BLUE ROSE

海底2万マイル


“Summer Specials”としてNHK総合でオンエアされました。
  前編 2002.8.10(土)PM11:40~AM1:10
  後編 2002.8.11(日)PM11:25~AM0:56 

 原題は「20000 LEAGUES UNDER THE SHE」
 ジュール・ヴェルヌ原作の海洋アドベンチャーの「海底二万哩」を
 1997年に完全映画化したもの。

 ≪キャスト≫
   ネモ船長 : マイケル・ケイン
   ピエール・アナロックス : パトリック・デンプシー
   マーラ : ミア・サラ
   ネッド・ランド : ブライアン・ブラウン
   ケイブ・アタックス : アデウェル・アキヌォエ・アバジェ
   マカッチェン提督 : ピーター・マッコウリー

 ≪ストーリー≫
  ☆前編☆
   19世紀末、アメリカ。
   若き海洋学者ピエール・アロナックスは、
   幼い頃から同じ悪夢にうなされていた。
   海の中で怪魚に追われ、目覚めたかと思うと巨大な男がやって来て
   「愚か者め」と言い放ち、笑い声を上げる....。
   その頃世界中の海で海難事故が連続して起こり、
   謎の怪物の仕業ではないかと人々は不安におののいていた。
   ピエールはアメリカ海洋科学学会で、
   事故は巨大な海洋生物の仕業と発表するが、
   父であるティエリー・アロナックス教授を筆頭に学会の一同は嘲笑する。
   ピエールは自説証明のため調査航海に出る。
   マカッチェン提督率いるエイブラハム・リンカーン号に乗船し
   怪物捜索に出たピエールだったが、
   途中、航海仲間のケイブとネッドが喧嘩、2人は海へ放り出される。
   そのとき捜し求めていた謎の物体が現れた。
   それは、海洋生物ではなく巨大な潜水艦だった。
   マカッチェン提督は攻撃を仕掛けるが、逆に反撃され多大な損傷を受ける。
   交戦中、ピエールも海に放り出されてしまうが、
   リンカーン号はピエールら3人を海に置き去り、撤退する。
   ピエールらは巨大潜水艦ノーチラス号に回収され、捕虜となる。
   姿をあらわした船長はネモ(=名前がない)と名乗る。
   ノーチラス号は既知の科学技術をはるかに超えた高性能潜水艦だった。
   捕虜の身に不満を持つケイブとネッドは、ネモ船長に反抗、
   エンジンを故障させる。
   ピエールが修理を行うが手に大怪我を負ってしまう。

  ☆後編☆ 
   エンジン修理のためにピエールは右手を失うが、
   ネモ船長はピエールの勇気に敬意を表し義手を取り付ける。
   ピエールとネッドは船内に隠し部屋を見つけ、
   そこでネモ船長の娘マーラと出会う。
   マーラとピエールの接触を禁じるネモ船長だったが、
   恋に落ちた2人を止めることはできなかった。
   その頃、海上では復讐心に燃えるマカッチェン提督が
   ノーチラス号探索の航海に出ていた。
   リンカーン号にはピエールの父、ティエリーも乗船していた。
   ティエリーはピエールの遺品として渡された航海日誌から、
   自分の愛人リディアとピエールの関係を知り、
   怒りから航海に同行したのだった。
   一方、ネモ船長はピエールらをノーチラス号の最終目的地に案内する。
   そこは海底に沈んだ伝説の王国アトランティスだった。
   その遺跡に海底の楽園ニュー・アトランティスを作ることが
   ネモ船長の夢だったのだ。
   しかし、船に残されたネッドが船の一部を破壊、
   異変を感じたピエールとネモ船長はノーチラス号に戻るが、
   海底に残されたマーラたちを巨大生物が襲う。
   浸水の危機に陥ったノーチラス号は浮上を始めるが、
   海上ではマカッチェン率いるリンカーン号が攻撃態勢で待ち構えていた。
   果たして、ネモ船長は船を守り、夢を実現することができるのか?
   ピエールは、父との長年の争いに終止符を打つことができるのだろうか・・・。


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