○●雪月花●○

○●雪月花●○

夏空4



いよいよこの大会も終盤かァ。。。

そう思いながらバスに乗り込み競技場へ。

あっというまだったな・・・

そんな気持ちがうかんできた。

きょうは後輩の走り幅跳。

精一杯応援しなきゃね・・・。。

アップを一緒にして

足あわせに付き合い。

そして、競技がはじまった・・・。。

ふと目をやると・・・3000mの予選。

周がたちあがっていた。

「誰かいるの?」

「あァ。Y中の岡部。・・・O中の雪人もいる」

雪人・・・覚えてる・・・・。。

応援だけにしようと思っていたのに

なぜか足は、走りだしていた・・・。。


足はゴールへ・・・・。。

ちょうど、でてきた。。

話しかけようかどうしようか一瞬ためらった。。

だけど、声はもうでていた。

「雪人君だよね?O中の。」

「はィ。」

「ウチ、覚えてないかもしれないヶどO小にいたんだよ」

「まぢでッ! 名前は?」

「まぢ♪ あやだよ」

「ゴメン思い出せない(笑”」

・・・とうぜんだ。
「そりゃ、6年もあってないからしょうがないでしょ!」

そう。6年もあってなかった・・・。。

話をしながら、O中テントに行った。

あとから気づいたが、二人は並んで歩いていた。


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: