ルーはケルト神話の光の神です。
クーフーリンの父にあたります。
ルー(ルーグ)読み方によって多少違います。
あらゆる技能に秀でていることから、「イルダーナフ
(何でも出来る男)」の異名を持ち
戦いでは槍を巧みに使うことより
「長腕のルー」とも呼ばれます。
ルーの祖父は、フィルボルグ族の王「魔眼のバロール」です。
バロールは「孫に殺される」と予言を受けていた為、一人娘を
塔の中に閉じ込め、父親である自分以外の男とは会わせないよう
にしますが、父であるキアンが塔に忍び込んで娘と愛し合い、
ルーが誕生します。怒ったバロールの手から、
マナナーン・マクリールの助けを借りて逃れたキアンは、
彼にルーを預けます。
成長したルーはヌァダ王の宮殿に出向き、王の前へ出ると、
一番賢い者だけが座って良いとされる「賢者の椅子」に突然座り、
無礼を咎める神々と力比べをして勝利を収め、自らの実力を示します。
その場でダーナ神族達の協力を取り付けたルーは、
7年間かけて準備をした後、彼らを率いてフィルボルグ族を打破ります。
その際、自分の祖父であるバロールをタスラム(石を投げる武器「スリング」に使う弾)で撃ち殺し、予言は成就されます。
戦の後ルーはこの功により、ヌァダに代わって王座に就きます。
この辺りの神話はあまり馴染みがないのですが塔に忍び込むとか
孫に殺されるという予言などは、いろいろなお話にも型があります。
他の神々よりも実力が上と言うことを見せる場面などは
宇宙創生の物語を思わせたりもしますね。