前作は万年筆ブランドの紹介に結構なページ数を占めていた。この本を買うような人にはすでに当たり前の情報も少なくなかったのではないだろうか。でも、Heart Line Projectを運営しているのが国内外の筆記具メーカーの集まりであることを考えると仕方がないことだとも言える。 しかし今回はストレートなブランド紹介のかわりに、万年筆に関する洒落た物語が載っていた。このお話の中でブランドを紹介している。すでに知っている情報でも物語の形にすれば楽しめる。ただ、残念なのは話で紹介される万年筆と、横に掲載されている万年筆の写真がリンクしていないこと。面白い企画だっただけに惜しい。
「手書きでものを書く楽しさ、万年筆の魅力を広く伝える」Heart Line Project。今年は優秀作品を読むだけではなく、私もなにか応募してみようかな。