PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着
フリーページ
今日付けの日記に対し、予想通りの反論(私書箱も含め)があったので付け加えます。
まずはPink Bath Saltさんの言う「欧米人男性の持つ、日本人男性にはない優しさ」について。この話題になると、必ず聞く意見です。これは逆もあるのではないのでしょうか?「日本人男性の持つ、欧米人男性にはない優しさ」というのはあるはずです。知り合いの東南アジア人女性を初め、アメリカ人女性などでも「日本人男性は優しい」と言います。ということは、「日本人男性は日本人女性に対しては優しくなく、外国人女性にのみ優しくしている」のでしょうか?特殊な経験をした方もいるでしょうが、そんなことはないと思います。要するに、異質の優しさがあり、日本人女性は欧米人男性の優しさを、欧米人女性は日本人男性の優しさを新鮮なものと感じ、「〇〇の方が優しい」という結論に至るわけです。主観的なものの比較はこういった意味で難しいですが、レイプや殺人、DVの発生数などは客観的なものであり、嘘はつけません。
以下はアメリカでの日系人(米国生まれと日本生まれ共に含む)の DV被害者のデータ です。
http://www.junglecity.com/pro/dv/7.htm
この中でも書かれていますが、 このデータの加害者のMajorityは白人男性です 。 半数以上の日本人女性が精神的、もしくは肉体的な暴力を振るわれているわけです。とんでも無い数字なんですよ。私も別居中の旦那にレイプされた日本人女性を知ってます。
欧米人、特にアメリカ人には" マッチョ信仰 "があります。『男は男らしく』という考えは日本よりも強く、その男らしさは"Physicalの力"であったり、銃のような武器を使うことなわけです。欧米人男性は日本人男性と比べて筋トレをしたマッチョが多いですが、それを女性も好んでいます。別にマッチョでなくとも、この"マッチョ信仰"は健在で、こちらの男性はPhysicalの力を男らしさと考えるため、その考えが暴力を助長しているのかと思います。これは私オリジナルの考えではなく、アメリカ人女性から伝え聞いたものです。確かにそうだと思いました。
私書箱メールを頂いた方は過去日本人男性からDVを受けていたそうですが、今のアメリカ人のパートナーの方からは大事に扱ってもらっているそうです。彼女もおっしゃるとおり、「〇〇人だからというのではなく、個人個人の性格による」というのは正しい見方です。 ミクロ の見方ではね。私が書いているのは マクロ の話です。統計的な見方をすれば、私の言う結論に達するはずです。ここで「欧米人男性の方が日本人男性よりも優しい」という比較を持ち出すこと自体、マクロの話をしているわけであり、そこでミクロの話を持ち出すのは「?」と思います。
恋愛関係に限らず、日本人とアメリカ人の親を比べてみても、どちらの方が子供に優しいというのは簡単に比べられませんね。 異質な優しさなんですよ。アメリカ人の父親と比べ、日本人男性の子育てへの参加時間は少ないというデータがよく取り沙汰されますが、だからと言って日本人男性の方が子供に対する愛情が小さいかというと、そうでもないですよね?アメリカなんて、子供への肉体的・性的虐待が極端に多い国なのです。
あと、もう一点突っ込みたいところがあります。それは、犯罪について。欧米に比べ、日本人の犯罪数そのものや凶悪犯罪が少ないのは紛れも無い事実です。そうでありながら、どちらも同等とは言えません。日本の文化と欧米文化の違いが日本人の犯罪に影響しているというのは当然あると思います。
前の日記の繰り返しになりますが、欧米人男性は日本人男性と比べ感情の起伏が激しいから機嫌のいい時は日本人男性よりもロマンチックで優しくしてくれるものの、逆に怒ったときは日本人男性よりも怖いです。Pink Bath Saltさんが書いているように、日本人は均一で、人格にばらつきが少なく、欧米人は個性を尊重するためばらつきが大きい。分かりやすく言えば、日本人と比べ、欧米人の方が凄くいい人に出会う可能性も高ければその逆のとんでもない人に会う可能性も高いわけです。ギャンブル性が高いとも言えます(笑)。私もこの「とんでもない人」と付き合ったことがある口です(苦笑)。
レディーファーストの話もよく引き合いに出されますが、私はこれは本質的な優しさとは別物だと思うので、この場では割愛させて頂きます。