Viens chez moi!~うちにおいでよ

アキレス腱療養日記(1)


2度と聞きたくなかった音。
バドミントンの練習中、あるはずの無い穴にはまった感覚と、あのイヤな音。経験者である私はすぐにアキレス腱が切れたとわかった。
10年前とは反対の足。
「あーっ!切れた!」私の叫び声に、仲間達の絶叫に近い声。
主人に連絡した後、仲間が呼んでくれた救急車に乗る。
生まれて初めての救急車。あまり乗り心地のいいもんじゃ無かった。
病院に着くと、「?」と思うほど若い頼りなさそうな、が、しかしとってもかわいい化粧ばっちりの、お嬢様センセイが、足を曲げたり伸ばしたり・・。
でも、勘弁して!誰か他にセンセイはいないの!
やっとの事でちょっとベテラン風の女医さんが、「取り敢えずレントゲン行きましょうか。」やった・・助かった。
結果はやはりアキレス腱断裂。しかし、今回は完全断裂では無いらしい。
主治医のA先生は35歳位の男の先生。手術は5日後までまたなければならない。え~っ今すぐに手術じゃないの?
添え木をあてて、痛み止めと湿布薬をもらい取り敢えず帰宅して良いとのこと。なんか、気が抜けるなあ・・。
痛みは殆どないけど、5日間放っておくってのがどうも気に入らない。
帰ってパソコンで「アキレス腱断裂サイト」なるものを見てみる。へ~っ、みんな結構5日間くらい放ってあるんだ。しかし、自然治癒ってのも結構多い。
10年前、完全断裂の時、手術して奇跡的な経過をたどった私は、やっぱり
手術派。一日でも早く治したい!
ただ、病院、によって色々方針が違うんだ。調べれば調べるほど不安になる。取り敢えず私はA先生を信じることにしよう。
昼間、殆ど感じなかった痛みは、夜になると激しくなり、パパを起こして痛み止めを飲んだ。・・やっと眠れる。




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