走走走 歌唄歌 走ること、歌うことのお薦め

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05年2月、青梅マラソン

33

ゼッケン3800番台、中ほどからのスタートになる。スタートラインまで2分18秒程度を要したが、ここであせっても仕方ない。むしろ思っていたよりも早く到達できたと言ってもよい。問題はここから。予想していたとおり、前が詰まってしまって自分のペースで走れない。

スタートラインまで = 2分18秒

今回の目標はネットで2時間15分、キロ4分30秒平均で最後まで走り切ること。ただし、スタートしてからどのくらいでそのペースに到達できるかによって、残りのペースが変わってくる。ハーフの自己記録でさえキロ4分20秒平均掛かっており、30キロをほぼそれに近いペースで走りきらないと目標は達成できない。しかもここ最近のハーフのレースに比べてアップダウンも大きい。ちょっと目標を高く達成しすぎたかな、と最初からトーンダウン。

スタートから3キロ = 15分45秒

キロ5分15秒を要している。ここから先、取り戻すためにペースを上げていったので計算する余裕はなかったけれど、この後4分30秒を必ず、しかも10秒近く切っていかないと目標達成は難しいことはわかっていた。しかも終盤の落ち込みもあるかもしれない。

4キロ、5キロはそれでもまだ縫うようにして走り抜けないと前に進めない。体力的にロスはしたくないけれど、そんなことは言っていられない。

スタートから5キロ = 24分47秒(4分57秒)

4、5キロのスプリットは4分30秒強、この後はここからは絶対に落せない。5キロ以降はかなり前がひらけてきた。だらだらとした上りが続いていたが、8キロ近辺で下りがあったりする。躊躇なく駆け下りる。4分20秒前後のラップを刻む。

5~10キロ = 21分32秒(4分19秒)

10キロ過ぎからはまた上りが続くが、このあたりではまだつらさは感じない。

10~15キロ = 22分05秒(4分25秒)

折り返し地点は15キロ少し手前。これから下りが続くことになる。足が心配だけれど、出来るだけブレーキを掛けないよう、力を抜いて駆け下りることにする。19キロ過ぎでSさんに背後から声を掛けられ、追い抜かれる。サブスリーランナーのSさん、なぜか最後尾からのスタートとなってしまい、おそらくスタート時点で5分くらいの差がついていたはず。追い抜かれた瞬間、ちょっとテンションが下がり掛けたけれど、なんとか背中が見える範囲で食いつこうと気合を入れ直す。

15~20キロ = 21分30秒(4分18秒)

往路ではほとんど上りだったにもかかわらず、坂を気にせずに走れたのだけれど、復路では時折現れる上り坂が本当につらい。上りに差し掛かるたびに、ここが勝負どころだと自分に言い聞かせながら力強さを失わないように足を運ぶよう心掛けた。

20~25キロ = 22分27秒(4分30秒)

いちばんの難所だったのが20キロ過ぎからの上り。ここはきつかった。坂はほぼ1キロくらいは続いただろうか。21から22キロへのスプリットが4分42秒。時計を見た瞬間、「終わった?」との思いも。

しかし、顕著な上り坂はここまで。あとは基本的にはなだらかな下り。22から23キロのスプリットが4分24秒、まだ行けるという思いが戻って来た。

~26キロ = 4分21秒
~27キロ = 4分31秒
~28キロ = 4分19秒

青梅駅前の応援が素晴らしい。これには力をもらった。このあたりで15分切りはある程度確信したが、集中力を切らさず、力を残さず、走り切るよう最後の2キロに挑んだ。

~29キロ = 4分31秒
~30キロ = 4分20秒

25~30キロ = 22分02秒(4分25秒)

グロス = 2時間16分41秒
ネット = 2時間14分23秒 (推定)

これまで未経験の距離だし、フルよりもハーフレースに近いペースでどこまで行けるか楽しみでもあり、また同時に不安だったのだが、最後まで走り切れてほっとしている。このままで行ければフルで3時間10分なんだけど、そうはいかないんだよなぁ、まだ12キロもあるんだから。










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