やっぱり読書  おいのこぶみ

やっぱり読書 おいのこぶみ

2003年12月22日
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テーマ: 考えの詰め物(2)
私 「新聞にあるけど、労組の役員のなり手がないんだって。」

夫 「うん、見た。」

私 「そうだろうね、あの頃から捜すの大変だったものね。」
あの頃…若い頃、もう三十何年前、一緒の職場で組合関係をやっていた時のこと。

夫 「今は、労働者っていう意識そのものがないからな。階級がなくなった。」

私 「じゃあ、どういう意識なの。」

夫 「自己責任で個人プレー、個と個が協調し合う意識。」

私 「個人に意識がなく、努力しなかったり、協調出来なかったりしたらどうするの。」

夫「いわゆる勝ち組、負け組みの負け組みになるだろう。」



えーえーー、仕事が自己実現しているという意識で働ければいいけれど。
殆どの人が食べるため、家族のために、好きでもない仕事をしてお金を稼いでいる現実もある。

仕事がお気楽な人、仕事に困っている人、仕事で悩んでいる人が多いのも事実。

また、働いているけれど意識して(つまり頭を使って)いない人もいる。
勿論、職種のことをいっているのではない。

創意、工夫、向上という意識をもって取組めば、どんな仕事でも自己実現になると思うし、それが生きがいになる。

でも、それを怠け癖か、生来の気質か、しない人もいる。
責めているのではない。損なんだけどなと思うのだ。

怠け癖、生来の気質で、個人プレーに支障のないようにするには、どうするか。
飛躍するが、教育ではないかと思う。

小さいうちから、何か一つ、得意なものを引きだして貰う。誉められれば一生懸命にやるだろう。そうして上達もするだろう。長年やれば特技となり、生き甲斐になり、自己実現の達成感があるだろう。





いつもこんな会話しているのでもないし、こんなことばかり考えていないのだけれど。



いわずもがなですが、夫のことをちょと。(isemariさんに嫌な言葉を思い出させてしまったので)
仕事上経営相談とか失業者相談とが受けているので、ナーバス(あるいは心配)になっているかもしれません。

彼の本心はほっとけないタイプで、私のほうがシビアで切り捨てる方です。





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最終更新日  2004年08月06日 11時10分55秒
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Re:今朝の会話 「働く」(12/22)  
isemari  さん
うっすら横ですが、この個人と言う意識の前面への押し出し(旦那さん言うところの個人プレーですね)と密接に関連する最近流行りの言葉「勝ち組」「負け組」の考え方が本当に嫌いなのです。<br>英語圏でかなり前からloserって言い方が流行って、いやだな~と思ってたら、日本語ではこう来たか。<br>しかも特に日本の悪い癖で、流行り言葉になるとどんなに色々な重さをはらんだ言葉でも、手軽にヒトの人生にも何でもバカの一つ覚えみたく当てはめやがる。<br>そもそも勝ち負けとは何か? 誰がどう決めるのか?<br>短いスパンでどうこうジャッジすることに何の意味があるのか? そんな単純なものか? 負けることも大事じゃないのか? プロセスは無視なのか? <br>結果をどうこう言うのが全てにおいて正しいとはいえないのに、流行り言葉に乗っかって軽い感じで、勝ち負け、単純に誰が建てたんだか分からんような統一されたこれまた単純な価値観によって、二項に分けていくその痴的な行為がイヤなのです。<br><br>よく、この世は競争社会だとか、資本主義社会とはそういうものだとか、すかして言うのがかっこいいと勘違いしてる哀れなやつがいるけど(そして自分はむちゃくちゃ勝ち組だと思ってるらしいが)。おまえのその貧困さがよっぽど負けだよ。と感じること多々。<br><br>そもそもこれって何処よりも資本主義(pure senseで金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏になる社会だ。)が発達しているアメリカらし~い感覚で。 個人個人という思想を推し進めていくにつけ。<br>十年前のアメリカでは、富の70パーセント近くを人口の40パーセントが所有していたが、今では人口の20パーセントになったというし。 日本ってやたらアメリカを手本にしてるらしいけど、目指してる社会ってそんなのなのかよ、としたり顔で解説するデイ… (2003年12月23日 12時29分04秒)

Re:今朝の会話 「働く」(12/22)  
isemari  さん
むむむ?なんかあたしの文章って誤解を招くのですな~。文章力がないのね…。とほほ。<br><br>私の下のアツイ語りは、ばあチャルさんの旦那さんの<br>最近の社会では「労働者」は存在しない。<br>あるのは「個人」だけだ。<br><br>という言葉にむちゃくちゃ共感したところから始まってるんですうう~(笑)。ので、いいこというぜ。ばあチャルさんのだんなさん。ってすごい思って書き始めたんです(涙)。言葉が足りないんですね、私(泣)。<br><br>よく分からん価値感のもとに、何もかも個人に還元する、個人一人一人のレースにしてしまう考え方は一見合理的なようで、ひどくご都合主義に思えるのです。<br><br>う~ん。例えば。<br>わたしよくBBCのHPのHave Your Sayという色々な時事ニュースや政策について世界の人々が物申すコーナーに行くのですが。(時々論戦になるのが面白い)<br>そこで社会福祉系の政策についての議論になると、もちろん全員じゃあありませんが、例えばイギリスって伝統的に個人の生活への政府の介入って割に容認されてて、極端なハナシ子供が学校ずる休みしただけでも、国が親を罰することが可能なんですね。それに対して、アメリカの投稿者たちは「それは個人の問題だろう」と線を引いてしまうことがすごく多い。<br><br>で、私がこの間見ていたのが、日本と同じで「老人社会になっていくイギリスはこれからどうする?」というテーマで、イギリスの人で投稿してきた人は大抵<br>「政府の援助が」とか「年金が」とか「社会福祉の充実」<br>とかいうんですけど、<br>それに対して、アメリカ人が<br>「イギリスって前から思ってたけど何でも政府に頼ろうとするんだね。ト… (2003年12月23日 16時32分42秒)

Re:Re:今朝の会話 「働く」(12/22)  
isemari  さん
トイレの始末(といったかどうかは定かでない。これに類したこと)も今に政府にやってもらいたがるんじゃないの?」って揶揄したんですよ。<br>で、どちらがいいとかではなく、これって象徴的だな~、と思ってみてたわけです。<br><br>でも。そりゃ個人の問題だけど、そうやって個人の問題だからっていってると、例えばつまずいちゃった人病気の人不運な人とかをことごとく切り捨てることになるではないですか(しかもその原因をまた個人に求めるのか)。<br>(そこを組織だって皆の幸せを考えるのが社会福祉政策の役目でしょう。)<br><br>と、いうわけで。<br>勝ち/負けという非常に個人レース的な言葉の影にある無神経さ、思いやりのなさ、単純さにイライラする今日この頃。労組の消滅もそんな感じの現れですな。<br>と支離滅裂にも思った次第。<br><br>Anyway、<br>ので。文章からは旦那様は「個人プレー」を否定的な意味で使っていると拝察いたしたので、私も「個人レース」<br>的なものに対する反感を刺激されて書いたのですが…?<br>ふむ。言葉ってむずかし~い。<br> (2003年12月23日 16時42分22秒)

Re:今朝の会話 「働く」(12/22)  
ばあこ5577  さん
ご無沙汰しました~<br><br>おげんきそうですね。<br><br>今日はお天気が良かったので外回りのお掃除に精をだしましたよ~<br><br>年の瀬も押し迫り慌しいですね~<br><br>良いクリスマスとお正月をお迎えくださいね。。。 (2003年12月23日 16時50分54秒)

Re:今朝の会話 「働く」(12/22)  
Kimi.  さん
はじめまして!<br>「考えの詰め物」ってテーマ、なかなか他の人の書き込み無かったんですよぉ<br>ありがとうございますm(__)m<br><br><br>>創意、工夫、向上という意識をもって取組めば、どんな仕事でも自己実現になると思うし、<br>>それが生きがいになる。<br>>でも、それを怠け癖か、生来の気質か、しない人もいる。<br>>責めているのではない。損なんだけどなと思うのだ。<br><br>ほんと損ですよねぇ。<br>でも、本人たちは工夫して頑張ることが損と思っている・・・<br><br>おすすめの本ですかぁ~<br><br>内定獲得の法則 2005年版 五十棲 剛史 (著) PHP研究所 <br>仕事柄こういう本も読むのですが、<br>一気に読めてしかもなるほどぉ~という感じで面白かったです。<br><br><br>辣腕社長が書いた!<br>「ダメな部下」を戦力化する法<br>モチベーションを高め、チームを活性化する<br>小山 政彦(著) 大和出版<br>私は部下はいないのですが、色々為になりました。 <br>人の上に立つ方達に読んで欲しい一冊です。<br> (2003年12月24日 02時35分14秒)

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