世界で一番愛する人と国際結婚

女は見かけから - 外見も磨こう




素敵な欧米人男性と、一緒に街を歩いている日本人女性で
地味で消えてしまいそうな人をたまに見かける。

すっぴんのようなメイクに、手をかけてなさそうな髪、
Tシャツにジーンズ。とてもナチュラルで、それはそれで
個性的でいいと思うのだが、私はああはなりたくないと思っていた。


例えもしブランに、


「プルメリア、いつもすっぴんで、Tシャツでいて欲しいんだ。」
と言われたとしても、それだけは譲れない。


スーパーモデルである必要なないのだけど、女として生まれた
からには、最低 『綺麗にしている努力』 はすべきだと思う。


私は好きな男性ができると、どうしても時間とお金と
エネルギーを、何より外見磨きに使ってしまう。


男性が女性を喜ばすために、美味しい食事をご馳走して
くれたり、プレゼントをくれたりするのだから、女性も
好きな男性のために、 『きれいな彼女を持つ男の自尊心』を
満たしてあげたい
と考える古い女なのかもしれない。


私は最初の1年くらいは、ブランに同じ服を2回以上
見せたことはなかった。デートの時は、いつもおしゃれ
していた。


細部のお手入れにはあまり時間が取れなかったので、
プロに任せていた。


毎週末、ブランに会う直前に美容院に行っていた時期がある。
月に一度のカットとカラー。それ以外の週末は、セットだけに
行っていた。


サービスで、メイク直しとポイントメイクもして
くれる美容院だったので、デート前に最適だった。


平日の夜に会う時は、待ち合わせの30分くらい前から、
姿勢を低くしてパーテーションに隠れて、仕事しながら
メイク直しをしていた。


ブランに出会った直後、実はかなりお高いメイク
教室にも通った。少人数制、全6回のコースで、
パーティメイクからカラーコーディネートまで学べる。


時間を有効に使いたく、まつげパーマとマニキュア、
ペディキュアを一度に1時間でやってくれるネイルサロン
にも行っていた。


私は元々肌の質があまりよくないのと、昔からアウトドア
派で、かなり日焼け雪焼けをしてしまっている。
美肌を取り戻すために、ブランが日本にいる頃は、2年間
くらいエステに通っていた。


とにかく、夜8時ごろ最終予約でエステやネイルサロンに行って、
戻ってから深夜まで仕事、というのもざらだった。


男の人って案外単純だなと思う時がある。


私はごく普通の容姿で、誰が見ても30代半ばくらいの普通の
会社員に見えると思う。


でも、今でも(年とともに激減はしたが)私よりかなり
若い男性に声をかけられたり、名刺を渡されたりする。


これはドンキホーテで買い物中、本屋さん、駅の構内などで一人で
街を歩いている時に多いのだが、美容院の帰りだったり、
きちんとメイクしてきれいな格好をしているときだけに限られる。


これが、スキーやハイキングの帰りだったり、ジーンズにスニーカー
など履いている時に、街で男性にお茶に誘われたことは一度もない。


もし、中身が好きでとても気があうが、外見がタイプではない
男性からアプローチをされたとする。


そうして、例え外見が好みではない男性だとしても、
その男性の努力で外見が変わったらどうだろう。


彼がジムで体を鍛えてシェイプして、きちんとヘアカットや
眉カットをしてくれたら、、、、
清潔で身ぎれいにして、自信にあふれて、自分に似合った
おしゃれをするようになったら、、、


私はもしかしたら、その男性に恋する可能性もあると思う。


つづく


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