ぼくの細道・つれづれ草

ぼくの細道・つれづれ草

2011.07.20
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    詩はときにはフィクションであり、諧謔であり、韜晦で
    あり、ときにはユーモアでもあるのだから、けっして女
    性を蔑視したものではない。


    ハンリョを飼っている
    美しい声で鳴くでもなし
    <お手>とか<お座り>とか  
    愛らしい芸をするでもないが
    三十年近く

    「ふん」

    犬も飼っている
    もう七,八年にもなろうか
    散歩が趣味らしい
    主人が立小便をすれば
    ツレションよろしく
    「お義理だよーん」と
    片足あげて
    付き合ってくれたりする

    犬の世話は私つまり主人がする
    餌も私が買ってくる

    二重に買うのは
    無駄だからと言っても
    それでも買ってくる
    餌は私が与える
    <ハンリョ>もときどき

    二重に餌をやるのは
    肥満の元だと言っても
    それでも与える

    <ハンリョ>だって
    ときには無聊
    犬に餌ぐらい
    やりたいこともあるさ
    と 
    ひとに言われた訳でもないが  
    ちかごろは
    文句は言わないことにした
    ・・・偕老同穴・・・
    きれいさっぱり
    あきらめることにした
    「ふん」 





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Last updated  2011.07.20 16:36:18
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