○●雪月花●○

○●雪月花●○

LOVE words



昨日のコトが夢ヵと思い、ほっぺをつねってみる。

『イタぁい』

夢じゃなかった。。。

ぱしッ

頭をはたかれた。

「おはよー。」

大輔だった。

『お。おはよ』

「何?ほっぺなんかつねって?」

『見てたのッ?』

「みてたぁ」

ホントハズい。

大輔に見られてたなんて。

『ばかッ。』

その瞬間。

後ろから抱きつかれた。

「バカっていったから、離さねェぞ?」

ほんと、はたからみればバカップル?

『そういえば・・・・もぅすぐだよね』

「何が?」

『修学旅行』

そう、同じ日に同じところに行くのである。

・・・自由時間あるのかな

あっというまに、校門の前。

「んじゃ、また放課後なッ!」

といって、大輔は走っていった。

ウチはボーっとしながら教室へむかった。

『おは・・・』

それ以上いえなかった。

クラス中が、修学旅行の話で盛り上がっていた。

誰がカッコイイだの、何がおいしいだの。。。

冬歌が近寄ってきた。

「大輔君。かなぁり人気あるから気をつけてね☆」

『え?うそでしょー』

「ホント!!」

結構ショック。

そして、授業。

修学旅行の班を決めた。

ウチ、冬歌、由梨、綺羅李の4人。

プラス。

男子校の4人。。。。。。

誰になるかはわからないが、明日交流会をして決めるみたいだ。

・・・つまり早いもん勝ち?!

*****大輔****

今日は朝からじゃれあった。。

そうえいば、もうすぐ修学旅行か・・・・

雪栞とまわれるといいな・・。。

そして、授業。

朝から話していた修学旅行の班決め。

もちろん、仲のいいやつらでかたまった。

俺、健人、駿、翔の4人。

なぜか、女子校の4人とも組まなければいけないらしい。

明日、交流かいがあるから、速攻雪栞たちをねらう。

クラスでは、女子校の可愛いやつをあげていた。

その中に雪栞がいた。

イやな予感がした。

健人と絶対雪栞たちのとこと組もうと約束した。

~絶対わたすもんかッ



・・・・放課後・・・・

いつもどおり校門で雪栞がまっていた。

が、まわりには男子校のヤツらが・・・

~は?

走ってそばによった。

そして、抱きしめて言った。

「こいつは俺の女なんだ。手ェだすんじゃねェ」

周りにいた男は、しぶしぶと帰っていった。

『大輔~うッ』

「雪栞??」

泣いていた。。。

「ゴメン。怖かったよな?」

『うん。。。あのね。。。』

「何?」

『明日。交流会あるでしょ?そのとき、隣にいてほしいんだヶど・・・』

雪栞からこんなこといってくるのは初めてだった。

「いいよ。ずっとでもいてやるッ!」

『・・・大輔・・・』

「ん?」

『苦しい。。。』

手に力がはいっていたみたいで、あわてて離した。

そして、手をつないで帰った。

明日のことを話しながら・・・

~コイツだけは他の男にゆずれねェなぁ


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