで失礼しました。
 また何かありましたら、ご遠慮なくご連絡ください。 (2025.10.31 12:18:21)

Re:10月投句作品(10/31)  
春旭さん
いつもコメント有難うございます。
先日は大変お世話になり助かりました。最近はセキュリティが大変になり今後いろいろな面でブログのアップも出来なくなるかもしれませんね。
それまではどうぞ拙い我が句にお付き合いお願いします。

「身に染むや…」は意外な鑑賞も出てやはり句会は楽しいと実感しました。
*身に染むや母の掌に差す化粧水
*冷ややかや別れし後の化粧水
*化粧水冷たき肌をなぐさめて (2025.10.31 17:59:26)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: