○●雪月花●○

○●雪月花●○

LOVE words



「寒くないか?」

『うん。大丈夫! 河口くんは・・??』

「平気☆ でも・・・」

『でも??』

「大輔って呼んでくれたらもっとあったかくなるなw」

『バカ・・・』

そんな他愛ない会話をしながら歩いていくと

あっというまに、家の前。。

『家ここだから。。送ってくれてありがとう。』

「いいえw」

『それじゃぁ。バイバイ』

「おう」

家に向かおうとしたその瞬間・・・

「なぁッ!!」

『え?』

大輔の顔はほんのり赤くなっていた。

「これからも、一緒に帰らない? ヒマな時でいいからさ」

以外だった。 

大輔ほどのいい男が、ウチと帰りたいなんて。。

『・・・いいよ』

悩んだあげく、okした。

*******
次の日

いつもどおり登校した。

教室のドアをあけるといきなりとびついてきた子がいた。

「雪栞~、昨日見ちゃったよぉw」

うげ。 ちょっとまずい。。。

「私もみたぁww、彼ってサッカー部の河口君だよねェ?」

『うん、、なんか、呼び出されちゃって・・・』

「「キャー」」

うるさい。。。

『別になんでも。。。ない。。。よ?』

そんな会話をしていた最中、大輔からメールがきた。

~今日、部活終わったら会える?~

「誰~? まさかッ!?」

みんなカンがいいなぁ・・・

『そのまさか。今日も会わなきゃいけないっぽいわ』

みんなが、うらやましいという目でみている。

・・・でも、そんなたいしたことしてない。

そうだ。ここが女子高だからだ・・・。。。

あっというまに、放課後。

待ちわびた、部活の時間!!

隣には、男子高のグランドがある・・・

ふと見れば、大輔が真剣にプレイしていた。

・・・カッコイイじゃん。

「集合~」

部長こと、冬歌から集合の声でわれにかえり、スパイクにはきかえた。

そう、ウチは女子サッカー部に入っている。

大輔とあったのは、この前の男女交流会。

じつは、この高校。姉妹校なのだ。

だから、修学旅行はまったくいっしょ。

・・・・はぁ・・・

ためいきがでてくるよ。。。

そんなことを、頭から一瞬で消し練習に励んでいたら、

あっというまに、下校時刻。

制服に着替え、見出しなみを整え校門へ・・・

「よッw」

『今日は早いね♪』

「まぁなぁ。女にまたせるのはよくねェから」

『笑』

「笑うなよ(笑) 結構マヂだぞ!?」

『わかった2 んで今日はドコいくの?』

「ん~と、・・・・俺んち」

え?

男子の家に彼女でもないのにはいるんですか?

そんなことを考えていながら、大輔に強引に連れて行かれた。

ふとみれば、きれいなおしゃれっけのある家の前。

「ここが俺んちw はいって2」

えェ~?


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