世界で一番愛する人と国際結婚

バリのガムランが聞こえる 8




グリのことは、もちろん遊びなどでは全くなく、私は本気だったんです。


グリと結婚して、アメリカやヨーロッパになら
住めたかもしれませんが、、、、、

それは、やはり分かりません。



結局のところ、私は彼の文化や習慣を全て受けいれることが
できなかったから。



地理的には近いはずの東南アジアよりも、欧米諸国のほうが、
日本人には(いえ、私には)ずっとカルチャーショックが少なく、
とても馴染みやすいのです。


欧米諸国の中でも、特に英語圏の国々など、国際結婚の中では
最も難易度が低く(もちろん相手によりますが)、その国に
生活するのもとても楽なのではと思います。



どちらにしろ、『この人と一緒ならどこにだって住める』、
というまでの気持ちがグリに対して持てなかった私は、
やはり本物ではなかったのでしょうね。



恋愛だけなら楽しいけれど、『愛している』だけでは難しい結婚。
結婚は一生のこと、永住なのだから、相当の覚悟が必要だと教訓を得、
やわな私は、バリの男性と結婚してバリに住んでいる日本人女性達に、
尊敬の念を抱いた旅でした。



でも、どこの国の人が相手でも、国際恋愛から得られるものは
大きいですよね。




この地球上に、


かつては愛し合った男が何人かいて、


時々


お互いの幸せを祈りあうのもいいのではないかと、


最近思うのです。


終わり


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