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mix○の海を彷徨っていて、またまた面白そうなコミュニティを見つけてしまいました。題して『満月の力で臨時収入を得る会』早速、内容を見てみるとあまりにも馬鹿馬鹿しくて面白そう!(笑)成功すれば儲け物、例えダメでも実害はゼロ。ならば、やってみてもいいかも?ww・・・ってことで、ここにコピペで御紹介いたします。-------満月に預金通帳を見せて? 臨時収入が入っちゃう?? そんなことってアリアリ??? あるらしいです、それが。 満月にはお金に関するいい気が空気中に出てくるそうです。 ホントかよ??だったら検証しよーじゃん!というのがこのコミュの主旨。 毎月、満月の光に貯金通帳を開いて当てて、後日、いくらの臨時収入が入ったかを報告しあいましょう。 * * * や * り * か * た * * * 1. 通帳またはお財布を用意する 2. お財布からクレジットカード、領収書など「お金を使う事に関係する」ものを抜く。 お札は入っていてもいなくてもかまいません。 3. 満月の日に、外の気にお財布や通帳を晒しながら(このときに振ると良いです) 「今月も臨時収入がたくさん入りました。お月様ありがとうございます!」 と、過去完了形で宣言をする ※ 曇り、雨、日中であっても、満月の「氣」は満ちていますので、 安心してフリフリしてください。 ※ 満月の前後一日間も、「満にする氣」が大気中にありますので、 前後にお振りいただくのもOKです。 ※ こだわる方は、満月の一日前から満月になるきっかりの時間までに振ってください。 ※ 振り振りする場所にお月様の光が届かない、お月様が見えない!ってときでも大丈夫。 空気中に充満する満月の「氣」は、お月様本体が見えなくてもそこにあるのです。 安心して振り振りしてくださいませ☆ ※ 冬などの寒い時期は、ちょっぴりだけ我慢しておうちの外で振ってください。 ※ 長時間振る必要はありません。-------ちなみに、2月の満月は 2月2日(金) 14:45ちょっと フリフリしてみます♪♪
2007.01.31
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強烈なCMを見つけました。あの美輪明宏さまが、な、なんと! コンビニの店員に!!!こちらから御覧頂けます。いや~ん♪ これは明日早速日記にupしなくっちゃ!と昨夜大笑いしながら見ていたら、みっふぃーなさんに先を越されちゃいました★いやん♪(笑)それにしても、美輪様をコンビニ店員にするという発想に驚き!レジの中から「こちらへどうぞ(にっこり)」なんて言われちゃったら、買い物も忘れて人生相談しちゃいそうです(笑)温めていただいたお弁当はきっと勿体なくて食べられないでしょうから、冷凍保存して家宝にしますわwwさて。ネタ切れなので、久々にバトンでも。と思って探してきました。『コンビニ・バトン』です。1. 貴方の一番利用するコンビニはどこですか?ローソ○ もしくは ファミリーマー○。イベントやライブのチケット発券のために良く利用します。家の近くにあるのは7-11だけれど、貧乏な我が家では、『コンビニ禁止令』発動中の為、私が食事を準備できない事情がないかぎり、滅多に利用いたしません。2. では、一番好きなコンビニは?やっぱりローソ○ か ファミリーマー○ かな。でも、最近はどこも大差がなくなってきた感じだけれど。3. そこのお勧め商品は何ですか?滅多に足を踏み入れないのでわかりません(笑)4. 好きなおにぎりは何ですか?(何処のコンビニでも可)ひとつだけ挙げるなら『明太子』。かつお梅、鮭、昆布も好き。7-11のおにぎりが一番美味しいと昔は思っていたけれど、今はどうなのでしょうか?5. では、パンならば?ほんのり甘くて、さっくりとしたデニッシュ系。総菜パンなら、ハム(ベーコン)チーズ。6. ついでに飲み物もどうぞ☆ 食事と一緒に買う場合、大抵、お茶です。飲み物の単体なら、レモンティ(リプトンが好き)や果汁100%ジュースの時も。7. 何まんが一番好きですか?若いころはピザまんだったけれど(笑)今は、ふつうの肉まんがいい。8. ホットスナック(唐揚げ・フランクフルト等)で一番好きなのは?多分、一度も自分で買ったことがない(笑)(友達のをもらったことはある)7-11でバイトをしていたときには、焼きすぎて破裂したり、ひからびそうになっているフランクフルトをよく食べてました(笑)唐揚げは好きだけれど、コンビニで買う気はしないなあ・・・9.その他にコンビニで主張したいことをどうぞ!最近は、スーパーも深夜営業をしているのでコンビニもスーパー並に価格を下げてみてはどうでしょう?w10.次に回す三名ネタに困った人どうぞ。
2007.01.30
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-*-*-*-*-*-*-まだ、いないもの。いつか、あらわれるかもしれないもの。過去の中に姿を消すことのできるものは、今あるものばかりだ。今ないものは、過去の中に消すことはできない。どこに消すこともできない。不在なのに、いつまでたってもなくならない。-*-*-*-*-*-*-十年以上も行方不明の夫・礼(れい)。薄く、時には色濃く、「ついてくるもの」。『不在のもの』を強く感じる一方で、同居する母や、大人になりつつあるひとり娘、仕事仲間であり恋人でもある青慈(せいじ)との関係などつかみどころのない、しかしたしかに『そこにあるもの』の現実との狭間に揺れる主人公・京(けい)。両の世界を行き来する、京の心の細かなさざ波を川上弘美独特の「たゆたう」文章から立ち上る淡やかな、それでいて 刺すように鋭い空気感が映し出します。あるような、ないようないるような、いないようなみえるような、みえないようなそうであったような、なかったような・・・10年前まで、つい、このあいだまで、今、さっきまで、確かにそこにあったものも、過去の流れの中で、次第にそのくっきりとした輪郭が曖昧になり、いつのまにか、それらは見えなくなってしまうのに「不在のもの」の「存在」は色濃くいつまでも、こころの中から消えてゆかない。『存在』とは、『不在』とは、『現実』とは いったい何か。静かな海辺の町・真鶴で、京の心は、満ち引きを繰り返してゆきます。-*-*-*-*-*-*-*-銀のてすりに、あおざめたわたしの顔が、狭くゆがんでうつっていた。ゆがんだあれは、たしかにわたしの顔だったのに、いつの間にか違う者の顔に変わっていった。あ、と息をのんだ。あのときだったのだ。はじめて、はっきりとついてきたのは。うつった顔の、それは女なのだか男なのだか判然としない、ただわたしとはまったく違った表情の、銀のてすりにうつっているだけのものなのに、はんたいにわたしを射すくめるように、凝(じ)っと見返していた。「重なっている」つぶやいた。わたしの顔と、知らぬ者の顔が、ふたえに重なって、さいぜんよりももっとゆがみが激しくなっていた。地下鉄が大きく揺れた。-------*-------*-------*-------バスは、十分後。何回そう確認しただろう。どこに私は入りこんでしまったのか。風がよわく吹いている。真鶴半島をめぐる遊覧船の切符売場に、かもめが数羽とまっている。崩れかけた屋根に、草が萌えている。かもめは大きな声で鳴く。 (中略)バス停のベンチには蚊柱がたっている。冬なのに、虫は濃くつどい、速くとびまわる。もどってらっしゃい。女の声がする。けれど、女がどこにいるのか、わからない。バスは十分後。ベンチから離れるのが恐くて、すくんでいる。みみなりのように、礼のことを思う。愛していた。愛という言葉の意味を、まだほんとうには、わたしは知らない。それならば、礼を思っていたそのこころもちのことを、愛することだと決めればいいのかもしれない。愛など、何の役にもたたないけれど。こういう場所ではことに。それでも礼を愛していた、そのことを、思う。置いてゆかれたその後も、愛していた。愛することをやめられなかった。ないものを愛することは、むずかしい。愛している、そのこころもちが、こころもち自身の中に、はいりこんでしまう。袋が裏がえるように、こころもちも、裏がえってしまう。裏がえった愛は、それでは愛の反対のものになるのか。ちがう。愛の反対は、憎しみか。あるいは、愛と同義なのが、憎しみか。どちらにしても、そんなすっきりとしたものには、なってくれなかった。おぼろな、よどんだ、茫然とした、異質なものに、それは、なった。バスは十分後。さむい。鳶はいつまでも同じところを飛び続けている。 ( 川上弘美『真鶴』より )-*-*-*-*-*-*-*-私事ですが読んでいると、主人公に共鳴はしないのに、アイテムやシーンのシンクロがどんどん飛び出してきて現実と小説の世界を織り交ざって、どことなく、妙な気分になってきました。何故、このタイミングでこの本が手元に回ってきたのかなあとぼんやり考えてみたり。。。今までの「不可思議さ」とは、ちょっと違った、川上弘美の新境地。新しい「川上ワールド」への、序章となるやもしれません。 ( ↑『楽天ブックス』より、送料無料で購入できます↑ )
2007.01.29
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引きずり込まれるように落ちてゆくどうしても 抗(あらが)うことのできない<眠り>強烈な引き潮のように意識の足元をすくい取るわたしは 立っていることが出来ない落ちてゆく 落ちてゆく夢の向こうの もうひとつの世界へその夢の先で その世界の奥でわたしは何を見ているのかわたしは何を聞いているのかわたしは何も 覚えていないうすぼんやりとわかるのはただ たしかにあったということだけ夢の奥で そのまた向こうでたしかになにかあったことだけひたひたと満ちてゆく潮に運ばれ意識の砂浜に微睡むときあなたは わたしの左の袖をつまむようにして立っていた振り向くと左の二の腕にそっと触れながら近寄り歩き出すとわたしの背に手をやりうつむくと 寄添ってそっと 腰に手を回したわたしは あなたからはなれたわたしから はなれたはなれたくないのにはなれたくなかったのになぜ?
2007.01.28
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(表紙画像は、佐々木丸美ファンサイト『M's neige』より拝借いたしました)果てない調べとぬくもりは過ぎ去った時のゆりかご。雪ふりの海は荒れ、かよわい笹舟で旅する前方に小さな影。それが私自身か、それとも不可解な友か。光と影の二人の女の子、私たちがめぐり合った瞬間に、お互いの愛に薄暗い影を落としたこと、それは誰の責めでもない、人の世の編目が成さしめた非運だった。高杉青年に育てられる二人の少女、葵と弥生恋と友情に揺れる心は企業継承権争いと巧妙な策略に飲み込まれ運命の糸はもつれてゆく伝説の作家・佐々木丸美の長編悲恋を照らす友情の灯あなたは私の半身。青春も恋も命も折半。 --- 『忘れな草』 帯紹介全文 ---佐々木丸美コレクション第2巻『忘れな草』が今日、手元に届きました。美しい表紙絵。舞い散る花弁。葵と弥生の、友情の証。今まで私が所持していた文庫判には載っていなかった佐々木丸美さんの「あとがき」が記載されており、今回の復刊で初めて読むことができました。短いながらも、佐々木さんの世界観があらわれている、とても良い文章であったので、引用させていただきます。-*-*-*-*-*-*-この人の世において、豊かな愛の基石となるのは友情だと信じます。どのような愛の形にもその美しい炎の下には力強い熾火(おきび)があります。その熾火こそ友情であり、慈悲であり、空気のように地味な本質的人類愛です。少女、葵の生き方にこの人生の最大の宿題をたくしてみました。生きようとするほど欲望にまみれ、苦悩の雪だるまとなって孤独の世界に落ちてゆきます。孤独を知ることが哀しみなのかそれとも幸福なのか、鋭い少女の感性に問いかけました。高杉青年を恋し、恋情と友情の交差点で葵が見た人生の縁、二つの愛のゆりかごは真実に燃える青春の火打ち石となりました。この物語を読んでくださった方々が今いちど友情の大樹をふりあおいでくだされば幸いです。人々は愛を錯誤しています。愛は炎のように熱い喜びではありません。愛の極地はものの哀れを知ることです。心を音楽的に絵画的に、他人の喜怒哀楽の微震をキャッチできるやわらかさ。また、あの人も生きている私の生きている、嗚呼この人の世という感動、それら一切合切が一本の糸に撚(よ)りあわされ、ものの哀れという美しい冠をいだくことです。私は仏教を学びながら、文明文化に犯された現代人が帰るべき家を見つけた思いがしました。古い因習のオブラートでぼやけていても、その体内できらりと光る教え、それは人生の海原で彷徨する私たちにとって彼方にまたたく灯台です。私も含め現代に生きる人々は、人生建築の技は巧みでも楔(くさび)の打ち方を知りません。この黄金の楔こそ愛であり、愛はものの哀れであり、人々の幸福の最高峰は心の安らぎです。私は二十八年間を生き、人の世の展望を知り染め、広漠たる未来において、あらゆる愛と知識の宝庫を仏典に求めてゆきます。この物語の中で引用文がありますが左に挙げた文献から写しました。ただし、原文ではとても長く難解ですので、勝手ながら抜粋させていただきました。原文の美しい詩情をこわすとお叱りを受けるかもしれませんが、能う限り文章で配慮しました。仏教に関し、私のつたない文章を読むよりは左に挙げた文献、あるいは他の仏典を御一読下さい。 (※ 出典部分 略 ) (『忘れな草』 あとがき より)-*-*-*-*-*-*-そんな引用文の一節を、ひとつだけ御紹介。-*-*-*-*-*-*-神にも人にも学問にもいささかも束縛されない悠悠たる人間、わたしはそれを賢者と呼ぼう。相争う哲学的見地を超えよ。音声に驚かない獅子のように網にとらえられない風のように水に汚されない蓮のように理法を愛して独り歩め。耳あるものは聞け古き信を去れいまわれ甘露の門を開く。色、形、香り、生命、この世の一切は流転する流転するものに執着するなかれ。二つの両極端に近づいてはならぬ。善と悪である。これは生死が相依るのと同じである。両極端の中道を行けあたかも琴の音が張られた糸の中央で美しく響くように。自己を運びて万法を修証すると迷いとす万法すみて自己を修証するは悟りなり。わたしは至上の真理によって輪をまわす、反転しえない輪を。あらゆる宇宙時期と輪廻と生死法律の縁起と思惟分別し、明晰し、詳細し、宣布する。そして汝らも見よという。輪廻転生より解放され、正覚涅槃への道を。 ( 佐々木丸美 『忘れな草』より )-*-*-*-*-*-*-こんな一節が自然な流れでぴたりと作品世界にはまりこむ作家を佐々木丸美さん以外に、私は知りません。佐々木さんの物語の本質はとてもとても私なんぞが語りきれるものではありませんのであえて あらすじなどの紹介は避けますがこの本のなかで、一番好きな箇所を抜粋し、紹介と替えさせていただきます。『雪の断章』に登場した史郎と、『忘れな草』主人公の葵があるお寺で偶然出逢い、会話をする場面なのですが本編のストーリーとは殆ど全く関係のないワンシーンでありながら佐々木丸美ワールド全体では、とても重要な場面へと繋がる一幕で葵の性格がとてもよく表現されていて、大好きな場面です。( ※『雪の断章』未読のかたは、ネタバレになりますので御注意ください )-*-*-*-*-*-*-「史郎さん、何を考えているの?」「天国へ行こうか、それとも神戸にいこうか。決心がつかなくて」「天国の方がいいと思うわ」ポコンと木魚を打った。私を深く見た。なつかしむような愛おしむような、戸惑い、焦り、悔恨、たくさんの火が燃えていた。「君はおもしろい子だ。その辛辣さでひとつ教授願おうか」「ええ。教えてあげる」「恋人が殺人鬼だったらどうする?」「理由のある殺人?」「親父と自分の仇討ち」私は鋭く見た。何を言いたいの?私の事情を知っているの?この目、策略ではない。本当に悩んでいる。薄暗い運命を背負う者たちのめぐり合いか?偶然とはなんと不気味なものだろう。「いっそうその人を愛するわ。 殺人も復讐もねじ曲がった正義、どうしようもない出来事の自然発火。 世の法律を犯したくらいで愛するひとを失えないわ、 そんなちゃちな飾りものの恋愛ならどっちみち長続きしない。 大事なのはその人が罪を通じて、どれだけ正義や愛や自然倫理に目覚めたか。 人間はトコトンまで落ちなければ人生の真実に気がつかないのよ」 ( 佐々木丸美 『忘れな草』より )-*-*-*-*-*-*- 楽天ブックスから送料無料で購入できます。画像をクリックすると購入画面に飛べますのでどうぞ。第一巻『雪の断章』は、こちら↓ 『崖の館』(文庫)も復刊しています。こちらからどうぞ。
2007.01.27
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私はエスプレッソが好きだ。普段は紅茶を好んで飲むのだけれど、どうしても珈琲が飲みたい時がある。そんなときにはおもいっきり濃いエスプレッソ(ダブル)に琥珀色をした珈琲シュガーをたっぷりと入れて飲む。苦甘い香りが鼻腔を満たし、私はとても幸せな気分になる。某社総務課に勤務するサラリーマンであり、歌人でもある穂村弘氏(43歳:独身)もエスプレッソがお好きなようだ。-*-*-*-*-*-*-私はエスプレッソが好きだ。小さなカップの底に泡立つ液体がちょっとだけ入っている。香ばしい匂いを嗅ぎながら、カップにそっと口をつける。目を閉じて、ゆっくりと一口啜ってみる。苦い。 舌が苦い。苦くてとても飲めたものではない。痺れた舌を空中でひらひらさせながら、私はカップを置く。体調がいいときや元気があって「いけそう」な気がするときは、そのまま無理に飲み干すこともある。だか、おいしいと思ったことはない。たいていは諦めて、傷めた舌を水で冷やしながら、あとはただエスプレッソの泡を眺めている。それでも私はエスプレッソが好きだ。その理由は、素敵な飲み物だからである。本場イタリアでは、立ちのみスタイルの地元のおじさんたちが、三口で飲み干して出てゆくという。またパリのカフェではパリジェンヌという娘たちが優雅な仕草でカップを傾けているらしい。念のためにパリジェンヌをイメージしながら、私はもう一度、カップに口をつけてみる。苦い。 地獄の汁のような味だ。弱気になった私は卓上のミルクと砂糖をちらっとみて、しかし、目を背ける。「エスプレッソ豆知識」によれば、本当のエスプレッソは果実の薫り、そしてキャラメルの味わいなのだという。そんな優雅な飲み物に、ミルクや砂糖が必要だろうか。そんなものを入れたら、せっかくの薫りと味がぶちこわしになってしまう。そんなことをするくらいなら、私はただこうしてエスプレッソを眺めていたい。それにしても私のエスプレッソがこんなに苦いのは何故なのだろう。果実の薫りとキャラメルの味わいの飲み物が、地獄の汁に感じられるのは何故か。それはおそらく、私自身がまだエスプレッソに釣り合うほどの素敵レベルに達していないからだ。私の素敵レベルは低い。容姿が平凡な上に、自意識が強すぎて身のこなしがぎくしゃくしている。声も変らしい。すぐ近くで喋っているのに、なんだか遠くから聞こえてくるみたい、とよく云われる。無意味な忍法のようだ。 ( 穂村 弘 『本当はちがうんだ日記』【エスプレッソ】より )-*-*-*-*-*-*- 今はまだ人生のリハーサルだ。本番じゃない。そう思うことで、私は「今」のみじめさに耐えていた。これはほんの下書きなんだ。いつか本番が始まる。そうしたら物凄い鮮やかな色を塗ってやる。塗って塗って塗りまくる。でも、本番っていつ始まるんだ?43歳・歌人の真剣エッセイ。 (「BOOK」データベースより)一読してわかることだが、穂村氏は変わっている。相当、変わっている。自意識過剰な自分と圧倒的な『現実』の狭間で常に己の内部で無意味な葛藤が生じ、その答えの出ない葛藤の挙げ句、回線がショートして突飛な行動に出てしまって大失敗、普通の日常生活に、ついつい乗り遅れがちになる。周りの人たちが『普通に』できていることが、どうしても自分には出来ない。『自然に』と意識する余り、ますます不自然で不格好になっていく。そんな『変わっている』穂村氏が、私は好きだ。穂村氏曰く、「現実」には特有の『現実圧』という圧力があるのだそうだ。-*-*-*-*-*-*-例えば、人間は深海に潜ることができない。潰れてしまうからだ。逆に深海魚を浅いところに引き上げると破裂して死んでしまうという。生物はそれぞれにふさわしい圧力の中で暮らしているわけだ。人間にとっては深海での生活は計り知れないものだが、深海魚の側からみれば我々の方こそ恐ろしい死の世界に生きていることになる。 (中略)だが、仮にその種族における「自然さ」との間にズレをもつ個体がいたら、そいつはどうなるのだろう。もし深海魚の血の混ざった人間が存在したら?「人間同士の自然なやりとり」は、そのような個体を「破裂」させるのではないか。 ( 穂村 弘 『本当はちがうんだ日記』【現実圧】より )-*-*-*-*-*-*-おもしろおかしいエッセイの中に、ときどき(本当にときどきだけれど)、自分との共通点を突きつけられてはっとする。わたしも、いま、この社会に、現実にどことなく馴染めない。それもこれも、おなじ深海魚の血を持つ血族同士ゆえの事か。でも、深海魚の血混合率は穂村氏には負ける。わたしの深海魚の血混合率が10%だとしたら穂村氏は、おそらく50%くらいだろう。-*-*-*-*-*-*-あだ名がないことをひとに知られてはいけない。あだ名がないことがばれたら大変なことになる。大学を出るまであだ名がもてなかった私は妙に存在感がなく、自信がなく、いろいろなものをこわがる大人になった。 (中略)人間界のなかで、あだ名は免疫機能のようにその人を守るのだと思う。私なあだ名の力によって守られていない。だから、カラオケスナックのズンズンがこんなに恐ろしいのだ。いつだったか、仕事の待ち合わせに遅れて、あわてて約束の店に駆けつけた。ところが入り口のドアが開かない。センサーの調子が悪いのかと思って、手をかざしたり、一歩下がってみたりする。やはり開かない。店の中では待ちあわせた人々がこっちをみて何かを云っている。今、いきます。待ってて、今、今、と、ますますあせって、私はタコ踊りのようなことを始めた。手足をひらひら、ぴょんぴょん、ひらひら、ぴょんぴょん。だが、ドアはびくともしない。どうして、と泣きたくなったとき、お店の人が笑いながら、内側からドアをひっぱってくれた。手動ドアだったのだ。あんなに長時間踊り続けるのも珍しいよなー、ふつう途中で気付くよ、うん、凄い動きだった、と口々に云われる。あだ名の力によって守られていないからだ、と私は思う。だが、俯いて微笑むことしかできない。 ( 穂村 弘 『本当はちがうんだ日記』【あだ名】より )-*-*-*-*-*-*-こんな穂村氏に親近感を覚えずにはいられないかたには、是非、オススメの一冊です。 『世界音痴』『現実入門』も、オススメです。(『現実入門』の過去日記はこちら。です)
2007.01.26
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4人で駆け抜けたあの頃。 でも、ぽっかり空いてしまっているあの頃を 「CD」、「DVD」、「BOOK」にして ひとつのパッケージにまとめた『4 of Us』が いよいよ本日より、『JAM COLONY』内、 a-bra:z公式HPにて販売受付スタートです。THE CHECKERS 解散から10年、居酒屋での雑談をキッカケに再び集まった元・楽器陣の4人のメンバー。 リーダー、 サニー徳永 を筆頭に アンバサダー武内 リットル藤井 アルマジロ大土井 「また一緒にやれたら、面白いよね」瓢箪ならぬ、冗談から出たコマ。いまや事務所も違う、かつての仲間が「おもしろそう!」「またやってみたい」の一念で自ら企画立案し、会場を押さえ、グッズをデザインし、見積もりを取り、新曲を作り、練習スタジオを予約し、音を重ねた。たった3ヶ月で。『JAM COLONY』に集うファンたちが口コミでライブを宣伝し、メンバーの友人達が数少ないスタッフとして、チケット販売や売り子を担当した。幻の一夜限りのライブチケットは例に漏れず、チケットゲッターの格好の獲物になりあっという間に、10倍の値に跳ね上がったがファンは負けなかった。「ゲッターから買うな」を合言葉に 地道に横の繋がりを広げ、 手に入らなかった人たち、直近になってライブを知った人たちに 定価で譲る運動を続けた。一夜限りの手作りライブは、大成功だった。メンバーと 2300人のファンの魂が、文字通り一体となった。あんな感覚は、後にも先にも、あれが初めてだ。一夜限りのライブが、「来年もやろう!」になり、初めてのツアーも手作りで、それもすべて大成功をおさめ、やっとa-bra:zが、バンドとしてスタートを始めた矢先、リーダー・サニーが入院した。舌ガンだった。サニーは、a-bra:zHPで病名を公表し、病院からも、以前と変わらずBBSへと書き込みを続けてくれた。わたしたちがサニーを励ますはずがみんながサニーに励まされていた。そして、サニーの復活ライブ。やった、サニーは完治したんだ!!!力強いドラムの音に、誰もがそう思った。しかし、その直後まさかの再発。みんなが祈った。神様も 仏様も イエス様も アッラーも何も信じていない人たちもみんなで祈った。サニーのために。メンバーのために。みんなのために。でも、願いは 届かなかった。再結成からたった1年後。サニーは天国へ旅立った。たった一年間。でも 一番みんなが熱かった大事な大事な 一年間。メンバーもファンも希望に満ちていた一年間。そんなあの頃を思いをこめて。 いま。御予約お申し込み、および詳細は、こちらからどうぞ。
2007.01.25
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今日はネタがないな~・・・・・・などと思っておりましたら。先程洗濯したダンナの作業着のポケットから先日機種変更したばかりの携帯電話をハッケーン!!・・・・・・・こんなネタ いらない・・・ (T_T)
2007.01.24
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事前の情報収集の甘さから、余儀なく撤退を迫られた前回の潜入を教訓に、本日再度、古本売買大型チェーン店『B○○K ○FF』(← 一応伏せ字)潜入を試みた。任務は、前回同様、BL(ボーイズラブ)漫画とはなんぞや?を探ることにある。『B○○K ○FF』を利用する時といえば、もっぱら小説の文庫本を探すばかりで漫画コーナーには見向きもしなかった私が何故、少女漫画を素通りし、いきなりBLかという理由は1月15日の日記と、前回の潜入記録を御参照願いたい。すべては、三浦しをんさんのエッセイ、『シュミじゃないんだ』に毒された(?)が故の特攻である。 前回の教訓を生かし、今日は『シュミじゃないんだ』巻末に掲載されているBL作品データをコピーし、エッセイを再読して、比較的ソフトそうな作家&作品をピックアップ。そのメモをバッグの外ポケットにこっそり忍ばせ、ちょっと視線をバックに落とせば、メモを覗ける状態にして潜入。下準備はバッチリだ。ちなみに、ピックアップ・リストは 以下の通り。***********深井結己 『君がいる場所』 『俺はあなたの犬だから』藤たまき 『プライベート・ジムナスティックス』 『夏の名残のばら』西田 東 『もろとも』新田祐克 『春を抱いていた』 『男が男を愛するとき』山田ユギ 『俺は悪くない』 『太陽の下で笑え』よしながふみ 『ジェラールとジャック』紺野けい子 『愛の言霊』本仁 戻 『DOG STYLE』----あとり硅子 (※ BLではありません)***********リストを書き出しながらも思ったのだが『俺はあなたの犬だから』って、すごいタイトルもあるものだ。見つけても手に取れるかどうか自信がない。いったい 私は何してるんだか。さて、今回は迷子になることもなく無事 BLコーナーに到着。メモをチラ見しながら、合格発表の掲示板を見上るが如く一番上の端の棚から、順にじっくり作家名を追う。うーむ。 なかなか見当たらない。やはり、しをんさまオススメの作品は、ファンも手放さないのだろうか。「どれもこれも傑作でオススメ」と太鼓判を押されていた程だし・・・と。前回発見できなかった山田ユギを発見!!手に取ったのは『俺は悪くない』『夢を見る暇もない』『最後のドアをしめろ!』 ( ※ 『最後のドア…』は画像なし)『俺は悪くない』は、ハマルほどではないけれど、なかなかよかった。1月15日の日記でも、しをんさんの文を引用したとおり『恋人であり、友達でもある』主人公ふたりの関係がよく描かれている。大人になって、色々なシガラミにもまれ、ちょっと疲れた主人公がいとこの中学生の目を通して描かれるのだが青春の煌めきを振り返りつつ、でも決して後ろ向きではないところもよかった。BLなんだけれども、友情にほっとできるようなところが確かにあってこれは男女の恋愛というノーマルな設定では描けない世界だろう。次に発見したのが 隣に並んでいたよしながふみ。手に取った作品名は、ちょっと失念してしまったがこれは 私は苦手だった。何がダメって、ラブシーンが長い&リアル・・・そういう作品は、リストから除外したつもりだったのだが。たまたま、そういう作品を見てしまっただけなのかも知れないけれど。次に見つけたのが、紺野けい子 『コンビニ』 これも、身近に居そうな男の子が主人公で、作りすぎていないところがいい。テーマも友情をもとにしていて、優しいかんじのものが多かった。この他にも、メモしていなかったけれど見覚えのある作家さんの作品をいくつか手にとってみたのだがどれもこれも いまひとつ。次回に期待。(え。また行くの??)最後にBLの隣の書架の少女漫画¥105の特売コーナーのところであとり硅子さんの作品が2冊、目に留まった。タイトルは『ドッペンゲルガー』と『眠れない夜』 ( 両方とも単行本の画像がなかったので、文庫判のものを使用 )絵柄が好みということで、リストに載せていたのだけなのだけれどうん。よかったですよ。なんというか、言葉では上手くいえないんだけれど全体的に孤独の雰囲気が漂うその先に、何か希望があるような、そんな作品が多くて。明るい作風の中にも、何となく、御自分が遠からず亡くなることを予期しているかのようなそんな雰囲気も感じ取れました。というわけで本日の任務報告、これにて終了!どうしても見たかった作品が見つからなかったので近日、大手書店での潜入レポ第三段もあるやもしれぬ。乞う御期待!! 以上!!
2007.01.23
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今年の美輪明宏さまの演劇公演。演目は『双頭の鷲』先週金曜日から、チケットぴあにて@ぴあ会員限定で、5月の関西公演のプレリザーブが始まっています。-------待望の美輪明宏が演出・主演で贈る「双頭の鷲」再演決定!フランスの天才、ジャン・コクトーが王妃エリザベートの数奇な実話を元に描いた傑作「双頭の鷲」。本作を美輪明宏が1999年に上演以来、実に8年ぶりの再演が決定!もちろん美輪明宏が演出・主演でお届けする本作の舞台は、19世紀ヨーロッパに君臨する王家。王妃失脚暗殺を企む皇太后一派の陰謀、皇太后の情夫である警視総監フォエーン伯爵と王妃に純愛をささげる反政府詩人スタニスラスとの死闘。毒薬と剣によって炸裂する王妃と詩人、<無政府主義精神を持つ王妃>と<王党派精神を持つ無政府主義の詩人>ふたりの命がけの恋の結末は!?宮廷も陰謀も政治も国家も、死を賭した至高の愛の炎の前に崩れ落ちる!王妃暗殺を目論み侵入した若き革命詩人スタニスラスに木村彰吾。警視総監フォエーン伯爵には、美輪作品には初出演となる長谷川初範。王妃の読書係エディットには美輪版「椿姫」以来の夏樹陽子。フェリックス公爵には’96年版にも出演した柄沢次郎。王妃の召使で口の利けないトニーに、なんと現役K-1選手の大山峻護が挑む! チケットぴあ『双頭の鷲』公演ページより-------うむむ。一昨年の『黒蜥蜴』の時も思ったのですが美輪様以外のかたのキャスティングが、正直、いまひとつピンとこない感じ。しかも 公演日程が殆どゴールデンウィークとかぶってる!! (>_
2007.01.22
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「ちがう」というダンナの声で目が覚めた。電車の中。ベンチシートに座ったふたりが向かいの窓に ゆがんで映る。ドアが、しゅーっと 静かに閉まった。「なにが、ちがうの?」「ちがう。 逆だ」まだ寝ぼけている私には、事態が飲み込めない。『次はぁ~ ○○川、○○川~』車掌のアナウンス。各駅停車が止まる駅。はじめて事態が飲み込めた。「なんで、のぼり電車に乗っているの?」くだりの特急電車に乗って いつもの駅で向かいのホームに停車しているくだりの各駅電車に乗り換えたのだ。いつものように。おんなじように。なのに、いま この電車は、のぼり方面を目指している。酔っているのか。歪んでいるのか。わからない。わからないけれどとりあえずつぎの駅で降りよう。「ねえ、なんで反対側に走ってるの?」「わからない」「わたしたち、ちゃんと乗り換えたよね」「たぶん」やはり、酔っているのだろうか。それとも、ゆがんでいるのだろうか。でもだんだんとそんなこと、どうでもいいような気がしてくる。ゆがんでたって、どうなったって、かまうものか。いま居る ここ、いま見えるもの、いま おきていることが すべて わたしの現実だ。つぎの駅で降りたのは わたしたち夫婦だけだった。きちんと確認して乗り換えた。今度はちゃんとたどりつき自宅までの道のりをさむいさむいと言いながら歩いた。昨夜うまれたばかりの月は今宵はまだ 見えなかった。
2007.01.21
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いつも利用する大型スーパーへ行く道すがらにその店はある。いささか交通の便の悪い場所にあるその大型店舗前には広い駐車スペースが設けられており、私はその一角に愛車(自転車)を止め、店内に入る。古本売買大型チェーン店『B○○K ○FF』(← 一応伏せ字)入り口左手のひろいレジカウンターの中では店員さんたちが買い取り古書やDVDの選別・値付けに忙しく立ち働き、棚が何列も並ぶ広い店内は、掘り出しものを求めて徘徊する人たちやら明らかに立ち読みをするためだけに来店していると思われるひとたちでいっぱいだ。ここに来るたびにいつも感じることなのだが店に一歩足を踏み入れた途端、ちょっと人をたじろがせるようなこの独特の雰囲気は何なのだろう?それは決まって、入口から向かって右側の漫画本のコーナーあたりから妖気のごとく立ちのぼっているのだ。いつもならその妖気を俯きがちに避けて通り、一直線にレジカウンター側の文芸文庫の並ぶ書架へと急ぐのだが、今日の私はちょっと違う。ぐっと足に力をこめ、巨大な魔物に立ち向かうが如く妖気立ち上る漫画コーナーへと足を踏み入れてたのである。元々漫画には殆ど興味のない私。この店が出来てから今日までの3年間で、漫画コーナーに足を踏み入れたのは、2年前、友人に大島弓子の少女漫画を強烈に薦められた時の、ただ一度きり。その時は、入口近くの少女漫画の書架ですぐに目的の本を見つけることが出来たので、特に問題なく目的(立ち読み)を遂げ、帰還したのであるが今日の任務はそう容易なものではない。全くもって未知の世界BL(ボーイズラブ)漫画とはなんぞや?を探るため、この異空間に足を踏み入れたからだ。何故、少女漫画にすら興味のない私がいきなりBLかといえば、いわずもがな、月曜の日記にも書いた三浦しをんの読書エッセイ『シュミじゃないんだ』の影響だ。 この本で、食わず嫌いはいかん!としをん様に戒められ、また、BLの奥深さに若干洗脳された私は早速しをん様オススメBLを探す旅に出たというわけだ。しかし、探ろうにもまず、BLというジャンルがどのあたりに存在するのか皆目見当がつかない。少女漫画なのか、男の子が出てくるから少年・・・いやそんなはずはない。・・・もしかして、成人コミックスのあたり?こういうふうに、ぐるぐると考え出すとなぜか大抵、一番いってはいけない、やってはならない方へと真っ先に踏み込んでしまう傾向のある私。今回も、何故か足は自然に(?)成人コミックスの書架へ。何とも形容のしがたい一種独特の雰囲気を醸し出しつつ、異様に熱心に読みふける男性客の背から不動明王の火炎のごとく立ち上る薄墨の中、場違いなオンナがひとり、あっちこっちをキョロキョロしながら目的の作家を探し求める。かわいいアニメキャラとの妄想の世界真っ只中の立ち読み兄さんたちにはさぞ迷惑な客だったことだろう。申し訳ない。当然ながら(?)成人コミックスのコーナーで見つけることは出来ず、膨大な量の少女漫画のコーナーでもなく、こんな田舎町にはそういうマニアな本は置いてないのかしら?と諦めかけたその時、文庫本コーナーの片隅で、ようやくBL小説らしきものを発見!きっとこの近くに漫画もあるはず!とその書架の裏側で、ようやくBLコーナーを発見したのでありました。早速、しをん様御推奨の山田ユギ、語シスコ等の作品を探すが見当たらず。(他にもたくさんオススメ作家がいたのだが、覚えきれず)仕方がないので、他に見覚え(読み覚え?)のある作家はないかと尚も探してみたところ、ありました!石原埋(さとる)!確か、少年漫画にも通じる画風とストーリー、なにより台詞の秀逸さに熱弁をふるっておられたような・・・。この一角だけ、妙に人気がないのをこれ幸いとさっそく手にとってみる。まずはぱらぱらっとめくってみて、私の限界を超えるハードなシーンがないことを確認。真ん中あたりから、少しだけ読んでみるも画風が私の好みではないことと、(私は細い線で描かれた繊細な画風が好きなのだ)主人公であろうふたりの、切々とした思いの打ち明けあいにどうも気が滅入ってきてしまい、数ページでアウト。次に目に付いたのが 鹿乃しうこ。この人の名前も確か見覚えがあるけど、えーっと しをんさん、何て書いてたっけ・・・??手にとってパラパラっとめくってみる。・・・・・・・思いだした。『「すべて見せます!」という気概に満ちた』『解剖学的興味が湧く』作品だった。。。当然初心者である私は読むことなく、俯きがちに書架に戻し、なんとなく、それ以上他の作家を探す気力もなくし家路を急いだのでありました。うーむ。私がBLの素晴らしさに開眼する日は、果たしていつ?
2007.01.20
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毎月恒例、「新月に願いを」シリーズ。今月も 御紹介いたします。今月の新月が明日 1/19 (金) 13:02にあります。 新月になった時刻から8時間以内に (※ 8時間以内に間に合わなかった場合、 効力は薄れますが、48時間以内でもOKです )2個以上10個以内 願い事を手書きで書いて日付をつけて大事にしまっておくと 不思議と 願い事が叶ってきます。 (自分自身に関するお願いを書いて下さい。 地球環境や 他人の言動についてのお願い事は この『新月のお願い』では 叶いません)今回の新月は山羊座で起こります。今月のお願いキーワードは・・・ 老後の安定、 責任、 目標達成、 成功、 処理能力、 権威者、 伝統、 他人を操作しない 等に関する願い事が 特に有効です。【主な願い事カテゴリ】としては・・・ ・将来に備えるための願い事 ・責任ある行動で成功を呼び込む願い事 ・目標達成に向けた願い事 ・成功を手にするための願い事 ・処理能力を向上させるための願い事 ・権威者との上手なつきあいを促す願い事 ・過剰操作を抑える願い事 ・・・等となります。(これらの事柄に関することが比較的叶いやすいというだけで これ以外のことをお願いしてはいけない、というわけではありません。 叶いやすいお願いを無理に探してするよりも、 自分が本当に叶えたいお願い事をしてください。)また 骨と間接、 ひざ、 関節炎リウマチ、 胆嚢と胆石、 皮膚・乾癬、 かゆみ などの身体の部位や症状も山羊座に属するので、上記の箇所で症状のあるかたはお願いしてみるといいかも知れません。今回の『ヴォイド・タイム』は 新月直後に起こります。この時間、お願いは避けたほうが無難です。◆今回の新月直後~2日後までの間のヴォイド・タイム◆ 19日(金) 新月直後 ~ 15:14 までの間 21日(日) 13:59 ~ 17:48 までの間※ この時間のお願い事は なるべく避けて下さいね。 ※(星の並びがあまりよくないので トラブルが起きやすい)また、お願いごとを書くときには「○○しますように」という書き方よりも「○○しました」「○○になった」というように過去形で書いたほうが より有効だそうです。皆さんのお願いが 明日の月に届きますように。。。
2007.01.18
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楽天日記を始めて、今月末で丸三年になる。楽天以外にも、mix○というSNC(ソーシャル・ネットワーク・コミュニティ)に参加しておりこちらのほうも、もうかれこれ一年半近くになるだろうか。楽天でもmix○でもそうなのだが私は、自分のブログの存在をなるべく知人に知られたくない。結婚を機に、地元から離れ友人知人と日常的に顔を合わせる機会が皆無なのをいいことに好き放題なことを、ここに書き連ねてきた。ライブやイベントで弾けた(崩壊した)日記や、日常日記、読書日記だけならば、友人に読まれたところで、別にどうということはないのだが詩ネタやら、過去日記、恋愛ネタなども結構書き連ねているのでこれらを自分の過去を知る知人に読まれるのは、どうにも恥ずかしく堪え難い。ひた隠しに隠してきたが、それでも、偶然見つけられてしまったり、うっかりハンドルネームをバラしてしまったりして、今では友人の三分の一くらいは、ここの存在を知っている。しかし、皆、せいぜいメールで『読んだよ~』と、ごく稀に突っ込むくらいで普段は何も言わず、暴走ぶりを黙って見守ってくれている。有難い友人ばかりだ。昔の私を知るひとが、日常的にここを見ていない。そして、普段、頻繁に私と顔を合わせる人はここを見ない。そういった前提でこの日記をずっと書いてきた。だからこそ、好きなことが書けた。だが、今日。その前提が崩れ去った。この日記にもたびたび登場する神戸のBarのマスターにmix○経由で、ここを見つかってしまったのだ!!先週土曜に飲みに行った折、話の流れで、私もmix○をしているということをうっかり喋ってしまった。ハンドルネームも訊かれたが、何とか誤魔化そうとして墓穴を掘り、「いやあ~ このBarのコミュニティにも入ったんですよ~」などと、いらぬ情報まで提供してしまった(笑)でも、そのBarのコミュニティ参加人数は100名弱。早々カンタンには見つからないと、高をくくっていたのだが「結構勘がいいんですよ、僕」というマスターの言葉通り、たった3日で見つかった(笑)夜中にマスターの足跡を発見したときには冷汗が背中を伝い、昼間に「やっと見つけました!! 楽しい毎日を送っているようで…」と、マイミク(楽天の相互リンクのようなもの)申請メールが届いた時には昨日今日という最悪のタイミングを恨んだ。折も折、BL(ボーイズラブ)だの尚ちゃんだのでぶっちゃけトーク全開のタイミングでの発覚。店で殆ど喋らない私とのイメージのギャップにきっとドン引きされたに違いない(爆)次回、飲みに行くのがコワイ。
2007.01.17
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今年初の 尚ちゃんの会報 『Bare』の裏表紙です。 ♪♪これだけでご飯3杯は イケちゃう♪♪ さっそく 携帯の待受けにしちゃいました♪♪ (≧m≦*) ダンナに見せびらかしたら 呆れられました。。。 いいもん。 これから毎日、尚ちゃんと『猪鍋』です♪ (*^^*)
2007.01.16
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うにゅ~ぅ。アタマがウニになる・・・発行日(昨年11月10日)翌日に図書館に予約を入れ、いまかいまかと待ち続けていた我が愛する三浦しをんさんの、待望の最新エッセイ『シュミじゃないんだ』てっきりBoiled eggsのサイトに連載されている、抱腹絶倒な日々を綴ったエッセイ『しをんのしおり』や、今年から始められたしをんさん御本人のブログ、『ビロウな話で恐縮です日記』のようなしをんさんの日常を垣間見られるものだと思っていたら・・・比較的細かい字がびっしり並んだ、293ページのこの本、一冊まるごと、最初から最後までしをんさんの愛する…いや、生き甲斐ともいうべきBL(ボーイズラブ)漫画への愛で埋め尽くされていたのだ。・・・嗚呼、帯のコピー、『 この語り尽くせぬ愛を見よ! 』って このことだったわけね。まったく、ボーイズラブというたったひとつのテーマでこれだけ綿々と書き連ねられるとは底知れぬマリアナ海溝並の愛が感じられることであるよ・・・(しをん調)私自身、少女漫画というものを殆ど全く読まないで育ってきたので未だに漫画を読むことに対して、少しばかり抵抗がある。もちろん、漫画が嫌いというわけではないし、読み初めてしまえば、面白い。下手な小説よりも優れた漫画がたくさんあることもアタマではわかっている。でも、何故か、漫画に対してどこか後ろめたさというか、距離を感じるのだ。少女漫画に対してですら、そんな私であるから、美少年(とは限らないらしいが)同士が愛しあうBLの世界なんぞ、遥か彼方の成層圏より、ずっと向こう側の、私には完璧に無縁の世界と思っていた。それがそれが、なんとまあ愛する三浦しをん様が、その遥か彼方のユートピアをここまでこよなく愛し抜き、且つここまで深く掘り下げて考察なさっていらっしゃるとは!最初こそ、しをん様のBL熱に圧倒され、「リバーシブル」だのという、初めて目にする単語に食傷気味になりつつも、(この本は、とある雑誌の連載をまとめたものなのだが、 連載第一回目のテーマがこの『リバーシブル』なのだ。 無論、連載が掲載された雑誌はBL系ではない)それでもいつのまにやら、読者をぐいぐいと己の世界に引き込む文章力には脱帽だ。読み進むにつれ、しをん様がただ単に、男同士の愛の形に情景を抱いているわけではなく(あたりまえだ)男女の恋愛では決して描くことのできない、友情と愛情、純愛、それゆえの切なさ、結末の向こう側にあるもの…等々作家ならではの深い眼差しでBLを考察しているのがわかる。ひとつひとつの作品や作家に、真剣に相対し、その奥にあるものに光をあてた解説を試みている。真摯に愛しているものこそそれに対する解説は、容易に言葉にはならず、難しいがやはり、しをん様の言葉の運びは流石だ。-*-*-*-*-*-*-語(かたる)シスコの作品には、ボーイズラブというジャンルの枠を超えて、もっと多くの熱心な読者を得る力がある。しかし、ボーイズラブという土壌からこそ、生まれることができた作品であるともいえる(絵柄やテーマからすると、少女漫画では確実にないだろう)このへんの問題は非常に難しい。ボーイズラブを知らぬひとに、無理に勧めても意味がないし、ジャンルを超えて読者を獲得すること = 善でもないからだ。いい作品はおのずと普遍性を持ち、広く読者に愛されるようになるはずなので、流れのままにあることが一番だろう。ただ、もしもボーイズラブというだけで食わず嫌いをしてしまう読者がいるとしたら、とてももったいないなと私は思う。ボーイズラブというジャンル(枠)は、もちろんあってしかるべきだ。今後は読者のほうが、枠を超え、枠にとらわれず、いい作品を積極的に楽しむ方向へ、どんどん流れが向いていくのではないか。そうなるといいなと、心から願っている。 ( 三浦しをん「シュミじゃないんだ」 第4章【チャック全開の星間探査】より)-*-*-*-*-*-*-まったくもって、私のことを言われているようで今までの己の盲を深く恥じ入る。特に目から鱗だったのはしをん様がBLのストーリーにおいて重要視されている『二人の関係が 友だちであり、恋人であること』の考察である。男女間の恋愛では、『友達であり、恋人である』という関係はまず、ありえないだろう。男同士、女同士であっても、現実世界でそういった関係は 非常に難しいと思うのだがBLの世界なら、しをん様の言葉を借りると「ただ腕枕で眠りたい夜もあるの」というオトメゴコロの機微をさらりと自然に描き出すことができるものらしい。「友情と愛情の境目が曖昧な関係」というBLの世界の中にこそ、世の多くのオトメゴコロをガッチリ掴むツボがあるのだそうだ。-*-*-*-*-*-*-乱暴なことを言えば、恋愛というのは相手のことを何も知らなくてもできる。でも性格も好みもまるでわからない人間とは、友達にはなれないだろう。 (中略)友情だっていいではないか。一生のあいだ、信頼できる友人同士として付きあうことは、だぶん一瞬の恋愛に燃え上がるよりも難しいことだ。燃え上がりにくい体質の私としては、あきらめと自嘲とともにそんなふうに思うのだが、うらやましいことにボーイズラブ世界の梶と中村は違う。なんだかんだありつつも、無事に友情という滑走路から恋愛という大空に飛び立った(恥ずかしい比喩になってしまった)。あとはもう、燃料が切れるまで、低空飛行でもいいから景色を楽しんで飛ぶしかない。友情と恋愛の狭間で乱気流に巻き込まれても、飛べば飛ぶほど滑走路に緊急着陸できる可能性が低くなっても。 ( 三浦しをん「シュミじゃないんだ」 第5章【いよいよ地球に帰れぬ覚悟を決める隊員たち】より )-*-*-*-*-*-*-あまりにも内容がマニアックすぎ・・・もとい、濃すぎるので、まだまだ読みかけなのであるがなかなかあなどれない一冊である。もしかしたら、この本を読み終えた暁には私もBLに手を染めてしまうやもしれぬ。三浦しをん。おそるべし。
2007.01.15
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昔から、くじ運がいい方ではない。福引きやビンゴ等で一等や二等が当たったためしがないし、宝くじは独身時代に10年程買い続けたが、ビギナーズラックの5000円が最高額。年賀状のお年玉くじも、数年に一度、切手シートが当たればいいほうで、インターネットを始めるようになってから、ずっと続けている懸賞もネット人口増加で競争率が激化したせいか、近頃めっきり当たらない。そのかわりクラス委員や○○当番等、何か、人がイヤがるような事を決めるときのたった一つしかないハズレくじというのは、必ずと言っていい程、よく引くのだが。そんな私が年始早々、久々に懸賞で当たりを連発した。ひとつは、新聞折り込みの地域情報紙の懸賞で、近所の居酒屋さんの割引券。なんと飲食代金が50%OFFになる。この居酒屋さん、先日この情報誌のクーポンを利用して飲みに行ったのだけれども某駅前にある、こぢんまりとした店で焼酎や泡盛も豊富、しかもリーズナブル。「また行きたいなあ」と思っていたところだったのだ。もうひとつは、ネットの福引きでそのサイトに掲載されている飲食店で食事をすると2000円キャッシュバックされる権利。それがまた、なんとなんと2回分も当たってしまったので計4000円のキャッシュバック!!きゃー!! 嬉しい!!! (*^^*)早速、今夜このキャッシュバックを使って飲みに行く(笑)いつもより美味しいお酒になりそうだ。
2007.01.13
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『かがみ(鏡)から が(我)をぬくと かみ(神)になる』と言ったのは誰だったか。私はこの言葉がとても心に残っている。「が」は、「かがみ」の真ん中にある。「かみ」の真ん中に、「が(我)」が入るから「かがみ(鏡)」に「自分」がうつるのだ。丁度、日常で人や、物や、出来事に相対したとき、その対象に、自分がくっきりと写るように。好きも嫌いも、いいも悪いも、すべては何かを自分と照らし合わせたときに生じるものだ。その対象に、「我(エゴ)」が反映されるから人や、物や、出来事に対して見方に歪みが生じる。「我」を捨てされば、神仏の域。他者や物、森羅万象に かみほとけが写る。かみほとけに生かされている 自分(セルフ)が写る。自分以外のすべてに写った「鏡」から「我」が抜けたとき、ひとは「ほんとうの自分」に還るのかもしれない。
2007.01.12
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我が家にはパソコンが2台ある。ダンナ専用のノート型のウィンドウズと私専用のデスクトップのマックちゃん(マッキントッシュ)だ。マックちゃんは、既に7年目を迎える御老体の使用人。スペックなんぞ、最新の携帯電話よりずっと劣るのではないか、と思われる古(いにしえ)モノだ。一日に何度も容量越えで窒息症状(フリーズ)を起こしては、主人である私に、人工呼吸(再起動)ボタンを押させるのであるが、近頃、ストライキだか何なんだか、半年に一回程、すっかり「仮死状態」に陥ることがある。そのときばかりは、さすがの私も慌てふためき、「どうしちゃったの? 動きたくないの? お願いだからもう少し頑張って働いて頂戴。 今、あなたに死なれたら困るのよ~! ね、いい子だから、ね、ね??」と、三浦しをんさんのエッセイよろしく、まあるいボディを撫でたりさすったり、日頃の功労を褒めちぎったりねぎらったりして、いつも蘇生を試みるのだが、先日、ついにプロバイダのセキュリティ・システムにマックちゃんのメール機能が追いつかなくなり、受信はできても、送信できないという、わけのわからない窮地に追い込まれた。嗚呼、とうとう買い替え時。さようなら、私のマックちゃん。でも、近々新しい通信システムが某社で導入されるらしいので(モデム接続がいらず、コンセントを繋ぐだけでネット通信ができるらしい)それを検討するまで、もう少し頑張って働いてね。決定的機械音痴なクセに、パソコン2台で無線LANの我が家には、この画期的システムが必須と思われるのよ。うんうん。かたや、ダンナのウィンドウズは昨年買い替えたばかりのDEL○の新品。無駄な機能が搭載されていないので、動きも軽やか。同じナローバンド回線とは思えない。そんな優秀なWinちゃんをダンナのいない平日昼間に、私がちょっと拝借することも少なくない。最近では少なくなってきたけれど、まだまだWinでしか表示できないサイトがあることに加え、最近ではブロードバンドが主流になり、ネット上でも、アニメーションのバナー広告やらページの表示が当たり前。私のおんぼろマックちゃんではバナー広告が表示できずにフリーズしてしまうけれど、ダンナのWinちゃんなら、サクサクっと表示してくれるからだ。昨日も、そんなWinでしか表示されないサイトを見る必要に狩られ、昼間にダンナのWinちゃんを拝借していた。拝借するとはいっても、ダンナの知らぬ間にこっそり借りているわけではなく、私がよく行くサイトには、堂々とブックマークも付けさせてもらっている。パソコンを開き、起動させ、ブックマークしてあるサイトに飛んで、一通り見た後、スグに終了させた。時間にして、およそ20分程だ。次に私のマックちゃんを開いた。スペックがボロいだの何だのと文句は言っても、やはり使い慣れた自分のパソコンの前に座っている時間のほうが断然長い。日記の更新も、御常連さまへの巡回も、ネットサーフィンも、メールを書くのも、趣味の懸賞も(笑)、みんなみんな、マックちゃんを使っている。いつもと同様、マックちゃんのキーボードをカタカタっと打っていると「♪ピロロロロ~~~ン」と、背後から聞き慣れた音。 ・・・え? Winちゃんが 動いてる?!5分程前にしっかり消したはずのWinちゃんが誰も触っていないのに、再起動を始めたのだ。さあっと 一瞬、血の気が引く。・・・・あれえ~?? ひょっとして、『終了』させたつもりが『再起動』を選択していたのかも。・・・そうだよね。きっとそうだよ。だって、誰もいないのにスイッチ入るはずないもの。それに、このノートパソコン、フタを開けないと、スイッチ入らないし。・・・そう思って、Winちゃんのところに行き、フタを開け(やはり閉まっていた)、終了作業をしようとした途端・・・Winちゃん、自動的に終了。・・・・・・・・・・・・・・・・・なんだか怖くなったので、昨日はそのまま、お昼寝してしまいました(汗)
2007.01.11
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あしきを軽んずるなかれ 水の滴(したたり) したたりて 水瓶(かめ)をみたすがごとく 愚かなる人は ついに悪をみたすなり ( 法句経 百二十一句 )
2007.01.10
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私が一昨年から熱烈に応援している、日本文芸界の期待の星・三浦しをんさんが新年早々目出度くも、この度ブログを始められた。題して日常の隙間を埋める試み 『ビロウな話で恐縮です日記』・・・私の語彙が少ないのかそれとも単なる馬鹿なのかはたまたその両方なのかわからないが「ビロウ」って、一体なんですか??・・・疑問に思ったことは、スグ辞書に訊け!びろう【尾籠】 (「をこ」の当て字。尾籠の音読み) 1:きたないさま。けがらわしいさま 2:《古》ぶれい。 (旺文社 国語辞典より)・・・ということは、なんですか。『御目汚し 恐縮仕り候』ってことですか?(違)そんな!!! あの、しをんさまの日記ですもの!!面白いに違いないわ!!!尾籠だなんて、とんでもない!!それに最近、Boiled eggsの『しをんのしおり』も停滞気味だししをんさんの日常を垣間見れる、このブログは最高ぢゃないの!!!あの、抱腹絶倒のエッセイが毎日更新されるんですのよ!!嗚呼、ブログ万歳!!!・・・というわけで、早速、この『ビロウな話で恐縮です日記』に飛んでみた。・・・・・・・年始早々、BL(ボーイズラブ ≒ ホ○)漫画話を熱く語っていらっしゃいました。。。orzでもでもやっぱり そんなしをんさんが好き。これからも応援していきまっす!!!ちなみに彼女は、昨年度直木賞を受賞されております。受賞作は 『まほろ駅前多田便利軒』 東京郊外で便利屋稼業を営む多田と、彼の前に突然現れた元同級生の行天(ぎょうてん)のハチャメチャコンビがひと癖もふた癖もある依頼人からの仕事の流れで成り行きで事件に巻き込まれつつも、無事次々と事を解決していくストーリー。随所に、人間への愛が溢れています。でも、『まほろ…』より更に面白いのが、受賞後に出た『風が強く吹いている』。読書が嫌いなかたも、きっと面白いと感じていただける一冊。箱根駅伝を目指す素人集団の、汗と涙の青春小説です。昨年読んだ本の中でも、イチ押しの面白さです!! 過去のレビュー日記はこちら。小説とはがらっと雰囲気の違う、抱腹絶倒のエッセイはこちら。(※注:公の場で読むと笑いを押さえきれず、間違いなく後悔します(笑) 御自宅で寝そべりながら、腹を抱え涙を流しつつ、存分にお楽しみ下さい。)
2007.01.09
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世間一般的に言われる、いわゆる『普通』の感覚から、少し外れた感性を持っている人が好きだ。会社員でもありエッセイストでもある歌人、穂村弘氏もそういう、ちょっと『普通』の感性から外れた人である。穂村氏との最初の出逢いは、美容院でパラパラとめくっていた雑誌で見かけた新書紹介欄。『世界音痴』という笑劇的なタイトルと、背後霊のような表紙の写真が私のココロのツボを突いた。 僕は青春ゾンビ、僕は恋愛幽霊。 末期的都市に生きる歌人、穂村弘(39歳・独身・総務課長代理)。 寿司屋で注文無視されて、夜中に菓子パンむさぼり食い、 青汁ビタミン服用しつつ、ネットで昔の恋人捜す。 唖然呆然、爆笑そして落涙の告白的エッセイ (楽天ブックス 紹介文より)この、物悲しいながらも可笑しみのある自嘲的雰囲気がたまらない。穂村氏は、この本の中で「人生の経験値リスト」というのをこしらえて、いかに自分が浮世とかけ離れた人生を送っているのかを痛感し、愕然とする。-*-*-*-*-*-*-そう、私は経験値が低い。「家を買う」というような大きなことから「髪型を変える」ような小さなことまで、「万引」のような悪いことから「お年玉をあげる」ような良いことまで、現実内体験というものが大きく欠けているのだ。帰国子女がごろごろいる上智大学の英文学科を卒業して、四十歳まで一度も海外にいったことがないのは私くらいではないだろうか。私は外国にとても憧れているのだが、外国がこわいのである。「人生の経験値」というエッセイでは、思いつく様々な項目を並べた「経験値リスト」によって、自分の人生を振り返ってみた。その結果、私が人並みに経験したのは「就職」と「しゃぶしゃぶ」くらいであった。 ( 穂村弘 『現実入門 ほんとにみんなこんなことを?』より )-*-*-*-*-*-*-この「人生の経験値リスト」を元に、世間一般の人々が普通にやっていることで40歳の穂村氏が未だ経験のないものごとを、編集者の女性(サクマさん)とともに、ひとつずつ体験していこう!というのが、この本。いわば 企画モノである。 献血、 モデルルーム見学、 占い、 他人のシアワセを願う(披露宴でお祝いの言葉をかける→ not祝辞) 合コン、 ブライダルフェスタ、 健康ランド、 競馬、 心電図検査、 一日お父さん、 相撲観戦(マス席)、 部屋探し・・・こういったひとつひとつを、時にはサクマさんに励まされつつ、ふたり一緒に、時には穂村氏ひとりきりで挙動不審気味に体験していく。献血での問診表で、●HTLV-I抗体検査結果に異常が認められた場合、通知を希望しますかという謎の一文におどおどしたり、モデルルーム見学に行った日が雨で、濡れた靴下でモデルルームに入るには、つま先でヒョコヒョコ歩けばいいのか?と真剣に悩んだり、合コンで次々と酔いつぶれていく男性陣にほくそ笑んだり、「可愛い子どもでよかったですね」というサクマさんの言葉に可愛くない子どももいるのか!と驚愕したり、競馬場で異様な行動をとる宇宙人を探したりしつつ、穂村氏は『人生の経験値』を ひとつずつ増やしていく。ひとつひとつの物事に対する視点が斜めというより斜め後ろな感じが、たまらない。-*-*-*-*-*-*-自分ひとりの世界での甘い空想や望みと現実との間のギャップは、これまでにも散々味わってきたのだが、どうしても慣れるということができない。それはいつでも思いがけなくて、必ずショックを受けてしまう。誰かがどこかで常に私の行動をみていて、その都度裏をかいているんじゃないか、と思うほどだ。そんな面倒なことを一体誰が。 ( 穂村弘 『現実入門 ほんとにみんなこんなことを?』より )-*-*-*-*-*-*-思わず ぷっ。思いがけず ほろっ。疲れた日々の アタマの休息に、オススメの一冊です。 こちらもオススメ!『にょっ記』 過去のレビュー日記はこちら。
2007.01.08
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いま、こぼれ落ちたひとしずくに 想い出も よろこびも 哀しみも 感謝も すべての気持ちが 詰まっています ありがとう
2007.01.07
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他人のものを そっくりそのまま写し取ってまるで自分の作品であるかのように示したらそれは 紛れもなく「盗み」であるけれど他人のアイデアやエッセンスを そっくりそのまま多量に取り入れてまるで自分の作風であるかのように仕上げるのは それは ・・・それは、どうなんだろう。ココロは、いつも正直。 まっすぐ前を向いていられるココロを いつも 持っていたい。
2007.01.06
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楽天ブログのお仲間、みずかっちぇさまとお会いして参りました♪昨年、アイルランドから一時帰国されていたtoffee-appleさまとお会いして以来、2度目の国境越えのオフ会。『ココロの森』も 国際化が進んでおります(笑)みずかっちぇさんは、現在オランダにお住まい。だんな様はオランダのかたで、御夫妻でピアニストでいらっしゃいます。ピアニストさんだなんて、その響きだけでも、もうドキドキ♪ 素敵♪♪6才から14才までピアノを習っていたにもかかわらず、今となっては全く弾けなくなってしまった私にとって、ピアニストさんは 憧れの職業。お会いできるのを、とても楽しみにしておりました。今回、みずかさん御夫妻とお会いした場所は京都。御夫妻で京都を満喫なさった後、夕食を御一緒させていただきました。少々早く着きすぎてしまい、待ち合わせのホテルのロビーでドキドキしながら待っているとほどなく、みずかさん御夫妻が!御夫妻のお顔は、以前からHPで拝見していたので、すぐにわかりました。いや~ん(*^^*) はじめまして♪♪「はじめまして~♪」と 明るくてフレンドリーなみずかさんと「ハジメマシテ」と 日本語で丁寧に御挨拶して下さった背の高いだんな様。お写真のイメージ、そのままです。お会いした早々、みずかさんからオランダ土産と昨年末、みずかさんの故郷、群馬県で開催されたクリスマスコンサートのチラシを頂きました。(御夫妻のお写真入りです♪こちら。)嗚呼、私もみずかさん御夫妻のピアノ、聴きたかったなあ・・・素敵なコンサートだったんだろうなあ・・・。そのまま3人で、みずかさん御夫妻が昼間に見つけてた、というオーガニック・レストランへ。和風のお総菜がバイキング形式で食べられるお店でみずかさんが、ひとつひとつのお料理をだんな様に説明していらっしゃいました。でも、和食を外国の方に説明するのって、端で見ていても難しそう。生麩、アンコウの唐揚げ、ふき、里芋のうま煮、わらびもちetc・・・両カ国語の堪能なみずかさんも、どう訳したら良いか、考え込んでいらっしゃることも暫し(笑)それでも京都で湯葉や生麩が大好きになった、とおっしゃるだんな様と(みずかさんの通訳。私は英語もオランダ語も話せません (^^;)両国の食べ物の話で花を咲かせました。私やみずかさんは、もちろん和食は大好きですがだんな様も、和食がお好きで「ナットウ、カイ(貝)、タコ、ウメボシ、ダイコンオロシ」以外は殆ど食べられるとのこと。(貝、タコは「(見た目が)コワイカラ」、大根おろしは「ニオイ」がダメとのこと)みずかさんにオランダで苦手なものを訊ねると「ドロップ」と即答。「だって、甘くないの! 信じられないでしょ! 甘いのもあるんだけど、甘しょっぱいのとかしょっぱいだけなのとか、 すんごくマズイ!!! お土産に持ってきて、皆に配って歩きたいくらいマズイ!!」うーん。そんなにマズイと聴くと、逆にちょっと興味が湧きます(笑)どうやら、アニスが大量に入っているので、漢方薬のような味がするみたい。「このドロップが食べられるようになったら、ヨーロッパ人だ」と、言われるそうですがアニス入りの酒が大好きという、変わり者のウチのダンナなら喜んで食べるかもしれません(冗談ですよ!!みずかさん!!w)それにしても、みずかさんずっと2カ国語を話していて、アタマがこんがらがったりしないのかしら?と思っていると「うーん。やっぱり混乱してくる」とのこと。そうですよねー(^^;(スミマセン。私が英語を話せないばっかりに・・・)普段から ぼんやり・ぽぉーっとしている私には同時に2カ国語も操れるひとは、雲の上のひとのように思えます。と。 突然みずかさんが「藤紫さんって、 私が以前に習っていたピアノの先生にそっくりなの! もう 瓜二つ!! なんで先生がここにいるの?と思って さっきロビーで会ったとき、驚いちゃった」ひゃー! またしても!!以前、美佐さまにお会いしたときも「藤紫さんって、私の姉にすごく似てる」と言われた私。ひょっとして私の分身が日本のそこかしこに潜んでいるのかも??wみずかさんも、だんなさまも、お話していると何だかこちらまで清々しい気分になってくるほどとても気持ちの良いかたで、2時間ほどの夕食は、あっという間でした。「是非、オランダにも来てね」とおっしゃってくださったみずかさん。なかなか遠くて行けないですが万が一、ダンナが長期休暇がもらえたら、早速すっとんで行きますので 宜しくお願いいたします!!みずかさん御夫妻、楽しいひとときをどうもありがとうございました。また是非、お会いいたしましょうね♪
2007.01.05
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新春のお慶びを申し上げます。 今年も皆さまにとって、幸多き年となりますよう ココロよりお祈り申し上げます。さて、皆さまはどのようなお正月をお過ごしでしたでしょうか?ワタクシは、大晦日に神戸のBarで恒例の飲み放題年越し!カクテル8杯と乾杯シャンパンを空けましたが、ロングスタイルばかり注文してペースを押さえすぎたため、まったく酔わずに27時頃に帰宅(笑)お昼過ぎに新幹線で、横浜のワタクシの実家に向かいました。TOPの写真は、車中からの富士山。両親への手土産代わりに、一枚パチリ。夜は蟹やお雑煮の御馳走をたらふく頂き、おまけにこの歳でお年玉!まで頂き…。(本来ならもう既に私があげる立場なのですが、貧乏ゆえ有難く…。 これを足代にして、また夏に帰ってくるからね!)散々飲み食いして眠った翌2日朝は正月恒例! 朝からTVで『箱根駅伝』観戦!!『東京箱根間往復大学駅伝競走』という長い正式名称のこの駅伝、毎年、胸熱くなる数々のドラマが繰り広げられます。昨年 直木賞を受賞された三浦しをんさんが、この箱根駅伝を描いた傑作、『風が強く吹いている』を読んで以来、今まで全く箱根駅伝に興味のなかったダンナも、今年の箱根を随分と楽しみにしておりました。 (※ 長編ですが、長さを感じさせない面白さ!是非多くのかたに読んで頂きたい一冊です。 小説は苦手、というかたでも、きっと『読書って面白いな』と感じて頂けると思います)この日の往路では、花の2区で山梨学院大学エースの外国人選手が、レースの雰囲気に飲まれてしまいました。前半飛ばしすぎて10人程をゴボウ抜きした後、あっという間に失速してブレーキ。フラフラになって襷リレーしたあと、朦朧とした意識の中で、控え選手に抱えられかがら、ずっと泣いていました。2区で外国人選手というのは、『風が強く吹いている』と同じ設定だったので、小説の中のムサと、この選手がダブって見えてしまいました・・・駅伝が終わり、午後からは、明治神宮へ初詣に。時間的に中途半端だったせいか、待つこともなく、割合と空いていました。その後、ダンナの「行ったことがないので 一度は行ってみたい」というリクエストに応え、神宮からほど近い原宿・竹下通りへ。私は、中学時代以来、約20年ぶりの竹下通り(笑)相も変わらずの混雑ぶりと(明治神宮の5倍くらい)アイドルショップ、クレープ屋、ファンシーグッズ、わけのわからないおどろおどろしいファッションのお店などの入り口だけを眺めつつ、ダンナ曰く、「・・・さすが 本場だね」・・・・・何の本場??そのまま、渋谷へ出て、タワーレコードを物色した後、居酒屋へ。銀行のATMよろしく、タッチパネルで料理を注文する、という画期的システムに感嘆しつつ、徐々に自分が田舎者になりつつあるのでは?という危惧を抱く(笑)しかし『灰皿の取り換え』『小皿の追加』『お冷』『割箸』までタッチパネルで注文するというのは、味気ないというより、何だか嘆かわしい。これでは、ホール係の店員さんのいる意味がないよなあ、と思っていると、案の定、異様に数が少ない。渋谷のど真ん中で、テーブルが50はあろうかという規模なのに、ホール係は2~3名。これでは、他者とのコミュニケーションなんて計れるはずもないよなあ・・・。案の定、というか、なんというか、お料理はイマイチだったので横浜の行きつけのBarで飲み直しました(笑)。翌3日も、朝から箱根駅伝!山下りを快走する選手に、『風が強く吹いている』のユキをだぶらせてみたり、双子の選手の襷リレーに、ジョージ&ジョータをダブらせて大笑いしてみたり。今年の箱根は、シード権争いが最後までもつれて、目が離せませんでしたが、一番印象的だったのは、9区から10区への最後の襷リレー。一位の選手が通過してから20分以内に、全選手が襷を繋がなければならないのですが、19位の神奈川大学と、20位の学連選抜チームが20分を超えてしまい、襷をつなげず、無念の繰り上げスタートとなってしまいました。特に19位の神大は、もうすぐそこに9区の選手が見えているのに、9区の選手も、襷を渡す次の選手を確認できているのに、たった20秒間に合わず、目の前で繰り上げスタート。くずれるようにゴールしてから、「ごめん、ごめん」と繰り返し襷で涙を拭う選手に、こちらまでもらい泣きです・・・3日間、さんざん まったりのんびりして帰宅。今日4日は、元旦からずっと「歯が痛い」と言って頬を腫らし、機嫌が悪く、食欲もなかったダンナのために正月で、しかも木曜日に開いている歯医者を調べておりました。生まれて初めての歯医者さんで、歯を削られたダンナはいまだ、大人しくしております(笑)そんなダンナをひとりほっぽって遊びに行くわけにもいかず、今日ワタクシが参加予定だった京都のオールナイトイベントは夏までおあずけとなりました(涙)明日は、オランダから一時帰国されているみずかっちぇさま御夫妻と夕食をご一緒する予定。みずかっちぇさま御夫妻は、揃ってピアニストでいらっしゃいます。ピアニストさんだなんて、その響きだけでも、今からドキドキ♪♪(笑)明日お会いするのが楽しみです♪
2007.01.04
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