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中学以来約50年ぶりに国立西洋美術館に行ってきました。最初に2階に上がってキリスト教の宗教画から観始めましたが、教科書に出てきたようなどれも迫力のある作品ばかりで圧倒されました。美術に疎い私でも知っているモネの睡蓮もあり、一体いくらするんだろうと思いました。中でも一番気に入ったのが、マリー=ガブリエル・カペの自画像でした。家に帰ってネット検索すると、複製画が結構ヒットして、家に飾りたくなるような人気作品なんだなと思いました。思うに、美人画の中でも、愛嬌があって観ていると元気が出てくる感じです。こんな奥さんが家に帰ると笑って出迎えてくれれば楽しい毎日になりそうです。お勧めの美術館です。マリー=ガブリエル・カペの自画像1783年頃油彩/カンヴァス2001年度購入Marie-Gabrielle Capet (1761-1818) Self-Portrait Purchased in 2001睡蓮1916 /カンヴァス Claude Monet (1845-1926)Water Lilies1916モネ (1840年-1926年)ウォータールー橋、ロンドン1902年油彩/カンヴァスモネ (1840年-1926年)舟遊び1887年油彩/カンヴァス館内で観た国立西洋美術館の設立までの経緯のビデオがおもしろかったので探したらYouTubeにあったので、御紹介します。造船で財を築いた川崎重工の前身の川崎造船所の社長松方幸次郎が収集した西洋美術作品が、不況、戦争の困難を乗り越えて、戦後、私の生まれた1959年に国立西洋美術館が設立されて、松方コレクションとして陳列されるまでの経緯が興味深いです。松方とモネの交流があったからこそ何点ものモネの作品がここにあるのだと、感心しました。■参考リンクWikipedia:国立西洋美術館国立西洋美術館(こくりつせいようびじゅつかん、英: The National Museum of Western Art、NMWA)は、東京都台東区の上野公園内にある、西洋の美術作品を専門とする美術館である。独立行政法人国立美術館が運営している。本館は「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として世界文化遺産に登録されている。概要国立西洋美術館は、1959年(昭和34年)に発足・開館した、西洋美術全般を対象とする美術館としては日本で唯一の国立美術館である[3]。実業家松方幸次郎が20世紀初めにヨーロッパで収集した印象派などの19世紀から20世紀前半の絵画・彫刻を中心とする松方コレクションがコレクションの基礎となっている[3]。松方コレクションは第二次世界大戦後、フランス政府により敵国資産として差し押さえられていたが、コレクションを収蔵する美術館を新たに設置することを条件として返還されることとなり、当館が建設された。本館の設計はル・コルビュジエが担当し、彼の弟子である前川國男・坂倉準三・吉阪隆正が実施設計・監理に協力し完成した。コルビュジエによる設計の建築物としては、日本で唯一のものである[4]。なお新館は前川國男(前川國男建築設計事務所)が設計した。本館は、1998年(平成10年)に旧建設省による公共建築百選に選定[5]。2003年にはDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選定され、2007年(平成19年)には「国立西洋美術館本館」として国の重要文化財に指定された[6][4]。また、前庭・園地は、2009年(平成21年)に「国立西洋美術館園地」として国の登録記念物(名勝地関係)に登録されている[7]。開館後は松方コレクションに加えて中世末期・ルネサンス期以降、20世紀初頭までの西洋絵画・彫刻作品の購入を進め、常設展示している[3]。なかでも西洋のオールド・マスター(18世紀以前の画家)たちの作品を見ることができる美術館として、日本有数の存在である。「西美(せいび)」の略称で呼ばれることもある。
2023.07.05
松本文子さんの「花の帽子」 がヤフオク!に7月8日まで出品されています。先日ネットで検索したら今年の「京都日本画家協会創立80周年記念展」には出品されていなかったので行きませんでしたが、来年に期待です。【新着】松本文子:ヤフオク!アラート - 【真作】ysn31_高松次郎彷彿 松本文子 「花の帽子」 少女 美人画 肉筆 細密描写 縦62cm 横61.5cm■参考リンク日本画の過去・現在・未来を物語る~「ART STORY 80th 京都日本画家協会創立80周年記念展」の開催~京都日本画家協会創立80周年記念展チラシ
2023.07.04
2022京都日本画家協会第9期展に行ってきました。松本文子さんの絵が今年は出品されないので、どうしようかと思いましたが、せっかく京都に来たので行ってみました。タクシーで西本願寺から1400円くらい。古い建物を生かした建築です。土曜の夕方の会場はにぎわっていました。画家さんとそのお友達らしき方、来場客がアットホームな感じで、あちこちで楽しく話してました。画家さんというのはストイックな感じの人と思っていましたが、おそらく画家さんと思われる受付の方は親切で親しみやすく、2枚を除いて写真撮影可とのことだったので、直感でぴぴっと来たのを撮影してきました。作者の方の敬称は略します。来年以降も催しを企画されているとのこと。また行きたいと思います。帰り道:石原貴暉沈黙の情熱:今堀る實午後のひととき:森紗貴石榴の母子:安田育代灯:山田毅hanabi:大西健太Energy~薫る~:岸本志津0か1:河合真弓老舗:黒川詇子黒髪を舞う:黒川雅子観世音菩薩:坂根克介ある夏の午後:竹中友美季:土長けい叢:西田幸一郎言葉をつなぐ、いろいろ:原田有希■参考リンク2022京都日本画家協会第9期展:ことしるべ
2022.07.03
ヤフオクに久々に松本文子さんの作品をみつけました。1987年の作品です。花を持った女性の瞳は何を見て何を考えているのか?表情からすると楽しそうでもなく、かといって悲しそうでもなさそうです。そういえば松本さんの作品の京都日本画家協会の展覧会への出品が当初2021年予定だったのが新型肺炎の影響で確かずれたように思っていました。時間があれば博物館にいつになるのか聞いてみたいと思います。2022.6.19追記2022京都日本画家協会第9期展の出品作品の出品者にはお名前が無かったので今年の出品は無さそうです。残念。松本文子「瞳のなかに」鉛筆画(1987年):ヤフオク!■参考リンク2019京都日本画家協会 第7期展:2019年6月26日(水)~2019年6月30日(日)と、Seed 山種美術館 日本画アワード 2019: 2019年8月10日(土)~8月23日(金)と、松本文子さん抜粋去年の京都日本画家協会第6期展に松本文子さんの新作が出品されていることが分かったけれども、行きそびれて残念に思っていました。今年も2019京都日本画家協会第7期展が開催されることを知って、京都日本画家協会事務局に電話して、松本さんの作品は今年も出品されるか聞いたところ、今年は出品されず、特別の事情が無い限り2年後の2021年に予定されているとのこと。ちょっと残念に思いましたが、楽しみが増えていいやとポジティブに解釈して気長に待つとしますスマイル。
2022.05.25
久々に松本文子さんの絵がヤフオクに出品されています。以前ヤフオクで買ったmy girl と似た作風と思ったら同じ年の制作でした。そういえば京都文化博物館で来年6月ごろ開かれるはずの京都日本画家協会の展覧会に松本文子さんの絵が出品されるはずなので、近くなったら問い合わせて行ってみたいと思います。確か以前問い合わせたとき3年に1度出品されるとのことでしたので順当に行けば来年だと思います。ついでに大阪まで足を伸ばして太陽の塔まで行ってみたいです。 ヤフオク:【真作】【WISH】松本文子「あのほほえみで」色鉛筆画 1983年作 美人 〇シェル美術賞展三席 京都新聞連載小説さし絵 #20102093 ■参考リンクヤフオク my girl (1983.12) 松本文子松本文子'Come here' 2018京都日本画家協会 第6期 開催期間:2018年6月27日(水)~2018年7月1日(日)
2020.10.28
10/23(金)仕事帰りに会社から歩いて20分の北の丸公園にある東京国立近代美術館に行ってきました。途中コンビニでおにぎりといなり寿司を買って歩きながら食べて到着。2020.10.25.一部修正入場料は「5時から割引だと」300円。「ふだんは10:00-17:00で」すが、「金曜・土曜は」20時までやってます。来館案内を参照ください。星をみる女性:文化遺産オンライン2,3,4階に多くの絵が陳列されてました。一番心惹かれたのが 星をみる女性。昔、教科書か何かで見たような気がしますが、実物にここでお目にかかれるとはラッキーでした。係の人に写真撮ってもいいかと聞いたら一部を除きOKということだったのでシャッターオフにしてぱちり。1930年代当時の最新の光学機器を珍しそうに扱う女性の雰囲気が、いま見ても新鮮です。写真ではわかりませんが、下の解説にあるように女性の着物の柄に隠された秘密というのも面白いです。やはり絵は実物が一番です。残念ながら展示は10/25までのようです。行かれる方はサイトでご確認ください。解説を見ていたら上野の国立科学博物館にも行きたくなりました。週末に仕事帰りの美術館も、非日常の経験ができてよいと思いました。また行きたいです。
2020.10.22
仕事をしていたら今年の中国は10月1日から国慶節+中秋節で史上初の8連休というニュースを目にしました。10月の北京と言えば北京秋天という梅原龍三郎先生の作品があるくらいで、昔はきっと青く澄んだ空のもと、みんな自転車で行きかっていたんだろうなと思います。北京秋天の絵を昔見たように思いますが、どんな絵か忘れてしまったので、確認しました。もっと青っぽい作品かと思っていましたが、カラフルな明るい作品でびっくり。とても日中戦争中に描かれた作品と思えません。この作品は東京国立近代美術館に収蔵されているそうです。美術館は私の職場から歩いて20分のところにあるのを知り、もっとびっくり。週末の金土は5時から割引で300円で入場できるとのこと。今度仕事帰りに訪れたいです。ただ、残念ながら現在北京秋天は展示されていません。松本文子さんのところでも書いた気もしますが、自分の見たい収蔵品が展示される場合、お知らせメールで知らせるサービスとか、技術も発達しているのですから、収蔵作品を立体画像?で保存して、非公開中の作品も映像でオンデマンドで見られるようになったらと思います。梅原龍三郎先生と言えば昔、神保町の岩波書店の信山社のブックカバーのデザインになっていたのを思い出します。信山社は惜しまれながら、閉店しましたが、岩波書店の神保町ブックセンターが2年前から開業しているとのこと。面白そうなお店です。今度行きたいです。■参考リンク天賦の色感梅原 龍三郎の輝かしき力量(ヴィルトゥ)阪急デパート:アートのある暮らし「北京秋天」(リトグラフ、53×43.5cm 1984年)「梅原氏の絵の色調には音楽を強く刺激して来るものがある事を、常々感じ、これは、この画家の天賦の色感の非常な純粋性に由来すると考えていた」 ― 小林 秀雄所々に点在する朱の建物。力強いタッチで描かれた森。ざわめくように広がりゆく雄弁な空。原画は現在、東京国立近代美術館に収蔵されている「北京秋天(ぺきんしゅうてん)」。豪放磊落。天衣無縫。天才の名をほしいままにした梅原の輝かしき力量(ヴィルトゥ=virtu)をご堪能ください。東京国立近代美術館〒102-8322 千代田区北の丸公園3-15時から割引:一般300円北京放送元副編集長 李順然:人民中国音楽を聞くような秋の空Wikipedia:梅原龍三郎梅原 龍三郎(うめはら りゅうざぶろう、1888年〈明治21年〉3月9日 - 1986年〈昭和61年〉1月16日)は、日本の洋画家。京都府京都市下京区生まれ。1914年(大正3年)までは梅原 良三郎(うめはら りょうざぶろう)を名乗った。ヨーロッパで学んだ油彩画に、桃山美術・琳派・南画といった日本の伝統的な美術を自由奔放に取り入れ、絢爛な色彩と豪放なタッチが織り成す装飾的な世界を展開。昭和の一時代を通じて日本洋画界の重鎮として君臨した。【美術館やアートの楽しみ方】 #04 企画:miyamoto maruさん2018-04-25梅原龍三郎のカバー杉本純さんのブログ神保町ブックセンター青く澄んだ「北京秋天」はどこへいった2013/10/23付 日本経済新聞
2020.10.06
2018京都日本画家協会第6期展に出品されていた松本文子さんの'Come here' と、同名の作品がヤフオクに出品されているのを見つけました。昨年見逃していただけに、この作品が第6期展のものならば見られてうれしいです。私は同一のように思います。松本さんが日展に入選されてから50年以上が経過しますが、女性の生き生きした美しさを描く筆遣いはいつまでも変わらないと思います。松本文子 Come here 鉛筆画:ヤフオク
2019.07.04
去年の京都日本画家協会第6期展に松本文子さんの新作が出品されていることが分かったけれども、行きそびれて残念に思っていました。今年も2019京都日本画家協会第7期展が開催されることを知って、京都日本画家協会事務局に電話して、松本さんの作品は今年も出品されるか聞いたところ、今年は出品されず、特別の事情が無い限り2年後の2021年に予定されているとのこと。ちょっと残念に思いましたが、楽しみが増えていいやとポジティブに解釈して気長に待つとします。2019京都日本画家協会 第7期展:2019年6月26日(水)~2019年6月30日(日)一方、かつてマリーのドレスがゆれるが、山種美術館賞に出品されました。その後継となる山種美術館の日本画の新人向けの賞の展覧会が3年ぶりに8月におこなわれるようです。3年前は過去の入選作が展示されていました。入選はしなかったものの、マリーのドレスがゆれるが今回ひょっとして出品されるのかなと期待してサイトをチェックしました。出品作品のリストはまだ公開されていませんが、文章を読む限りではなさそうです。開催したら念の為、チェックしたいと思います。Seed 山種美術館 日本画アワード 2019:2019年8月10日(土)~8月23日(金)
2019.06.18
2018京都日本画家協会 第6期開催期間 2018年6月27日(水)~2018年7月1日(日)時間 午前10時~午後6時会場 京都文化博物館 5階展示室京都市中京区三条高倉料金 入場無料最近、「よく読まれている記事」に松本文子さんの記事が結構上がっていたので、何かあったのかと検索したら明日の日曜まで開催されている展覧会に「松本文子」さんという方が出品されているようです、しかも新作らしい。昨年Hello by the riverでたいへんお世話になった京都文化博物館さんでの展示です。電話で作品名と作者のプロフィール、図録の通信販売の有無を尋ねたところ、作品名はCome hereで女性の絵が白地に描かれているとのこと。作者のプロフィールは不明。図録は作成していないとの事。いつもここで取り上げている松本文子さんの作品か確定できませんでしたが、英語の作品名と、白地に女性の絵だと、可能性はかなり高いような気がします、京都の画家さんだし。一瞬日帰りで行こうか迷いましたが、親の食事介助もあるし、今回は断念。ジヌよさらば ~かむろば村へ~風に言うと今回は心の眼で見ることにします。今回も京都文化博物館さんにはお世話になりました。ここの職員さんは面倒なことも嫌がらずすぐに調べてくれ、こちらの知りたいことへのプラスアルファの情報も提供してくれます。どの職員さんも絵が本当に好きでこの仕事につかれたんだなと伝わってきます。
2018.06.30
顔の角度といい、季節といい、マリーのドレスがゆれるの女性はきっとこんな表情だったのではと想像したくなります。上が図録をスキャンしたもので下がスマホで撮ったものです。色的にはスマホのほうがよく出ているように思います。ネットを検索していてたまたま、京都府立堂本印象美術館で行われた「40人の作家による 京のうつろい -春から夏へ-」という展覧会に松本文子さんの絵が展示されていたことを知りました。数年前なのでまだ在庫があるかもと思い展覧会の絵を収めた小冊子がまだあれば分けて欲しいと堂本印象美術館に電話したところ小冊子はこの展覧会では作成されず、絵も京都府京都文化博物館のもので、絵の名前はHello by the river だとのことでした。ネットでHello by the river を調べたら下記の参考リンクのレビューを見て是非見てみたいと思い、今度は京都府京都文化博物館に問い合わせました。40人の作家による 京のうつろい -春から夏へ-会期 2014年4月4日(金)~6月15日(日)京都府京都文化博物館ではこの作品を収蔵しているが現在のところ、展示と貸し出しの予定は無いとのこと。またこの作品は1986年の「京の四季」展に出品された作品でその展覧会の小冊子(図録というそうです)は、博物館には無いが、日本の古本屋というサイトで「京の四季」展と検索すれば1000円前後で買える事まで教えて頂きました。早速検索して購入、したまではよかったですが・・・。なかなか古本屋さんから連絡が来ないので聞いてみたら、店内にあるはずなのに薄い本でどこに隠れたか見当たらないとのこと。あ、そうか、ここはアマゾンでは無く、本当にリアルの街の古本屋さんだったんだと改めて実感。がっかりというよりなんか感動して、別のお店で手当てしました。この作品のほかにも、日本の原風景、京都の歴史と今を感じられる作品等、多くの画家のみなさんの力作が見られるお勧めの1冊です。京都府立堂本印象美術館と京都府京都文化博物館の職員の方には電話、メールで問い合わせましたが、ご親切に対応いただいて、印刷物とはいえ、絵を見ることができて有難うございました。最近の美術館、博物館はハローダイヤル等に応対をアウトソーシングしているところもありますが、表面的なことしか答えられず、かといってなかなか学芸員さんに変わってもらえず残念に思ったこともあるので余計に印象が良かったです。いつかこの2つの施設を訪ねてみたいです。また美術館の施設の数や収納スペースは限られているのに作品は毎年増えますから見たい作品を見るチャンスは毎年確実に減っていくので文字通り宝の持ち腐れになると思います。図録を買ってみるのも1つの方法ですが、たとえば収蔵している作品すべてについて、写真を撮り有料でもいいからデジタル美術館で公開するように法律で定め、その制作予算を国が支給するようにしてはどうでしょうか。気に入った作品をベースにトートバッグやスマホケース等のグッズを作成販売するシステムも作れば美術館の副収入にもなりそうですが。さらには見たい作品を登録しておけばどこかの展覧会でやるときに知らせてくれるアラートみたいなのもあると便利かも。■参考リンク京都府立堂本印象美術館 40人の作家による京のうつろい -春から夏へ|中里楓のアーティスティック探訪 63
2017.11.04
以前、松本文子さんの年表を見て、ぜひ見たいと思っていた作品です。1977年に開催された「現代美術の鳥瞰-明日を探る作家たち-」の小冊子を国会図書館の検索でみつけて、時間のあるときに見に行こうと思っていましたが、検索の右下に古本屋さんの検索へのリンクが貼ってあり、たまたま在庫があったので買いました。マリーのドレスがゆれると同じ時期の作品なのでてっきり可愛い少女の絵を予想していたら全然違っていてびっくり。現代美術はよくわかりませんが、バックミラー越しに少女が見たのは、低層の団地群の中央にそびえる高層オフィスビルかマンション。手前には長瀞の観光渡し船のへさきみたいなのと平屋のプレハブ住宅もしくは電車の車両か?左の作者紹介ページには松本さんと思しき女性がバスのサイドミラーに写り込んでいます。自動車に乗っていてこんな光景がバックミラー越しに見えたらびっくりしますが、ちょっと見てみたい気もします。 少女はバックミラーにむかって髪にくしをいれ現代美術の鳥瞰 -明日を探る作家たち-この展覧会には下記の作品も展示されたようですが小冊子には出ていませんでした。Eaehfairday,I'llgiveyouheart Singtome,now,mustwindblow Don'tlook at the sun2017.10.11.追記ネットで検索したら「明日に向けて走れ! born to run/Bruce Springsteen 和訳」という曲にGirls comb their hair in rear view mirrorsという詞がありました。歌謡曲とニューミュージックしか聴かない身には新鮮な曲できっとこの絵と出合わなかったらこの曲を知らなかったし、まして聴かなかったでしょう。絵を理解するヒントがあるかも。YouTube:明日に向けて走れ! born to run/Bruce Springsteen 和訳
2017.10.10
確定申告も無事終了し、2月にヤフオクで落札したmy girlの梱包をやっと解きました。1万円超えあたりまで自動入札との競争になりましたが、いったん入札を休んで2万円までは出してもいいかなと思い、また1回入札したら相手が追いかけてこず落札できました。私の知っている松本文子さんの絵は3種類あって、1つは白地に黒で女性を描くもの、2つめはマリーのドレスがゆれるみたいにもわーっとしたもの、最後がこの絵のように女性の顔だけを色鉛筆のようなものでデッサンしてあるもの。どれも素晴らしいですが、3つめは心がうきうきする感じで、気軽に家に飾りたくなり好きです。2つめのも欲しいですが、1,2年前にヤフオクに出ていたのはたしか4万円くらいで落札されてました。絵の後ろに、松本さんがこの絵を描かれる2年前に展覧会に出品されたときのプロフィールが貼ってあったのでご紹介します。以前のプロフィールに無かった事項や、年も昭和55年まで記載されておりいろいろ調べるきっかけが増えました。銀行のシャッターに描いた絵と、映画をみてみたいものです。**********************************************************************開館記念「真実の鏡」展-7人の女性たち-1981年3月16日(月)-3月30日(月)松本文子●出品リスト「ニュータウン・サマー」100号「ニュータウン・サマー・サンセット」100号「ぼくの口笛がきこえますか」100号 市川市に生まれる1966(昭和41)年 京都教育大学特修美術科(日本画)卒業。在学中、日展に3回入選1967(昭和42)年 個展(京都・紅画廊)1968(昭和43)年 第8回現代日本美術展に入選1969(昭和44)年 第9回現代日本美術展に入選 個展(京都ギャラリー射手座) 野外造型'69(京都・賀茂川)1970(昭和45)年 毎日選抜美術展(京都)1971(昭和46)年 第1回山種美術館展 第10回現代日本美術展入選 第15回シェル美術賞展で佳作 影像表現'71(京都)に16ミリカラーフィルム出品1972(昭和47)年 第16回シェル美術賞展(三席)1973(昭和48)年 第2回山種美術館賞展1974(昭和49)年 個展(東京・村越画廊) 大阪・御堂筋の銀行のシャッターに絵(9m×40m)を描く1975(昭和50)年 個展(京都・朝日画廊) 第1回神戸製鋼美術賞展で一席となる1977(昭和52)年 第4回山種美術館賞展 兵庫県立近代美術館主催「アート・ナウ’77」展 京都国立近代美術館主催「現代美術の鳥瞰展」1979(昭和54)年 京都新聞の連載小説「玄冬」のさし絵を描く(1~10月)1980(昭和55)年 京都府立文化芸術会館展
2017.03.18
登録しておいたヤフオクのアラートから通知がありました。私が入社2年目の頃に描かれた絵です。昔の職場の同僚にこんな感じの方がいたような。サイズもそんなに大きくないし春らしい壁にかけておきたい絵です。
2017.02.13
2017.2.1.現在開催中のオークションです。存在は知っていましたが、てっきり本ではなくカルタだと思い込んでいました。アマゾンの中古にも無く、ほとんど落札履歴は無いようですが、2016.3.5.に同じくヤフオクで1,000円で落札されているようです。本のタイトルからすると百人一首の100枚の絵がこの本の中に描かれているのでしょうか。だとしたらカルタになってるのがあれば欲しいです。ヤフオク:i143♪百人一首 歌の絵巻 王朝の美と愛 難波喜造 文研出版百人一首 難波喜造 松本文子 文研出版 昭和52年5刷 の落札情報**********************************************************************美術手帖:1975.10.美術出版社連載インタヴュー作家論6松本文子-白の電子音伏久田喬行P224より「絵をかくのがすきだから絵の大学にいこうとなんとなくきめ、なにが日本画なのかなにが油絵なのか、そんなことなにも知らなくて、とにかく競争率のいちばん低い日本画科をえらんだ、それがはじまりです。・・・・・・今になっても、『日本画』のことは、その伝統も技法もあまりしりませんし、あまり興味もないのです。・・・・・・日本画の絵具を使ってかいていると、それは日本画で、そしてわたしは日本画家。まあどう呼ばれようといいのですけれど、やっぱりちょっと困ってしまいます。・・・・・・だから、絵がどうというより、いつも、もんだいはわたし。わたしのありかた、、もののありかた・・・・・・」(『みづゑ』七四・一)
2017.02.01
Wishing Youevery Happinessthis Holiday Seasonand Throughout theComing Year「東山魁夷と日本の四季」――山種美術館での没後15年記念展を観る ジャーナリスト/編集者 東 晋平先日山種美術館のサイトを覗いたら山種コレクション名品選Ⅳ 日本画の教科書 東京編 ―大観、春草から土牛、魁夷へ―2月16日(木)~4月16日(日)で東山魁夷の「年暮る」が展示予定なのを見つけました。子どもの頃から日経新聞の販売店さんからもらうカレンダーを見てやたら青っぽい絵ばかり描く画家さんだなという程度の印象でしかありませんでした。ところが数年前にこの「年暮る」をたまたまよく見たとき、手前の家に灯った明かりを見て、一年の終わりにすべての時が止まった静寂さの中で家族の団欒と結束、新年への希望のようなものが感じられて感動した覚えがあります。機会があれば見に行きたいと思います。興味が湧いて調べたら、いろいろなことがわかりました。てっきり東北とかの地方都市で火の見やぐらとかのちょっと高い所にのぼって描いたのかと思ったら全然違っていたりとか、この絵と川端康成のかかわりとか、東山魁夷画伯のお名前の由来、京都ご出身かと思っていたら全然違っていたりとか、興味深かったです。答えは下記のリンクにあります。東山魁夷 「年暮る」 - KIRIN~美の巨人たち~Wikipedia:東山魁夷「年暮る」の場所を訪ねて - 花鳥風月 - Yahoo!ブログ東山魁夷の「年暮る」から半世紀 - 季節の変化 - Gooブログ≪東山 魁夷という雅号の由来≫ 東山魁夷の魅力
2016.12.30
このブログの2016.3.8.でネットオークションが開催中としてご紹介した作品です。当初、入札の予定はありませんでしたが、終了間際になってもたしか1,000円から価格が全然動かなかったのを見て、ちょっと刺激を加えてみようとして入札したら相手も応札してきてそれを繰り返すうちにたしか7,000円で相手がどこかへ行ってしまい落札。実際、絵が届いたはいいけど思ったより大きくて重くてびっくり。うちの壁にかけたら壁ごと崩れ落ちてきそうです。それに保存方法にも気を遣いそうです。まるで長屋に住む熊さん、八っあんのところにお姫様がお嫁にきてくれたような感じです。いろいろ調べて去年エアコンを買い換えた部屋に置き、梅雨時から夏いっぱい24時間エアコンをかけてなんとか乗り切りました。電気代が心配でしたが、最近のエアコンは消費電力が少なくて助かりました。最初は妥当な評価をしてくれる方が現れるまでの一時預かりのつもりでしたが、最近はこの絵を飾れるくらいの家を建てるてみるかな、とも思っています。芸術新潮の1973.11号にある「「白」の松本文子」(川島真仁郎著)に、この絵を理解する上での参考情報があったのでご紹介します。画家の手をいったん離れれば、片や海外の富豪の邸宅を飾るものもあれば、東洋の島国の下町の庶民の家に保管され、たまに出して眺められるものもあり、絵のそれぞれの運命のようなものを感じます。下記の二つの絵があったからこそ「一年ののち」が生まれたことがわかりました。時間があるときに今度はなぜ作風がここから「マリーのドレスが揺れる」に代表されるようなものに変わったのか調べたいと思います。**********************************************************************「そして」:1971彼女の絵は、ほとんど白塗りで、その白塗りの上に室内や女性の輪郭を釘で浅く塗りこんで、黒で線描するという未完のような、モノトーンの絵である。今は遠く、アメリカのインディアナ州の邸宅の壁にかけられてしまった一九七一年作の「そして」という絵を彼女はなつかしむ。シエル賞の佳作になったその作品を見て、アメリカの一富豪が所望し、何度もアメリカから、譲っていただきたいという手紙がやって来た。その人が婦人の誕生日に贈る-ということだったので、手放す気になったという。絵は、前面が白で、十六、七歳くらいの少女の姿を下の半身だけ線描でとらえ、その輪郭に、小さなうす紫色の花のついた小枝をダブらせながら、四本、画面の手前になるほど強く鮮明にえがいた作品である。「またある日」:1972水のイメージ夏のある日の午後の一瞬間によって、プールサイドの水が、彼女にとって、生涯の一傑作になろうとは誰も予測できなかっただろう。それが、中央にコップ一つを描いた「またある日」という絵である。水面をカラー写真で撮影し、そのフィルムを画面に投影しながら、その映像を筆でえがいたという作品である。浮力は物体が排除した液体の重さに等しいと気づいて、浴場から裸でかけ出したアルキメデスほどの発見ではないが、馬が一瞬、後をふりむいた時、その目は何万年も前の馬の目であると悟った詩人シュペルヴィエルのイメージのように稀有なものであろう。水の一瞬の姿をこのように明確にとらえた絵は他にない。というより、この絵が、別のいくつもの日常的イメージへと次々に連なっていくということが、ここでは重要なのである。**********************************************************************■オマケネットで検索していたら出てきたmixiコミュニティのコメントと、同じ芸術新潮に出ていた松本さんの文章を紹介します。50年くらいタイムスリップして松本さんや沢田さんがブレイク直前の日の出の勢いの頃の京都に行って会ってみたくなりました。**********************************************************************ジグザグのこと京都は狭い 前回書いた皆川魔鬼子さん マキちゃんは兄貴と高校一緒 小松ちゃんの奥さんも同級生 チャー坊のセンスを早くから認めていた 日本画家 松本文子さんも同級 文子さんはジュリー 沢田研二ともタイガースの早い段階からの理解者でおおえんしてた 前回書いた良太のお母さんや**********************************************************************「白」の松本文子(川島真仁郎著、芸術新潮1973.11号)P.137にあった松本文子さんの文章「わたしの京都」より**********************************************************************よく、京都の若者とか、京都に注目とかいって、マスコミが京都特集をしているのをみて、どうして京都京都っていうのかふしぎに思っていたのですけれど、きっと他の町より、いい景色にひきたててもらっているので、京都の若い人がより魅力的にみえるのでしょう。でも、そんなせいでなく、友だちはみんなとてもきれいでいい心の人たちばかりです。このごろわたしは、しなくてはいけない仕事をすこしほったらかしにして、いっしょにあそんでいます。あそぶのはいいこと。みんな生きている人たち、生活をわすれて、あそべばいいのに。そうすれば、ほんとうに生きる、ということに気がつくのに。なにもかもが、生きるということにつながっていてむずかしいのですけれど、若くて、無名で、お金のないわたしなのだから、いつもなにかに気がついていられるはず。ただぼんやりしていても、魅力的に見える京都に住んでいられるのなら、もっともっとすばらしく生きてみたいと思っているのですが-。**********************************************************************京都といえば渚ゆう子さんの京都の恋と京都慕情。高校の修学旅行以来、見ていない京都の紅葉が久しぶりに見たくなりました。YouTube:渚ゆう子 - 京都の恋 YouTube:京都慕情 - 渚ゆう子2019.11.24.追加藤あや子 香西かおり 坂本冬美 伍代夏子 長山洋子の皆さんの京都慕情です。華やかで豪華艶やかです。
2016.10.09
Summer Solstice(夏至),Anna2016年8月31日、神田小川町の草土舎で6,480円で購入。スマホで大中小の写真を撮って通勤途中とかにながめてます。これに合う額縁が30,000円と聞いて、飾るのはあきらめ、ふだんは箱に入れてしまってます。人類が月に行く時代ですから(この例えもちょっと古いか)、レオナルド・ダビンチ以前からある絵の保存展示方法に何かしらの革命が起きることを期待します。安価で質の高い保存ができる額縁とか。フチの無い額縁とか。Let it go、オリジナルと実写版のカバー曲の2つ並べました。歌に勢いというか元気というか楽しさがあって私はカバー曲のほうが好きです。YouTube:FROZEN - Let It Go Sing-along | Official Disney HDYouTube:Disney Frozen Elsa Let it Go - In Real Life
2016.09.06
この1ヶ月くらい仕事の行き帰りの途中、足を止めて眺める絵があります。ショーウィンドーに飾られたその絵はキャンバスみたいな白地にヒマワリの花をあしらい、黄色い半袖シャツと濃い緑のベスト、ヒマワリ柄の緑のスカートの少女でいかにも夏らしく、若々しい感じで、この絵の前を通ると、仕事に行く前はさあがんばろうと思い、仕事から帰る途中は不思議に今日あったいやなことも忘れ、元気が出ます。値段は6,480円。もうそろそろ夏も終わりだし、取り外される前に買いたいと思ってお店の人に聞きました。これは直筆の絵でなく版画や印刷みたいなものだそうです。直筆じゃないのかとちょっとがっかりしてとりあえず1週間取り置きしてもらいました。額縁に入れると一番安いので30,000円くらい。そのまま飾るとほこりが心配だと言うと毛ばたきみたいなのでやれば大丈夫と教わりました。もう秋も近いのに今更ヒマワリかという気もします。ただ1年で元を取るとすれば、6,480円÷365=18円。1日あたりインスタントコーヒー1杯分の18円で心にゆとりのある暮らしが送れるとなれば安い気もします、って、ラッセンのキャッチセールスか。人ごみが嫌いでこの10年、東京湾岸系の遊園地は行っていないし、この絵のアニメ映画もまだ見ていないですが、印刷とはいえなぜか名残惜しく、この絵の放つ魔法にかけられて来週台風10号が去れば買いに行きたいと思います。そういえば15年くらい前、職場の同じ課に40歳前後の女性で学生時代ディズニーランドのシンデレラ城のシンデレラだか、白雪姫だか、なんかのお姫様の役をアルバイトでやっていた女性がいらっしゃいました。新人の歓迎会とかの時、誰かが「●●さん、ディズニーランドでお姫様のアルバイトやってたんですよ」、とみんなの前で言うと、他の者がはじめて聞いたように「わぁ、すごおーい」と言い、本人得意満面、一同盛り上がるという課内安全、商売繁盛のお約束の場面を思い出しました。人は生まれながらにオバチャンやオッサンではなく、それぞれに青春があり歴史があるんだと最近あらためてしみじみ思います。
2016.08.26
国会図書館で過去の各回の山種美術館賞展を記録した「今日の日本画」という小冊子を調べて発見しました。入賞作はカラー写真ですが出品作だったので白黒写真で、それを普通にコピーしたのをスキャンしたので画像が荒くてすみません。マリーのドレスがゆれる(1977、第4回山種美術館賞展出品)1979年に見たときはパステルカラーがとてもきれいでキャンバスから踊りだしてくるようなしぐさが衝撃的でした。たとえ白黒のコピーでも37年ぶりの再会はうれしいです。第4回出品の他のどの作品よりもインパクトが強く、一度見たらまた会いたくなる作品です。山種美術館の方のお話では、山種美術館賞展は当時、大賞、優秀賞の計3作は買い上げることになっていたほか、これとは別に当時の山崎富治館長が気に入られた出品作品を2,3作買い上げていらっしゃったそうで「マリー」もそのひとつとして買い上げられたそうです。現在に至るまでよく問合せのある人気作品だそうです。もし可能なら遠くない将来、また直接お目にかかりたいです。こうしているとStanding like This(1973、第2回山種美術館賞展出品)もうひとつ、以前ご紹介した一年ののちと同じ年に描かれた作品です。独特の水の描き方が特徴的です。
2016.06.16
懸案の重たい仕事が一段落して自分へのご褒美(日本のOLじゃないって!)としてかねてより行ってみたかった渋谷の山種美術館に行ってきました。現在、同館では「Seed 山種美術館 日本画アワード 2016」をやっています。これはかつて1971年から開催していた「山種美術館賞」を引き継いで今年から始まったものです。山種美術館賞と違って今回の日本画アワードは公募形式になったそうで、より多くの参加者が腕を競えることになり、良かったと思います。「【開館50周年記念特別展】Seed 山種美術館 日本画アワード 2016 ―未来をになう日本画新世代―」プレスリリース大賞の京都(みやこ)絵美さんの「夢うつつ」は絹に描いた作品で幻想的な女性のイメージがします。あと姓の京都が本名なのかちょっと気になりました。もしペンネームなら日本画において京都という単語は非常に重い言葉なのだとあらためて思います。優秀賞の長谷川雅也さんの「唯」は今のシーズンにぴったりの絵で箱根の登山電車で見たたくさんのアジサイのみずみずしさを思い出します。実はこの展覧会を見に行ったのにはもうひとつ理由があって、「横笛」松本文子:王朝の香り 現代の源氏物語絵【源氏物語をめぐる54のエッセイ】京都書院の回で、第1,2,4,5回の山種美術館賞展に松本文子さんが出品されていたと書いてあったので「マリーのドレスが揺れる」を探す何かヒントがあるかもと思って行きました。結果は次の通り。1. 第1~4回の受賞作品が各3つずつ展示されていましたが、松本さんの作品は無し。2. 会場で「【開館50周年記念特別展】Seed 山種美術館 日本画アワード 2016 ―未来をになう日本画新世代―」という小冊子を購入。この展覧会に関する各種データが記載されています。過去の各回の山種美術館賞展の小冊子を探せばあるのかと思い、帰りに国会図書館で第5回の小冊子で出品された松本さんの作品を確認しましたが「マリー」ではありませんでした。時間が無かったのでそのまま帰りましたが次回他の分を確認しようと思います。3. 美術館の方に聴いたところでは「マリーのドレスが揺れる」は2017.4.16まで当館で展示の予定も、他館へ貸し出して展示の予定も無いとのこと。結局「マリー」には会えませんでしたが、一歩近づいたようでちょっとうれしいです。なんか推理小説みたいになってきましたが時間のあるときに調べたいと思います。
2016.06.11
「横笛」松本文子前日の快晴から一転、梅雨入りが近いことを告げるかのような早朝の雨がトタン屋根を打つ音がすべての時を止めていつまでもベッドに潜り込んでいたくなる朝です。しばらく前にアマゾンで買った「王朝の香り 現代の源氏物語絵」を本棚から引っ張り出して眺めてました。「現代京都画壇を代表する日本画家54名と斯界の識者54名が絵画とエッセイで織りなす絵物語。「源氏」各帖をテーマにした作品と、味わい深い文章が現代人の心の断面を覗かせてくれるエッセイ集。」で、源氏物語54帖それぞれにちなむ力作の美しい絵と、俵万智さん、荒俣宏さんをはじめとするそうそうたる作家のエッセイが楽しめます。俵さんは短歌、荒俣さんは当時出現したハレー彗星をはじめとするオカルト的な観点から源氏物語をとらえ、興味深かったです。もともと、Google検索していて松本文子さんの名前をこの本で見つけて購入したものです。やっぱり松本さんの作品に間違いありませんでした。本に掲載された松本さんのプロフィールの抜粋を紹介します。松本文子一二月四日、千葉県市川市に生まれる。昭和四一年京都教育大学特修美術科日本画専攻を卒業。在学中二回生の一九歳の時、日展に初入選し、以降二回入選、昭和四三年第八回現代日本美術展入選。昭和四四年第九回現代日本美術展入選。昭和四六年第一回山種美術館展に出品、同年六月第十回現代日本美術展、シェル美術展に佳作となる。昭和四六年シェル美術展三席となる。昭和四八年第二回山種美術館賞展に出品。昭和四九年東京村越画廊で個展を開催した頃から白描的な線を中心とした画風からエアブラシを用いたぼかしを多用し始める。昭和五〇年第一回神戸製鋼美術展賞で一席となる。昭和五二年第四回山種美術館賞展に出品、兵庫県立近代美術館の「アート・ナウ’77」展に出品。昭和五三年京都国立近代美術館の「現代美術の鳥瞰展」に出品。昭和五四年第五回山種美術館賞展に出品。私と同じ関東ご出身で親近感を覚えるとともに、京都までわざわざ絵の勉強に行かれ初志を貫き大成されたことを知り、「ぶぶ漬けは、いかがどすか?」の世界だから、きっといろいろご苦労されたなかでがんばったんだろうなと思いました。私の良く見る絵は画風が変わった後だと知り、初期のものももっと見たいと思いました。
2016.06.05
ヤフオクのアラートに登録しておいて見つけました。2016.3.8現在オークション開催中です。いつものパステル画でなく日本画です。恋人と別れて「一年ののち」なんでしょうか。水底から見つめられているようなどことなく寂しげな秋の気配を感じます。一瞬入札しようかと思いましたが、夏は高温多湿の我が家に置いておくと絵がかわいそうだし、かといって倉庫に預ければ1ヶ月1万円くらいかかるみたいだし断念。いい人に高く買われるといいですが。ヤフーオークション:緑屋*亀■額装*松本文子*一年ののち/人物画*日本画*箱なし*0と書いたところでネット検索したら、「一年ののち」はフランソワーズ・サガンの小説の題名でした。こっち方面のジャンルは弱いです。Wikipedia:フランソワーズ・サガン■概歴[編集]フランソワーズ・サガン(Françoise Sagan、1935年6月21日 - 2004年9月24日)は、フランスの小説家、脚本家、映画台本作家。本名はフランソワーズ・コワレ(Françoise Quoirez)。ロット県カルジャクで生まれ、一家は第二次世界大戦の初期にリヨンに移り住んだ。彼女はその後ソルボンヌ大学に入学したが卒業はしなかった。アメリカに於いて彼女は旅行を好み、トルーマン・カポーティとしばしば旅行し、1957年には自動車事故で重傷を負った。彼女は2度結婚している。ガイ・シェーラーおよびボブ・ウェストホフとである(それぞれ1958-60年、1962-63年)。そして、どちらとも離婚した。1963年生まれの一人息子Denis Westhof ドニ・ウェストホフは写真家である。若年期に成功し莫大な金銭を得た人物にありがちなことであるが、タチの悪い取り巻きに囲まれて生活し、薬物(鎮痛剤・コカイン・モルヒネ・覚せい剤の一種のアンフェタミンなど)やアルコールに溺れただけでなく、生涯を通じ過度の浪費癖やギャンブル癖も直らず、数百億円も稼いだのに晩年には生活が困窮した。このような破天荒な生活を続けていたため前科もあり、コカイン所持で逮捕されたり、脱税で起訴をされたりした。バイセクシャルでもあり、夫以外にも男女両方の愛人を持っていた。故に、国内外のゴシップ誌にスキャンダルを書き立てられることも多く、芸能人顔負けのゴシップクイーンでもあった。カルヴァドス県エケモヴィルの病院で心臓疾患のため69歳で死去した。■作風[編集]中流の人々のやや平穏無事な生活の描写で有名。彼女の最初の小説『悲しみよこんにちは』は1954年、18歳の頃に出版された。父親の情事に出会った少女を描いた『悲しみよこんにちは』は、出版と同時に世界的なベストセラーとなった。小説はサイモン&ガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』に影響を及ぼした。彼女は1996年まで多数の作品を発表し、その多くが映画化された。一年ののち若い世代と付き合うことを好む中年のマリグラス夫婦は、月曜日ごとにパーティーを開く。 そこには、何かに熱中することを望む金持の女ジョゼ、野心家の女優ベアトリス、小説を書いているベルナールとその妻ニコル、地方から出てきたばかりの美少年エドワールらが集まるーパリに住むある階級の男女らが、漠然とした虚無の香りと淡い諦めの絶望感をかもし出すサガンの第三作。一年ののち 改版 / フランソア-ズ・サガン、朝吹登水子 / 新潮文庫【中古】afb
2016.03.08
まさかヤフオク!で38,500円で落札できたとは。なんかちょっとすごく残念。ヤフオク:真作保証 松本文子50号展覧会出品作 高松次郎彷彿華麗なる蜃気楼松本文子の見応えある逸品です。夢の断片を探るような、夢現つのイメージの表出が松本文子の作風であり、蜃気楼の如く揺らめく光景はノスタルジックな情緒に溢れています。ここでも、パステル調の淡い色彩によるその世界観が、モデルの女性の光と影を華麗に描き出しています。色彩は一箇所に留まることなく流動的に見受けられますが、実際には計算されつくした筆致で着色されています。そして、ホワイトの下地は、丹念に塗り重ねられた根気のいる作業の上で完成しています。まるで別世界のような景色を前にすると、意識は自然と作中に引き込まれ、陽光に包まれる穏やかな感覚が体内を巡ります。
2015.08.13
In your eyes まなざし♪ :「あしあと(その弐) - Teacup」 より2014.09.27に紹介した『「消費生活専門相談員」試験と山種美術館と「マリーのドレスが揺れる」(松本文子さん)』 の、松本文子さんの絵がネットに掲載されていないか、検索していたところ発見。同じ作者かどうかは分かりませんが、あの絵を描く画家さんならきっとこんな絵も描くんだろうと思います。松本文子さんの絵はネット上にはこの1枚かと思います。目に独特の魅力があります。一人の画家の絵がすべてネットで気軽に見られるようなネット美術館が出来ると嬉しいですが、著作権の関係でそうも行かないんでしょうか。「裸の大将放浪記」の美女たち:第58話 山本陽子さん(1993年1月10日)
2015.01.30
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