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2006年4月5日発行号公開ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」vol.62 06/04/05 (水) 発行 皆様、こんにちは。ニューヨークは、今日は急に寒くなって、またボタン雪が降っています。変な天気ですね。少し暖かくなってきて、桜も咲きはじめたのに、寒さがぶり返してしまいました。今日も寒いけれど、私はバレエの取材に出かけなければなりません。コートを着こんで、行ってきます。「嬉しいお知らせ」 さて、先日は、私の絵画の個人レッスンの生徒(ニューヨーク在住)の親御様からご連絡があり、無事に志望校に合格したとのお知らせを聞いて、ほっとしました。私もとても嬉しかったです。おめでとう! アートのハイスクールで、何と、1600人余りが受験して、250人弱しか合格しない狭き門だったそうです。受験前は特訓で、ほぼ毎日2時間ずつ教えに通っていたので、私も責任を感じていました。 食事に呼んでくださったのでお会いしましたが、ご両親も喜んでいらっしゃったし、生徒本人もとても嬉しそうにしていて元気だったので、ほんとに良かったです。 最初は、生徒は全くデッサンをやったことがなくて描けない状態だったので、どうやって教えたらいいのか悩んで、「まず私がどうやって描いているか観察して!」と言って、観ていてもらうことから始めたものでした。 そしてそのデッサンをほとんど消しゴムで消して、ものすごくうすーく線を残した状態にして、「これを、もう一度なぞってみて」と言って、目の前のモデルの静物を観ながら、私のデッサンをなぞってもらいました。 そして、毎週個人レッスンを繰り返しているうちに、だんだんと上達してくれました。「線が曲がっている!」 とか、「形がゆがんでいる!」とか、ちょっと厳しく教えすぎたこともありますが、男の子なので大丈夫でした。 やっぱり、個人レッスンは、つきっきりで教えるので、上達が数倍も早いことを実感しました。今回は、人のお役に立てて良かったです。 私の教えた生徒が上達してくれたら、とても嬉しいものです。やりがいがあります。引き続き、受験指導も含めた絵画の個人レッスンを行っていますので、ご希望の方はご遠慮なくお尋ねください。個人レッスンは1時間60ドル(2時間120ドル)です。 また、毎週日曜日2時から、お絵かき教室と、もうじきセントラルパークの写生教室に場所を変えて、引き続きグループレッスンも行っています。グループレッスンは割安で、1枚デッサンが仕上がるくらいの1時間半ほどで、1回15ドルです。お得だし、普段の生活で接点の無い人達の出会いの場でもあるので、お奨めです。 この教室は、もうまる3年続けていて、写生教室は今年で、4回目の夏になります。早いものです。こちらも興味がある方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。どなたでも大歓迎です。
2007年11月21日
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2006年3月29日発行号公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol.61 06/03/29 (水) 発行 皆様、こんにちは。日本では、桜が咲き始めたそうですね。NYはまだ肌寒い日が続きますが、もうじき桜の季節がやってきます。でも、夜は、まだ手袋とマフラー、分厚いコートが必要です。「バレエのお話し」 前回のメルマガでお伝えしました、振付家:長谷川ゆきさんが率いるダンスカンパニー、“アスール・ダンス・シアター”の公演があり、そこで1曲、私の曲“Ritual for Purification”を使った作品も上演されました。 私も2日間とも観に行きましたが、自分の作った曲で振り付けしてもらって、8人のダンサー達が踊っているのを観ると、とても感慨深かったです。不思議な気持ちでした。七福神の曲が、早速、こんなふうに広がりを持ってきたことを、とても嬉しく思います。彼らにとっては、これが初公演でした。これからも、2回目、3回目と続けていって欲しいです。応援しています。 私は幼少時からバレエを長年続けたことがきっかけで、チャコットのウェブマガジン、”Dance Cube”でバレエのコラムを2年近く毎月続けさせていただいていますが、今回のこの公演についても、来月号のコラムに詳しく書きました。こちらのほうも、またチェックしてみてください。 今回のこの公演で、自分の曲を使ったダンス作品が作られたということで、なんだか、今までの幼少時からの私の人生が、音楽もバレエも全てつながってしまったので、バレエ時代のことを思い出していました。 やっぱり、バレエ時代あっての私だったことに気付いたのです。3つくらいから学び始めたので、幼少時からのバレエ体験は、私の人生と芸術感覚に、とても大きな影響を及ぼしました。雨の日も風の日も、13年も止めずにやっていたので、よく続けたものだなと思います。私は、心底、踊りが好きなのだと思います。 昔のバレエの仲間は、結婚して日本全国に散らばって、地元でバレエ教室を開いている人が多いことを、バレエ時代の友達から最近耳にしました。それぞれバレエの発表会もやっている様子です。みんな、バレエで活躍してくれていることを知り、とても嬉しかったです! 私は進学のために踊ることをやめてから、ずいぶん経ってしまいましたが、他のみんなが同じ先生の系統を継いで続けていて、それが広がっていることは、なんて素晴らしいことだろうと思いました。 バレエの友達は、ほんとに、幼稚園時代からずっと知っているので、学校の友達よりも懐かしくて、再会はとても嬉しいものです。そういえば、バレエの友達は、ゆがんだ性格(たとえば嫉妬深かったりとか)の人は一人もいないことに気付きました。 毎日の生活の中で目にする人々のなかには、自分と人を比べて張り合っちゃっていたり、嫉妬していたり、人の幸せを素直に喜べないような、苦手な性格の人達もとても多いです。 でも、バレエの友達は、なぜか、みんな性格のいい娘ばかりです。なぜでしょうか? 謎ですね。 日頃、妬みやそねみで出来ているような変な人に会うと、その度に、性格のいいバレエの友達などの存在が輝いてきて、浮き彫りになって、余計に彼らの存在をありがたく思うようになりました。 バレエとかダンスって、女の子には習わせた方がいいのかもしれませんね。私ももし女の子を産んだとしたら、バレエを習わせてあげたいです! 昔考えたことがありますが、踊りとは、本質的に女性的なものだと思います。女性性を表す踊りを女の子がやっていると、無意識下で十分に本能が満たされるのでしょうね。本能が満たされると、精神にも余裕が出てきて、性格形成に好影響するのかもしれませんね。全くの私の独我論ですが。 その当時、私が通っていた宝塚のバレエスクール(故・四条秀子先生)からは、宝塚歌劇団やOSKに入ったり、ミュージカル女優になったり、バレエ団に入っていく人が結構たくさんいました。宝塚の受験のために、わざわざ名古屋から新幹線で通っている人もいたくらい盛況でした。四条先生がとても偉大な芸術家だったので、通うのが楽しかったです。 いつもレッスンが始まる前に、正座して目をつぶって、精神統一の瞑想の時間がありました。今から思えば、芸術家って、行き着くところはみんな同じですね。 私も、今頃になって踊りの血が騒いできてしまって、タップ・ダンスのレッスンに時々通っています。楽しんでタップを続けたいです。
2007年11月20日
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2006年3月16日号 公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol.60 06/03/16 (木) 発行「七福神の曲を使ったダンス公演のご案内」 さて、明日17日と、18日に、2日に渡って、七福神の曲を使った作品が発表される、ダンス公演が、ニューヨークで行われます。私のアルバムの5曲目にはいっている、“Ritual for Purification”という曲で、振り付けしてくださいました。振付家:長谷川ゆきさん 主催のダンス公演で、全て彼女が舞台監督をしています。ほとんどが彼女の振り付け作品で、彼女自身も1曲だけ踊るそうです。長谷川ゆきさんは、東京で10年間、ミュージカル女優として活躍した後、ニューヨークに来て、NYUでダンス分野の修士を取り、現在は振付家として活動しています。 March 17 (Fri) at 9:00pm, 18 (Sat.) at 8:00 pmMerce Cunningham Studio55 Bethune street, 11th Fl. (the Southwest corner of Bethune and Washing streets at West village, Subway 5 minutes walk from the 14th street A,C,E,L)Tickets:$15Reservations: 212-737-8280Company Web: www.yukihasegawa.com よろしかったら、ぜひ、お越しください。当日、2日間とも、私もお手伝いしています。会場で、私の「セブン・ゴッズ」のアルバムも販売していただきます。よろしくお願いします。
2007年11月19日
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2006年2月17日 発行号 公開週間メルマガ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol.59続き 2 今になって、周りの人々からは、「多才だね」と言われますが、私の中では全部がつながっていて、「芸術」という1つの才能があるとしか認識していないです。 多才じゃなくて、単才! だって、今までの人生で、「芸術」に関わることしかしてこなかったのですから! 芸術を表現して、せっかくなのでいつか、何か後世にまで残るような作品を作りたいというのが、人生の夢だったのです。 その時々で、表現方法はふさわしいものに変わるけれど、やっていることは1つで、宇宙とのチャネリングです。その時々で表現方法は、絵になったり、文章になったり、音楽になったり、写真になったり、ジュエリーになったりします。 これらの全ての分野は、作った作品が形として後々まで残るもの、という共通点があります。なぜかというと、「いつか後世まで残るような作品を作りたい」ということが、夢だからです。ですから、一貫してワンパターンです(笑)。 外から見るといろいろな分野のことをやっているように見えるだけで、実は、1つのことしかやっていないのです。現象や物質にとらわれてはいけないと思います。実は1つのことなのに、視点が外見にとらわれるから、たくさんのことに見えてきてしまうだけです。 私を通じて、宇宙からパワーと情報を外に形にして出すということしかやっていません。 芸術は、自分の力で何かを作ろうと思っても、たいしたものは出てこないのです。あちらの世界に全部お任せしてリラックスして作り出すと、チャネリングできて、宇宙から色んなものが自分に流れてきます。自分はちっぽけで、宇宙の方が広大なのですから。 特に、絵画、写真、ジュエリーは、実は美術という1つの土台から派生したものなので、1つのものだと言いきれます。 その美術の長年の土台があるせいで、美術品を見分ける力があるため、アンティークと宝石のディーラーもやっていくことになるでしょう。絵画、写真、ジュエリー、ディーラーは、他の人々から見ればバラバラに見えてしまうのかもしれないけれど、たった一つのことだと自分の中では認識していて消化しています。ジュエリーだって、よく考えたら、彫刻作品が小さくなったものなのですから。無理なことはしていません。 音楽も、5歳頃からずっとオルガンをやり続けていたので、かけてきた時間と努力に裏打ちされています。昨日今日やりはじめたことではないので、出来るというだけです。日本に生まれ育ったら日本語がしゃべれるのと同じことです。 ですから、「え?なんで音楽もやっているの?」と言われることは、「え?なんで日本語もしゃべれるの?」と言われることと同じようにしか聞こえてこないのです。 オルガンから、レア盤収集にいき、クラブDJをやることになり、その後、自分でも音楽制作をすることになったという、ごくごく自然な流れなのです。無理してやっていることではないです。 文章も、子どもの頃から、感想文コンクールとかで表彰されることが多かったので、そのまま続けてきただけです。今は専門は芸術(美術と音楽)で、私の職業は芸術家ですが、もともとは経済学部出身なので、その分、美術一筋でやってきたわけではないために、文章を書きなれているというだけの話です。誰でも、大量に文章を書き続けたことがあれば、書けることです。たいしたことではありません。芸術家だけど、経済学がバックボーンという変り種というだけです。経済の知識のせいで、アンティークのディーリングにも惹かれているという影響はあると思います。 ただ、自分がやってきたことを、そのままずっとやり続けているというだけです。無理してがんばったというわけではありません。長年、芸術を積み上げてきて、自然な流れで、そうなっていっただけです。
2007年11月18日
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週間メルマガ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol.59続き「三つ子の魂百まで」 自分の才能を最大限、極限まで伸ばして進化していきたいと考え始めたのは、実は幼い頃からです。 最初から、私は芸術家になりたかったのです。憧れの芸術家は、レオナルド・ダ・ヴィンチ! レオナルドが基準だったので、私も、興味がある事なら、何でも掘り下げて勉強してみました。 好きなことは、好きなだけ、何でも勉強してもいいのだと思います。「どうして、職業は1つのことだけをしないといけないの? レオナルドみたいに色んなことをやってもいいじゃない!どうして、レオナルドみたいな人の存在を世間は受け付けないんだろう?」と幼少時から考えていました。 でも現代の日本では、特にこのような考え方は独自で世間からは浮いているので、私も時期が来るまでは、密かに自分の才能を育み続けていただけでした。長い間、これは一種の賭けだったし、リスクも非常に大きなものでした。 何かを長年勉強し続けて才能を伸ばし続けることにエネルギーを集中させるということは、その分、労働時間を減らさなければ出来ないことなので、安定とか仕事のキャリアとかを捨てるということだし、リスクを抱えていくことです。そこまでしなければ、最大限に才能を伸ばすということは出来ません。しがらみがあったら、才能は極限まで伸ばすことは出来ないからです。 自分の中で、じゃまになるしがらみを、一つ一つ捨てていく作業の繰り返しで、そうやって作った時間を全てつぎ込んで、自分の才能を育てる方向に全力を傾け続けました。育ててみても、才能が伸びるかどうかも分からないことなので、保証も無く、リスクも大きいですが、そういう生き方のほうが好きだからやっているというだけでしたね。
2007年11月16日
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アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol.59 06/02/17 (金) 発行 皆様、こんにちは。ニューヨークは、約30年ぶりの大雪でしたが、そのあと急に春のように暖かくなって、不気味な気候です。 ここ2週間ほども、またジュエリー制作の追い込みで、てんてこ舞いが続きました。嬉しい悲鳴ですが、量産できないものなので、自分の手で作っています。ジュエリーを作るのは私に向いているので、楽しくて幸せです。 さて、今日は、読者の質問に答えます。「いつもブルーシャさんの活躍ぶりは ほんとに素晴らしく やはりその裏には質(技)はもちろん 量も人並み以上なのだろうと 努力の大切さを思います。ジュエリーとか CDの ジャケットの作品ですとか もちろんチェクしています。 どれも 素晴らしくて やはり プロだなあと 感心してしまうばかりです。 同じ 一日24時間を どのように いくつもの分野で 手を抜かずやっていけるんでしょうか? コツがありましたら 今度のメルマガに 乗せてくだされば 幸いです。(やっぱり 興味、情熱、要領、経験 なのでしょうか?)」「テレビを見る時間がない人生」 私自身も、時間のやりくりにいつも追われています(笑)。色々な事を同時にやってきているので、正直言って、毎日、暇な時間がないくらいです。だから、余分なことから排除して、時間を作るようにしています。だから、テレビは一切見ないです。ボーっと見ているうちに、知らない間に何時間も経ってしまうので。ニュースのチェックは、テレビの代わりにインターネットでサッサと済ませています。 やりたいことがたくさんあると、それが楽しくてたまらないので、例えばテレビを見ることとかが時間の無駄に思えてきて、放っておいても自然にやりたいことのほうに時間を割くようになっていきました。 もともと、子供の頃から、ほとんどテレビを見る習慣がなかったので、そのまま大きくなって、今に至っています。ですから、環境の影響も大きいですね。幼少時から、バレエ、オルガン、絵画と、様々なことを学んでき続けたため、いつもやることがたくさんあって充実して忙しかったので、テレビを見ることはほとんどなかったです。ですから、テレビっ子の学校の友達とかとは、話しが合わなかったので、気の合う友達も、自分と似たような人達になっていきました。特に、歌番組の話題にはついていけませんでしたねー。 日本で生まれ育ちましたが、テレビを見なかったということは、つまりほとんど日本の影響を受けずに伸び伸びと育ってしまったのです。例えば、日本の歌番組はほとんど見なかったので、最初から、日本の音楽の影響は一切受けずに、アメリカやブラジルの音楽の影響を受けて育って、大きくなりました。小学生の頃からボサノヴァのジョビンやゲッツにはまり、ジャズ収集にいって、やがてジャズ・ファンクやレア盤の音源収集にはまっていきました。でも、このお陰で、後々、七福神のアルバムを制作するときに、これまで長年続けてきた音楽の積み上げとバックボーンが役に立ったのです。ですから、私の音楽の感覚は、最初から、アメリカ人ミュージシャン達と同じ土俵で理解し合えるものに、知らない間になっていたのです。「人生の価値観と男観は一致している」 私はもともと理系出身で、周りは中高一貫超進学校の男ばっかりだったので、いわゆる女子高のノリの、女の子ちゃん達の知り合いっていうものが一人もいませんでした。こんなエリート予備軍の男供と、同じ土俵で勝負してきたので、私にはもとから「誰か男に頼って生きる」とか「付き合う男性によって自分の人生が勝ち組か負け組みか決まってしまう」とかいう感覚が全く欠如しています。「自分一人で、ピンで生きていけるようにすること」が私の基本なので「付き合う男によって人生が変わってしまう」という比べて選り好みする気持ちもないし、その価値観によって、自分の才能を最大限に伸ばすことにエネルギーとお金と時間を注ぎ続けてきたのだと思います。 もう10代の頃からこの価値観が確立されていたので、自然に最初から、男性に求める条件が必要以上に厳しくなってしまっていたために、「自分より賢くて強くて頼りがいがある男、自分と互角につりあう男しか受け付けない」状態で、すごおおおく狭い範囲に自然に絞られて、さっさと旦那も見つけてしまっていました。 ですから、今から思えば、自分に厳しくして、男並みに努力してきたことによって、自分が何重にも守られていたということです。結局、女性たちは、自分と似たような波長の男性と仲良くなってしまうものだと思います。 ニューヨークに引っ越してきてから、今まですれ違ったことも会ったこともなかったような、「どっかにいい男いないかなあー」と言っている女の子達に遭遇するようになり、「こんな人達、周りにいなかったなあ・・・」とびっくり仰天し始めた次第です。 ですから、今は、「新たなことを人間観察で学ばせていただいている」時期だと思って、楽しんでいます(笑)。今の自分の彼氏をしょーもなーと思って不満タラタラで、いつもどこかにいい男がいないかと探していて、見つかれば乗り換えようと思っていて、それを繰り返している女の子たちが非常に多いのにびっくりします。その依存心が強いことが理解できないのです。「どっかにいるいい男」によって、自分の人生が勝ち組でバラ色になることを期待している気持ちが分からないのですが、それほど、世間では、男によって自分の人生が変わってしまうと考えられていることを知り、驚いています。「自分が気の合う、好きな男と一緒にいればいいじゃない!」、「ダメな男をつかんだのなら、男に頼らずに自分で稼げばいいじゃない!」なんて思ってしまいます。今までは、私は、余程の世間知らずだったのだなあと気が付きました。世間の誰の意見も参考にせずに、自分独自の考え方と価値観を築いてきてしまったのです。 ですから、最初から、女の幸せっていうのは追い求めていなかったので、いいんだか悪いんだか、分かりませんね。でも、私がいろいろな分野のことを長年努力し続けて、自分の才能を最大限に伸ばすことに全力をかけてきたのは、この人生に対する姿勢、「男によって自分の人生が変わる」などと一切考えないこと、依存しないことが原因です。私は自分のことを、女とも男とも思っていない、自分の性別を意識していないということで、一人間として捉えています。 つづく
2007年11月15日
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アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol.56 06/01/25 (水) 発行「本日は、七福神出現記念日!」 本日、1月25日は、七福神が初めて私に出現した、記念日です。2004年1月25日の明け方5時ごろに出現しました。詳しくは、私のウェブサイトのエッセイに載せてあります、メルマガ第7号に書きました。新しい読者の方は、こちらをチェックしてください。 私は彼らのことを信じていなかったのにもかかわらず、なぜ彼らは私に出現したかというと、「楽しい、ハッピー」な波長が彼らと一致していたので、引き寄せてしまったのです。霊界の法則は、自分と似たような波動のもの同士が引き寄せあうからです。私は好きなことばっかり、どんどん片っ端からやりたいことを全部やっているので、毎日、時間が足りないほどにハッピーだからでしょうね。 彼らは、わりと人間界に近いところにいらっしゃいますが、一応神様なので、その波動は物質である人間に比べて非常に高く、いくら霊能者でも人間が肉眼で見えるような波動ではないです。その反対に、自縛霊は、波動が荒くて低いため、人間の霊能者でも波長を合わせると、見ることができるのです。 七福神は、人間よりもかなり波動が細かくて高いため、物質の人間である私に出現して姿を現してコンタクトするために、私の霊体(アストラル体?)を肉体からズルズルと引っこ抜いて、上まで連れて行きました。わざと幽体離脱させたのですね。私を、物質である波動の荒い肉体から引っこ抜いて、細かくてハッピーな波動の霊体のみにしなければ、彼らとはコンタクトできないのです。摩訶不思議ですが、私はこの自分の体験によって、いろいろと霊界についての知識を得ました。 信じる信じないの問題ではなくて、誰でも、私のように実際に七福神を遭遇してコンタクトし続けるといった体験をすれば、それまでの価値観や考え方がひっくり返ってしまいます。「七福神のご霊体」 引っこ抜かれた私の霊体が遭遇した七福神たちのご霊は、前にも書きましたが、その背景(後光?)はすべて黄色っぽかったです。全員、とてもカラフルな着物を着ていました。波動は、ハッピーでラッキーな、七福神そのもので、福の神のかたまりといった感じでしかありませんでした。愉快で、楽しんでいるだけです。 CDのジャケットの絵の通りで、彼らは輪になって座って、宴会をしていました。彼らは、酒、パーティー、音楽、歌、パーカッションが大好きなのです。 私が遭遇した時は、七福神はご霊体なので、ビリビリ、バリバリとした電気でした。霊は電気なのですね! 壊れたような、擦り切れた古い映画のような感じのビジョンで、半透明でした。物質のように画面は画像の形がじっと静止しているわけではなく、画面はずっと“ビリビリッ”“バリバリッ”とところどころスケスケに映像が現れたり消えたりを繰り返していました。点滅ともちょっと違いますが、一番近い感じのものを人間界で探して例えるとすれば、「擦り切れた古い古い映画の画面」ですね。私自身も、この体験で1つ勉強になりました。「弁天さんのびわの弾き方」 この時、私が怖がって「私の霊体を肉体に返して欲しい!」と思ったときに、霊界ではテレパシーでつつぬけなので、七福神たちは「ケッ、この娘は私たちのことが怖いんだってさ!怖がらなくてもいいのに!ワハハハハハハハ!」と大笑いしました。そして、歌を歌ってくれました。 結局、私が嫌がっているにもかかわらず、曲の最後まで数分間歌い続けられて、一曲聴かされました。古い日本語のような歌詞で、意味はわかりませんでした。ゆっくりとした4拍子のリズムで、1拍目と3拍目のところで手拍子を打っていました。打ち出の小槌を持ったオデブが、それをパーカッションの代わりにして、シャッカシャッカと鳴らしていました。そ の時、紫とピンクとオレンジと黄色の羽衣のような着物を着た弁天さん(唯一の女性神)が、その歌に合わせてびわを弾いていました。その彼女のびわの弾き方は、拍子抜けするほど簡単で、手拍子と同じように1拍目と3拍目のところだけ、“ビヨーン、ビョオオーーーン・・・”と、1音ずつ弾いているだけ!だったのです。“ジャンジャカジャカジャカーーー”とか、“ティロリロリロー”とか、難しいことは一切弾いていなかったので、こっちがびっくりしてしまいました。 私はその時、心の中で、「弁天さんって、一応、神様のくせに、ぜんぜん難しいことを弾かないんだなあ、なんでだろう? 弾いてることがあまりにも簡単すぎるよ!」と、ナヨナヨと拍子抜けしてしまいました。 この弁天さんの、あまりにも簡単なびわの弾き方については長い間なぞで、心の片隅で、「なんであんな簡単な弾き方なんだろう?」とずっと思っていました。しかしとうとう最近、その謎が解けました。 前にも何度かメルマガに書いた、私の音楽を絶賛してくれているプロデューサー(デラルスをデビューさせたプロデューサー)との最近の会話で理解できました。「君に出てきた弁天さんって、僕の周りの音楽業界の人は、信仰してお参りしている人がとても多いんだよ。弁天さんって、音楽の神様なんだって!」と彼は言うので、「そうらしいですね、弁天さんって、音楽とか芸能の神様なんですってね。私を守ってくれていた神様の一人だから、そういうわけで、私は音楽が好きでやめられなかったのですよ、きっと。弁天さんの持っている楽器は、びわなんですよね。」と私は答えました。 すると彼は、「弁天さんって、びわを持っているの?それ、知らなかったよ。なぜか、数年前から、和楽器に興味があって、惹かれているんだ。びわなんて、面白いよね。」「弁天さんって、音楽の神様のくせに、私が遭遇した時は、1つも難しいことを弾いていなかったんですよ!神様なんだったら、もっと難しいことを弾いていてもいいのにね!“ビヨーン、ビヨーン”と、一音ずつだけ! あまりに簡単すぎて、ずっこけましたよ。なぜでしょうね?」「ああ、びわってね、まさにそういう弾き方をする楽器なんだよ!」「え? びわの弾き方って、ああなんですか?」「そう。びわは数千年の歴史があって、目の見えない人が弾いてきた楽器だから、普通のギターとか他の弦楽器よりも奥が深いものがあるんだよ。目の見えない人は音だけが頼りでしょう?ずっと弾き続けるモチベーションが保たれるには、楽器に感情移入できるような奥行きが無ければ、無理でしょう?だからね、弦を押さえる部分の板と弦の間の距離がとても開いていて、指で弦を押さえても、板にくっつかないんだよ。それで、弾き方は音を長く響かせて振動させて、まさに、“ビヨーン、ビヨーン”という弾き方。」「ええええーー?じゃあ、私が観た、弁天さんのびわの弾き方と、全く同じじゃないですか! びわって、そうやって弾くものなんですね!これ、私が作っている話しじゃなくて、本当にそういう弾き方をしていたんですよ!それに、びわの弾き方なんて、私は今まで知らなくて知識が無かったので、私が作れる話しではないです。」「ほんとだね・・・」と言って、彼は驚いて絶句していました。「これで、私の観た弁天さんや七福神の話しのつじつまが合っているのが分かるでしょう?私が作っている話しではなくて、本当に起こった話しなんですよ。びわの弾き方までは、私は知らないのですから。」「そうだね。」と彼は言って、話しのあまりにも細部までよくつじつまがあっていることに驚いて、信じてくれています。
2007年11月14日
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2006年1月14日発行号公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol.55 06/01/14 (土) 発行 皆様、こんにちは。ニューヨークは、随分暖かくなってきました。ここ数日間は、暖かすぎて気味の悪い天気です。 さて、私のアメリカ盤ファーストアルバムCD“Seven Gods”は、1月7日から手売りで発売を開始しました。その日は、毎年1月1日から7日までの、七福神巡りの最後の日だったので、何か記念になることをしたいという一心で、その日を発売日にしたのです。 カレンダーをふと見ると、1月7日は土曜日だったので、「ああ、この日はお休みだから、パーティーをしたい!」と急に思いついてしまいました。計画性がないです。水曜日から考え始め、場所を探し、前日の6日に場所を借りに行きました。マンハッタンの中心地の、ワンルームマンションのサブレットで、1部屋を借りて会場に充てました。 6日、家に帰ってから、メールで友人知人たちにご案内を送りまくりました。前日だから急すぎて、ほとんどの方々は来ることが出来なかったようですが、それでも、入れ替わり立ち代わり、30人弱くらいは来てくださいました。1年ぶりくらいに会った人もいて、久しぶりに知人と会って話が出来て、楽しかったです。新たに、お互いにその場で知り合いになった方もいて、良かったと思います。楽しかったので、また機会があれば、何かのパーティーをしたいと思います。 メルマガの読者の方々にも、アメリカ盤のこのCDを、一足先に通信販売いたします。詳しい画像などはウェブサイトのMusicのコーナーに載せてありますので、ご覧になってください。気に入ってくだされば、ぜひ購入ください。通信販売は、メールで受け付けています。お問い合わせは、直接私にメールでお送りください。お待ち申し上げます。 さて、今日は、読者のお便りの質問に答えマス!「男の中の男、ドクター・ジョン」「CDを購入させていただきたいと思います。 きになってはいたのですが 今までうじうじしていたわけがあります。 ブルーシャさんのメルマガを よんでいて 時々出てくる ブルーシャさんの好きなジャズミュージシャンなんかを ネットでチェックして聞いてみたりしたのですが(なんといいましたっけ、リンカーンセンターに観に行かれた方だったとおもいますが) どうも わたしごのみではなくて それで なんとなく 踏み出せないでいたのです。 もちろん 今回の音楽が彼と同じジャンルのわけが無いし、ブルージャーさんご自身の音楽であるわけですが それでもなんとなく。 が、 私も なんか 幸せの波動をもらいたい! と 思います。」 上は、読者からのお便りです。これは、もしかして、「ドクター・ジョン」のことではないでしょうか?過去のメルマガに書いた、私が大ファンのミュージシャンについてはいくつかありますが、これはきっと、ドクター・ジョンです。・・・そう気付いた瞬間に、私は、お腹を抱えて、ふきだして笑ってしまいました! は・は・は! 私の音楽は、あんなに濃くないですよおおおおお。私が作っているので、とっても爽やかになってしまいましたよ!音楽って、作った本人に似てしまうものなのです。本人のキャラクターが出てしまいます。私の音楽は、爽やかなハーモニーの、ジャズ・ファンク&ラテンが混じったようなものです。しかし、激しいリズムですよ!パーカッショニストが、私を含めて3人もいますから!3人のパーカッションなんて、ものすごくパーカッシヴで、ノリノリですよ!普通のジャズよりも、ズンズカズンズカと、激しいリズムの音楽です。でも爽やかで、ソヨソヨしています(笑)! そうなんです、ドクター・ジョンは、存在自体も音も「あまりにも濃い」のです。彼のは、もう、脂ギトギトの音楽なんです。アメリカ南部のニューオリンズの人ですから。それはそれは、濃いブルースです!彼は、ブルース部門で、グラミー賞を2回は受賞している大御所です。私は、彼の大ファンです。彼のその独特の個性と、他の人が真似できない濃いサウンド、煮ても焼いても食えなさそうな強さが、すごく大好きなのです。男は、あのくらい強くなくっちゃ! ドクター・ジョンは、なんか、海賊のボスみたいな人です。大きいし。ふてぶてしくて、精神的にも強いヲトコですね。あんなに、精神的にびくともしなさそうな、芯が図太く強い男は、地球上で滅多に見たことがありません。渋い人です。「男観」 ドクター・ジョンは、男らしいですねえ。素敵な男性です。結構、私は子どもの頃からひどいマチズモ(男性優位主義)で、男なんだったら精神的に強くて女より賢くて頼りがいがないといけません!っていう考え。激しいですね。この考え方、激しすぎるとは分かっているのですが、止められないのです。「ダメな男だってたくさん世の中にいるんだから許したれや!」ってたまに友人から言われますが、直りません。「なぜなら、あんたは男だから!」ただそれだけです(笑)。男で、コンプレックスを抱えていてひがみ根性のある人には、「あんた、男でしょう?ひがんだり嫉妬心を抱いている暇があったら、努力しなさい!なぜなら、あんたは「男」だから!努力&仕事しなさい!女の私でもやっているのに!」と言いたくなってしまいますが、日々こらえています(笑)。
2007年11月13日
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2006年1月2日発行号公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol.54 06/01/02 (金) 発行 2006年の新年が明けました。おめでとうございます。本年も引き続き、よろしくお願いいたします。「メガ・ブルーシャからセブンゴッズ発売」 今年は、1月7日発売予定で、“SEVEN GODS”(七福神)のアルバムを自主制作で、MEGA BRUIXAから発売します。レーベルの名前の由来は、“ブルーシャがMEGA(100万倍)!”のパワーを宇宙から授かって、それで芸術表現をして、さらに人々に還元していけますように!という願いを込めました(笑)。 「アルバムジャケットの原画」 このアメリカ盤のアルバムジャケットの絵と全てのグラフィックデザインは、もちろん私がやりました。視覚によるアートも私の得意分野なので、ジャケットの絵は、張り切って描きました。七福神が私に出現した時の情景を覚えているので、それをできるだけ再現して描きました。この原画は、私のウェブサイトの、PAINTINGSのコーナーにアップしましたので、一足先にご覧下さい。 CDは、ロスの工場にエキスプレスで数枚だけ刷っていただいて送ってもらったので、見本が手元にあります。自分で想像していた以上のクオリティーで仕上がり、大満足です。ジャケットの絵もかわいいし、CD盤そのものに、七福神の絵を印刷してもらって、とても凝ったデザインにしました。CD盤自体に、文字だけの印刷の場合よりも追加料金がかかるのですが、せっかく自主制作で自由に作れるので、自分の好きなように作りました。 友人に何人かに見せたら、全員、「かわい~い!私もほし~い!」と言っていて、絵柄だけで、もうすでに大好評です。でも、中身の音もすごいですよ! 幼少頃からの長年の芸歴、音楽活動とアート活動が両方とも実ってきて、そのお陰で、ジャケット、音の両方とも、完成度の高い作品をCDとしてお客様に提供できるようになったので、私もとても嬉しいです。自信を持ってお勧めできます。これなら、買ってくださる方々に、とても喜んでいただけると自負しています。私にとって、これはとても大事なことです。 クオリティーの高い作品でなければ、私はお客様に申し訳なくて、売る気になれないです。今まで、完成度とクオリティーが高い音楽が作れる時期が来るまで出さなかったのは、このような私のアーティストとしての誇りと考え方からです。中途半端なレベルの作品は、一切世の中に撒き散らしたくなかったのです。自分も恥ずかしいし、お客様に対しても大変失礼です。きっと今が、私の音楽を出すべき時期になっていたのだと思います。「七福神の色」 ジャケットの原画のとおり、七福神の背景の色は、卵色のような黄色でした。彼らの着物は、みんな明るいカラフルな色でした。黄色という色が、彼らの波動の意味を表しているのかなと気になって、リサーチしてみました。 黄色は、知識、知性、知的好奇心、楽しみ、幸福を表す色だそうです。これって、やっぱり、七福神の特長にピッタリですよね。知恵を司る神様も2人くらいいることだし、彼らは皆、宴会をしていて酔っ払っていて、大笑いして、歌を歌って手拍子を打っていたのですから。彼らは、パーティーと酒、笑いと歌が大好きな神様なので、楽しみと幸福を表しているというのもピッタリ合っています。 つじつまが合っていますねえ。「アメリカのレコード会社の人も絶賛!」 遡って説明することにします。 去年、私のアルバムの参加ミュージシャンで、長年の友人であるドラマーのアーニーが参加出演するということで、一人で、名門ジャズクラブのバードランドに行ったときのことです。その日は、ラテンファンクの大御所の、プーチョ&ザ・ラテン・ソウル・ブラザーズのコンサートでした。 私は一人で行って、ど真剣に音楽を聴いていたからでしょう、会場では目立っていたみたいで、インターミッションの時に、2人の男性が一直線に私に向かって歩いてきて、声をかけてきました。「あなたは、シンガーですか?」と、私に聞いてきたので、「いいえ、私はシンガーじゃありません。歌は嫌いなんです。楽器を弾くのは好きですが。私がやっているのは音楽だけじゃないです。絵もやっています。私は、アーティストです。」と、ムッとして答えました。 私は歩いていると、ニューヨークのあちこちで、しょっちゅう、「あなたは、シンガーですか?」と聞かれるので、「またか・・・」と思って、うんざりしていたからです。なんで、歌手に見えてしまうのでしょう? 音楽的な感じが漂っているのでしょうかね?「ああ、アーティストですか! そんな感じがしてますよ。私達はてっきり、あなたは歌手かなと感じ取ったのです」と、彼らは言いました。「ええ、よく、貴女は歌手ですか?と聞かれるのですが、自分が歌うのは嫌いです。歌はお金をもらっても歌いたくないですよ! ノーサンキューです! 私が好きなのはインストゥルメンタルで、楽器を弾くことなんです。楽器だけの音のほうが、純粋芸術だと感じます」と、答えました。 そして、彼らは、自分たちの名刺をだして、私に渡しました。 彼らは、レコード会社の人達だったのです。ラテンミュージック専門のレコード会社です。 そして私達が談笑しているところに、俳優マット・ディロンに良く似た人がやってきて、彼ら2人に挨拶して握手をしていました。そうしたら、彼らは、「マット・ディロンですよ」と私に紹介したのです! あらら、彼はやっぱりマット・ディロン本人だったのです。 その時になって、私は、「この人達2人は、いわゆるギョーカイの人なんだな」と気付きました。 そういうわけで、彼らの名刺をまだ持っていた私は、メールで、七福神の音楽を1曲だけ、MP3ファイルで送ってみたのです。「私のこと覚えていますか?・・・」と手紙をつけて。 すると、すぐに返事が来て、「貴女の音楽は、とても素晴らしいです! しかし現在、音楽業界はトレンドな業界ではなく、下り坂で、毎年規模が縮小されてきています。そのため、私達のレコード会社では、新人のレコードを出すということを現在はやっていないのです。出すものは、すでにデビューしていた人達のものだけです。でも、MP3ファイルで音源の販売はやっているので、あなたの音楽をそこで発売することなら出来ます。興味があれば、すぐに契約書を送ります。」などと書いてありました。 MP3ファイルで発売はジャケットの絵も描けないし、世に出すには、CDとして何か形が残るもののほうが私としても嬉しいので、せっかくのお話ですが、お断りしてしまいました。でもまた、後にMP3での販売に興味が出たときには、必ず連絡させていただきますとお返事をしました。 でも、アメリカ人の音楽業界の人達が、私の音楽を絶賛してくれて、契約書を送りますと言ってくれたことは、嬉しかったです。やっぱり、完成度が高い音楽なのです。 今後はどう展開していくか分かりませんが、アメリカで音楽活動をやっていけそうな可能性は感じられる出来事でした。 この出来事を、以前のメルマガのバックナンバーに書いた、オルケスタ・デ・ラ・ルスをデビューさせた名プロデューサーで、私の音楽を絶賛している方に話したところ、「そのレコード会社、聞いたことあるよ。ニューヨークにあるでしょう?」と言って、びっくりしていました。 私を見直したような、驚きの顔をしていました。
2007年11月11日
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2005年12月23日発行号 公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 53 12/23/05 (金) 発行 皆様、こんにちは。お元気ですか? 私は、ジュエリー注文の制作の追い込み、取材、アルバム制作のために、ここ2週間ほどは走り回っていました。しばらく、メルマガがお休みになってしまったことを、お詫びいたします。注文のジュエリーを11個、28日までに仕上げなければならないので、ずっと作業をし続けていました。何とか間に合いそうで、目途がつき、ほっとしています。とっても可愛い作品が出来上がりました。 前回お知らせしました、自主制作版の七福神の音楽のアルバムは、新年の2006年1月7日に発売予定です! 七福神巡りの最後の日に間に合います。すでにCD製造の工場に注文済みで、あと1週間くらいで完成します。お楽しみに! これは、アメリカ盤の限定アルバムになります。 ご予約を下さったメルマガの読者の方々に、お礼を申し上げます。本当にありがとうございます。とても感謝しています。「アルバムジャケットの絵」 アルバムは、ジャケットの絵を私が描きました。このメルマガの第7号で書きました、七福神が出現して私の霊体を引っこ抜いて上まで連れて行った時の様子を、再現して描きました。 目を閉じると、今でも色合いや情景を覚えているのです。彼らが床に座って、輪になって宴会をしていて、私が怖がったら大笑いして歌を歌ってくれた時の様子を描きました。霊なので、半透明でしたので、できるだけその情景に近づけるために、透明水彩で描きました(笑)。彼らのバックの色は、黄色でした。 アルバムジャケットの絵もそうですが、同じ絵柄を丸く切り取って、CDの円盤そのものにこの七福神の絵を印刷してもらうデザインにしました。 皆様がCDを取り出すたびに七福神と目が合い、CDをかける度に、この七福神が、“ぐりんぐりん”回転します!! すごいでしょう? 回転する七福神! それがまた、可愛いデザインなのです。我ながら気に入っています。自主制作版なので、好きなように作りました。ジャケットの表紙にはアルバム名を書きましたが、CD盤には七福神の絵だけにして、アルバム名は書き入れませんでした。七福神の姿の絵の上に、文字を重ねたくなかったからです。その代わり、ものすごく小さく、“This Music Makes You Happy !”と書きました。 ジャケットの絵には、実は仕掛けがしてあります。床に転がっている4つの酒の徳利に、ものすごく小さな字で、「商売繁盛」、「恋愛成就」、「心願成就」、「無病息災」と書いてあります。買ってくださるお客様全員に縁起がいいことが起こりますように、と願いを込めて書きました。CDジャケットくらいの大きさに印刷されると、この文字たちははっきり見えないかもしれません。でも、言霊のパワーはあると思います。デカデカと文字が見えないところがミソですね。 前回のメルマガに、ミュージシャンのメンバーについて書きましたが、なんと、肝心の私の部分を、楽器が抜けて書いてしまいました。大部分の楽器のプログラミングもしたし、再録音でエレクトリックピアノも弾きました。ジャケットの文字の見直しをしているときに、気付きました。ですから、それも含めて、もう一度曲名とミュージシャン名を書きますね。アルバム名 “Seven Gods”バンド名 Bruixa & The Wonder Workerプロデュース&作曲 By Bruixa Nishimura語り 1曲 音楽 5曲1. The Story about The Seven Gods (2:56)2. Theme of The Seven Gods (9:59)3. Coming Down The Seven Gods from The Universe (8:36)4. The Seven Gods Are Walking Among Us (6:55)5. Ritual for The Purification (6:01)6. Jam Session of The Seven Gods (7:59)Total 42分28秒 「50枚注文してくれた人も!」 この初回限定盤のアメリカ盤アルバムのご予約をメルマガで承ったところ、なんと、50枚注文してくださった方がいました。ほんとに、ありがとうございます。完売したら、再注文を追加でお願いしたいと言ってくれています。(涙。。。) たまーに、1万人に1人くらいのごく少ない割合で、私にはものすごく熱狂的なファンがぽつぽつといてくれます。ありがたいことです。一度本を出版したことがあるので、それを読んで熱狂的な感想を送ってくださった方や、手相鑑定&タロット鑑定のお客様とか、2年半続けているバレエのコラムの読者などがお便りを下さいます。 私なんてまだ、全然メジャーになっていないのに、こんな時期からファンでいてくださっている方には、とても感謝しています。東京からわざわざニューヨークに会いに来てくださった方もいました。彼らのような方々は、ずっと大切にしていきたいと思います。ありがたい方たちです。彼らは、価値観がしっかりしていて、自分の物差しを持っていて、有名かどうかで価値判断をしないで物事を選ぶ人達なのですね。いつか、彼らと集まってサロンかパーティーをして、みんなで交流してみたいものです。そんな機会が持てたらいいなと考えています。 将来余裕ができたら、みんなが集まることが出来て、そこで友達を増やして交流が広がっていくような、サロンかカフェのような場所を作りたいなと思っています。スペインに住んでいた頃、カフェにふらっと出かけると、そこで街の誰かと必ず会うので、みんなでああだこうだと話し込んで、友達の輪が広がっていきました。こういう場があったらいいなと思います。「デ・ラ・ルスのプロデューサーのお言葉」 日本人で唯一、全米ビルボードヒットチャート11週連続1位、マジソンスクエアガーデンでのコンサート、国連平和賞受賞の、オルケスタ・デ・ラ・ルスをデビューさせた名プロデューサーが、私の音楽を大絶賛してくれました。嬉しいです。彼は、聴いてすぐに、1秒で判断しましたね。早いです。 「こんなすごい音楽は、初めてで作れないよ! 君は、初めて自分で音楽を作ってみたんでしょう? 初めてとは思えない!」と、このプロデューサーは、びっくりたまげていました。彼には、とても感謝しています。彼が協力してくださることは、このうえなく心強いことです。「作ったのは初めてですが、幼少時からずっと音楽は勉強してきたし、好きなことだからこだわってきたのですよ。いきなりはこのクオリティーで音楽は作れないですよ。中途半端なレベルのものは一切作りたくなかったからです。」と私は説明しました。 「でも、10年以上、オルガンを学んでいたんでしょう?なんでやらなかったの?」と彼は聞いたので、「はい。実は、理想主義者なので、目標にする規準が高すぎて、オルガンで到達すべきレベルは、ジミー・スミスを「普通」だと思っているのです。私は、まだまだ、ジミー・スミスよりも下手で、彼には及ばないので、それで、特に音楽活動に本腰を入れてやったことはなかったのです。DJは、耳の感覚だけで、技術は要らないことだったので活動していました。私は根が謙虚なのです。」などと私は答えました。すると、彼は大笑いして、「ははは!ジミー・スミスより下手って、当たり前だよ! 誰もジミー・スミスみたいには弾けないって!」とものすごく受けていました。 彼の周りのプロのミュージシャンでも、ここまで思いつめて、つきつめている人はいないみたいでした。 私は、好きなことにはとことん理想を追求してしまう性質なのです。「そうですよねえ。ジミー・スミスは、根本的に、違いますよね。それでも、私には、理想の音というものがはっきりあるので、私は作曲だけを主にして、理想の音を実現させてくれる世界的レベルのミュージシャン達に協力をお願いして、演奏に参加していただきました。ピアニストは、もちろん凄腕で、アメリカ人です。私がやったら、並みのオルガンしか弾けなかっただろうけれど、自分以上のレベルの人に協力をお願いしたら、さらにレベルの高い作品が作れるのですから。会社の経営と同じですよね。色々な人の力を借りればいいのです。私は、冷静に作品全体を観ることが出来るのです。」と私は説明しました。 すると、彼は、無言でうなずいていました。私の意図をとてもよく理解してくれました。私は、作品のプロデュースが得意なのですよね。 芸歴は、幼少時からずっと長いので、これからもクオリティーの高い音楽を作っていきたいと思っています。アルバム制作には、特にこだわって活動していきます。夢は果てしなく、名盤を残してみたいということです。永く聴き続けられるような、いいアルバムを残したいです。 音楽は幼少時からオルガンを学んで、DJとして活動を続けましたが、七福神が音楽を送ってきたことがきっかけで本格的に活動をし始めたなんて、自分でも驚いています。何事も、あきらめずに長く努力を続けていると、いいことがあるのですね。きっと、七福神たちは、私が音楽のアレンジと構造の研究に膨大な時間を費やして情熱を燃やし続けていたことを、上から見ていて知っていたのですね。
2007年11月07日
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2005年12月6日号 公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 52 12/06/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。お久しぶりです。お元気ですか?あっという間に12月になり、今年も年末あと残すところわずかになってしまいました。時が経つのは早いものですね。この分では、あっという間にまた10年くらい経ってしまうのでしょうか・・・。そう思うと、やっぱり、やりたいことに集中したほうがいいですね。「七福神アルバムについて」 さて、今日は、七福神アルバムについて、皆様にお聞きしたいことがあります。 今回、年内を目標に、遅くとも年明け早々くらいまでに、試しにプロモーション用に、自主制作でアルバム少し刷ってみようと考えました。数日間ですぐに準備にかかりたいです。もちろん、ジャケットの絵は、七福神を自分で描いています。「一足先に限定版をぜひ購入したい!」とか、「七福神の音楽を少しでも早く聴いてみたい」という方々で、何枚購入したいかという、ご予約を承りますので、ご希望の枚数をメールで返信してください。できるだけ早く返信をいただけると助かります。ご協力をよろしくお願いいたします。販売方法は手売りで考えていますが、日本とアメリカで、郵送方法や支払方法を検討して、発売までには決定しておきます。「初回限定盤」 (例えば200~300枚プレス) 初回特典として、音楽5曲の前に、2分間ほど、“The Story About Seven Gods”という、私とパーカッショニストの即興で録音した、私がブツブツと「なぜこのアルバムを作ることになったか」という物語を話している音源を加えます。これはミュージシャン達の録音時のその場のノリで私がさせられて、準備なしで即興だったため、将来的には未収録にして、音楽のみのアルバムにしようかなとも考えています。ですから、初回限定の、幻の私の実声入りになる可能性大です。このアルバムを聴いてくださった方々に、声入りがいいか、無しのほうがいいか、その後にアンケートを実施したいと思います。価格 15 米ドルアルバム名 “Seven Gods”バンド名 Bruixa & The Wonder Workerプロデュース&作曲 By Bruixa Nishimura語り 1曲 音楽 5曲1. The Story about The Seven Gods (2:56)2. Theme of The Seven Gods (9:59)3. Coming Down The Seven Gods from The Universe (8:36)4. The Seven Gods Are Walking Among Us (6:55)5. Ritual for The Purification (6:01)6. Jam Session (7:59)Total 42分28秒 Recorded at Nevessa Production Woodstock in New York on Aug. 15, 2005 By Chris Andersen ( Engineer )参加ミュージシャン: Ernie Colon : Drums Will Boulware : Piano, Hammond B3 Organ, Arrangement Bill Perry : Guitar Sal Giorgianni : Alto Sax, Flute Tomaz Lopez : Percussions ( Congas, Timbales ) Lamont Holt : Bass Bruixa Nishimura : Small Percussions, Arrangementの一部( guest for this recording only : Steve Sacco : Small Percussions )「伝説の地、ウッドストックで録音」 録音は、伝説の場所、ウッドストックでしました。ここは、ニューヨーク州の上のほうに位置していて、1969年8月15日から17日まで3日間開かれた、音楽史上類を見ない伝説のコンサートイベントが行われた場所なのです。この3日間で、なんと、48万人が集まったそうなのです。その当時まだ無名だった、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、サンタナ、ザ・フー、ジョー・コッカー、スライ&ザ・ファミリー・ストーンなどが出演しました。今思えば、そうそうたる面々ですね。彼らは、このウッドストック・フェスティバルの後、みんな、大成功して、大スターになっていきました。これは記録映画にもなっていますが、この映画の助監督は、なんと若かりし日のマーティン・スコセッシです。(私は彼のファンでもあります。) ですから、私は、中学生の時に、夜更けの番組でこの記録映画を観て、「いいなあ、アメリカって。すごいミュージシャン達がいっぱいいるなあ。いつかアメリカに行って、できればニューヨークの凄腕ミュージシャン達と録音して、いいアルバムを残してみたいなあ。」と、長年、夢を抱いて、憧れ続けていました。その当時の私にとっては、無謀な夢でしたが、なんだか、七福神をきっかけにして、とうとう録音が叶いました。信じられないことです。日本で音楽好きな人達は、みんな、このウッドストックの記録映画に憧れていたものでした。私もその一人だったのです。 そこで、音楽を録音する計画が持ち上がった時に、候補のスタジオとしていくつかピックアップしていた時に、ウッドストックにあるプロ用のスタジオを見つけたときには、全身鳥肌が立ちました。そのうえ、非常に高価でレアな、本物のハモンドB3オルガンが設置してあるのです! (B3オルガンについては、私のホームページの、アル・クーパーのコンサート写真に写っています) そして、七福神と交信して、会話しました。この会話についても、過去のメルマガに書きましたので省きます。彼らが言うには、この場所で、ウッドストック・フェスティバルと同じ日付に録音することは、その8年前から、霊界で決まっていたことで、霊界ではもう録音が終わっているので、あとは現実界で自然に事が行われるだけなので、安心しなさい、ということでした。ウッドストックの音楽の精霊達が、大いに力をかしてくれるのだと、七福神は言いました。そういうわけで、ここで、8月15日に録音したのです。「メンバー紹介続き」 バンドのメンバー紹介は、少しずつ、メルマガで紹介する予定です。以前のメルマガで、ギタリストのビル・ペリーについてだけ、紹介しましたね。ビル・ぺリーは、私が大ファンのブルースギタリストです。ヴァージンなどからアルバムを出していて、毎年世界ツアーに行っていて、ヨーロッパで大人気のギタリストです。彼は、私の音楽を絶賛してくださって参加までしてくださったので、人生で一番嬉しい出来事でした。 今日は、2名のメンバー紹介をします。まずは、ピアニストの、ウィル・ブールウェア。私が尊敬している実力派です。私は自分が、幼少時からオルガンを学んでいたので、滅多なことでは鍵盤楽器のミュージシャンに興味を持たないのですが、彼の才能は、驚異的で、さすが、アトランタ育ちです。このような方に、私の音楽を絶賛してもらえて、参加までしてくださって、信じられないし、大変光栄な幸せなことだと感謝しています。「ウィル・ブールウェア1952年7月6日、ケンタッキー州バーズタウン(Bardstown)生まれ。ジョージア州アトランタに移った6歳の頃からピアノを学び始め、14歳になるとR&Bグループの一員としてナイトクラブで演奏を始める。17歳になると自作曲をレパートリーとする自身のオルガン・トリオを結成し、アメリカ南東部で演奏活動を開始。19 になると B.B.キングやポール・デイヴィスに楽曲を提供したり、レコーディング・セッションに参加。21 歳でニューヨークに拠点を移す。その後は数多くのレコーディングやツアーに参加。90 年代からはファンクの大御所、メシオ・パーカー・バンドの欠かすことの出来ないメンバーでもある。他に最も近年のツアーを挙げると、 98 年のブルース・ブラザーズのワールド・ツアー、99年のジョン・スコフィールド・カルテット、200年のカーラ・ブレイ・ヨーロッパ・ツアー等での活躍が有名。参加アルバムは多数あるが、代表的なアーティストの名前を挙げるとジョージ・コールマン、デヴィット・リーブマン、マイケル・ブレッカー、ロドニー・ジョーンズ、スティーヴ・ガッド等々、数多くのミュージシャンと共演している。」ウィルは、B.B.キング、マイケル・ブレッカー、スティーヴ・ガッドなどの大御所たちと活動し続けているのですから、驚きですね。彼は、とても真面目で、味のある方です。次は、サックスとフルートの、サル・ジョルジアンニです。私の長年の友人の、ドラマーのアーニーの30年来の友人で、「だれか、いいサックスいない?」とアーニーに相談して、紹介していただきました。2人とも、私より一回り以上年上で、大人だし、ベテランで尊敬しています。ニューヨーク州の上の方、マンハッタンから2時間くらいのところに住んでいます。この方は、私の七福神の話に興味を持っていて、「その話し、僕は信じるよ。鳥肌が立ったよ。僕はね、実は、4年前から君の話をアーニー(ドラマー)から聞いていて、ずっと君に会ってみたかったんだよ! 会いたかったのに、機会が無くて、いつも、アーニーに、“彼女に一度会わせて欲しい”と頼んでいたんだよ!“彼女は、すげえ天才的な芸術家で、何でも恐ろしく高いレベルで作品を作るんだ。絵もすごいし、写真も文章もやってるんだよ。音楽も僕と時々作ってるよ。スペインに住んでいるんだけど、ニューヨークにも時々来るよ。僕の自慢の友達なんだ! とても尊敬している。僕がよぼよぼの老人になってもずっと友達でいたいし、ツエをついて会いにいくだろうよ。彼女は天才だよ”なんて、いっつも君の話を彼から聞いていたんだよ。だから、やっと君に会えて嬉しいよ!」と、会って早々、意気投合してしまいました。友達の輪ですね! サルは、霊体が観たことがないくらい、とても透明で澄んだ、美しい方です。エンジェルみたいです。彼から出る音色も、とても美しいものです。彼はなんと、ボサノヴァの巨匠、スタン・ゲッツとも共演しているし、誰でも知っている巨匠のマイルス・デイヴィスとも共演&録音に参加しています。ひえええええー。こんな彼のような一流のジャズマンに参加していただけて、信じられないし、光栄です。 「サル・ジョルジアンニ (アルトサックス、フルート)18歳の時にEllenville Jazz Ensembleのソリストとして参加し、82年にモントルー・ジャズ・フェスティバル(スイス)に出演。20歳で、マイアミビーチで、Stan Getz と共演。その後、ニューヨークにてLarry Coryell, Albert Dailey, Buster Williams, Billy Hart達と共演し始めた。その後もジャズの巨匠たちと共演、録音。Miles Davis, George Gruntz, Arturo Sandoval, Elvin Jones, The Gil Evans Orchestra, The Bobby Watson Big Bandなど。1991年モントルー・ジャズ・フェスティバルにて、Miles DavisとQuincy Jones と共演&録音、その時のライブ盤は、グラミー賞を受賞した。"Miles Davis And Quincy Jones : Live At Montreux".」
2007年11月06日
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2005年11月14日発行号 公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 51 11/14/05 (月) 発行 皆様こんにちは。お元気ですか? 音楽は、やっとミックスダウンが全て終了しました。ベースの部分を、もう一度私が、エレクトリックピアノの下の鍵盤で弾いて、再録音もしました。ようやく完成しました。ほっとしています。 私は、とても多忙になってきました。一度に何種類も仕事をこなしつつ、ジュエリー制作と音楽制作をやっています。好きな仕事ばかりしているので楽しいです。何種類か仕事をやる方が、様々なフィールドの人々と知り合えるし、自分自身の頭に切り替えになり、さらに色々なインスピレーションが得られるので、刺激になってとてもいいです。私にはその方が合っています。 色々な違う分野の人と知り合うのが大好きなのです。 人に教えてもらう情報から、私は多くを学んできました。本を読んで学ぶことより、人から教えてもらうことの方が、私には貴重な情報がもたらされました。 ですから、ジャーナリストの仕事は、とっても楽しいです。いつも、「へえ、こんな人がいるのか」「こんなものが世の中にはあるのか!」という刺激の連続です。 若くて吸収力のいいうちに、取材の仕事をしてきて、私の人生にはとてもプラスになりました。特に、色々な人へのインタビューの仕事は、たくさんのことが学べて、何事にも替え難い経験になりました。肥やしになったと思います。ありがたいことだと、とても感謝しています。
2007年11月04日
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2005年10月28日発行号 公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 50 10/28/05 (金) 発行 皆様、こんにちは。お元気ですか? 私は、現在、七福神の音楽のオーバーダブ(ベースラインの再録音)とミックスダウンの続きをやっていて、他にも色々活動を続けながらなので休みがなくて、メルマガ発行が遅れがちになってしまいました。楽しみにしてくださっている読者の方には、申し訳ございませんでした。 前回2回分のメルマガ、「コンテンツとスキル重視の時代到来の兆し!」1&2は、とても反響が大きかったです。びっくりしました。お便りが続々と届いています。今までのメルマガで、一番反響が大きいです。 中には、同じ事で悩んでいた旦那さんに読ませた人もいました。その旦那さんは、納得がいって元気が出たそうです。「おかしいなと感じていたことを、分かりやすく文章に書いてくれている!」と納得したとのことです。小さな人助けができて、良かったです。 多分、私のメルマガの読者で残っている方々は、前向きにがんばっている人が多いのでしょうね。応援しています。皆、卑屈な人になにかネチネチと嫌味を言われても、無視して、自分の仕事に集中して結果を出して、自分の道を突き進んでくださいね! 宇宙の法則からみると、私は、人間の嫉妬心や卑屈な面は、間違っていることだと考えています。 人と自分を比べて卑屈になったり、嫉妬したり、人の幸せを喜べなかったりするような人は、いつかは克服しなければならないのだと思うのです。 常に、正義だと思うほうを選んで行動していくべきです。 私の周りで、卑屈でなくて、嫉妬心がなくて、人の幸せを素直に喜べる人というのは、実は、数えるほどしか見当たりません。それほど、これは、克服するのが難しい問題なのでしょうね。 人類共通の問題ですね。 これを克服していくのが、人間の修行なのではないでしょうか?
2007年11月02日
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2005年10月19日発行号公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 49 10/19/05 (水) 発行 皆様、こんにちは。お元気ですか? 前回のメルマガの、「コンテンツとスキル重視の時代到来の兆し!」1も、とても反響がありました。「すごくよかったです!全くその通りです!」というお便りがいくつか寄せられました。一部の読者の、お役に立てて良かったです。 急激に出世した優秀な人々を、たたき上げ型と丁稚奉公型がねちねちと嫌味を言ってたたいてきても、全く気にしないで無視して、自分の道を突き進んでくださいね! そんな卑屈な人には、ちゃんと宇宙からしっぺ返しが必ず来ますから。現在は、自分がやったことに対するカルマが返ってくる速度が、どんどん速くなってきているのです。「コンテンツとスキル重視の時代到来の兆し!」2* カオスな日本 実は、前回あのメルマガを書いてから、この1週間の間に、また別の友人からいいお知らせがありました。大抜擢されて、急に出世した様子です。彼にも、「もし、卑屈な人からネチネチと嫌味を言われてたたかれても、絶対に反応したらだめだよ! 気にしないで無視するようにしてね! 私の他の出世した友達が、卑屈な人達からたたかれて悩んでいた人がいるから、気をつけて!」と言っておきました。 またもや、自分の仲間がそのようなことになるなんて、ここのところ短期間であまりにも頻度が多すぎると思いました。まるでカオスです! ここ数ヶ月間に、私の友人たちは、日本で次々に抜擢されて、飛び級式に、出世し続けています。やはり、前回のメルマガで書いたような、何かが日本で今まさに、起こっています! ずっと勉強を続けて才能や能力を磨き上げてきた人達が、大抜擢をされて、ごぼう抜きの飛び級で、ありえない速度で若くして出世し始めている傾向は、本当なのですね。いきなり、丁稚奉公型やたたき上げ型の人々を全員通り越しています。 今までの日本の既成の枠が崩れ始めて、古い膿が出てきているのです。もっと若い世代の優秀な人々を抜擢することによって、日本の再生のために時代が動いているのは、確かなことですね。 この傾向は、日本で、今後ますます強まると思います。そのため、混乱は続くでしょう。すぐに結果を出せるならO.K.、結果を出せないならNO、と、実力主義になってきているのです。そうでなければ、経済が沈んできている日本で、会社が生き残っていけなくなっているのですね。数年前は、外国から、日本の会社を立て直しにカルロス・ゴーン氏が来て、話題になっていましたが、今は外国から優秀な人を呼ぶだけでは間に合わないし足りないのですね。日本国内でも、より優秀な人材を、年齢や経歴に関係なく抜擢するようになってきたのです。それほど、日本の経済がズブズブと沈んできてしまって、どうしようもない状況だという証拠です。 今までの日本のように、結果を出しても出さなくても、能力が抜きん出ていてもいなくても、年功序列型で、放っておいてもそのまま順番で出世していけるような状態だったのは、高度成長期で経済が上り坂だったからにすぎません。日本の経済に、余裕があったからですよね。ですから、今までは、日本では、中身であるスキルや実力よりも、「一生懸命にやっているんだ」というフリをしてパフォーマンスを周りに見せ付けることの方が大事で、そのほうが生き残りやすかったし、抜擢されるのに効果があったのですね。しかし、「一生懸命やっている」というフリをすることにエネルギーを注ぐことは、本当は無駄が多い空回りの状態で、結果を出すことにさほど効果は無いのです。フリをすることに、無駄にエネルギーが使われて気が散っているのですから、仕事で結果を出すこと自体に、集中できていない状態ですね。 一生懸命にやっているフリなんてしなくていいので、「どうしたら効率よく目的を達成して結果が出せるのか」という方法を考えて、効率よく自分がやりたいことに集中すればいいのだと思います。 これからはどんどん、「結果を出せる、スキルが抜きん出ている人」が抜擢され続けていく社会になっていくでしょう。また、一生懸命にやっているフリは、通用しなくなっていくでしょう。この傾向は、今後ますます強まって、加速していくはずです。* これからの若い人々は、スキルを磨いて極めることに力を入れましょう 今後、ますます日本もアメリカのような実力主義になってくるので、これからの若い人達は、自分のエネルギーを、好きな分野の勉強と、スキルを磨くことに力を注ぐほうがいいと思います。そういう人のほうが、生き残っていけます。 勉強期間は、長ければ長いほどいいです。長く勉強を続けたほうが、ゆっくりと自分の好きな道を極めることが出来るし、そのあと活躍できる事の幅が広がるからです。* 卑屈な人に、反応しないように! 卑屈な人は、なぜ、急に出世した優秀な人に向かって、ネチネチと嫌味を言って、あたってくるのでしょうか?「それは、性格が卑屈だから」だと言ってしまえば、それまでなのですが、ちょっと分析してみます。 卑屈な人は、コンプレックスの塊のようになっていて、自信が無いので、優秀な人を見ると「このままだと自分が負けてしまう」と本能で思って、相手の足を引っ張りたくなってしまうのですね。負けを認めているから、たたくのです。人の足を引っ張れば、自分が生き残れると無意識で考えているのです。自分のことしか考えていないのです。コンプレックスが原因の自信のなさが、むしゃくしゃした自分の感情をコントロールできなくしてしまって、面と向かって本人にわざわざ一言言わなければ気がすまない状態なのですね。 ですから、卑屈な人があたってきている内容や嫌味自体に、深い意味はありません。彼らは、何も考えずに言っているとしか思えません。特に、「あなたのためを思って言っているんだから!」という人に限って、自分のために言っているのですから、その話しをまともに聞く価値はないです。何も考えていないから、そんなしょうもないことを言えるのです。もし考えていたら、何も言わないはずですよね。巡り巡って、全て自分に返ってくるのですから、そう考えると、人の足を引っ張るようなことは、何も言えませんよね。 何を言われても、反応しないことが一番いいのですが、これはなかなか難しいみたいですね。右から左へ、まるで何も無かったかのように、無視するのがいいですね。自分と同じ人間だと思ったら何も理解できないので、彼らは根本的に違う生き物なのだとでも考え直して、「なんかしょうもないことを言っているな~」と、無視して、一切反応しないことです。ちゃんと、宇宙から、卑屈な人には、しっぺ返しがきますので、放っておけばいいのです。* 自分を応援してくれる人が、大事な友人 実は、長い間、私が現在も大事にしている友人達は、絵画の本場であるスペインに留学する前に何年もお金をためつつ悩んでいた時に、「絶対に留学した方がいいよ!」と言って、応援してくださった方々なのです。 当時、私がまわりの人々に、スペインに留学したいと言ったら、彼らの反応は、2つに分かれていました。「絶対に、絵画に関して世界の本場であるスペインに行った方がいいよ!ピカソだってダリだって、スペイン人じゃない!」と言って、応援し続けてくれる人と、「そんな、日本にだっていい学校があるのに、わざわざスペインなんて行かなくてもいいじゃない!日本が一番だよ。」なんて言う人達もいました。 スペイン留学計画の話しを彼らにすると、彼らは機嫌がとても悪くなるのでした。日本で美術の学校に行った年上の人達は、このように言う人が結構いたので、びっくりしました。これは、嫌がらせですね。自分よりも若い人の足を引っ張って、可能性を縮める方向に導いていたのですから。今から考えると、彼らは、自分の人生に満足いっていなくて、自分に自信がなかったのですね。私も、それからは、スペインに行きたいという話を、このような人達には一切話をしなくなっていきました。その後、もちろん、自然にこのような人達とは連絡を取らないようになり、疎遠になっていきました。今では完全に音信不通です。 そして、スペインに留学することを応援し続けてくださった人達とは、その後も連絡を取り続けるように自然になっていって、彼らとは、今でも信頼関係があるいい友人になっています。このような友人たちは、かけがえのないものだと思います。一番大事にしなければならない人達です。中には、美術の分野で、大先輩にあたる人が、激励してくださっていました。「僕は東京芸大のデザイン科出身だけど、僕たちの時代は、外貨が高くて、ヨーロッパなんて留学できるような時代じゃなかったんだ。僕も行きたかったけど、行けなかった。ヨーロッパに乗り込むには、30歳を超えてからでは遅いんだよ。僕が自分の力でアメリカやヨーロッパに行けるようになったのは、30歳を過ぎてからだったんだ。それでは、遅かったね。君はまだ若いんだし、今は外貨が下がって、スペインにも留学できるんだから、絶対に留学した方がいいよ!留学して欲しい!応援するから、スペイン留学をぜひ実現させて欲しい!できるだけ若いうちにスペインに行った方がいいよ。僕が出来なかったことを君にやってほしいんだ」と、常に何年間も私を激励してくださいました。 この人は、とても人間の良く出来た人で、私が大事にしなければならない恩人だと思っています。自分が出来なかったことを、後輩に薦めて、応援できる人というのは、懐が広くて、品性の高い、自分に自信がある人なのです。なかなか、できることではありません。 他にも、今でも付き合いが続いている人で、ずっとスペインに行くことを激励し続けてくださった方がいます。一回りくらい年上なので、当時、彼はすでにビジネスマンとして頭角を現してきていて、成功している人でした。私は、若気の至りで向こう見ずで大胆なところもあった反面、よく考えたらほとんど日本人がいないようなスペインに一人でぽつんと乗り込むことを不安に思ってきて、悩みだしたのでした。そんな時に、彼は、「絶対にスペインに行った方がいいですよ! 応援しています! 僕も本場に留学しましたが、そのほうが良かったです!」などと、スペインに行く前もずっと激励し続けてくださり、行った後も応援してくださいました。 時々葉書を下さって、いつも、「応援しています!がんばってください」などと書いてありました。 今から考えると、私の節目節目で、かなり年上ですでに仕事で成功している先輩方達が、何人か激励してくださったお陰で、とても元気付けられてきました。彼らには、とても感謝しています。私は、人生の先輩に恵まれていたと思います。自分よりも若い後輩に、その人生の可能性が広がるような方向に応援して、アドバイスしてくれる人は、なかなかいないものだと途中で気が付きました。彼らのような人達は、自分に自信があって、本当に人の幸せを素直に喜べる素晴らしい方々だったのです。そういう人達は世の中にはまだまだ、とても少ないので、見つけるたびに、嬉しくなったものです。 ですから、私も、同じように、後輩たちを激励して元気付けていきたいと心がけています。そして、彼らにも、才能を伸ばして、活躍して欲しいと願っています。そうすれば、また彼らが10年後、20年後に、成長して活躍してくれて、社会に還元してくれるのだと思います。リレーになっているのですね。
2007年10月31日
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2005年10月12日発行分 公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 48 10/12/05 (水) 発行 皆様、こんにちは。お元気ですか?季節の変わり目なので、お体にはくれぐれもお気をつけ下さい。 日本と、アメリカやスペインの、表現や仕事の進め方の違いについて、前回2回にわたって書いたところ、反響が大きかったです。日本にずっと住んでいるとその中の習慣や表現が普通だと思いがちなので、外国の常識を改めて文章化したものを読んで、「はっ」と気づいて考え直すきっかけになったのでしょうね。 ボーダーレスの国際化が進んできて、日本人の若者がどんどん海外に出て行くのはありふれたことになっていますが、外国に行っても、意識が日本の中にいた頃と同じ状態のままだと、現地で外国人の中に入っていって対等に仕事を進めていけません。外国に出ていても日本人の中で仕事をしている人なら問題ないですが、そうでないならば、自分の意識の日本的な殻を外して国際的にしなければ、可能性が縮まって、ずぶずぶと沈んでいってしまいます。外国に出るならそれにあわせて、意識を変えることが大切だと思います。 読者の一部の人達に対しては、お役に立てた様子で、嬉しいです。これからも、疑問や感想など、何でも嬉しいので、ご遠慮なくお便りを下さい。大歓迎です。お待ちしています。「コンテンツとスキル重視の時代到来の兆し!」1*日本の25歳以下の後輩たちへ 私はまだまだ、「こんなことを書いたら、落ち込んでキズつく人がいるかなあ」なんて考えがよぎって、あまりきついことは書けませんね。しかし、自分の意見を公に書くということは、共感する人もでるけれど、反感を持つ人もでるのは当たり前のことなのですよね。 それでもあえて自分の意見を書きたいという理由は、私は日本の若い後輩たちへ、彼らに目覚めてもらうためにメッセージを送りたいからなのです。もうすでに脳みそが固まってしまっているトラウマだらけの人達は遅いので、それよりももっと若い世代の人々に、元気を出して伸び伸びと才能を伸ばして欲しいのです。それが、沈んできている日本の再生の道だと信じているからです。 日本の後輩たちにどんどん目覚めてもらうために、10代や20代前半の人達でポテンシャルが高い人達を見つけるたびに、私は力強く励まし続けています。それが、私が身の周りで出来る小さな人助けです。これは、この先もずっと続けていこうと思っています。 日本の、「若い芽は摘む」という言葉は、間違った習慣だと考えているからです。この言葉は、無能な人でも若い芽を摘んで、若い人にチャンスを与えないようにしておけば、自分が生き残っていくことができるというやり方を、一言で言い表したものなのです。つまり、日本人で無能だけれども権力を持ってしまった人は、能力の高い若い人に下手にチャンスを与えると自分の無能さがばれてしまって自分の仕事のチャンスを失ってしまうので、それを防いで自分がぬくぬくと生き残れるように、若い優秀な人にチャンスを与えないようにしていくのですね。 日本の社会のこういう習慣は、かなり昔から続いているそうですね。日本は、今まで、一種の社会主義国に近い状況なのではないかと、私は直感で感じています。若い優秀な人にチャンスが与えられないという場所は、まさに、社会主義国ではないですか。 今までの日本では、どんな若い人だったらチャンスが与えられてきたかというと、「丁稚奉公」型と、「たたき上げ」型です。仕事の出来や才能や成果よりも、その道一筋でもくもくと、エネルギーを注いで一生懸命がんばっているというパフォーマンスを見せ付けることの方が大事だったのです。一生懸命がんばっているんだという姿を見せ付けなければ、誰か大先輩に引っ張り上げていただいてチャンスを与えてもらえることはありえないのですね。だから、様子を伺いながら、一生懸命さをアピールして、ひたすらチャンスを待って、やりたいことも犠牲にしなければなりませんでした。江戸時代以降の百姓根性が、何百年もずっとそのまま残ってきていたのですね。 でも、このやり方や風習では、これからの日本の再生は、とても難しいと私は危機感を持っています。もっともっと、優秀で実力のある若者に、チャンスをどんどん与えていかなければなりません。実力主義になっていけば、日本は再生すると信じています。*国際的になりましょう 前回の私のメルマガで次のようなことを書きました。「とても日本的な、本音と建前を分けて波風立てないように自分を押さえ込むタイプの人は、アメリカやヨーロッパの生活には、あまり向いていないということです。このようなタイプの人は、本来ならば日本にいるほうが向いているだろうし、アメリカに住んでいても仕事をするなら日本人の中でやるほうが合っているということだと思います。そうでなければ、本人も気疲れしてしまうし、相手のアメリカ人(ヨーロッパ人)も気疲れさせてしまいます。」 その前にも、私の著作やメルマガの中で、何度も、「出る杭は打たれるという言葉は、日本独特のもので、スペインにはそんな言葉は無い」ということについて、詳しく述べました。何年も前から、繰り返し、私はこれについて書いて、日本の後輩たちに目覚めてもらうために、彼らに知らせようと思って、試みてきました。 国際人とは、グローバルスタンダード(世界水準)の考え方と価値観を身につけ、外国人に混じって対等に仕事をしていくことが出来る人のことだと思います。この場合、語学力よりもその人の考え方と価値観、頭の中身とキャラクターのほうが、重要です。語学力を磨くだけでは、あまり意味がありませんし、外国人の恋人とつるんでいるだけでも意味が無いです。外国人の恋人とつるむことだけでは、国際的とは言いません。やはり、外国人と対等に意見を交し合って、日本人社会の中でつるむのではなくて外国人とも仕事をやっていける人こそが、国際人だと思います。日本の後輩たちには、国際人になっていって欲しいと思います。 そのためには、意思表示をはっきりして、自分の意見を述べることが重要ですね。そうすれば、仕事相手として、外国で仲間に入れてもらえると思います。 今回、私が、私以外7人全員アメリカ人の世界水準のジャズ・ミュージシャン達とバンドを組んで、音楽を録音できた経験から、そのように学びました。もしも、私が、日本人的に縮こまっていたら、彼らは認めてくれなかっただろうし、参加してくれなかっただろうと思います。アメリカに来る前に、6年間スペインに一人で住んでいたので、その時に色々学んで、知らないうちに国際的になっていたのだと気付きました。* 丁稚奉公型、たたき上げ型が無意識下であせりだした日本の様子 最近のお便りや友人からの相談を見ていて、日本の社会の枠がくずれはじめ、時代が変わってきている様子を、肌で感じています。 何が起こっているかというと、「スキルとコンテンツ重視の時代」に変わってきているのです。 私の周りで、今まで私と同じように、ずっと勉強を続けて才能や能力を磨き上げてきた友人達が、日本でどんどん信じられない抜擢をされて、それこそごぼう抜きの飛び級で、ありえない速度で若くして出世し始めているのです。丁稚奉公型やたたき上げ型の人々を通り越して、いきなり、彼らの上司になったり、大きな会社で一番偉い人として抜擢されるケースなどが、ここ数ヶ月ずっと、続いているのです。おかしいです。確率論からいって、そんなに何人も続出することは、ありえません。 最初は、昔からの友人が、出世したニュースを聞いて、「よかったね!おめでとう!」と一緒になって喜んでいましたが、それがまた一人、さらにまた一人と続くと、「これは、日本の時代が変わってきているんだ、今はカオスの状況だ! 何かが起こっている」と気付きました。そんなわけで、はたと気付いた私は、昔からの友人で、霊体のポテンシャルが高かった人々を思い浮かべて、彼らの名前をグーグルで検索し始めました。すると、みんな、出世しているではありませんか! 中には国会議員になっている人もいました。まだ若いのにありえない話しです。一昔前では、考えられない状況になってきています。多くの私の友人達が、飛び級出世状態です。 カオスです。そうして、数日前、ある友人から悩みの相談を受けました。彼はずっと留学して学問を積んできたので、日本に帰国していきなり取締役になったのですが、たたき上げ型の人々から嫌味をねちねちと言われ続けているらしいのです。なぜなら、彼は勉強を長く続けたお陰で、人がちょっとやそっとでは追いつかないくらいの知識と能力を蓄えているからで、スキルの実力が抜きん出ているからなのです。たたき上げの人達が毎日いろんなことを犠牲にして働き続けている間に、彼は、自分の勉強に集中して、好きなだけ思う存分に能力と知識を伸ばしたのだから、即戦力となる高いスキルがあるために、会社は彼を抜擢したのです。彼は人を使う側になったので、使われる側になった彼の友人は、急に嫉妬心から嫌味を言ってくるようになってしまったといっていました。「そんな、卑屈で嫉妬心の強い人達の言うことなんか、無視して、元気を出してがんばって!」と、私は励まし続けています。ここで、彼はへこたれてはいけません。「へこんでいるひまがあったら、どんどん仕事で結果を出して、優秀さを発揮して!」と勇気付けています。 今までだったら、飛び越して急に出世するということは、日本ではありえなかったことですね。優秀で能力が高くても、チャンスさえ与えられませんでした。それが、今になってなぜ、優秀な人々が抜擢されてだんだんチャンスが与えられるようになっているかというと、すぐに結果を出せる優秀な人に活躍してもらわなければ、会社の存続が危うい、経済が下降気味のカオスの状況だからです。 少子化で、財源が減ってきていることも影響して、結果重視の、アメリカのような実力主義に、日本も変わってき始めているのですね。今までのように、「実力がさほどではないけど一生懸命にやってますぅ~パフォーマンスのみで生き残る方法」が通用しなくなってきているので、丁稚奉公型やたたき上げ型の人々が、「追い越されてしまう、やばい、有能な人にチャンスを奪われてしまう!」と、あせりはじめているから、優秀で急激に出世した人を、たたくのですね。なせ、彼らは自分が能力を高めることではなく、優秀な人をたたく方向にエネルギーが向かうのか、それは、自分の人生が上手くいっていなくて満足していないので、自信が無いからです。 日本では、この先、まだまだこの混乱は続くでしょうし、急激に出世した優秀な人々を、たたき上げ型と丁稚奉公型が、ねちねちと嫌味を言ってたたいて足を引っ張るという現象が、もっともっと続いていってしまうでしょう。しかし、次の時代へ生まれ変わるための、膿だと思うので、次の日本を再生させる役割の優秀な人達は、そういう風当たりに、決してへこたれないで下さい! 優秀な人をたたく、嫉妬心を持っている卑屈な人は、放っておいても、ちゃんと宇宙からしっぺ返しが来ますので、そんな卑屈人なんて余裕を持って無視して、自分の道を突き進んでください! 日本が沈んできてしまっている今の時代だからこそ、私はそんな人達を応援します! これからの日本は、頭の中身(コンテンツ)と、スキル重視の、実力主義に変わっていきます。 続きは、また次回!
2007年10月29日
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2005年10月5日発行号 続きアーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 47 10/04/05 (水) 発行<前回続きです。>* 録音後、ミュージシャン達は、霊界からの音楽だと身にしみて納得! 私は実は、5歳から19歳まで長年オルガンを学んで、子供に教える免許も取得しているため、音楽理論はマスターしてあるので、コードについても知識はありますが、作曲した本人もついていけないような曲でした。 たまに人に、“パッとやって、ちょっとやっただけで、音楽が上手くいくと思ってるのか?なめんなよ。”みたいなことを思われたりしましたが、私は外にいちいち言っていないだけで、実は、音楽の下積みは英才教育から始まり、今まで辞めずに続けてきています。その姿を全く知らない人は、ずるいと思う人もいるということを知って、日本に向けては、幼少時から音楽を続けているということをわざわざ言わなければならないのかなと、気が付き始めた今日この頃です。 アメリカでは、今まで私が積み上げてきたことをいちいち言わなくても、出てきた作品が素晴らしいかどうかのほうが大事なことなので、問題ないです。アメリカは、ほんとに、いい意味でも悪い意味でも実力主義です。その人が今までどんなに一生懸命やってきたかという姿勢は一切見てくれない代わりに、いい作品を作っているかどうかだけを重視します。その人がどう取り組んでいるのかということは、見ないですね。結果のみが問われます。ですから、私にとっては、アメリカは音楽の仕事をしやすかったので、スムースに事が運びました。 今回の音楽制作は、作曲、編曲の一部、ミュージシャンの選考とスカウト、交渉、プロデュースも全て自分でやり遂げたので、何も音楽をやったことがない人がいきなりは出来ない仕事です。5歳から続けた音楽の下積みの成果が、表れました。3年ほど続けたDJ活動も、とても役に立ちました。何事も、楽して上手くいく世界はないですね。長い間かけて、こつこつと積み上げていかなければ、いいものは作れないと思います。 今回参加してくださったミュージシャン達は、私の意図、音楽の下積みの知識、才能をよく理解して下さったし、難解な曲にチャレンジしたことをとてもエキサイティングに感じてくださり、今後の録音や音楽活動にも参加してくださることになりました。私には、それだけで十分幸せです。一部の人々でも、自分の音楽を理解してくださる人がいるということは、とてもありがたく思っています。彼らには、とても感謝しています。 録音が終わると、彼らは全員、最初の印象以上に、私に才能があったことを身にしみて理解してくれて、見直されました。みんな、握手が固かったです!あまりにも難解な曲だったので、みんな、本当に霊界からの曲なのではないかと、納得してしまった様子です。
2007年10月27日
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2005年10月5日発行号アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 47 10/04/05 (水) 発行 前回のメルマガで、日本人とスペイン人やアメリカ人の表現の違いについて書いたことについて、お便りが何通かありました。いつもより反響が大きかったです。みんな、日本の、周りに気を使って縮こまって、本音が言えない風土について、なぜか分からないけれどなんとなくおかしいなと、考えている人が多いということです。 逆に言うと、とても日本的な、本音と建前を分けて波風立てないように自分を押さえ込むタイプの人は、アメリカやヨーロッパの生活には、あまり向いていないということです。このようなタイプの人は、本来ならば日本にいるほうが向いているだろうし、アメリカに住んでいても仕事をするなら日本人の中でやるほうが合っているということだと思います。そうでなければ、本人も気疲れしてしまうし、相手のアメリカ人も気疲れさせてしまいます。20代後半以降の人達は、自分のキャラクターと価値観に合わせて、日本に住むかアメリカやヨーロッパに住むかを決める方がいいと思います。 しかし、10代後半から20代前半まで位の若い人達は、日本で縮こまって、自分を押さえ込んで能力(その人のポテンシャル)を小さく見積もらないで、もっと伸び伸びと大きく才能を伸ばしてほしいです。それが、沈みかけている日本の再生の道の1つだと思っています。一人一人のポテンシャルを最大限に伸ばして活かせば、それは社会に大きく還元されていくことだからです。脳みそは、20代前半までには固まりはじめ、28歳くらいから脳の老化が始まるので、その前までに、本音と建前によって自分を縮こまらせてしまう考え方の型を外して、自由に伸び伸びと自分のポテンシャルを伸ばしてほしいと願っています。20代前半ならまだ間に合うので、私はそういう人達に出会うたびに、彼らを励ましています。やりたい勉強があれば、どんどんやってください。そして能力を伸ばしてください。 生まれ持ったポテンシャルは差がありますが、中には、せっかくポテンシャルが高いのにそれに気づかず、抜きん出てはいけないという意識で自分のポテンシャルを押さえ込んで、自らの可能性を縮めてしまっている日本人を、よく見かけます。せっかく素材はいいのに、自分で自分を縮めて押さえ込んでしまっては、実にもったいないです。同じくらいのポテンシャルなら、例えばスペイン人やアメリカ人だったら、自分を縮こまらせることなく、伸び伸びと才能を伸ばしていっています。「抜きん出ないように縮んでいなければならない」というのか、「好きなだけ伸び伸びと才能を伸ばしても大丈夫なんだ」という、意識の違いが原因です。スペインのピカソやダリのようなケタ外れの芸術家が出てこないのは、そのせいだと思います。「人間が演奏できない七福神の曲」 さて、七福神の音楽は、8月15日に録音が終わりましたが、じっくり聴いて検討した結果、一部分をオーバーダブ(録音の音源の上にさらに重ねて再録音すること)をして、もっと丁寧に編集しなおすことに決まりました。音の調節をしなおしたいです。例えば、ベースをほんの少し大きくして、ドラムスとパーカッションをもっと大きめにして、サックスを少し小さくする、などです。音の調節は、きりがないので、たぶん、これで終わりということはないですが、自分で納得のいく音になるまでは、一人でスタジオにこもってミックスし続けようと思っています。何日も、結構時間のかかる、地道な作業です。コストもかかってしまいますが、ちょっとでもいい音楽作品を、皆様に提供したいという一心で、出来るところまでは丁寧に仕上げます。 実は、全ての録音が終わった時には、参加したミュージシャン達は、「あまりにも難解な曲で、聴いたことがないものがあるので、もしかしたら、本当に神様から送られてきた曲なのかもしれない」と、うすうす理解していました。中には、人間が演奏できない曲もありました。今日は、これについて書きます。* 3曲目 “Coming Down from the Universe” アルバムの3曲目に入っている、「七福神たちが宇宙から、私達のいる下界に降りてくる」という内容の曲があるのですが、これがまた、参加ミュージシャン達にとって、思った以上に難しい曲だったのです。デモテープは、一見、ぱっと聴いたときは、簡単そうに聴こえるので、プロの中でも世界水準のジャズ・ミュージシャン達が手こずっている姿を見て、私はびっくりしてしまいました。自分の予想では、もっと簡単そうに思っていたからです。 私が作曲したとはいえ、しかも、初めての作曲だったのに、こんな複雑な曲を作ってしまったので、自分でも驚いています。私以上に驚いていたのは、参加したミュージシャン達のほうでした。彼らは全員、40代後半のベテランです。オリエンタルはとても若く見られるので、私のことも、彼らは見かけで判断して、10代後半か20歳くらいに思っていて、「無名の小娘の作った曲だから、大丈夫だろう、なんとかなるだろう」なんて考えていたのでしょうね。それが、録音が進むに連れて、みんなの形相が変わってきて、必死になってきて、驚きの表情になっていきました。歯を食いしばって必死で演奏している人も何人かいました。「こんな若い小娘の、しかもファーストアルバムなのに、俺にとって難しい曲を作ってきやがって、こいつは、もしかして、ジェニュイン(本物:ここでのニュアンスは、生まれつきの持って生まれた才能)なんじゃないか?」と、3曲目くらいから、みんな、はたと気づき始めたのです。 どこが難しいかというと、コード進行がとても複雑なのです。みんな、前もって練習が必要でした。録音のために、デモテープの音楽を、全て楽譜に起こしましたが、複雑極まりないコード名が、ずらずらと続くのです。“何?このコードは?”という感じで、いつものように、パッとコード名を見ただけでは演奏できません。 私の曲はジャズで一般的に使われるコード進行とは、全く違ったものです。ジャズは、コード進行のパターンがあるので、それにあわせて練習して精進していけば、やがてだんだんと何でも演奏できるようになっていくものなのです。 しかし、私の曲(七福神の曲)は、ジャズのコード進行でもないし、他の曲で参考になるようなコード進行に当てはまらない、強烈に独創的なものなのです。だから、練習してクリアするしか、方法がなかった曲です。 特に、この曲は、ベーシストが、私が作った通りには全くといっていいほど演奏できず、みんながピザを食べて休憩している間も一人で練習し続けていましたが、彼はとうとう根を上げて、“I can’t ! ”と言いました。それで、仕方がないので、「あなたが出来るように適当に変えて弾いて下さい。曲が変わってもかまわないので。神様の音楽なので、難しすぎるのです。」と、私はなぐさめました。このベーシストも、巨匠のディジー・ガレスビーと活動していたような、世界水準の人なのに! 驚いたのは、私のほうでした。彼は、きっと、この日、くやしくて夜は、寝られなかったかも知れません。 この曲は、ダブルベースで、私はベースラインを2つ作って、組み合わせたので、片方をピアノに低い鍵盤でひいてもらって、もう片方をベーシストに弾いてもらう予定でした。当日、ベーシストが弾くことが出来なかったので、私が作った曲とは全くといっていいほど、変わってしまいました。 この曲は、改めて、私が一人で、オルガンの下の方の鍵盤を使って、ベーシストが出来なかった複雑なベースラインを弾いて、上からかぶせて録音しなおして、加える予定です。10月中には終わらせます。この曲は特に、ベースラインが独特で、それが個性となっている大切なキーポイントなので、どうしても、このベースラインを加えなければならないと思い直しています。できるだけ、七福神が送ってきた音楽に近づけて、それを再現したいです。* 4曲目 “Ritual for Purification” 4曲目の、浄化の曲は、これもまた難解な曲でした。これは、全員が、” Very hard tune! “といって、苦労していました。何度も何度も、演奏途中に、誰かが“失敗したからもう一回やり直してくれー!”といって、止めて最初から録り直しました。恐るべし難しい曲です。 これも、コード進行が難しくて、リズムが裏拍子ばっかりなので、とても演奏しにくい曲です。 これは浄化のパワーのある曲なので、ぐるぐると回っているような、渦が起こる曲です。落ち込んでいたり、うつ気味の人は、よくない霊が近寄ってきていますが、そういうのを含めて、浄化の力がある曲です。うつ気味の落ち込んでいる人が聴くと、ちょっと気分が悪くなるかもしれません。逆に言うと、だからこそ、それだけ、浄化の作用があるということだと思います。 明るい前向きな、精神状態がいい人が聞くと、なんともない曲かもしれません。これも、私自身が作曲しているのではなく、宇宙霊から送られてきた、浄化の目的の曲なのです。これは、皆様のお役に立てる曲だと自負しています。 ドラマーは、「これは人間がたたけるリズムではない! 人間がたたけるように、ちょっと変えさせてもらったよ。」と言っていました。 これも、デモを聴いたら、簡単そうに聴こえるのですが。リズムがそんなに複雑かなあ、と思ってもう一度よく聴いて観察すると、な・な・なんと、リズムは、「7ビート!」でした。「ああ、七福神の曲だから、7ビートになっているんだろうな。」と納得しました。聴いたことのないリズムです。これは、私が頭で考えて作っているのではなく、七福神からチャネリングして受け取った曲なのです。頭で考えて、7ビートなんて作ることは出来ませんから。 結局、7ビートは無理なので、少し変えて、「サルサ・グルーブ」と名づけて、新しいリズムを作りました。これが、人間がたたけるリズムの範囲内です。
2007年10月24日
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2005年9月21日号 公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 46 9/21/05 (水) 発行 皆様、こんにちは。お元気ですか? 私は、最近は特に、新しい面白い人々との出会いが急速に増えて、エキサイティングな日々になってきました。毎日忙しいですが、楽しいです。 私は、ニューヨークに来て以来、日本のメディアでライターの仕事もしていることもあり、今まではずっと行動半径が狭くて、身の周りの日本人達と関わることが多かったのです。 それが、七福神の音楽の録音がきっかけで、ミュージシャンが私以外全員アメリカ人ということで、そこからアメリカ人の友人達が増えています。私の身の周りが、今までとは打って変わって、急激に国際的になってきました。七福神が、「あなたはニューヨークで、日本人とだけつるんでいてはいけません。ヒントは多様性です。行動半径をもっと広げなさい」というメッセージを私に送ってきていたので、だんだんそのように、私の日常が変化してきているのだと思います。 今日は、アメリカ人について気づいたことを書きます。日本人とアメリカ人の表現の違いについて。比較文化ですね。 このメッセージは、ぜひ日本にいる若い人達、特に20代前半までの人々に向かって送りたいです。彼らは日本で縮こまらないで、伸び伸びとしてほしいし、それぞれの才能や能力を伸ばしていってほしいです。 「ニューヨーク育ちのアメリカ人F」* スペインとアメリカの省エネさ スペイン人はとてもストレートで、本音と建前とか、裏表が無くて友達付き合いがとても楽でしたが、アメリカ人もそうですね。少なくとも、私の周りにいるアメリカ人達は、とてもストレートにはっきり物を言います。彼らは、「こう言ったら嫌われる」とか考えずに、率直に物を言ってくれます。考えていることと言っていることが、一致しています。ですから、お互いに信用できるいい友人関係を築くことができます。これは、日本から出て気づいたことですが、海外では友達付き合いの基本ですね。友達かそうでないかの違いは、考えていることと言っていることが一致しているかどうかが、大きな要因になります。 私にとっては、このようなスペインやアメリカの、ストレートに物を言い合える風土のほうが、とても合っていることに気づいて、伸び伸びと生活することができました。「伸び伸び」するということは、「余計なことに気を使わなくていい」ということなので、「自分のエネルギーを余計なことに使う必要が無い」ということです。この環境は、私にとって、とても「省エネ」でした。省エネのお陰で、伸び伸びして、勉強に打ち込むことができたし、自分の才能と能力を思う存分伸ばすことに集中できました。人に気を使わせない風土のスペインを留学先に選んで、とてもよかったです。 スペインだけでなく、アメリカも、人に気を使わせない風土で、省エネです。よく考えたら、ヨーロッパやアメリカのほうが日本よりも大きいので、世界的に観れば、日本の「本音と建前」の人に気を使わせる風土のほうが、特殊です。各人の才能や能力を存分に伸ばすという点で観れば、日本のこの風土は、マイナスに働きます。本音と建前を常に考えて、周りに波風を立てないように気を使い続けていることは、自分のエネルギーをその分無駄に使っていることなので、才能を伸ばすことにエネルギーを集中できないということになります。 人間のエネルギーには限りがあるので、一生を長いスパンで見れば、若いうちにできるだけ才能と能力を伸ばすことに集中して、ゆるぎない土台を作ってから活躍するようにするのがいいと思います。ちまちまと、「周りに出遅れたらまずい」なんて考えてあせらずに、伸び伸びと能力を伸ばしてください。何の分野でもいいので、ゆるぎなく自分の才能を伸ばして築いたら、アメリカやヨーロッパでは、自然に活躍のフィールドが広がります。あせる必要はありません。 勉強期間は長ければ長いほどいいです。ヨーロッパは貴族階級社会ですが、貴族の子息は、35歳くらいまではずっと勉強を続けて、世界中を留学して歩きます。人間の教育に一番投資するのです。そして、35歳以降になってからぼちぼち、「思う存分勉強したから、そろそろ、何か働き始めようかなあ」と彼らは考え始めます。伸び伸びとして、ゆるぎない何かの能力を確立してからのほうが、その後、活躍のフィールドが広がっています。驚きですね。貴族の友人ができて、この風習を知った時、「ああ、まだまだ日本は豊かな国ではないのだな。若者に余分なエネルギーを消耗させて、縮こまらせて、才能を伸ばさせない国なんだな」とつくづく思いました。 今後は、20代前半までの若い人々に、ぜひこれを伝えていきたいです。彼ら若い人々は、これからの日本を背負っていると思うので、彼らに、できるだけ、伸び伸びと周りを気にせずに才能と能力を伸ばして欲しいと願っています。日本のほうが特殊なのだから、日本にいて周りに気を使ってエネルギーを消耗して縮こまっているのなら、思い切ってヨーロッパやアメリカに来て、率直にどんどん現地の人々の中へ入って行って、各自の才能を伸ばして欲しいです。* アメリカで対等に仲間に入れてもらうには 私は日本生まれで日本育ちなので、日本にいた頃は、日本人の「本音と建前」の裏表のあるところは、「周りと波風立てないようにするための、大人としての仕方がないエチケット」なのだろうなと思っていました。皆、無意識のレベルまで、「本音と建前」が染み付いてしまっている人が多いですよね。条件反射のように、いつもそうやってしまうのです。しかし、「本音と建前」が常にあるということは、「考えていることと反対のことを言っている」ということなので、つまり、「ウソつきである」とも言えるので、よく考えると、「信用できない奴だ」ということになります。 これを、このまま、よく考えないで海外で外国人に対して同じようにやってしまうと、「あの日本人は、何を考えているのかよく分からない奴だ、信用できない奴だ」と捉えられてしまいます。これでは、なかなか日本人の枠から抜け出ることができませんね。 ニューヨークで、日本人でジャズをやっている人々からよく聞くことですが、「私が日本人だから差別されて、世界的なジャズミュージシャン達に、なかなか仲間に入れてもらえない、黒人じゃないとだめなんだ」などと言っている人が多いのです。 これは、こちらに住んでいるうちにだんだん分かってきましたが、才能や実力のせいだけではないと思います。本人のキャラクターのほうが、大きな原因ではないかと思います。日本にいた時と同じように、アメリカ人ミュージシャンに対しても「本音と建前」を使い分けて、いつもニコニコしていては、そりゃあ、相手は「こいつ、何を考えているのか分からない」と気持ち悪がることでしょう。 今回、私が、ファーストアルバムで初めての録音だったにもかかわらず、世界水準のアメリカ人ジャズミュージシャン達7人に、参加していただけた理由は、私が一切「本音と建前」で話さずに、率直に「本音のみ」で話をするように努めていたからだと思います。私は常に率直に物を言っていたので、彼らの多大なる信用を獲得できたのだと考えています。自分の才能のお陰だけではなく、キャラクターのお陰もあります。世界的ミュージシャンといっても、向こうだって人間なので、彼らが友達になりたくなるようなキャラに自分がなればいいのです。* ニューヨーク育ちのアメリカ人Fとの出会い 最近、インタビューを取った人で、ミュージカルやダンスのプロデューサーがいます。彼女は、なんと、もとバレリーナ・ダンサー上がりで、敏腕のプロデューサーなので、私は以前からとても興味を持っていました。彼女とは3年前に、仕事を通じて知り合ったのですが、会った瞬間に、彼女は私に何かを感じて、「私はあなたが何者であるか知っている!」という謎の言葉を私につぶやきました。私はびっくりして、それ以来、お互いに、「今どうしてる? 何やってるの?」と連絡を取り合っていました。私は全くの無名なのだから、今思えば、彼女は、そういう謎の勘が働く人なのでしょうね。 彼女はまだ若いのに、自分の力で何億円も(!)集めてきてブロードウェイ・ミュージカルをプロデュースしています。リンカーンセンター・フェスティバルにダンス公演を実現させたりもしています。「よく、そんなことを実現させる能力があるなあ、すごい人だなあ」とずっと関心がありました。ただのダンサーが、そこまでのことをやり遂げる能力があるわけがないのです。企画も、時には脚本や振り付けも、企画書執筆も、資金集めの交渉も全て、彼女がやっているのですから。彼女の方こそ、タダ者ではありません(笑)! インテリに違いないと思いました。 インタビューをとっている最中に、さらに驚愕しました。日本では、言ってはならないようなことばかり、当たり前のような顔をして、彼女は普通に言い放つのです。日本とアメリカの文化の違いを目の当たりにしました。例えば、「あなたは、もとダンサーだけれど、そんな大掛かりなプロデュースができるなんて、ただのダンサーではないでしょう?ダンサーが、そこまでやり遂げる能力はないですよ。」と私が聞いたとき、「はい、私は普通のダンサーではありませんよ。」と答え、「あなたは、インテリでしょう?」と聞くと、「はい、そうです。大学は2つ出ていて、ダンス専攻と、サイコロジーと、2つの学位を持っています。ダンスだけでは、退屈です!」と言い放ちました。大学は名門コロンビアでした。「すごいですねえええ。」と私が言うと、「はい。実は父親が外科医なので、私に4歳からバレエ教育をつけさせてくれて、父がずっと私をサポートしてくれました。そのお陰で、16歳からプロとしてバレエ団に入り、踊っていました。私の勉強を、父親がサポートし続けてくれたお陰です。」と、彼女は答えました。 彼女はなんて率直な人だろうと、私はとても気に入って、すぐに打ち解けていい友達になりました。でも、もし、彼女のような日本人が、日本人に同じことを言ったらどうでしょうか?きっと、「たたかれる」か、「総スカン」でしょうね。「タダのダンサーではないでしょう?」とか、「インテリでしょう?」と聞いたら、日本では、「いえ、それほどでも・・・。そんなことないです」などと、建前を言わなければ、波風が立ってしまいます。 そのうえ、「父親が外科医だから」だなんて、日本で言ったら、それこそ、「こいつ、自慢しやがって!」なんて受け取られてしまいますよね。 やっぱり、アメリカは自由に意見が言えて、伸び伸びと率直に物が言える風土なので、才能が伸ばしやすくていいなあと思いました。余計なエネルギーを消耗せずに、気を使わないで伸び伸びと、自分のやりたいことにエネルギーを集中させることができます。 彼女が、自分の才能を存分に伸ばして、若くから活躍しているのは、きっと、アメリカの風土の中で育ったからという要因が大きいと思います。日本人の若者が、周りに気を使って縮こまってエネルギーを無駄にすり減らしている間に、彼女は、周りに気を使わずに、率直に物をいい続けて、伸び伸びと能力を伸ばすことが出来たからだと思います。
2007年10月22日
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2005年9月13日発行号公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 45 9/13/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。お元気ですか?ニューヨークは、秋らしくなってきました。写生教室のためにセントラルパークに行くと、涼しくて気持ちがよかったです。 さて、今回も、前回のタロットカードについての続きを書きます。手相鑑定とタロット鑑定は、本職のアート活動とは違って副業なのですが、もうかれこれ7年もの間、ずっとお客さんが途切れることなかったので、細々ながら続けさせていただきました。孤独な芸術制作と違って、様々な人と出会って悩み事を改善するお手伝いができるので、充実感があったため、続けてこれたのだと思います。人のお役に立てると嬉しいものです。(2006年秋より、手相鑑定とタロット鑑定は辞めてアート活動と執筆活動だけに専念しております。現在は鑑定を行っておりません。ご了承くださいませ。)「タロットカードについて」2* タロットカードとの対話 前回書きましたが、私が使い込んでいるタロットカードは、スペインで手に入れたもので、世界最古の2つのタロットカードのうちの、1つだと言われているものです。22枚一組です。 使っているうちに、いつからか、私のカードには何か霊的存在が宿っています。それから私は、カードと会話をするようになり、今でもその会話(チャネリング)は続いています。きっと、タロットカードとは、霊界と人間界との橋渡しをする、交信機器のような作用をするのだと思います。私は、タロットカードを通して私にメッセージを伝えてくる霊的存在の彼らのことを、「先生方」と呼んでいます。 カードは、右手で反時計回りに混ぜますが、私の右手の指先から、カードが言いたいことが、ダイレクトに伝わってきます。テレパシーによる、霊的存在と私の会話なので、その信号は、激しいものです。見逃すようなかすかな信号ではありません。ものすごく強い信号なのですぐに分かるし、無視できないほどの強烈な衝撃で伝わってきます。彼らは、言葉で伝えてくるわけではないので、強い衝撃で私に理解させようと試みるのでしょう。 カードを混ぜていると、「ここで止まれ!」と、カードたちは私に強い衝撃で知らせます。 私はそこですぐにカードを止めて、そっと集めて、上から開いていき、解読します。そうすると、質問の答えが出てきます。カードを眺めているうちに、彼らの言いたいことが聞こえてきます。それをお客さんに答えています。 タロットカードはウソをつきません。恐ろしいものですね。お客さんが伏せていることまで出てきます。ですから、私はむやみにはタロットカードでは質問しないようにしています。必要最小限だけの質問にしています。 自分のことについては、自力で考えて決断するようにしているので、タロットカードには質問しません。敬意を払っています。* 質問を絞るということ タロットカードに質問する時は、カードたちは、私に、「質問者が誰であるか特定できる情報として、名前(漢字で)、生年月日を言って下さい」と伝えてきます。そして、「ある場所について知りたい時は、その住所を言って下さい」とか、「目の前にいない人について聞きたい時は、その人物の情報として、名前と生年月日を言って下さい、できれば住所も教えてくれるとより特定できます」と言います。 ですから、私は最初、タロットカードの使い方の手ほどきは、スペインの祈祷師に教えていただきましたが、そのあとはカードたちとのチャネリング会話によって、使い方をカードから直接教えていただきました。* 的を得ない質問はカードが怒ります お客さん自身が自分の状況と質問内容を整理できていなくて、頭の中がまとまっていない状態の時は、いいかげんでくだらない質問をカードにすると、カードが怒ることがありました。私は、お客様に対しては、丁寧に応対させていただくことを心がけているので、カードが怒っても伝えることはできませんでした。 質問者が一度聞いた質問を、形を変えてもう一度聞いたときのことです。私は、しばらく考えて、仕方なく黙ってカードを混ぜていました。 すると突然、カードを混ぜていた私の右手指先から、ものすごく強い不愉快な衝撃が伝わってきて、カードが拒否しているのが分かりました。その衝撃は、耐えられないほどの吐き気として、私に伝えられます。思わず、混ぜていた手を止めてしまいました。「あんた、これについては、今さっき答えたじゃないか! つい今しがた聞いてきた質問と同じ内容の質問を、私にしないでくれ」とカードが私に伝えてくるので、「はい。ごめんなさい。」と私は心の中で答えました。目の前のお客さんには言いませんでした。「あんたね、この人は、自分で自分が何を考えているのか、頭の中がまとまっていない状態なのだから、まず、自分の状況を客観的に見てもらって、質問を絞ってもらわないとダメだよ。」とカードは私に伝えてきました。「はい。先生方、申し訳ございません。もっと本人に自分の問題について考えてもらって、質問を絞るべきでした。」と私がカードにテレパシーで答えると、「質問者自身に、もっとよく自分のことについてよく考えてもらって、どうしても困っている時だけ、質問をできるだけ絞って、私達カードに聞きなさい」と先生方は答えました。 タロットカードは、まるで一人の人間のようで親しみがもてますね。ごもっともなことを言っておられます。 カードたちは、私に分かりやすい信号として、強い衝撃を送ってくるのです。カードが嫌がっている時は、私はその度に、一瞬ですが強い吐き気を感じるので、タロット鑑定は、決して生易しいものではないですね。覚悟がいります。「どんなに困っている質問者でも、その問題を招いたのは、自分自身なのですから、自分でよく考えて、学ばなければなりません。特に、カップルや夫婦の問題は、片方だけが悪いということは、決してありません。恋人というのは、自分と同じようなレベルの波動のもの同士が惹かれあってくっつくのですから。相手の問題の中に、自分の問題があるのです。傲慢な人は、どうどう巡りをしてしまいがちです。私達カードに聞かずに、自分で考えるということは、とても大事なことなのです。」と、カードは語っていました。 逆に、カードによって、自分の潜在的能力に気づいていない人を見つけて、励ますことができたときや、その後、自信をつけて活躍してくださっている様子をお便りで頂いたときは、とても嬉しく、感慨深いです。 人生の問題は、結局は、自分の胸に聞いて考え抜いてみなければ、本当には解決していけないのですね。タロットカードの先生方に教えていただくことは、計り知れないです。
2007年10月19日
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2005年9月6日発行号公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 44 9/06/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。お元気ですか? ニューヨークは涼しくなりました。過ごしやすい季節です。 さて、今回は、タロットカードについて書きます。最近、霊感とか占いとかには全く興味がない知人が私のタロットカードを一目見て、それに漂っている非常に強い霊力を感じて驚いていたからです。彼は、ただならぬ何か強い力を、カードから感じていました。私が机の上にタロットを置くと、彼はそれを見て、「何これ? なんか、これには、ただならぬ雰囲気が漂っているなあ。これ、なんかあるなあって、僕でも分かるよ。タロットカードなんて、僕はバカにしていたのに!」と、ギョッとしてビビッてしまいました。「ええ? そう? 私には、このカードは見慣れているから、今さら、そんなカードの雰囲気なんて何とも感じないなあ。そんなに、このカードは、何かありそうに感じるの?」「うん。パッと見て、何だこれは! っていう感じが漂っているよ。ああ、びっくりした。タロットなんて、バカにしていたのに。」と、彼は、ヒイていましたね。 それから、私は、彼にタロットにまつわる数々のエピソードを話すと、とても面白がっていたので、メルマガでも、この話を公開していくことにしました。霊や占いなんてバカにしていて全く興味のない彼が、興味津々で面白がっているので、きっと読者の皆様にとっても面白いお話だと思います。 私は、スペインの祈祷師からタロット占いを学んで来て、タロットを頻繁に使い始めてから3年が経ちました。今では、毎週何回か使います。最初は、半信半疑だったのですが、最近では、タロットは頼りになる分身です。 「タロットカードについて」1* タロットを使うようになったきっかけ スペインで手相鑑定をしていた頃、私の鑑定が評判になり、お客さんが増えていきました。当たりだすと、お客さんの方から私を探し出して来るようになりました。しまいには、旅行中だったアルゼンチンの大臣や、世界的にメジャーなスター歌手までが私の鑑定に訪れました。 そして、現地で祈祷師(クランデーロ)と知り合いになりました。スペインには、クランデーロと呼ばれる、祈祷師がいます。祈祷師とは、それでご飯を食べている、れっきとした職業なのです。彼らは、おまじないや占いをしています。おまじないは、目的別に色違いのロウソクを使うようです。あとは、色別の天然石を使って、悪くなった体の調子を整えたりします。スペインやスイスでは、寝そべって、7色の天然石を体の7つのチャクラに置いて、10分くらいおいて体調を整えることがあります。エイズ患者の症状も、この方法で治まるらしいし、水晶を身につけることで、頭痛が治ることもあります。ヨーロッパの古い国は、歴史が長いので、不思議なことが色々行われているようですね。スペインの祈祷師の占いは、タロットカードを使います。知り合った祈祷師に、「あなたは手相鑑定が出来るのだから、タロットカードを使って占いが出来るはずだよ。タロットをやってみたらどう?」と勧められたので、「タロットは、正直言って、信じられないのです。あれは、偶然性もあるんじゃないかと疑っています。どうして、出てきたカードで、大事なことが占えるのでしょうか?」と尋ねると、「タロット占いは、出来ない人はいくらやっても出来ないのですよ。タロットで占える人は、そのように生まれるのです。(“ Nace Asi. ”)」「え?“ Nace Asi ?”(生まれつきなのですか?)」「そうです。あなたは手相鑑定が出来るでしょう? タロットも手相も、同じ仕組みです。手相鑑定が出来る人はタロットも同じように出来ます。そういうものなのです。あなたはタロット占いが出来るはずだから、やってごらんなさい」と彼女は言うので、私は、タロット占いを少し教えていただくことになりました。彼女は、数々のタロットカードの販売もしているので、どれを買ったらいいのか、聞いてみました。「タロットカードは、とてもたくさんの種類がありますが、一体、どれを買ったらいいのでしょうか? 初めて持つ一つ目のカードは、どれがいいですか?」「これがおすすめです」といって、彼女は、長細い大きなカードを一組選びました。「22枚の大アルカナだけのカードで、世界最古のタロットカードだと言われている2つのカードのうちの一つです。誰が、どこで描いたのか分からない、とても古い絵柄です。スペインの祈祷師達は、いくつものカードを使い分けることが多いですが、彼らの中には結局一生の間、このカードだけを使い続ける人も大勢いるのですよ。私もこのカードを主に愛用しています。ですから、最初買うには、このカードだけで十分です。あなたも、このカードだけを使うことになるのかもしれないのですから。」と、彼女は私に説明してくれました。「このカードは、大昔、どこからスペインへ伝わってきたのですか?」と私が尋ねると、「さあ、分かりません。エジプトの方面かなあ? カードの端に、カバラの文字が書かれてあるでしょう?」「スペインのジプシー達が使うタロットカードは、これですか?」「いいえ、彼らは、ジプシーのタロットカードを使います。」と言って、ジプシーのタロットも見せてくださいました。一回り小さい大きさのカードでした。並べ方も違うとのことです。 後日、最近になって分かりましたが、カードのカバラの文字とは、4000年の歴史があるユダヤ教の、古い文字のことでした。カバラの文字は22文字で、22枚のタロットカードに対応しています。 タロットカードは、もともとは22枚のものだけだったのですが、後の時代になって、小アルカナカードも加えて合計で78枚のものも作られていったそうです。* タロットカードとの対話 ある日の事件がきっかけで、私は、それ以来、タロットカードの言っていることに耳を傾け、カードと対話するようになりました。今も、彼らとの対話は続いています。 友人と私の3人で、雑談をしながら、タロットで占ってあげていた時のことです。質問者が質問を考えている間、私は手持ち無沙汰になって、無意識で、何も考えずに、タロットカードを切っていました。しばらくすると、突然、激しく気持ち悪くなって、吐きそうになり、思わずタロットカードをパッと手放してテーブルに置き、胸を押さえました。すると、“あれ?”とびっくり、カードを手から離した瞬間に、気持ち悪さはすっかり治っていたのです。直感的に、カードが怒ったのだと理解しました。「どうしたの?」と、目の前で、2人の友人が心配そうな顔をしていました。「“用もないのにカードを切るな!”って、タロットカードが怒ったんだよ。ものすごく気持ち悪くなって吐きそうになったから、手を離したら、急に治ったんだもん。このカード、生きているよ。」と私は、今、何が起こったのか、友人2人に説明しました。彼らは、私の様子を目の前で一部始終、見ていたのですから、本当に、目を丸くして驚いていました。「ええ? きっと、用もないのに、体を触られているのと同じなんだよ、タロットカードにとっては。これからは、もっと丁重に扱ったほうがいいんじゃないの?」と、友人は言いました。「うん。そうだね。このカード、まるで生きているみたいだから、私は、もう一生このカードを使い続けなくてはならないし、決して捨てることは出来ないな。捨てたり、使わなくなったら、カードに恨まれそうだよ。そんなことしたら、そりゃ、怒るだろうね。他のカードも買えないな。」と私はゾーっとするとともに、大変なことに片足を突っ込んでしまったのだな、もう後戻りできないな、と真摯な気持ちになりました。 そして友人と別れて一人になった時に、私はタロットカードに話しかけました。「タロットカードさん、これからは、用もないのにあなたを切ることもしません。質問もむやみにしません。どうしても聞きたい重要な質問に絞って、あなたに尋ねます。自分についての質問はあなたにしないようにします。私のことは自分でできるだけ考えますから。ただし、道に迷っている人々の質問についてだけ、あなたにお答えいただくようにします。その時も、質問を厳選して、あなたに答えていただきます。どうか、ご立腹なさらないようにして下さい。」 すると、カードはこう私に答えました。霊と会話する時のように、テレパシーを私に送ってきました。「よろしい。貴女が自分についての質問をせずに、人のためだけに質問をするという姿勢は、とても良いです。自分のことは、カードに聞かないようにしなさい。私のカードを、常に布で包んでおいてくれないかな? 裸で放っておかないでおくれ。」とカードは言うので、「はあ。布で包んでほしいのですか?」と私が聞くと、「そうです。布で包んでほしい。シルクの布がいい。化繊は嫌いなのです。木綿もゴワゴワして嫌だ。できれば、紫色の、無地の布がいいな。模様の入った布は嫌いなのです。花柄も嫌だ。無地がいい。」「はい、分かりました。ご用意いたします」と私は答えて、きょとんとしてしまいました。カードにも、人間と同じように、好みっていうものがあるのですね。花柄が嫌いで無地が良いなんて、好みがはっきりしているのですね。笑ってしまいました。カードには男の神様が付いているのかな? カードは、男のような性別を感じます。力強い感じです。男の神様だったら、そりゃあ、花柄はカッコ悪くて嫌でしょうね。分かる気がします。 その後、私は、無地の小さめのスカーフを探しましたが、紫色一色の無地のシルクスカーフなんて、なかなか売っていませんでした。大抵は模様入りですから。すぐに見つかったのは、フェラガモの無地の、黒っぽいオーガンジーのシルクスカーフです。紫ではないけれど、今のところ、カードにはこれで我慢していただいています。紫のものは、今後もめげずに探します(笑)。 タロットカードと私の対話シリーズの、続きはまた次回! お楽しみに!
2007年10月15日
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2005年8月30発行号公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 43 8/30/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。お元気ですか? ニューヨークは、少し涼しくなったと思ったら、また蒸し暑くなってきて、ここ数日間は過ごしにくい日が続いています。日本はいかがでしょうか? 28日には、リンカーンセンター・アウト・オブ・ドアーズという無料のコンサートのフェスティバルで、ジャズ・ボーカリストのディー・ディー・ブリッジウォーターのライヴがあったので、行ってきました。グラミー賞を2回受賞した方です。アメリカ人の友人で、彼女の大ファンの人がいるので、初めて観に行きました。正真正銘の正統派ジャズヴォーカルでしたね。 自分で作った曲は全くなくて、誰かの曲や、スタンダードのジャズ曲オンリーのステージでした。選曲は凝っていたものもあり、満足できました。私の好きなパーカッショニストのモンゴ・サンタマリーアの「アフロ・ブルー」や、ブラジリアンの、ミルトン・ナシメントやバーデン・パウエルの曲も歌っていました。これは、カッコ良かったです!しかしっっ、「ベサ・メ・ムーチョ」を歌いだした時は、一緒に観に行った連れと顔を見合わせて、「か、帰ろーか・・・・」とつぶやきながら、曲が終わるのを我慢していました。彼女のおしゃべりはとっても面白くて、いかにも大阪にいそうなおばちゃんだったので、このキャラで、人気があるのかなと思いました。 楽しませていただきましたが、私はどうも、もっとオリジナリティーの強い、個性的なジャズの方が好きみたいです。その人が作曲した曲を聴きたいし、演奏の仕方も下手でもいいので独特なその人のカラーが出ているものの方が好きです。 尊敬するプロデューサー&ミュージシャンのアル・クーパーも、演奏は上手ではないのに、味があって個性的だし。先日書いた、ドクター・ジョンも、技術的には上手っていうわけでもないのに、濃い味とコクがあるのです。技術も大事ですが、芸術は、技術だけではなく、アーティスト独特のカラーと、他の人がまねできないオリジナリティーが強烈にあるもののほうが大切だと思います。もちろん、プロとしての最低限の技術はあって当たり前です。一番の理想は、技術とオリジナリティーとの両方が備わったアーティストですね。それに、ソウル(ハート)が加われば、最高ですね。演奏家と、作曲家(アーティスト)は、別のものなのですね。「レコーディング終了」2 さて、前回の続きです。七福神の音楽のレコーディングが無事に終了して2週間がたち、ようやく落ち着いてきました。今後のほうが、まだまだやることがあって、大変そうです。ぼちぼちこなします。 少しずつ、メルマガで、参加してくださったミュージシャンの紹介をしていきたいと思います。*人生で一番嬉しかったこと 今回の録音では、私が超大ファンであるギタリストの、ビル・ペリーが参加してくださいました。世界的に著名なブルース・ギタリストで、アメリカ国内よりもヨーロッパで人気があり、毎年ヨーロッパツアーに行っています。ドイツ、フランス、イギリスで大人気です。様々なブルース・フェスティバルには、必ずといっていいほど出演しています。 彼のギターは語っているし、歌っているし、細かいコントロールが完璧で、シビレます。オトコらしい! 濃いコクと味があって、素晴らしい! 世界最高のギタリストのうちの一人だと思います。本来なら、もっと有名になってもいいくらいのアーティストです。彼は、黒人とネイティブ・アメリカンの血を引いているので、とてもエキゾチックです。声もしゃがれ声で、渋い! 3年前くらいからニューヨークで時々お会いしたことがあったご縁で、今回の録音参加もお願いして、デモテープを送りました。彼も、他のミュージシャン達と同様に、私の曲をとても気に入ってくださって、すぐに参加の承諾をいただくことができました。彼は成功している世界的なミュージシャンなのに、私のような無名の新人の、しかもファーストアルバムに参加してくださるなんて、信じられないことでした。非常にオープンですね。その人が新人であろうが、今までの経歴がどうであろうが、出てきた作品が素晴らしければ、認めてくださるのですね。結果重視の実力社会の、アメリカらしい懐の広さを実感しました。 ビル・ペリーが参加してくださるなんて、私にとっても周りの友人たちにとっても、あまりにも信じられないことだったので、録音当日まで、「本当に来てくださるのだろうか、やっぱり用事があるといって来てくれないこともあるのではないだろうか」なんて心配していたほどです。私自身も、「本当かなあ、キツネにつままれたみたいだなあ」と実感がありませんでした。 録音当日、彼は、録音の2時間前までには来てくださって、準備万端、整えてくださっていました。プロですね。真剣に取り組んでいる姿勢が感じられます。 録音がスタートして、ノリノリで演奏している彼の姿を見ると、「ああ、自分の曲を弾いてくれているなんて、夢みたいだな」としみじみ思いました。私は小さなパーカッションを色々持ち替えて演奏に加わっていましたが、彼と目が合うと、にっこり微笑んで楽しそうに演奏してくださっていました。 私は、大勢で演奏して作品を作り上げる楽しさを、人生で初めて味わいました。音楽っていいですね。音楽は、自分一人だけの力では決して出来ないものだし、何人かのミュージシャン達と共同作業で作り上げていくものなので、とても楽しいことです。一人だけで作り上げる文章や絵画と違って、何人かで作り上げる音楽は、その分、感動も大きかったです。今回は、私が企画してミュージシャンを集めて録音を実現させたので、この音楽は、会社組織を運営するのに似ていると思います。自分ひとりでは出来ない作業や技術を、他の人々のスキルや協力を結集させて形にしていくことだからです。ミュージシャンは全部で8人を使ったので、私一人では出来ない演奏とハーモニーを実現させることが出来ました。8人の力は、大きいです。1人では、何も出来ませんよね。私がコンピューターで作ったデモテープでは実現不可能な、素晴らしい音になりました。 休憩時間に、録音したての音楽をみんなで試聴していたとき、ビル・ペリーは、私に、“ I like your music very much! ” と言ったので、“ Really? ”と私が聞き返すと、“ Yes, Very much! ”と答えて、ニコニコ微笑んでいました。信じられません。自分の耳と目を疑いました。嬉しくて嬉しくて、たまりませんでした。これは、私の今までの人生で、一番嬉しかったことです。「特に、ブルースのジャム・セッションの曲が好き。あんなメロディーは、僕たちは演奏しないよ。僕たちとは全然違うね。ものすごく個性的で面白いし、美しいメロディーでクールだよ」と彼は言うので、「あれは、あなたのために用意した曲なのです。あなたは素晴らしいブルース・ギタリストだから、あなたの良さを引き出すために、1曲だけ、ブルースのコード進行で、曲を作りました。コードにあてはめたら、自然に聴こえてきた曲なのです。」と私が説明すると、彼はうなずいて、ニコニコ微笑んでいました。 彼に得意のギターを弾いてもらうために、彼のために1曲だけブルース調の曲を用意しましたが、それは、七福神が送ってきたのかどうだか分かりませんが、コード進行を決めて、キーボードを弾きながら曲を探っていた時に、聴こえてきた音楽です。その良さを彼に分かっていただけたので、嬉しかったです。この曲は、他のミュージシャンにも同じような事を言われました。「あんなブルースの曲は聴いたことがないよ。変わっているし、僕たちとは全然違うね。個性的だよ。違うんだけど、キマッているんだよ。クールだよ。面白い」などど言うので、そんなにほめられたら、何かボケをつくろうとしてしまう関西人のクセで、「ああ、それは、私が、ブルースのことを全然よく分かっていないから、作ろうと思ってもブルースにならないんですよ。分からないから、自分の好きなようにしか作れないんです。だから個性的な曲になったんじゃないかな? それに、私が作っている曲じゃなくて、宇宙から聴こえてくる曲だから、聴いたことがなくて当たり前ですよ!(笑)」なんて私がボケると、「その通りだねえ、あんたはジェニュイン(本物)だよ」と納得していましたねえ。ビル・ペリーに、「次回録音する時も、ぜひお願いします!」と頼むと、「もちろん!」と答えてくださいました。「次は、あなたのコーラスかヴォーカルも少し入れたいです。今回は歌ナシになったけれど。」と言うと、「はい、もちろん!」と喜んでくださいました。無口な人のようです。 ほんとに、こんなに素晴らしい、私が大ファンのギタリストに録音を参加していただけて、その上、作品を気に入っていただけて、これ以上嬉しいことはないくらい、幸せです。自分がいいと思ったミュージシャン達と録音を実現させることが出来て、満足しています。私本人が、いいと思ったもの、素晴らしい録音を、レコードにして販売するので、お客様に対していいものを提供できることを幸せに感じています。 続きはまた次回!
2007年10月14日
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2005年8月23日発行号公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 42 8/23/05 (火) 発行「レコーディング終了」 ついに、七福神の音楽のレコーディングが無事に終了しました! パチパチパチ!2005年8月15日レコーディング、16日ミックスダウン(編集)です。 直前にかなり体力的&精神的に余計な負担がかかり、無理をしすぎて、コンディションが全く整いませんでしたが、やり遂げました。人生で真剣な仕事の前には、出来る限り、余計な負担は取り除くべきだったということを学びました。今後は気をつけて臨みます。 このメルマガは、七福神の出現の話から、七福神の音楽のレコーディングまでの出来事を、リアルタイムで追った記録になりました。 DJ時代の話、マリーアとの音楽活動の話、スペイン・ブルゴスのミュージックフェスティバルに出演した話、七福神出現の話、プロデューサー出現の話、MIDIで作曲を始めた話、世界水準のジャズ・ミュージシャン達にデモ・テープを送った話、彼らに曲を認められて参加の承諾をいただいた話、パーカッショニストをコンサート時にスカウトした話、などなど。 メルマガで、録音実現までの道のりを、リアルタイムで読者の皆様と共有することができて、とても楽しかったです。いつも、読者の方々から、七福神の音楽へ、励ましのお言葉をいただいて、嬉しかったです。お陰さまで元気を出して続けることが出来ました。*予想以上の出来栄え 私を入れて合計で8人のジャズ・ミュージシャンで、同時にジャム・セッションをして、一発録りしました。私が当初予想していた以上の出来栄えになり、感激しています。参加していただいたジャズ・ミュージシャン達は、全て、世界水準の一流の人達ばかりですが、彼らのコンディションと気分を、録音当日、最大限に良い方向に引き出して乗っていただくことができたからこそ、いい録音に仕上がったのです。グルービーな、とてもノリノリの、ソウルのこもった音楽になりました。 ところで、ジャム・セッションとは、即興演奏のことです。 いくら一流のミュージシャンを集めても、彼らの気分を楽しく持っていって、ノリノリになっていただかなければ、本人たちが満足のいく最高の演奏はできないものなのです。彼らの才能と実力を最大限に引き出すために、私が気をつけたことは、1. リラックスしていただくこと2. そのために、私自身が楽しんで演奏すること、時々踊ること3. 私は小さくなっておくこと4. 好きに音を入れていただいて、伸び伸びと自由にやっていただくことなどです。 ミュージシャン一人一人に、それぞれ、16小節ずつソロで即興演奏を加えていっていただきました。この作戦は、大成功でした。*ジャム・セッションについて ジャム・セッションとは、ジャズ本来の姿で、アメリカ独特の文化です。即興で演奏していくことです。今流れている音楽を耳で聴いて、同時に、その音楽に合う音を、自分なりに即興で加えていくことです。 ジャム・セッションは、ミュージシャン全員が、即興で演奏を始めて、自分の音を次々に入れながら音楽を構築していくので、実力を積み上げた一流のミュージシャンでなければ、ピタッとタイトな音を加えることは出来ません。その皆の中に入ることは難しいですが、その音の中に入ってしまえば、中は自由で、広大な宇宙のように音が広がっているのです。自由に音を加えていっていいのですから。宇宙的です。同じ演奏は2度と出来ません。 一人でも下手な人が混じって、外した音を入れてしまったら、ジャム・セッションの音がくずれて、台無しになってしまいます。だから、なかなか、彼らの仲間に入れてもらえることは難しいのです。彼らのような世界水準のジャス・ミュージシャン達は、アメリカで生まれ育ち、子どもの頃からブルースやジャズに囲まれて育って、周りのジャズマン達からレッスンを受け、15歳くらいからプロとして演奏の仲間に加えてもらう機会を持っていました。だから、大人になってからアメリカに渡って、初めてジャズをやってみるような私たちには分からない世界だとも言えます。アメリカならでは、特に、ニューヨークならではの文化なのですね。 私は、数年前に、ジャム・セッションに興味があって、夜な夜な、ニューヨークで参加していました。ジャム・セッションのホットな場所は、なんと、ニューヨークの郊外にあります。マンハッタンではないのですね。これに、私はまず、びっくりしました。ニューヨーク州は、とても広く、北に伸びていて、いいミュージシャン達は、大勢、郊外の田舎の大きな家に住んでいます。ジョン・コルトレーンなどもそうでしたね。普段の音楽制作は、郊外の大きな家で、落ち着いた日常の中から生まれるもののようです。都会のごみごみした生活の中では、落ち着いて音楽を制作しにくい様子です。都会のマンハッタンは、仕事で音楽を演奏しに来るマーケットの場所だそうです。そういうわけで、ジャム・セッションのホット・スポットは、マンハッタンから2時間も3時間も離れた郊外に点在しています。 ミュージシャン達は、車に楽器を積んで集まり、夜中の2時、3時、4時頃にジャム・セッションは最高潮に盛り上がります。ちなみに、女の子は一人もいません。男の世界ですね。「これでもか!」と、男の勝負が繰り広げられています。 私が参加したのは、自分が出来ると思った音楽の時だけです。Dmブルース、Amブルース、など程度。楽しかったですが、ブルースはともかく、ジャズは難解すぎて、「次に参加する時は、もっと練習してこよう」と思ったものでした。*夢の中にいるようで、呆然としています。 まだ夢の中にいるようで、信じられないです。まさか、こんな録音を私が企画して、作曲して、ミュージシャンを選んで集めて、ディレクションしてやったなんて、自分でも信じがたいです。こんな録音をやり遂げてしまう可能性が、自分の中に潜んでいて眠っていたなんて、本人である私自身が知らなかったことです。「やって良かった」と、つくづく思いました。 もしやってみなければ、この録音が実現せず、この音楽も形になって存在することはなかったのですから。何でも、やりたいと思ったことは、やってみるほうがいいのですね。 きっと、七福神たちをはじめ、宇宙霊達が私を助けてくださっていたのだと思います。七福神たちの希望通り、彼らの音を外に出してあげて、形にしてあげることが出来て、とても嬉しく思っています。彼らにご奉納させていただく気持ちです。 続きは、次回。お楽しみに!
2007年10月13日
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2005年8月16日発行号公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 41 8/16/05 (水) 発行 皆様、こんにちは。お元気ですか?昨日でお盆が終わりましたね。 さて、私のほうは、七福神の音楽の制作も、着々と進んでいます。今後も少しずつ、進行状況をメルマガでお知らせいたしますね。「ドクター・ジョン」 8月13日土曜日の晩に、リンカーンセンターの野外コンサートの初日として、ドクター・ジョンがコンサートをしたので、行って来ました。このコンサートは無料で、毎年ニューヨークで開かれるもので、今年で35周年を迎えるそうです。 私は彼の超大ファンで、日本にいた頃、コンサートに行ったことがあります。超が5つつく位の大ファンです!かっこいーぃ!渋~い!音が素晴らしい!純粋に音楽が大好きなために音楽活動をしている姿勢!海賊のボスみたい!精神的に強くてビクともしなさそうっっ!煮ても焼いても食えなさそうな強さと自信!オトコらしーーーい!男の子分達に慕われていそうなカンジ!衣装とか全体の美的センスがいい!独特! 何よりも、音楽に彼自身のワールドを持っていて、ジャンルでは一言にブルースといっても、とても個性的な彼のブルースです。難しい演奏は何もしていないのだけれど、音がキマッていて、ビシッとはまっているんです。音がかっこいい!濃い! その上、彼はサウンドのプロデューサーとしても長けていて、ソウルを持つ素晴らしいミュージシャンを、的確に、彼自身の耳で選ぶことができるのです。いつもいいミュージシャン達と共に演奏してきているので、彼のコンサートは、迫力と音が全然違います。 日本ではコンサートのチャージが高いので、彼のような人のコンサートを無料で観ることが出来るなんて、ありがたいことです。ニューヨークは、さすが、太っ腹ですね。私達は開演1時間前に行って、前から3番目の席に座りました。 ドクター・ジョンは、ニューオリンズの人で、グラミー賞(ブルース部門)を2回受賞したことがあります。大御所ですね。音楽史上に残っていく一流の素晴らしいミュージシャンです。白人なのに、ソウルのこもった濃いブルースを演奏するので、若いときから地元の黒人ミュージシャン達に認められて慕われ、ドクターと呼ばれていました。ドクター・ジョンという同姓同名の人に、当時すでに亡きブードゥー教の司祭がいたため、 “ブードゥーの司祭ドクター・ジョンの再来”と呼ばれてデビューしたそうですよ。 彼の生演奏を観たのは、10年ぶりくらいだったのですが、彼の演奏と声は衰えていませんでした。かなりなお年のはずですが、声を失ってはいませんでしたね。彼は、まだまだ何年も演奏し続けることが出来そうです。渋い声をしています。 コンサートでは、彼はグランドピアノとハモンドオルガンを弾きました。ピアノの上には人間の頭蓋骨(本物?偽物?)が置かれ、いくつかの小さなパーカッションもありました。ブードゥー教っぽく演出をしているのでしょうね。時々、彼自身も小さなパーカッションを演奏していました。*エピソード 何年も前に、アメリカでジャズ・ミュージシャン達のセッションに、夜更けに、私一人で出かけて参加していたときのことです。そういう場所には黒人が多いので、みんな、女性がぽつんと一人でいると、すごく積極的に声をかけてきます。スペインもそうですが。女性に声をかけるのがマナーだと思っているのですね、彼らは。日本人と大違いですね。彼らは、口も上手いし手も早い。ほんと、日本と全然違います。出かける場所によっては、自分で気をつけていなければなりません。世界的に、日本人女性は軽くて簡単だと有名になっているので、なおさら、日本人女性というだけで、ナメられてしまうのですよね。 何度か、ドクター・ジョンが、救ってくれたことがありました。笑い話ですが。声をかけられて困っていたときのことです。その晩、私は一人だったから悪いのですがね。一人で夜に出かけると、ロクなことはありませんね。「どんな男性が好きなのですか?」と聞かれ、「ドクター・ジョンかなあ。」「えええーーー!!! あんなワルいヤツが好きなのおおおお? 怖ーい。君は、恐ろしいヤツが好きなんだなあ。」「そう、精神的にものすごく強いヤツが好き。何があってもビクともしないヤツ。」「・・・・・・。」と、彼は、サーっと血の気が失せて、私のことが恐ろしくなって、ものすごくヒイているのが分かりました。私のことを見直したみたいでした。 ドクター・ジョンに感謝ですね。これは、使えるネタだと思いました。今後は必要ないかもしれないけど(笑)。 その後、友達にこの話をすると、「そんな場所に一人で行っちゃあ、ダメだよ!」としかられてしまいました。なんかね、私は無鉄砲なところがあるんですよね。
2007年10月11日
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2005年8月10日発行号公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 40 8/10/05 (水) 発行 皆様、こんにちは。お元気ですか? 先週のメルマガに、マンハッタンの空気が悪いということを書きましたが、その翌日の8月3日に、ニューヨークで、スモッグ注意報が出されていたことを知りました。やっぱり、そうだったのですね。スモッグとオゾンの発生に注意ということです。気温が高くなると、発生するのだそうです。そういえば、ここ2週間くらい、マンハッタンに出かけると空気の悪さに息がつまり、目がチクチク、ピリピリと痛かったです。肺が重くなる感じがしました。 マンハッタンに住むのは、肺に良くないですね。一日中、悪い空気を吸い続けるのですから。テロの後の粉塵が舞い続けていたので、多分、今後は、マンハッタンの人々に肺病が続出するのではないかと心配です。出来れば、郊外に住んで、仕事のときだけマンハッタンに通うようにするほうが、体にはいいでしょうね。 今日は、もうすぐお盆だということで、ニューヨークなど、日本から遠く離れて住んでいる日本人の方々に、お盆にお祈りをお奨めしたいと思います。それについて、私なりに解釈していることを書きます。「もうすぐお盆」 もうすぐお盆ですね。8月13日から15日までの3日間です。この期間は、先祖の御霊が私達の近くに帰ってくると言われていますよね? 霊界にいる私達のご先祖達も、お盆には、私達の近くに帰ってくることができると捉えている様子で、毎年、お盆になると、私の側にご先祖の霊達が帰ってきているのが私には感じられます。お盆に先祖の霊達が私達の近くに帰ってくるなんて、全ての宗教で決められていることではないのに、なぜ仏教ではそうなっているのか不思議ですし、実際に先祖霊たちが帰ってくるなんて不思議な現象ですね。*この世で考えたことは、同時に、霊界にも存在する これは、どうなっているのかというと、この世で私達が決めたり考えたりしたことは、同時に、実際に霊界にも存在することができるということだと解釈しています。つまり、こちら側で考えて作ったことは、それと同時に霊界にも存在してしまうということです。 例えば、七福神が私の前に出現して、私に音楽を送ってきた現象についても考えましたが、実際に彼らは霊界に存在しているという事実に、まず私はびっくりしてしまいました。私は彼らを拝んでもいないし信じてもいなかったのに、なぜ私に出てきたのか、摩訶不思議だったからです。七福神はマンガみたいな楽しい神様だし、私は、彼らのことは架空の神様で実際には存在していないだろうと考えていたのです。それが、実際に七福神は霊界に存在して、今では彼らが一緒に7人仲良くしているのです。 七福神は、昔室町時代に、日本人が、インド&日本&中国の縁起のいい神様を7人寄せ集めて作った、民間信仰の神様だそうです。こちら側の人間が考えたり作ったものは、同時に霊界にも存在してしまうのです。この世と霊界の仕組みの関係は、お互い様の関係で、鏡合わせなのです。もともとは人間が彼らを作って祀っただけなのに、今では、七福神は実際に霊界に存在して、7人仲良くしていて、みんなを見守っているのです。面白い現象ですね。*霊界に存在している出来事は、時期が来ればこの世に実際に起こる それと反対に、霊界に存在している出来事は、時期が来れば、やがてこちらの人間界に実際に起こってきます。もし、その霊界の出来事を、そのままこちらの人間界から手を加えずに放っておくと、実際に人間界に起こってしまいます。しかし、霊界の出来事を変えるために、こちら側の人間界から強い想念を送ると、その霊界の出来事がもともとあった出来事とは内容が変化して、やがてそれが起こる時期が来ると、変化して修正された霊界の出来事が実際に人間界に起こります。「未来は変えられる」と言われているのは、このためなのです。 しかし、これは、霊界の仕組みと自分の想念のコントロールをきちんと理解していなければ、出来ないことです。簡単なことではありません。一人の力よりも、大勢が同じ内容を祈って想念を送ると、霊界の出来事も変化できます。*お盆の現象 そういうわけで、こちらの人間界から、先祖の霊を私達の近くまでお迎えする伝統と儀式と、私たちが受け入れている意識によって、霊界でもその現象が起こって、お盆には、先祖の霊たちが帰ってくるようですね。 私は、お盆には、先祖の御霊たちが私の近くまで戻ってくるのを感じます。例えば、お盆にメールを書いていたとき、最後に自分の名前を結婚した新しい姓の本名で書くと、その瞬間に“ワッ”と、主人の先祖の霊達が一度に大勢、私のところに押し寄せてくるのが分かりました。体感します。 私の場合は、結婚する前の段階から、彼氏の先祖の御霊たちと守護霊たちが、いつも大勢、私の近くに来たものですし、見守ってくれていました。彼らは上から私たちのことを見ていて、よく知っているのですね。それで、その度に、「ああ、こちら側で行動したり、考えていることは、霊界には筒抜けで、その私が考えていることに乗じて、実際に霊界が動くんだな。そしてその想念に沿って、霊界の人々は私を応援してくれて、見守ってくれるんだな。ありがとうございます。」と理解していました。 数年前に主人と2人でいた時に、主人の先祖の御霊が夜1時ごろ降りてきて、だんだん私の顔に近づいてきて、「あー、ぶつかるー!」と思った瞬間に私の顔にぶつかったので、目をつぶったことがありました。すると、目を閉じているにもかかわらず、私の額の、第三の目の部分に、ビリビリとものすごく強い電気(エネルギー)をそこから注入しました。目をつぶって見えた様子は、真ん中が直径2センチくらいの白い玉で、その周りを細かい稲妻状にビリビリと電気が発していました。ものすごく強い衝撃で、私がウワーッと構えて額に力を入れてもどうしようもなくて、ビリビリと電気が走るたびに、顔の表面がブルブルと激しく振動していました。それが数分間続いて、収まりました。彼らは、私の第三の目に霊的エネルギーを注入して、私の霊的能力を高めたのですね。霊的エネルギーは、電気だったのです。そのときは、怖い感じは一切しなくて、暖かな、やさしい愛に包まれたような感じで幸せでした。全く痛くもありませんでした。 このときに、私自身の先祖の霊だけでなく、主人の先祖の霊も私を守ってくださって、協力してくださっていることを体感して理解しました。とてもありがたく思い、感謝いたしました。今でも彼らに、感謝の気持ちでいっぱいです。ですから、主人とその家族も大切にしていこうと自然に思うようになりました。 不倫でこの世の人間関係がぐちゃぐちゃになってしまっている人は、実は、霊界にも全てばれていて、霊界の先祖たちの人間関係も同じくぐちゃぐちゃになってしまっています。上がぐちゃぐちゃの状態では、彼らはあなたを助けようがないですよね。気をつけましょう。目で見える物質的な価値観で生きるのではなく、霊的なことにも理想をおいて生きると良いでしょう。 ここまで読んだ方は、離婚とは霊的に見たらどういうことか、離婚はしないほうがいいということが理解できましたよね? 1回結婚したものは、離婚なんてしないほうがいいのです。 霊的なことに理想をおいて、生きるようにしてください。*お盆に遠隔から先祖を祈るには? ニューヨークなど、日本から遠く離れて住んでいる人に、今年のお盆には、気持ちだけでもお祈りしてみることをお奨めします。実際に自分が、先祖のお墓に行けない人でも、お祈りすると通じるものだと思います。 私は、お水を白い陶器(何も文字や模様が書いていないもの)に少し入れて、お線香を1本立てて(できれば香炉灰を入れて垂直に立てる)、般若心経を唱えています。ある霊能者から教えていただいた祀り方です。自分の名前、住所、生年月日を言って、お祈りするといいそうですよ。 きっと彼らは祈りによってパワーアップして、今以上にあなたを守ってくださると思います。お試しください
2007年10月10日
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2005年8月2日発行号 公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 39 8/02/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。お元気ですか? マンハッタンは、夏は異様に空気が悪くて、肺に良くなさそうです。私は郊外に住んでいるので、マンハッタンに出かけるたびに、その空気の悪さに驚きます。肺が重くなる感じです。きっと気温が上がると、スモッグが出やすいのではないかと思いました。 たくさんのお便りをいただき、ありがとうございました。皆様の励ましのお言葉は、とても嬉しく、感謝しております。これからも、どしどし、お便りをお待ちしています。どんな小さなことでも嬉しいので、お便りをメールでお送りください。出来る限り、お返事を書いています。いつも、このメルマガを楽しみに待っていてくださる人達がいるので、ありがたく思っています。過去のメルマガを友人たちに配ってくださっている方々もいらっしゃるので、感謝の気持ちでいっぱいです。 メルマガをはじめ、文章は、一つの出会いなのですね。波長が合わない人は読まないだろうし、波長が合っている人が読み続けてくださっているものです。同じ文章でも、人によって全く違う反応が返ってくるので、人の受け取り方の違いを目の当たりにして、学んでいます。結局、読者の方々は、文章の中に、自分を見つけて、自分と出会っているのですね。 途中から、七福神の音楽を制作するようになっていったことを、メルマガで同時進行でお伝えすることになり、こういう形で、読者の皆様とこのチャレンジングな「七福神とのコンタクト」を共有できるという機会は、私にとっても面白い体験です。きっとこれは、何年か後で振り返ると、興味深い記録として残っていることでしょう。 七福神の仕事なので、これから、さらに何か面白いことが私の身に起こってくるでしょう。私自身は、彼らに奉納させていただく心構えで曲を制作しています。謙虚な気持ちだし、私自身(エゴ)が作っている曲だとは思えません。この七福神の曲を楽しみに待ってくださっている、応援してくださっている方々にも、宇宙と七福神のご利益がありますようにと、毎日毎日、お祈りしています。「レコード録音準備」2 レコーディングの準備は進んできています。半信半疑だった私自身も実感が出てきました。体調に気をつけて、よく食べて体力をつけるようにしています。3キロくらい太ってから録音に臨もうと計画しています。結構1日中、長時間の録音になるので、体力仕事ですね。演奏に集中力を持続させなければならないです。 アレンジの話し合いをしていますが、各パートをどのように演奏してもらって、どんなハーモニーを作っていくか、録音当日まで決定はできないでしょう。メロディーは誰に演奏してもらうかなどなど。大人数の演奏なので、その分アレンジが大変です。私は、サウンドのプロデューサーで、バンド全体のリーダーなので、当日は、「こっちの音のほうがいい」とか、「ここをこのように演奏してください」とか、全ての音を自分の耳で判断し、選んでいかなければならないのです。 グレイトミュージシャン達が演奏するということで、当日録音を見学したいという人達がいますが、全部断りました。私も演奏するので、できるだけ集中するために、ミュージシャンと私のみが現場に参加します。私は一人で行ってきます。*運命のスタジオ決定 どこで録音するか、スタジオも決めました。私にとって運命的なスタジオで、ここの情報を得た瞬間、全身に鳥肌が立ちました。昔から私が憧れていたスタジオです。 ここに決定! 明らかに、七福神と宇宙の計らいが感じられて、「やっぱり上の先生方が動いているんだな、私の力ではない」と悟りました。スティービー・ワンダー、アル・クーパー、ザ・バンドなどもここで録音したことがあります。数々の名盤が生まれたスタジオなのです。どこのスタジオであるかは、録音が済んでからお知らせいたしますね。 大人数のバンドを、それぞれの音をセパレートで録音して、後でミキシング(音の調節)が自由に出来るように、この本格的なスタジオを選びました。ミキシングの作業も全て私が最後の決定をします。例えば、「もうちょっとドラムスの音を大きくしてほしい」とか、全体の音を何度も聴いて、全ての楽器のパートの音を調節するのです。これは、私が2~3年毎週末クラブDJをしていた時の経験が、そのまま役に立ちます。DJをやっていなかったら、チンプンカンプンなことでした。「やっぱり、七福神たちに、予行演習としてDJをさせられていたんだな」と、実感しました。 私と七福神との会話です。「録音のスタジオは、どうやって選びましょうか?」と尋ねると、「スタジオは、私たちのほうで、8年前から選んで決めています。もう霊界では、貴女のこの録音は起こっているので、心配しなくても大丈夫です。あとは、先に起こっている霊界の出来事がこの現実界に現れてくるだけです」「ええ? 8年前から今回のスタジオが決まっていたのですか?」「そうです。録音の日時も8年前から決まっていました。」「日時も決まっていたのですか?」「そうです。場所、日時は重要です。今回の録音は、その場所に住んでいる、“音楽の精霊たち”の協力をいただきます。この場所は、世界的に見て、音楽の精霊たちが、一番集中的に集まって住んでいる場所なのですよ。日時も、あなた達ミュージシャンに、音楽の精霊たちと霊界からのエネルギーが一番流れ込むことが出来る、一番エネルギーの高い時に決まりました。ですから、この音楽には、強力な霊的力が封じ込められ、強力なパワーを発する音になるのです。」「音楽の精霊たち? そういう霊的なものの力を借りるのですか? 音楽の精霊が世界で一番集中的に集まっている場所だと、なぜ決め付けるのですか? どうしてそう断言するのですか? 一番って言い切るなんて、私にとったら‘本当ですか?’と突っ込みたくなってしまいますが。」「そうです。音楽の精霊たちが世界で一番集まっているところで、今でも彼らはそこに住んでいます。貴女は、私達のお導きの内容について、一旦自分の胸に聞いてごらんなさい。このスタジオの場所を聞いた瞬間、鳥肌が立ったでしょう? 録音に参加するミュージシャン達と貴女の波長と、この音楽の精霊たちの波長が合っているので、精霊たちとのエネルギー交換が可能なのです。精霊と波長の合っていない人がその場で録音しても、精霊との交流は何も起こらないのです。貴女は、全て分かっているのですよ。」「それでは、私にDJをさせて、予行演習になるように訓練したのも、貴方方のお導きだったのですか?」「そうです。もし、貴女がDJをしていなかったとしたら、いきなり音楽を録音したり、グレイトミュージシャン達と演奏する準備は出来ていなかったでしょう? 何事も積み重ねですから。最初から、プロの人は一人もいませんよ。 貴女も、少しずつ、最初はプロのDJとして数年間活動する修行が必要だったのですよ」*オーバー・ダブ 七福神の音楽は、太鼓の音が多用されていて、パーカッシブ(パーカッションの音がたくさん入っている)です。太鼓って、浄化に重要な音なのだそうです。皮を人間が手で叩く音は、とても浄化のエネルギーがあるのです。私の前に出現したことがある、私の守り神の一人である、浄化の神様である不動明王も、太鼓の音を使います。 録音は、打楽器には、ドラマー1人と、パーカッショニスト(コンガ)1人を雇いましたが、私の頭で鳴っている音とイメージは、もっとパーカッシブなものです。ダブル・ドラムス、ダブル・パーカッションですね(ドラムス、パーカッションがそれぞれ2人ずつ)。ですから、一旦、みんなで同時にジャムセッションで録音した後に、オーバー・ダブ(再度、二重録音)をして、できるだけ私のイメージの音に近づけます。ドラマーとパーカッショニストに後日もう一度来ていただいて、ドラマーにボンゴ、パーカッショニストにコンガを叩いていただきます。そして、私もさらに小さなパーカッション(シェーカー、カウベルなど)を多用して、彼らと一緒にオーバー・ダブをします。*ダブル・ベース ある録音参加メンバーとの会話です。「貴女の音楽は、とても変わった、凝ったつくりになっていますね。ダブル・ベース(ベースが2人)ですね」「あ、そうでしたか。そういえば、ダブル・ベースになっていますね。全く気づきませんでした。これは、私が頭で考えて、自分で作っている音楽ではなくて、霊界から送られてくる音楽をそのままチャネリングしているので、それで変わったつくりになっているのですよ」「ベースが2人もいるなんて、変わっていますね。ダブル・ベースの音楽は、作ろうと思ったら難しいものなのです。複雑です。それなのに、音のバランスが取れているので、貴女の作曲の才能は、個性的だし素晴らしいです」「いえ、作曲の才能っていうより、チャネリングの才能なのです。そんな難しい、ダブル・ベースだって分かって作っているのではないのです。私の力ではないです。頭で考えて作った音楽ではありません。霊界の音楽です。だからこそ、貴方達が今まで聞いたことのない音楽なのですよ。地球上で、私以外の誰も、チャネリングして受信できなかった霊界の音楽なのですから。だからこそ、私がこの音楽を受信して作らなければならないのです。それが私のお役目なのです。」
2007年10月09日
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2005年7月26日発行号公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 38 7/26/05 (火) 発行 こんにちは。皆様、お元気ですか?ニューヨークは、暑いです。私が主宰している、日曜日のセントラルパーク写生教室(夏季限定)に出かけると、涼しくて気持ちがよく、蘇りました。少人数ですが、続いています。早いもので、2年以上が過ぎました。3回目の夏になりました。冬季のデッサン教室と合わせて、自分自身が描き続けるペースとしても、続けていきたいと思います。公園で座って楽しんでいる間に、毎回1枚のペースで仕上がるので、自分にとっても、いい機会です。 「レコード録音準備」* 参加ジャズミュージシャン決定 七福神と交信して、彼らが私に送ってきた曲のアルバムのレコーディング準備は順調に進んでいます。参加してくださるジャズ・ミュージシャン達も決定しました。大人数でジャム・セッションします。分厚い音のゴージャスなサウンドになりそうです。この音楽を聴いて下さる方々のために、自分が出来る限り、いいミュージシャンを集めて、出来るだけいい音を残すつもりです。ミュージシャン集めにも、自分のベストを尽くしました。メンバーは、全員がソウルを持つグレイトミュージシャンで、宇宙とつながって、そこから直接音を降ろしてくることができる人達ばかりです。 七福神は、素晴らしい一流のミュージシャンを集めるためにも、駆け回って協力し続けてくださいました。彼らにも感謝しています。私の力だけではありません。宇宙の力と、七福神たちの力が大きいです。彼らは、それだけ、出来るだけいい音楽をこの世に提供したいのですね。私自身も、彼らに奉納させていただく心構えで、真剣に取り組んでいます。 参加ミュージシャン達は、全員、私よりも一回りくらい年上で、ジャズ・ミュージシャンとして成功している方々です。マイルス・デイヴィスの録音に参加した方や、ディジー・ガレスビーと活動している方もいます。私が大ファンである某ギタリストにもコンタクトを取って、参加していただけることになりました。ヴァージンレコードからアルバムを出している方です。彼のギターは、シビレます! ジャーン、と一音出しただけで、全然違います。明らかに抜きん出ています。3年前にニューヨークでお会いしたことがありました。彼に、ギターを入れていただけるなんて、そんなことが起こるなんて、生きていて良かったと思いました。 こんな素晴らしい、世界水準のミュージシャン達に、私の作った七福神の音楽のデモCDを送って聴いていただいて、参加してくださることになったなんて、自分にとって信じられないことです。まさか、自分の人生で、こんなことが起こるなんて想像もしていなかったし、その欲望も全くなかったし、予定していませんでした。作曲もデモ制作も、全て自分一人でやり遂げなくてはならない状況で、MIDIの使い方も分からず、しかも初めてのことだったので、最初は半信半疑で、“これでいいのかな? 人が客観的に聴いたらどう感じるのかな?”と不安でいっぱいだったのですから。 根性で、毎晩徹夜を続けて、一人でMIDIの使い方を勉強しつつ、作曲をやり遂げました。でも、努力の量ではなく、出てきた作品の結果だけが評価されるので、おそらく、“こんな音楽、僕らのレベルでは、お粗末だ”とか、“素人っぽいから一緒には演奏できない”とか言われるだろうな、きっと断られるだろうなと覚悟していたので、ダメもとで彼らにデモCDを聞いていただいたのです。そうしたら、自分の予測に反して、デモを送ったミュージシャン全員が、一人残さず、“これは素晴らしい音楽だ、個性的だ、これをジャズでやったらものすごく面白い作品になるだろう。自分にとっても、エキサイティングなので、喜んで参加したい”という意向を伝えてきたのです。これには、びっくりです。デモを送った方々に百発百中で、すぐにミュージシャンが決まってしまったのですから。 音楽を聴きなれた、耳の感覚が肥えたプロの言っていることなので、確かなことなのだと彼らの意見を信用しています。ですから、ますます、“おかしいなあ・・・キツネにつままれたみたいだなあ・・・”と私は思ってしまいました。変ですよね。宇宙と七福神の力が大きいということを実感しています。私の実力だなんて言うことはできません。宇宙に対してとても謙虚な静かな姿勢です。七福神の活動と関係が深いので、アルバム発売の直前に、メルマガで、ミュージシャン紹介をしていきたいと思います。* ピアニストとの会話 デモを聴いていただいたピアニストの家に遊びに行って、ゆっくり話をしました。ソニーからアルバムを出している方で、日本にも行ったことがあります。彼はこの音楽をとても気に入ってくださっていました。“この音楽はMIDIで作ったの?”“そうです。パソコンで。”“これ、全部自分で作ったの?”“そうですよ、もちろん。全部私一人で作りました。”“え?全部一人でこんなデモを作ったの?こんな複雑なリズムを、自分で作ったの?あなたがですか?”と、彼はぽかんとしていました。 彼の目には、私は十代後半の少女くらいにしか映っていなかったのです。オリエンタルは若く見られるので、いいんだか悪いんだか、分かりませんね。最近、アメリカ人に、“結婚してもう8年近くになる”と言うと、“ええーーー!!それじゃあ、あなたは11歳で結婚したのおおおお?”とびっくりされてしまいました(笑)。 そんなわけですが、彼にも、年も聞かれていないのに、あのお、私、大人なんですけどおおおおお、なんていう必要もないと、思い直して、“そうです、複雑きわまりないリズムが宇宙から聴こえてくるので、そのまんまできるだけ再現して、自分で作りました。聞いたことのない、他の音楽に無い、新しいリズムでしょう?”“はい、新しいリズムだねえ。他の音楽と似ていない。これをMIDIだけで作ったなんて、すごいなあ・・・”と彼は絶句していました。“私自身が作っている音楽じゃないのです。全部、上から聴こえてくる音を実現化しただけなのです。証明できないことですが。音楽を作曲してみようとしたことは、私にとって今回が初めてだと言えば、あなたは理解できるでしょう? 初めて作曲した人が、ここまでは作りこめないでしょう? これは、私の力ではありません。宇宙の力です。”“ええ? 作曲は、今回が初めてなのですか? 信じられない。こんなことって、世の中にあるのですね。私は、クリスチャンなので、奇跡を起こすことが出来る人はキリストしかいないと思っているので、正直言って信じがたいですが。信じられないけれど、私はあなたの言っていることをリスペクトします。これだけの音楽が現実に出てきているのだからね。”“そうです。私は、宇宙から音楽が聞こえてくるようになってしまったのです。” 他の参加ミュージシャンにも同じ事を言われました。“これ、MIDIだけで作ったの?”“そうです。MIDIだけしか使っていないですよ。パソコンで。一人でやりました。”“ええー? MIDIだけ? 本当? 信じられない! ジーザス!”“リズムも個性的だけど、特に、ベースラインが変わっているねえ。こんな変なベースは聴いたことがない。変わっているけれど、音がキマッているよね。”“聴いたことがないのは当たり前です。だって、宇宙から聴こえてきた音をそのまんま作ったのだから。私だって、こんな音楽は聴いたことがないのですから。私が作っているのではありません。この世の音楽と違って、霊界の音楽は計算された音作りとは全く違うのです。”“はっはっは。あんた、ほんとにグレイトアーティストだねえ。クレイジーだねえ。僕も宇宙から音が聞こえてくるから、クレイジーだけど。同類だ。あなたは、ジェニュイン(本物)だ。”“そうですね。仲間ですね。霊界の音は、ナチュラルで、ちょっとへこんでいたり、いぼいぼがあったりして、研磨されていない状態なのです。それもいくつもの楽器の音が、出来上がったハーモニーになって同時に聞こえてくるのです。私はその音を音楽理論で直さずに、できるだけそのまま形にしました。”* 五人種揃いました 七福神のメッセージとコンセプトである、“多様性”つまり、“多様性を受け入れて、人種を超えて地球の人類がみんな仲良くして欲しい”ということは、今回のジャズミュージシャンの決定にも現れています。 なんと、数えたら、五人種も揃っていたのです。オリエンタル、黒人、白人、ラティーノス、ネイティブアメリカン(赤色人種)と黒人のハーフです。 私達バンドのメンバーが、人種を超えて、理解しあって音楽を作り上げること自体が、メッセージなのです。* 七福神がなぜ私に吸い寄せられてきたのか? 私は、七福神を信じていたわけでもないし、拝んだわけでもないのに、彼らは私に出現して音楽を送ってきました。七福神は私のファンなのですね。別に、彼らに好かれようと思ってこれまで生きてきたわけではないですが、私の考え方とこれまでの生き方が、たまたま、七福神の波動と一致していたというだけです。それで、波動が一致したので、七福神を私が呼び寄せてしまったということです。 続きは次回! お楽しみに。
2007年10月08日
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バックナンバー 2005年7月19日発行号アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 37 7/19/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。ニューヨークは暑い日が続いています。なるべく外出したくないですが、毎日、あれやこれやと忙しく動き回っています。夏バテしないように、、ベトナミーズのフォーを時々食べています。 さて、七福神が送ってきている音楽のアルバム制作は、少しずつ進行しています。レコーディングに参加してくださるミュージシャンも、決まってきました。 まさか、自分では想像もしていなかったような、世界的に活躍しているグレイトミュージシャン達が私の音楽を絶賛して参加してくださるので、本当に驚いています。 自分で予定していた以上の、想像していた以上の良いクオリティーで音を作る計画が進んでいるので、これは、目に見えない宇宙の大きな計画の力が働いていることを実感しています。私の力だけではないです。宇宙に感謝いたします。 七福神のアルバムのレコーディングは、たくさんのミュージシャンに参加していただいて、分厚くゴージャスなサウンドに仕上げます。夢は、大人数のビッグバンドで生演奏をすることです。いつか実現できればいいなと思います。 私は、昔から、トリオとかカルテット(3人、4人のバンド)よりも、7人以上15人未満くらいの大所帯のジャズバンド、ラテンソウルバンドが大好きだったのです。分厚くハーモニーが重なった生演奏は、すごく熱いパワーに満ちていて、ライブに行くととても元気が出ます。 ミュージシャンを大勢雇うと、人件費がふくらんで高くついてしまいますが、いつかライブをすることになったら、せっかくなら、大人数のバンドで演奏を実現させたいものです。想像しただけでワクワクして、楽しみです。 パーカッシヴな音楽のリズムは、浄化の作用があり、宇宙と自分の魂がコネクトしやすくなる、ひとつの方法です。このアルバムの音楽を聴いて下さる方が、心をピュアにして音に自分の魂を埋没させると、自然に宇宙とのコネクトができますように! と祈りながら曲を作りました。 引き続き、制作を続けていますので、お楽しみに!
2007年10月07日
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アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 36 7/12/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。ニューヨークは、暑い日が続いています。 先週は、自分で愛用する予定でデザインした、0.6カラットのマダガスカル産の青いサァイアを使ったリングが完成しました。小さめですが、素晴らしい色の、美しい宝石です。指先につけていると、美しいサファイアが目に入ってきて、ヒーリング効果が大きいです。そのパワーの強さを感じて、「オ・オ・オ・・・」とシビレます。近々、ウェブサイトに写真をアップします。次は、ルビーで何かを作りたいです。少しずつ、本物の宝石を集めていくつもりです。宝石のパワーは、恐るべきものだと実感しました。私にとっては、運を集める集積装置です。ジュエリーたちが私にパワーを与えてくださることに、とても感謝して、愛でています。 さて、最近ずっと取り組んでいる、音楽製作についてメルマガに書いたところ、読者の方々から、励ましと応援のお便りをいただきました。本当にありがとうございます。七福神が送ってきている音楽を私がチャネリングして制作していますが、この音楽をとても楽しみにしてくださっている人達がいるので、私も元気が出て、作曲を続けています。 七福神の音楽がきっかけで、チャネリングで音楽を作り始めてから3ヶ月が過ぎましたが、私の魂の中に、新たな作曲のパイプが開いて、宇宙とつながったようです。曲を作り始めて、どんどん出てくるようになってきました。宇宙から曲が降りてくるのが、止まらなくなってきました。今後、活動が忙しくなってきたとしても、少しずつ作曲は続けます。音楽を作っているときは、自分自身の魂がとても生き生きしています。楽しいです。 「音楽活動の兆し 3」 デモCDを、徐々に、参加をお願いしたいグレイトミュージシャン達に渡して、聴いていただいています。少しずつ、参加してくれるミュージシャンが集まってきているところです。 最初に私の音楽を絶賛してくださったジャズミュージシャンが、その友人のピアニストにデモを渡して下さいました。彼は、「まず、この音楽を聴いてみてくれ。僕はとても面白いと思うんだ。素晴らしい音楽なんだ」といって、何の予備知識も与えず、人種も性別もふせてその場で聴いてもらったそうです。すると、そのピアニストは、「なんか、仏教徒のようなイメージを感じる。宗教家か、スピリチュアルな人が作った音楽なのですか?」と聞いたそうです。私の友人のジャズマンは、びっくりしてしまいました。「その通りなんだ! 仏教徒ではないけれど、日本人女性で、とてもスピリチュアルな人が、宇宙とのチャネリングで降りてきた曲を作ったんだよ。彼女も、僕たちと同じグレイトミュージシャンのソウルを持っていて、彼女の魂は宇宙とつながっているんだよ! 僕たちの魂も、宇宙とつながっているじゃないか! 同じ種類の仲間なんだよ。彼女と、何か音楽を作らなければならない!」と彼は説明したそうです。 このピアニストも、録音に参加したいとノリノリです。彼にも色々と協力を頼むことになりました。ハモンドオルガンを弾いてもらう予定です。 彼は、録音の前に私と会って話をしたい、イメージを膨らませたいという意向を伝えてたので、なんと、明日、お会いすることになりました。郊外にお住まいの方なので、訪ねていきます。また新しい友人の輪が広がると思ったら、ワクワクします。とても楽しみです。素晴らしい友人と知り合えるということは、エキサイティングで、刺激的です。友人から学ぶことは多いからです。 こんな、世界水準の、一流のジャスマン達に、私の作った七福神の音楽を評価していただけたなんて、自分でもまだ半信半疑で、キツネにつままれたようです。自分では、彼らのようなレベルの人達には相手にしてもらえないお粗末な音楽のレベルだろうと思い込んでいたからです。意外なことで、びっくりしています。 私は、思い返せば、いつも音楽が大好きで、止められませんでした。今回のこのレコーディングと活動につながったのは、今まで長々と蓄積してきた音楽の素養のお陰です。私の場合は、本当に、「好きこそものの、上手なれ」です。好きなことには、長年、情熱を傾け続けてしまうものなのです。 ですから、その大好きな音楽で、私の個性であるサイキックの霊感を通して、チャネリングで音楽をこの世に出して、その霊界の音楽が聴いてくださる人々のためになるなら、とてもやりがいがあるお役目だと思いました。天から授かったこの啓示を、とてもうれしく、ありがたく思い、感謝しています。 「なんで今頃、音楽活動の啓示が天から降りてきたのですか? どうして今なのでしょうか?」と、私は七福神その他、宇宙霊の先生方に尋ねました。いつものチャネリング会話です。「それは、長い年月をかけて、音楽分野の技術と知識、またその他の経験と知識を積み上げて蓄えた後に、内容とクオリティーのいいものを、人々に提供できるようにするためだったのです。土台作りが一番大事なのです。勉強期間は長ければ長いほどいいのです。」という答えが返ってきました。「そうですか。納得しました。今まで、自由に好きなことを思う存分させていただき、吸収させていただけたので、これからは、人々に、自分が吸収してきたものを表現して発信し、還元させていただきたいと思います。私が作ったものに触れて、ハッピーになって下されば嬉しいです。」と私は答え、感謝の気持ちでいっぱいになりました。「音楽の力は、とても大きいのです。あなたは、プラスのハッピーな波動を音で表現していく役割があります。文章や絵は、肉体が衰えてからでも書けるので、体がエネルギッシュなうちは、しばらく音楽で表現をすることになるでしょう。あなたは、なぜスペイン語を話せるようにマスターしてあるのか分かりますか?それにも理由があったのですよ。これも私たちの導きだったのです。」「もしかして、音楽活動で、英語とスペイン語と両方でちゃんぽんにして使うためだったのですか?」「そうです。あなたは、黒人もラティーノも率いて、スペイン語も使って活動していくお役目です。音楽はその媒体です」「そうですか。そのために、最上級レベルまでスペイン語をマスターさせられたのですね。もしかして、私が幼い時から歌が大嫌いで、楽器を弾くことと踊ることが好きだったのも、理由があるのでしょう? それは、ある歌手とともに活動するためで、私はあえて歌わないためだったのでしょう? もし私が歌好きだったなら、自分で歌ってしまいますからね。7歳ごろからいつもそのビジョンが観えていて、常に頭から振り払おうとしてきましたが、あなた達がしつこく啓示のヒントを送り続けていたのでしょう?メンバーで日本人は私一人ですね。」「その通りです。しかし、私達は、くわしいことは言ってはならないのです。でも、貴方の活動と、私たちの活動と、両方が作用しあっていることを意識しておいてください。この世の出来事と、霊界の出来事は、鏡あわせなのです。もしあなたが私達宇宙霊の活動と意向に協力して下さるのなら、もちろん、私達はあなたを助けますから。それは、お互い様のことなのです」「それは分かっています。マイナスのエネルギーも、あなた達が私に宝石を与えたりして、はね除けて下さっているのでしょう? 私は、宇宙から与えられた自分の運命とお役目を受け入れて、果たす心構えは出来ています。自分がなぜ存在しているかというと、それは自分の力ではなく、何か大きな宇宙の力によって存在させていただいているのだという、とても謙虚な姿勢があるからです。自分の力ではないのです。ですから、今後もあなた達のメッセージに耳を傾けて、宇宙からのお役目と啓示を果たします。」「お願いします。これは、私たちと貴女の両方が力を合わせなければ出来ないことなのです」「はい。ハッピーになる曲、浄化の曲など、人々がポジティブになっていくような曲を私にお授けください。音楽で人々のためになるなら、私はこの身をあなた達に投げ出しましょう。私でよければ、どうぞお使いください。私の肉体と魂の7つのチャクラを開けて、あなた方のメッセージを受信いたしますから」と、答えました。 これまでの、のどかな生活から一変して、もしも音楽で忙しく働かなければならなくなったとしても、今まで長い間自由にのんびりさせていただいたので、出来る限り自分のお役目を果たそうと決意しました。もう覚悟は出来ました。今までは、戦いの前の、静けさの時代だったのですね。これからが、私の人生の戦いの本番です。自分の運命に賭けて、全宇宙的な人生を貫くつもりです。 今までの人生の、静けさの時代に出会った友人達、家族達、パートナーを大切にして、活発な活動に入っていきます。自分が何者でもなかった時に親しくしていただいていた人は、とくにありがたい人達です。
2007年10月06日
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アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 35 7/05/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。先週は、ABTの「白鳥の湖」を観にいき、感動しました。白鳥は何度も観ましたが、バレリーナによって、それぞれに違った踊り方をするので、いろいろ観ると興味深いですよ。私は、幼少時から13年間クラシックバレエを学んでいたので、未だにバレエは大好きなのです。10年以上続けたことは、自分の一部として身体の中にずっと残りますね。その当時から、白鳥の、第二幕の、四羽の白鳥の踊りは大好きで、今でも振り付けをよく覚えています(笑)。 スペインでディスコやクラブでDJとして働いていた時も、ダンスが大好きなこともあって、3時間は踊りつづけていました。天職でしたね。気持いいです。今はニューヨークに住んでいるので、アメリカならではの文化であるタップダンスを、そのうち、週1回くらいで習ってみたいです。身体を動かすことはいいことです。ジャズバンドの生演奏をバックにタップダンスしたら、気持いいだろうなあ、快感だろうなあと想像しています。「音楽活動の兆し」続き* ミュージシャンをスカウト さて、前回の続きです。 先週は、ニューヨークで開かれている、ハドソンリバー・フェスティバルに行ってきました。 私がデモCDを送ったアメリカ人ジャズミュージシャンのうちの一人が、出演していたからです。もとザ・バンドのピアニストであるガース・ハドソンと共演していました。音楽史上に残っている大御所です。 さすが、彼等の演奏は素晴らしかったです。こんな、世界水準の一流ジャズミュージシャンに、私の音楽を理解していただけて、共演していただけるなんて、改めて思うと、信じられないことです。 それも、私の作品を「素晴らしい音楽だ」といって絶賛してくださって、協力してくださるのですから、私は幸せ者だなあと思いました。 最初に、中途半端なミュージシャンではなく、一流ミュージシャンにデモCDを聴いていただいたことが幸いしました。ライトパーソンに持っていったのだと確信しました。誰に聴いていただくかによって、運命が分かれるものだと思います。あんなに売れたビートルズでもオーディションに落ちていたのですから。(ちなみに、彼らをオーディションで落としたプロデューサーは、その後レコード会社をクビになりました。) このコンサートの時に、共演していたパーカッショニストがとても抜きん出ていたので、終了後に楽屋に訪ねて、私のレコーディングのためにスカウトしました。連絡先を聞いて、デモCDを送る約束をしました。ここはアメリカなので、ゴリゴリと積極的にアクションを起して普通くらいです。 まだ、数人のミュージシャンを集めなければならなので、現在、検討中です。私の、音楽を見分ける感覚には自信があるので、自分の耳を通じて、レコーディングのミュージシャンを選んでいきます。とても楽しい作業です。* グレイトミュージシャンから教えられたこと コンサート終了後に、私のデモCDを聴いてとても絶賛していたミュージシャンとゆっくり話をしました。世界水準の実力を保っている彼と話すと、とても勉強になります。教えられることが多いです。目に見えない良いものを吸収させて頂けることに感謝しています。「あなたはグレイトミュージシャンなので、まさか、私の音楽を気に入って認めていいただけるとは期待していませんでした。あれはデモで音も不十分だったのに。」と私が切り出すと、「君の音楽は素晴らしいよ。とても個性的で他の音楽に似ていないし、オリジナリティーが強い。あれは、アメリカでひょっとすると上手くいくかもよ。アメリカ人の僕が聴いて、とても面白いと思ったからね。それに、君の音楽には、グレイトミュージシャンに不可欠な、ソウルとフィーリングがあるよ。君はソウルを持っている!音がキマっているんだ。一番大事なことは、技術ではなくて、ソウルを持っているかいないかだ。」「どうもありがとう。私はDJをしていたので、音のセンスと耳には自信があるのですが、技術はあなたに比べて足りないのは分かっています。でも、あなたに理解していただけて、嬉しいです。ソウルって、何ですか?」「そこらへんにごまんと山ほどいる技術だけは優れているジャズミュージシャンと違って、ソウルを持っているジャズミュージシャンは、あまりいないものなんだよ。すごく少ない。僕達はお互いに見分けがつくのさ。これは、持って生まれたものなんだろうね。どうしてそうなのかは分からない。音を聴いたらすぐ分かるよ。音にはね、ソウルがある音と無い音があるんだ。ソウルのある音を出すミュージシャンとそうでないミュージシャンがいる。ソウルを持つジャズミュージシャンは、演奏中に、宇宙とつながって、そこから直接音を降ろして、自分の身体を通じて音を外に出すことができるんだ。音は、上から頭頂めがけて降って来るんよ。」「それって、もしかして、頭のここでしょう?」と、私は、頭頂のチャクラを押さえました。 読者の皆様はお気づきだと思いますが、彼の言う、頭頂めがけて音が降ってくるという話は、私がチャネリングする時の体感にそっくりですよね。「うん、そうだよ、ここに音が、宇宙から降って来るんだよ。鳴らすべき音が聞こえてくるんだ。それができるミュージシャンのことを、ソウルを持っていると呼ぶのだよ」「それって、チャネリングですよ! 私はサイキックだから、宇宙とチャネリングできるのです。あなたもサイキックですか? 人の霊体を感じますか?」「うん。僕も多少はサイキックだよ。君の霊体も感じるよ、少し近付いたら、自分の中に霊体が入ってくるよね? 君は、なんてピュアで透明なスピリットなんだ! そして、静けさがある。シーンとしているね。きみと一緒にいる人達は皆、その静けさに触れて、ほっと落ち着くことができて、気疲れしないはずだよ。」「ええ? じゃあ、ソウルを持つミュージシャンは、サイキックと同じなのですね。それでは、クンダリーニの体感があるでしょう?」と私は言って、クンダリー二の症状を詳しく説明したら、「ああ、それはよく起こることだよ。時々ね。いつもではないけれど、演奏中にも時々そうなるよ。」「やっぱり!」「ただしね、ソウルを持つミュージシャン達とだけ演奏しているときは、宇宙からものすごいエネルギーが全体に入ってくるのが分かるけれど、一人でもソウルを持っていないミュージシャンが混ざっていると、何も起こらないんだよ。だから僕は、本当は、ソウルを持っているミュージシャンと演奏するほうが好き。君の今回のアルバムも、せっかくやるなら、ソウルを持つグレイトミュージシャン達だけと録音しなさい。ギャラが安いからといってそこらへんのソウルの無いミュージシャンと録音すると、ゴミしかできあがってこないよ。10曲の駄作より、1曲でもいいから傑作を作りなさい。そういう音はずっと残っていくから。できるだけいい音を残しなさい。その音は、さらに次の活動に結びつけることができるから。」「了解しました。ヴォーカルは入れようかどうしようか考えているんだけど。歌詞が無いから。七福神が送ってきた音楽には、歌詞が無いのよ。コーラスは多少入っているんだけど。」「君の今回のアルバムは、ヴォーカル無しで、単独で作りなさい。せっかく素晴らしい音楽なのだから、ヴォーカルを入れてしまうともったいないよ。ジャズで、楽器だけの音の方が素晴らしい音が出来るよ。ヴォーカルが入ると、ミュージシャンの間で気が散って、宇宙にコネクトしづらくなってしまうんだよ。楽器だけの方が、お互いにハーモニーを瞬間的に宇宙から受け取ることが出来るから。」「分かりました。グレイトミュージシャン達に参加をお願いして、出来る限りいい音を残すように努めます。」 このように話し合いました。とても素晴らしいアドバイスをいただけました。勉強になりました。このアドバイスは、パフォーミングアーツを志している人々に、とても参考になる話だと思い、内容をシェアする目的で、公開させていただきました。アメリカで、人種を超えて人を感動させるような作品を作るために一番大切なことは、技術力ではなくて、「ソウルがあること」だったのです。何のジャンルのアートでも同じだと思います。私は目からうろこが落ちました。技術では不十分な私なのに、彼らのような世界水準の一流ジャズマン達のハートを捉えて、録音に参加していただけることになった理由が、「私の音にソウルがこもっているから」だったのですから。これは、私にとっても、私の周りの友人達にとっても、とてもショックな出来事でした。 私は、自分の魂の宇宙とのエネルギーの通り道のパイプを、詰まりを無くして開けて、宇宙からパワーや情報を自由自在に受信しています。チャネリングの音楽を作ることができるので、それが聴いてくれる人々のためになることなら、これからも細々でいいので、20年、30年と作曲も並行して続ける決心がつきました。 祈ったら、「浄化の曲」を七福神が授けてくださいました。お楽しみに。乞うご期待。
2007年10月04日
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2005年6月28日発行分公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 34 6/28/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。先日、ニューヨーク・シティー・バレエの「真夏の夜の夢」を取材で観に行き、その美しさに感動し、心が洗われました。すっかり元気が充実しました。美しい芸術に触れることは、ヒーリングと同じですね。 さて、最近、ジュエリーで、日本のお客様へ大作を仕上げました。時価1万ドルはするクラスの作品です。私の場合は、直接のオーダーメイドなので、良心的な価格で作ることができました。1.75カラットのイエローサファイア(輝き、色の濃さ、彩度ともに素晴らしい高価なもの)と、ダイヤモンドをびっしりとパヴェデザインで0.6カラット入れたものです。古代エジプト時代から4000年以上に渡って伝わるハンドメイドの手法で作りました。とても好評です。 宝石を扱うようになってから、ますます運が良くなったような気がします。太古の時代から、身分の高い王様達だけがいい宝石を身につけていたのは、運を自分に集めるためだったのでしょうね。宝石は、宇宙のパワーを凝縮して吸収し、自分にパワーを集める集積装置のような働きをします。私も今、自分用に青いサファイアを使ってデザインしています。 最近、いくつかの美術館にも作品が収蔵されている北欧の有名な某作家(画家、陶磁器の絵柄デザイナー)の、若い時代のオリジナル作品(印刷ではなく手描きの1点もの、サイン入り)を2枚、ニューヨークで手に入れました。1949年と1950年の作品です。直径30センチくらいの大皿に、手で細かい絵を書いたもので、お皿の裏にも手書きで本人のサインが入っています。私は彼のファンなので、その歴史的価値を詳しく知っていたため、速攻で買いました。現在の段階でさえ、1万ドル積んでも買えるようなシロモノではないのです。「ゼロが??個少ないんじゃないの?」と自分の目を疑いました。あまりにも格安だったので、売った人は全く価値を知らなかった様子です。その上、他の人々には見向きもされていなくて素通りだったのです。アメリカだなあ、と思いました。この作品に私はご縁があったのでしょうね。家にやってくる運命だったのでしょう。 宝石が凝縮したパワーの恩恵を受けて、私がこのお皿を引き寄せたのかもしれません。この素晴らしい作家のオリジナル作品から発しているパワーが、またさらに幸運を運んできてくれるでしょう。優れた芸術作品や宝石からは、恐るべきパワーをもらうことができます。「音楽活動の兆し」 さて、前回のメルマガで、デモCDを、黒人とラティーノのジャズミュージシャンに送ったことを書きましたね。月曜日に送ったので、あれから1週間が過ぎました。私は失うようなものは何も持っていないし、実はダメもとで、一流のジャズマン達に送ってみたのです。恐れ多くも、毎年世界ツアーに回るような方と、プラチナディスクももらったスター。実力派で、世界水準レベルの方々です。私の信条は「強引ぐ マイ ウェイ」だから、やるなら大きく、自分なりに出来るだけクオリティーの高い作品を作ってみようと考えたからです。エイヤっっと、思い切って飛び込んでみました。「それでダメって言われれば諦めもつくし、それなら一人で作るしかないな、それでも最後までやり遂げよう」と考えて、ドキドキしながら返事を待ちました。 数日前にすぐに電話で返事が来ました。なんと、ダメかなと心配していた予想に反して、2人とも、とても私の音楽を気に入って下さって、驚いていました。「とても個性的で面白い音楽だ。ぜひ君と音楽活動をしなければならない!一緒に活動しよう!」「すばらしい音楽だ。ぜひ、貴女と一緒に活動したい、楽しみですね!」などと、快いお返事を頂きました。ちょうど彼ら2人とも、活動していたジャズバンドを解散したところだったので、次の活動の計画がまだ具体的に立っていなかったことも幸いしました。取って付けたようにラッキーです。 七福神のメッセージの「多様性」のとおり、たった1週間で、オリエンタルに加えて、黒人、ラティーノの3人種が揃いました。 それに、アメリカ人って、オープンですね。この方達には全く人種の偏見も無く、「良いか悪いか」、「好きか嫌いか」で純粋に判断してくださいました。 人種の壁を超えて、音楽で通じ合えたので、とても嬉しくて、幸せで胸がいっぱいになりました。彼らも同じことを感じていて、すごく盛り上がってきています!「人種を超えて、音楽を通じて理解しあって音楽を創造し、自分たちが楽しんで一つになり、そのハッピーな音楽を、人種を超えた様々な人々に届けて、楽しんで頂くことが、私達の使命だね! それが実現できれば私達も幸せだよね! 音楽の力はすごいもの!」と、話し合いました。「源 愛子」(音楽でみんなに愛を与える)ですね!「私は音の感覚、耳はいいので、プロのDJとしては務まりましたが、ポップミュージックならともかく、ジャズをやるにはまだまだ勉強が必要です。ですから、あなた方の素晴らしいジャズミュージシャンの友人達にも、ぜひ参加していただけたらいなと考えています。皆様の助けが必要です。私一人では出来ません。私のアルバムという形ではなく、皆対等の立場でユニットを組みたいです。なぜなら、私はあなた達をとても尊敬しているからです。私は端っこでマラカスでも振って、小さくなっておきますから(笑)」と、私の希望と構想を彼らに説明しました。 なんだか、降って湧いたみたいに、すごいことになってきましたねえ。キツネにつままれたようで、ポカンとしています。ますます人事みたいです。今後は、ユニットで活動をしていきそうです。 めげずに作曲を続けますので、皆様も応援してくださいね。今は、私の念力で宇宙の焦点に集中して、七福神のプロジェクトが実現するように、私の方からも決意をあらたに、積極的に念を送っています。それと同時に、毎日、いらないものや悪い波動を受けないように、自分の浄化にも力を入れています。自分をピュアに保っていなければ、音楽を受信できませんから。 そして、「音楽で、人のために役立てるのなら、私でよかったらどうぞお使いください」と、宇宙に対して願い、宇宙からエネルギーが入ってくるように私の中にそれを受け入れる器を作り、開いています。謙虚な姿勢を保っていなければ、上からメッセージが入ってこないことを実感として知っているからです。
2007年10月01日
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2005年6月21日発行号公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 33 6/21/05 (火) 発行 (さて、昨日にアップした号の続きです。) このような交信の後、心当たりのある黒人とラティーノのミュージシャンとプロデューサーに、デモCDを送ろうと荷造りしていた時、電話が鳴って、そのデモCDをソファーの後ろにバタバタッと落としてしまいました。ソファーの背もたれで作業していたもので。電話を切って、ソファーをどかしてCDを拾うと、そこに何があったと思いますか? なんと、CDの間に、20ドル札が1枚はさまっていました。これは、ありえないことです。「ああ、七福神が、物質化現象をおこして、20ドル札を出現させたんだな。」と、ゾーっとして、観念し、悟りました。どうもありがとう。 今回は、このまま、やりかけたことは最後までやり遂げる決心を、新たにしなおしました。とにかく、目の前にある仕事を、一生懸命全力でやることが大事だと思うし、そうして坦々と日常を積み重ねていった先には、今よりも成長している自分がいることだろうと期待しています。
2007年10月01日
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2005年6月21日発行号公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 33 6/21/05 (火) 発行 皆様こんにちは。 前回、前々回のメルマガ(パートナーの守護霊と先祖の霊についてと、不倫がなぜあらゆる宗教で禁じられているかの理由)は、反響が大きかったです。 男性からのお便りも数通ありました。感動しましたというメッセージもあった反面、ぎくっとした人、怖いとかもう手遅れだと思った人もいたようですね。 恐怖心から、自分を見つめなおすことが出来ないでいることのほうが、良くないです。全て自分で種を蒔くのですから。自分の言動には、責任がかかっています。 宇宙の真実を知ってもつぶれない精神的な強さを持ち、学びましょう。 さて、先週は、私はとうとう、七福神に反抗してしまいました。喧嘩をふっかけたのですが、相手にされず、微笑んでいただけでしたね。仕返しもされませんでした。 今、七福神が出てきて私の身に起こったことを、私はじっくり考え直しています。 自分の何が原因で、こんなことが起こってきたのか? 一体私は、自分で希望してこんな現象を引き寄せたのかどうか、考えました。自分の人生のプライオリティーについて自問自答しています。七福神のあやつり人形にはなりたくないですからね(笑)。「七福神と喧嘩」 実は、私が幼少時からコンタクトをとっている霊的存在や神様の中で、七福神の霊的レベルは下のほうです。チャネリングするときに、何か質問して答えを送ってもらう存在は、宇宙の中心の白い巨大な光で、最上級の存在です。絵を描いている時やジュエリーを作っている時、時々文章を書いている時などにも、ここにチャネリングしています。これが、日本ではきっと天照大御神と呼ばれていたもので、他の宗教ではゴッドと呼ばれているところです。 私は、この宇宙の中心は信じていますが、それ以外のキリストとか釈迦とかは、一切信仰していません。無宗教です。私はベストなものを知っているので、他のものは要らないのです。ですから、キリストや仏陀であっても信仰するわけがないですよね。 宇宙の中心の巨大な光が最上級の存在で、その下に、キリストや仏陀、弘法大師や不動明王がいます。七福神は、キリスト教でいえばエンジェルくらいの霊的レベルの存在だと感じています。わりと現世に近い、物質的な神様です。私は、彼らのことをエンジェルくらいだと認識しています。(私とよく似ている弁天様も、私を守護してくださっています。メルマガ7号で書いた、私の霊体を引っこ抜いて上まで連れて行ったのが、弁天様です。私と似ていたのでぎょっとしました。悪い波動の自縛霊を遠ざけ、エンジェルや神様に好かれる生き方についても、今後くわしく書きますのでお待ちください。全て自分でコントロールできます。) なぜ、宇宙の中心である白い巨大な光が、キリストや仏陀を超えて最上級のベストの存在だと知っているかというと、私はそこにコンタクトして質問を送り、解答を受けるという、チャネリングを幼少時からし続けているからです。体感するし、実感があります。 私だけでなく、皆全員、この最上級の存在に直接つながっているのですが、交信のやり方が分からないだけだと思うので、今後は、少しずつ、機会があればそのやり方を人々に説明したいと考えています。 ヨガでいうところのクンダリーニ(7つのチャクラに電流のようなエネルギーが走って何度も通り抜ける現象)も、実は幼少時から日常的に体感しています。クンダリーニとチャネリングは深い関係があります。(先日、NYでヨガの瞑想に行ってみましたが、2回目でクンダリーニを体験し、「なんだ、こんなの、いつも私に起こっていることだった、しょーもなー」と拍子抜けしました。クンダリーニについては、いつか、詳しく書きます。) さて、数日前に、とうとう七福神と喧嘩してしまいました。今、彼等の音楽を作っていて、プロデューサーも見つかり、アルバム化のプロジェクトが進行していることは、一方的に彼らから私にアクションがなされていて、どうしても納得がいかなかったので。「お前達、一番偉い神様でもないくせに! エンジェル程度の地位のくせして、よくもこのワタクシに向かって、一方的に音楽を送ってきて、作れって頼んだな! 私は納得がいかない!私はお前たちのあやつり人形じゃないぞ!」と、私は、反撃に出ました。「一方的ではありませんよ。時期が今やってきただけです。このプロジェクトは、貴女一人の力でやり遂げようとしてはなりません。ヒントは七福神と同じく、多様性です。貴女はオリエンタルでしょう? 違う人種を集めてまとめなさい」「じゃあ、黒人とラティーノのミュージシャンに協力を頼むといいのかな。考えてみるよ。でも、私は、あなた方に、音楽をやりたいから音を授けてくださいなんて、1回も頼んだ覚えはないのに、なぜ私に出てきて実現化するように頼んだの?」「私たちに対しては頼んでいないけど、貴女は音楽を作ろうとしたことがあったでしょう? 忘れましたか? その時の願望のエネルギーが、今のこのプロジェクトを呼び寄せたのです。時間差で、その時期がやってきました。」「え?・・・もしかして、スペインのマリーアとの?」「そうです。その時の願望の強いエネルギーが、時間差で私達を呼び寄せたのです。」 そういえば、私はテロの直後に、当時スペインで学校の合間に楽しみで音楽活動していた、歌手のマリーアとのデュオ(私はキーボード)で、アルバムを作る話がありました。私は当時は画学生だったので、DJと音楽活動と占いで生計を立てていたのです。そして、マリーアと、ブルゴスのミュージックフェスティバルにスカウトされて出演し、その後、アルバムを作る話がでてきたのです。「せっかく音を作るなら、クオリティーの高いものを作りたいから、私はニューヨークに引っ越したい」と私は先にこちらに来ましたが、マリーアはその後も来る気配はありませんでした。無理に連れて来ようにも、不可能な状況でした。彼女はドラッグの売人をして生活していて、ハッシシ(大麻樹脂)中毒で、1日10グラムを消費していました。そのせいでいつも情緒不安定で、激しい偏頭痛持ちでした。アメリカにハッシシを持ち込んだら、6年間刑務所に入れられてしまいます。彼女がドラッグ売人から足を洗うように、音楽で軌道に乗るように導いてあげたかったのですが、私の力では出来ませんでした。彼女は「アメリカ人は嫌いだ、憎んでいるから行きたくない」と言って、その後、ドラッグが豊富にあるネパール方面に行ってしまいました。 私がニューヨークへ来た最初のきっかけは、90年に日本で知り合った、長年のジャズミュージシャンの友人が、「テロのショックで、何かを君と表現したくなった、何か音楽を作ってみないか? こちらにおいでよ」と提案してくれて、私もニューヨークに呼ばれている感覚があったので、彼の住むアップステイトの町に3ヶ月滞在したことです。そして、私はドラムスやジャズピアノを習って過ごし、彼らとスタジオで、ヒップホップを作って録音しました。 そうでした、すっかり忘れていました。一度は、マリーアと、必死で音楽をやってみて、フェスティバルにも出て、アルバムを作る話があったのです。ニューヨークに来て多忙になったため、この音楽の話は前世のことのように、忘れ去っていました。 その時に願ったエネルギーが、今になって作用して自分に戻ってきていたのです。3年以上経って戻ってきていたなんて。それと、七福神の希望が一致して、彼らを私自身が呼び寄せてしまったのですね。全て、原因は自分で作っていたのです。私は続けて七福神に尋ねました。「強烈な気負いで願ったわけではなかったのに、あの程度の強さの自分の願望が、あなた方とこのプロジェクトを呼び寄せたなんて、現在は、やったことが自分に返ってくる速度がどんどん速くなっているのですか?」「そのとおりです。これから、どんどん、その速度は加速します。マイナスの考えをし続けている人々は、今後だんだんと、そのエネルギーが自分に返ってくるのが速くなって、持ちこたえられずに自滅(消滅)していきます。」「そうですか。でも、音楽のことは、自分の中で、“どうしても、何が何でもアルバムを作りたい”とか、強く願いつづけたことではなかったのに。もともと、私は願望というものがあまり無いのです。無欲なのです。」「あまりにも強く願いすぎることは、本人のエゴが強く入っているので、叶わないものなのです。あなたのような無欲でピュアな人が、少し願ったら、宇宙に届きやすいので、現実化しやすいのです。このからくりを、人々に教えてあげるのも、あなたのお役目です。これが理解できずに苦しんでいる人達は大勢いるからです。」「それで、私には色々なことが起こりすぎるのですね。今の状況、ジャーナリストの仕事や、ジュエリーの道と師匠のご縁も、過去に願った自分が誘き寄せたのは理解しています。それでは、これからは、自分が何を本当にやりたいのか、自分の願望をコントロールすることを学んで、気をつけなければならないですね。人の役に立つ自分のお役目を、考え直します。」「やっと気がつきましたか。あなたのお役目は何でしょう?宇宙は、あなたに、使わない才能は与えていません。与えられているものは、人々のために使いなさい。」「与えられているものですか。霊感と、美術の才能と、文章力かな。これを使っていく仕事ですね。自分の中では、私の霊感と美術に比べれば、文章と音楽はさほどたいしたことはないのです。だから、なぜ、音楽のプロジェクトが今の自分にやってきたのか、まだ自分の中で納得がいっていないのです。」「音楽は、波動なので、上手に作ろうとする必要はありません。あなたのもつハッピネスを人々は音を通じて感じて、“楽しそうだなあ、幸せそうだなあ”と、自分を取り戻します。そのあなたの純真無垢な、陰の全くない幸せいっぱいのハッピネスが、七福神と一致して、あなたが私達を呼び寄せたのですよ。そこまで純真無垢なハッピネスを持ち、かつ音楽を表現できる人は、あなたしかいないのです。一方、哀愁のあるブルースやジャズは、悩みや傷、差別の痛みのある人にしか表現できないのです。あなたの音楽の役目は、その反対のエネルギーの、明るく楽しいハッピネスです。自分ひとりでやろうとしてはいけません。必要な人を集めなさい。ヒントは多様性です。あなたはオリエンタルでしょう?他の人種を集めてまとめてごらんなさい」「そうですよね? 黒人とラティーノのミュージシャンを探してみます。それと、プロのミュージシャンに仕事をシェアするという考え方で進めるべきだと思っています。この天から授かったプロジェクトを、自分だけの手柄として独占することは避けたいのです。私が、他のミュージシャン達を集めて、彼らにも仕事の機会を与えるシェアができるのならば、このプロジェクトを推し進める意義があると考えました。私はほんのきっかけ役、調味料役で十分だと考えています。」 続きはまた明日!
2007年09月30日
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2005年6月7日発行号 公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 31 6/07/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。お元気ですか? ニューヨークは、すっかり暑くなり、夏になりかけています。長い寒い冬から、やっと暖かい季節になって、居心地がいい今日この頃です。 なんだか、この1週間は、慌しかったです。バレエ公演の取材3本に、今流行のピラティスの取材など。ピラティスは、日本でも大流行の兆しみたいですね。ニューヨークでは、日本よりも一足先にブームになっていました。身体の中心を鍛えるトレーニングで、スタイルも良くなり、ダンスや格闘技も上達するそうです。こちらでは、バリバリのビジネスマンが、身体のケアのために、パーソナルトレーナーを付けて毎週ピラティスのトレーニングをしているケースも多いので、驚きました。日本では、女性がピラティスをしている様子ですね。取材に行ってみましたが、とても面白そうでした。 また、日曜日には、ト二―賞にいくつかノミネートされていた宮本亜門さんのブロードウェイミュージカル「太平洋序曲」の、賞の発表前の記者会見にも取材に行ってきました。日本から多くのマスコミが来ていました。この様子は、8月10日発行号の、チャコットのコラム「ニューヨーク・ダンス・直行便」に書きますので、お楽しみに。「恋愛について」 時々、読者からのお便りで、「ブルーシャさんは、たった一人のパートナーを大切にしているようですが、不倫はしないのですか?」などの内容があります。今回は、それについて少し触れたいと思います。 なぜ、様々な宗教で、不倫が禁じられているのでしょうか? 今日は、その理由を述べます。 聖書などには、禁じている内容だけが書かれていますが、それには深い理由があります。 聖書が書かれた当時は、「なぜか?」というその理由までを人々全員に言えるほどは、当時の人々の霊的レベルが進化していなかったために、理由が書かれなかっただけです。 私は霊感が強いサイキックであるため、生きている人間だけでなく霊的なものも同時にコンタクトを取って来るのが分かります。例えば、恋愛に関しても、親しくなる前の段階から、相手の先祖の霊達や守護霊達が私に出てきます。親しくなってからは、なおさら彼ら(相手の先祖や守護霊)が出てくる傾向が強くなりますし、私のことも守ってくださっているのが分かります。彼らと私の守護霊達同士で、お互いに話し合いをしているのも分かります。 ですから、人間だけでなく、霊的な存在のことも大切にして、敬意を持っています。 恋愛の相手は一人でも、その相手の背後で見守っている先祖や守護霊達のほうが、人数的には、圧倒的に多いのです。 これは、何を意味しているのか、お分かりでしょうか? とても考えが自己中心的で浅はかな人は、自分さえ良かったらという、自分のことしか考えていない状態ですね。 誰にも言わなければ分からないのだから構わないと考えたりして不倫している人は、その背後にいる先祖や守護霊達(自分、配偶者)が自分を見守っていて、彼らには全てお見通しであることまで、分かっていないのですね。 全て霊界では、バレているというのに! 守護霊達も、人間と同じなのです。不倫などをしていると、それを見ている守護霊達は、一体どんな気分になるか、分かりませんか? 気分悪くされるでしょう? そんな人を守ってあげたいと、彼らが考えると思いますか? 自分が蒔いた種です。 自分と配偶者の先祖や守護霊達以外に、そこに不倫相手の守護霊や先祖まで入り込んできたら、頭上の霊界は、グチャグチャになりますよね? かかわっている本人同士よりも、本人達を見守っている霊的存在の方が、圧倒的に人数が多いのです。 分かりませんか? ですから、自分を見守ってくださってる守護霊達、先祖の霊達に対しても、深い感謝の気持を持つことが、とても重要なのです。 謙虚で、感謝できる人は、宇宙霊から見て正しい生き方をしています。そういう人は、何事も心配いりません。 宇宙霊から見て正しい精神的な姿勢は、自分の恋人や配偶者に対して、感謝を忘れないことです。その気持は、そっくりそのまま、守護霊達にはお見通しで、ダイレクトに通じているからです。 傲慢になってはいけません。 謙虚に、感謝の気持を忘れずに。
2007年09月27日
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2005年5月31日号 公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 30 5/31/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。お元気ですか?「七福神の壮大な計画」 七福神の音楽は、カッコいいものが何曲か出来てきているので、「これ、ホントに私が作ったのかなあ?」と毎日驚いています。 周りの友人に聴いてもらったら、すごくビックリしていました。友人は、「初めて作ったようには思えない。やっぱり自分で作っているんじゃないんだね」と納得したような顔をしていました。自分でも、ポカンとして、キツネにつままれたようで、人事のようです。 曲のクオリティーから見て、どう考えても、私が作ろうとしているのではなくて、やはり七福神とか神様たち(宇宙の先生方)が曲を私に送ってきているのだとしか考えられません。一度に、いくつものパートの、楽器の音が聴こえてくるので、それを素直に形にしています。パソコンの前にじっとしていると、天から音が聴こえてきます。不思議ですね。 やっぱり、サウンドは「おデブ」です! アメリカ人の友人にこの話をして、「日本の昔話の7人の神様がいてね、みんなおデブでね、彼らが私に音楽を送ってきてさ、それを今製作中なんだよ。それが、サウンドも、ファット・ミュージックなんだよ!」というと、お腹を抱えて大笑いしていました。「それ、絶対買うよ! ファット・ミュージックだなんて、聴いてみたい!」と言われます。 こんなことって、あるのですね。作り話みたいですね。私も、まさか、七福神とのチャネリングで曲を作って音楽活動をするなんて、予想していませんでした。このメルマガを最初から読んでくださっている読者の方々は、私自身の半信半疑のこのいきさつをご存知ですね。私はある日、アフロヘアーにして、DJにスカウトされた話から、今日まで、ずっとつながっている点と線が見えてきました。今の音楽活動をさせられる時期が、きっと霊界と宇宙では決まっていて、それに合わせて数年間、「予行演習」として七福神にDJをさ せられていたのです。 七福神って、おかしな神様ですねえ、私をDJにするために、アフロにさせたのですから! ほんとに、有無を言わさぬエネルギーで、毎日毎日、「アフロにしなさいぃぃぃ」と彼らは私にメッセージを送り続けてきたので、しぶしぶ私は本当にアフロにしたのでした。そしてアフロで手相鑑定とタロット鑑定をしているところに、著名なDJに声をかけられて、面白半分でスカウトされてチャンスを与えられたのですよね。 それでレア盤ばっかりかけたら、「どうして、あなたはそんなレアな音源を持っているんだ?」と、DJはひっくり返って、「来週から、毎週レギュラーで入って下さい!」と頼まれたのです。 七福神の計画って、何年がかりで、ゆっくりと進められるのですね。壮大な計画です。一気には計画を進めないようですね、彼らは。 宇宙霊にスペインに呼ばれていった ~ 勉強のかたわら、手相鑑定とタロット鑑定をしていた ~ アフロのお告げが続いたので本当にアフロにした ~ プロのDJになった ~ 再び宇宙霊にニューヨークに呼ばれて来た ~ 七福神が出現して上に連れて行かれた ~ 七福神とも交信をし始めて11ヵ月後から、私に毎日音楽を送りつづけていた ~ 解釈に困っているところに、審神もできる霊能者に霊視していただき、本当に七福神が私に音楽を送ってきていることが分かった ~ それでも余裕がなくて放っていると、プロデューサーが見つかった ~ 今年夏発売をメドに現在製作中・・・続く 七福神達は、私にしつこく音楽とメッセージを送りつづけてもなかなか動こうとしないので、シビレを切らして、とうとう沖縄からニューヨークへ旅行に来た、審神もできる本物の霊能者を、私に巡り合わせたのです。 私の場合は、前世で音楽家だった時の影響で、今生でも音楽なら簡単に出来るとのことでした。前世の影響って、あるのですね。 まさか、メルマガが、プロデューサーを見つけて音楽製作していく過程を同時進行でお知らせする役目になるなんて、これまた想像もしていなかったです。この調子だと、音楽製作だけではなく、発売やその後のいきさつまでも、メルマガが同時進行で追っていくのでしょうね。 七福神のパワーの波動の、開運の音楽ですから、きっと、気付いた人だけが自然に買って手に入れていくことでしょうね。素直な人しか買わないでしょうし(笑)。七福神の計画にお任せして、ゆっくり静かに進めるつもりです。どうぞお見守りください。
2007年09月26日
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2005年5月24日発行分公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 29 5/24/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。お元気でいらっしゃいますか? ニューヨークは随分暖かくなってきました。でも夜はまだ、上着が必要です。今は、NYCB(ニューヨーク・シティー・バレエ)と ABT(アメリカン・バレエ・シアター)のシーズン中なので、ダンスの取材に忙しい今日この頃です。 ジュエリーは、今、大作の指輪を2つ作っている最中です。出来上がったらウェブに載せます。また改めてお知らせいたします。ジュエリーは、とてもやりがいのある仕事です。「これ、私が作ったのか~!」とう感動があります。宝石の質についても、直に色々触らせてもらえる機会があるので、とても勉強になりました。 七福神の音楽は、ついに、まともなものが出来上がってきました。だんだん進化しています。まだまだ、もっと音を加えて、修正して、納得のいく音に仕上げるつもりです。他の曲も出来てきています! 家で、自分で作った音楽を聴きながら、ついつい踊ってしまいます。ノリノリの曲たちのアルバムにしたいです。踊ったり、仕事前に自分のテンションを高めたりするだけでなく、掃除や家事をする時にかけると、楽しく作業が進む音楽です。 ヴィンテージの食器のほうも、「買い方と選び方が分からないので、分けて欲しい」と頼まれ始めて、身近な人のみに、時々売るようになりました。意外な展開に驚いています。永く愛用できる質のいい物って、皆、欲しがるものなのですね。持っておくだけで、時が経つにつれて値段が上がっていくので、資産の代わりになるというところも、他の食器とは違って魅力的なのでしょうね。 こんな感じで、本当に私は、今まで、好きなことだけを追求してきて、それがなぜか自然に仕事になってきて、それで生活してきました。こんな調子で今までは無事にやって来れましたが、この先はどうなっていくのでしょうね?* お便り紹介 さて、とっても嬉しいお便りが届いたので、一部を紹介します。ありがとうございます。前号の、「人生の優先順位」についてです。「さて、今回配信された、エッセイが、またもや、すばらしかったので、一言と思って、ペンを取りました(!なんか変な表現ですね!)そうです。あなたは、自分の思うまま書いてください。おちこんでいるひとをencourage することを考えるより、あなたのおしゃるとおり、一部の、活気ある人間をますます元気にさせるような文を、書いてください。そういう人たちが増えれば、おしゃるとおり、世の中全体を変えていく力になります!!ほかにはあなたのようなエッセイ書ける人いませんよ、今の日本には!!!日本は、せせこましく、人のことばっかり気にする文化で、気にしなければいけないような風土ですから、そんな、べたべたした暑苦しいなか、あなたのエッセイは、日本に吹いてくる、異国からの、涼風のようで、すごく、気持ちいいです!!!いつも、息子、20歳、大学生、にあなたのこと紹介しようと思っていましたが、今回は、今しがた、最新号を読むなり、即、彼に(独立してすんでいる。なかなか、ユニークな面白い、すばらしい男の子です)転送メールしました。 すごく、本質を突いてるから、読んでって。本当に将来ある若い人たちに、一人でも多くあなたの、ESSAY 読んでもらいたいです!!」 息子さんにも、私のエッセイを紹介してくださって、ありがたいです。私も、特に20代前半までの人達に、目覚めるきっかけとなるメッセージが伝えられれば嬉しいと考えています。少しずつですが、ぼちぼちがんばります。この読者のような方は、おそらく、前向きで、素直で、自信に満ちている方だと思います。 私は、自分なりに考えて、全く人と違う独自の考え方と信念で青春時代を過ごしてきたので、周りで私にあたってくる人も多かったですが、だんだんと、私の考え方は間違っていなかったことが分かってきました。 日本って、人と違うことをしていると、つぶそうとする人達が出てくるところなのです。「出る杭は打たれる」っていう言葉は、日本独特なもので、スペイン語にはそんな言葉はありません! あたってくる人って、自信がなくて卑屈なものなのです。あなたの周りにいる、あたってくる人をよーく観察してみてください。そんな人は、全員、卑屈でしょう?自分が向上することにエネルギーが向かわずに、人にあたったり足を引っ張ったりするマイナスの方向にエネルギーが向かってしまっているのです。マイナスのエネルギーを周囲にまき散らしているのですから、すごくマイナスの業(カルマ)を積んでしまっています。本人は、堂々巡りの悪循環から抜けきれずに苦しんでいることでしょうね。 自分で努力して向上していこうとしている、自信のある前向きな人を友人に選んで、若い時代は、卑屈な人は避けておいていいと思います。人生短いのですから。若くて向上しなければならない時は、自分にエネルギーを蓄えて使ったほうが、後に、より社会に貢献できます。だから卑屈な人は避けていいのです。将来人生が出来上がって、年を取ってから余裕が出てきたら、卑屈な人にも暖かく接すればいいでしょう。 私は、優先順位のつけ方が、世間の人々とは全く違います。ようやく、自信を持って、私よりも若い世代の後輩達にアドバイスすることが出来るようになりました。 「人生の優先順位」続き* あなたにとって人生で大事なものは? 人生で大事なものは何でしょうか?「お金」ですか?「学歴」ですか?「美貌」でしょうか? 私にとって大事なことは、「好きなときに、好きな人と、好きなことをする自由に使える時間とエネルギー」「自分を向上させるために、教養をつける自由に使える時間とエネルギー」「健康な心と身体」「口から取り入れる食事の全て(医食同源)」「人生の伴侶として長く続くパートナーシップ」です。 お金、学歴、美貌など、一般的なものは一つも入っていません。お金は無いと困りますが、多少、自分で自分のことをまかなえる程度で十分だと思っています。スペインとニューヨークと、お金を作りつつ移動してきたので、余分なものはどんどん削ぎ落とされていきました。サバイバルな人生が続いたせいでしょうね。ジプシーみたいですね(笑)。特に、スペインに渡った時は貯金を持っていきましたが、スペインからニューヨークに移動した時は、貯金はほとんど持たずに来てしまったわけですから、自分でも度胸があったと驚きます。私の場合は、それまでに身につけた知識や能力をお金に変えつつ、世界を移動してきました。ジプシー式です。 学歴も、もし本人が何かを出来るだけいい環境でいい先生から勉強したいという目的があって、進学してその結果についてきた学歴ならあっていいですが、何学部でもいいからとにかく「$$大学」というレッテルとしての学歴なら、別になくていいです。 美貌も、容姿なんて、誰にとっても人それぞれに好みが違うのですから、どれをとって美しいとするのか、基準が非常に曖昧です。日本では目を二重にする美容整形が人気ですが、スペインでは、目を細くして鼻を低くする美容整形が人気なのです。反対でしょう?「猫の目整形」と呼ばれています。だから、ヨーロッパでは日本人女性は、大人気なのですよ。モテなくなってきた30代後半以降の女性は、ヨーロッパに行けば、困るほど毎日男性が寄ってきますので、すぐに彼氏が見つかることでしょう(笑)。ですから、場所によって美しさの感覚が全く違うのに、そんなものに振り回される方が、おバカさんです。 結局、気にせず、人と比べず、自然体でいるのが一番いいということです。 コンプレックスをバネにして人生を進めると、どこかで必ず歪んできます。動機のエネルギーは、どんどん増えて自分に跳ね返ってきます。 また、お金とは、エネルギーですから、分不相応にたくさん手に入れ過ぎると、今度はまた別の形でマイナスとして返ってきますから、気をつけなければならないことです。病気や事故となって出たり、寂しい人生となって出たりします。 「何かがかけ落ちて無い」人って、それを穴埋めするために、欲しがるのです。 人が本当にやりたいことは、お金儲けではないはずです。結果としてお金がついてくるなら別ですが、お金のために何かをするという考え方は、宇宙霊から見れば間違った生き方なのです。本当にやりたいことが見えなくなってしまっている状況から抜け出すには、自分のコンプレックスを全て無くさなければなりません。結局は、自分でよく考えて気づくしか、方法がありません。 「コンプレックスを持たないこと」、これが結局、一番大事な根本的な精神の姿勢です。自分と人と比べるからいけないのです。「人生で一番やりたいこと」を追求して、「この人生で果たさなければならないお役目」を知り、努力してください。
2007年09月25日
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2005年5月17日発行分公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 28 5/17/05 (火) 発行 皆様こんにちは。お元気ですか? ニューヨークは、すっかり春になり、毎日気持のいい、暖かい日が続いています。セントラルパークの散歩がとても気持いいです。 さて、いくつか感想を頂きました。「まさに今の自分が必要としていた言葉です。私はダンサーをしていますが、一段落着くこの時期に、何かウエイターなどのアルバイトをしようかどうしようか悩んでいたところです。今はそんなことよりも、空いている時間は出来るだけニューヨークで何かレッスンを受けて、学んで身につけるほうが、今後の自分のためにもいいのだという確信が得られました」などです。 このメルマガは、出来るだけ私の率直な意見を書くように心がけています。ですから、率直な意見を重視すると、全員に好かれるような文章は書くことが出来ません。中には卑屈な人など、読んで気分を悪くしたり落ち込んだりする人もいるかもしれませんが、同時に、ポジティブに頑張っている人は、「このやり方でよかったんだ」と確信して自信を持ってさらに突き進んでくださることと思います。 10人中1人でも目覚めて、ポジティブに努力し続けてくれれば、それはその人の周りの人にも好影響を与えていきます。いい影響も、人々に伝染していくのです。ほんの少しの人が目覚めるだけで、それが広がってだんだんと多くの人々が目覚めていくようになります。 落ち込んでいる人をなぐさめることと、ポジティブな人をさらに応援することは、文章の内容的に反対のベクトルです。なぐさめる癒しの文章は書きません。 これからの、天変地異も多発している激動の時代のためにも、私は、精神的に強い前向きな人にさらに目覚めてもらうように、そしてその周りの人を引っ張っていってくれるように、メッセージを送ることを心がけています。「人生の優先順位」 自分が人生のいつの時期に何を重視するかという優先順位のつけ方によって、その後の人生の展開が変わります。 ピチピチに若い時は皆あまり差がないですが、10代から30代をどう過ごすかによって、40代50代にどのようになっていくかに差が出ます。 30代までの過ごし方は、見落としがちですが、とても大事な人生の土台を作り上げる時期です。うかうかしていると、あっという間に過ぎ去ってしまいます。失った時間や若さは戻ってこないですが、時間とは皆に公平に与えられているものです。その時間配分と過ごし方を、特に30代までは徹底的に考えるほうがいいと思います。 人間のエネルギーにも限りがあります。 何に一番エネルギーをかけるべきか考えて過ごした方がよいでしょう。無駄にエネルギーを失っているうちに、後の人生の可能性を削っていることになると思います。*脳の老化について 昔、「人間の肉体が老化するということは、脳も老化するはずだ、何歳までなら学ぶ 吸収力がいいんだろう? 効率よく勉強が身につくのはいつまでなんだろう?」と疑問に思って調べたことがあります。 急激に脳の老化が始まるのは、なんと、28歳からだそうです。 28歳までなら、全くやったことのない分野の勉強を初めてやっても、簡単に身につきますが、それ以降、年を取ってからだと、同じことを勉強して自分の身につけるのに倍以上の労力がかかるとのことです。 18歳までの一番吸収力がいい時期に、自分が興味をもつ色々な分野のことをやってみて、基礎を作っておかなければならないそうです。 そして、28歳までにそれを掘り下げてその分野の土台を作り上げておかなければ、それ以降新たに勉強しようとしても倍以上の労力がかかってしまうのです。 28歳までに何かの分野の土台を作り上げておけば、その脳の回路が出来上がっているので、それ以降年を取ってからでもその土台のある分野の勉強なら、さらに積み上げて吸収していくことができます。 当時私はこれを聞いて、本当に恐ろしくなった覚えがあります。若い時期こそ、無駄には出来ないと悟ったのです。よく考えて過ごさなければ、若い時期の過ごし方を後で後悔してしまうからです。「28歳までの時期は、脳が一番吸収力の高いということは、28歳までの1時間あたりをお金に換算すると、買えるものなら、人生の時間の中で一番値段が高いはずだ!」と悟りました。*時間を買っていたつもりの私 そう考えると、それ以来、常に時限爆弾を抱えて生きているような感覚になり、「28歳までは、出来れば全部の時間を勉強や吸収に使ってしまいたい! ヨーロッパにも留学して住んでみたい。働き出すのはそれから後でもいい。そのほうが、その後、より仕事で貢献できる土台を作っておけるから」という価値観に変わりました。 その当時から、私は文章とかアートで社会に表現していく仕事をするだろうなと思っていたので、なおさら、若いうちから、出来るだけ自分の中にたくさん吸収して持っておかなければ、何も書けない、スカスカなものしか生まれてこない、表現者の資格が無いと覚悟を決めました。 そして、私は本当に、28歳までは特に、勉強と吸収と留学に、時間を全部費やしとおしました。目の前のお金にも惑わされず、できるだけ仕事やアルバイトは必要最小限に押さえて、自分が吸収のために自由に使える時間を作るようにしました。「私は、28歳までの貴重な時間を、買っているんだ!」という自覚と、攻めの姿勢です。 脳の土台作りを意識して、勉強だけでなく、音楽の収集や、考え事(思索活動)にも力をいれて、色々な違う分野をバックボーンにもつ人々の友人を増やしていって、お互いに情報交換するように努めました。あっちこっち、顔を出しましたよ。教養を身につけることに一番力を注いだのです。 今から思えば、これで正解でした。本当にそうしてきて良かったです。 若いうちからの、人生の時間配分とバランスは重要です。周りを見回して、自分が尊敬できるような人を見つけて参考にするとか、尊敬できない大人を見て我が振りを直すといいでしょう。自分の好みの問題だと思います。 私が昔、周りの大人を見回して、「若いうちからお金儲けにエネルギーを一番注ぎすぎたあまり、いくらお金があっても、教養がない大人、人生のパートナーや家庭が上手くいっていない大人」は、子供ながらに尊敬できませんでした。 お金っていうものは回りものなので取替えが効きますが、健康、教養、パートナーや家庭は、お金では決して買えない貴重なものです。後で人生を振り返って、残ったのはお金だけで、寂しく一人ぼっちなんてことにはなりたくありませんでした。 ですから、恋愛を当たり前だと思わず、ありがたく大事に考えて、パートナーを粗末に扱わないようにして、人生のパートナーとして長い時間をかけて信頼関係を育てていくことにも、気をつけていました。 まだ若輩者ではありますが、これまでの経過を振り返ってつくづく思うことは、教養だけでなく、恋愛のパートナーシップも、実は若い時から気を付けて育てていくほうがいいということです。 続きはまた次回。
2007年09月24日
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2005年5月10日発行分公開 続きアーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 27 5/10/05 (火) 発行 *「音楽」 音楽も、辞めずに長年続けている専門分野です。というより、好きすぎて辞められない状態です(笑)。一種のジャンキーで、音楽は私の糧です。 幼少時の5才くらいからオルガンを13年間学んだことがきっかけですが、オルガンを辞めた理由は、「私なんてジミー・スミスの足元にも及ばない、私程度に弾ける人達はいくらでも世の中にいるんだから、別に私がやらなくてもいいんだ」なんて、冷静に自分を分析して謙虚に考えたからです。ほんとに、私は、もしそのまま真っ直ぐプロの道へ進んでいたとしたら、並みのプロくらいにはなれたけれど、オルガンの巨匠ジミー・スミスには及びませんでしたね。 それで、大学で経済学部に進学したり、その後絵画を学びにスペインに留学しましたが、結局音楽は常に私の糧で、ほとんど病気なレコード収集と研究をずっと続けていました。今でも、レコードを買うのは我慢しているだけであって、もしお金がふんだんにあったら、買いたいもののリストは軽く500枚はあるくらいです(笑)。もうビョーキですね。 そのレコード収集と研究を辞めずに続けていたお陰で、スペイン留学中にDJとしてスカウトされて、毎週末有名なクラブでレギュラーで仕事をしていました。2~3年続けました。 この時も、スペインで、毎日自宅で聴いて楽しんで自分のテンションを上げるために、日本から、世界のレア盤の音源を150枚以上持ってきていたという偶然が重なっています。 ジミー・スミスには及ばない並みのミュージシャンである自分が、まさか、お金を頂いてプロとして音楽活動しようだなんて、全く考えたことがなかったのに! どういう因果か知らない間にプロになっていって、いいギャラでお金を頂く仕事が続いたために、ただ呼ばれるままに引き受けて続けました。 私の選曲を喜んでくださる人達が大勢いたことは、人の役に立っている感触を得られて嬉しかったです。底抜けに明るい曲を選曲するので、「ひまわりのような選曲」と呼ばれていました。 この時の経験は、お客さんの反応を見ながら盛り上げたり、どのように持っていったら盛り上がるのかとか、人を音楽のリズムで乗せる練習になりました。だから、今では、人間の身体はどんなリズムで乗ってくるのか、知り尽くしています! リズムを身体で感じると、宇宙霊にコネクトしやすくなるのです。学んだことは計り知れないほど大きかったです。 今から思うと、七福神が音楽を送ってきて、実際に音楽活動をし始めることの、予行演習としてDJをさせられていたのだと分かりました。多分、七福神と宇宙霊の計画ですね。 私自身が音楽家になりたいとか作曲したいとか、全く考えていないことがポイントです。「ミュージシャンになりたい」とか、「音楽でご飯を食べていきたい」だなんて、何も考えたことが無いのです。無理したことは一度もなくて、もっと自然な状態なのです。「私の音楽を私が作る」というような我が全くない状態で、「私を通じて、七福神や霊界の音楽を形にして、人々にハッピーな開運の波動を配るお手伝いをさせていただければ光栄です。私でよければどうぞお使いください」という気持しかないです。「私が音楽を作っている」なんて考えていなくて、作曲の仕方は、「耳を澄ますと、どんな音が聴こえてくるかなあ?」とじーっと聴こえてくる音を待って、降りてきた音を形にしているだけです。ふざけてますね(笑)。 ただ、私はチャネリングしているだけです。七福神達の、宇宙の計画に違いありません。だって、よく考えたら、私なんて一度もレコードをリリースしたことがないのに、その上デモテープも作っていなかったのに、いきなり私に投資してくださる方がでてきたなんて普通ではないですものね。 これは私の力ではなく、目に見えない運命の、宇宙の力が働いていることを肌で感じています。
2007年09月23日
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週刊メルマガ 2005年5月10日発行分公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 27 5/10/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。お元気ですか?さて、いいニュースがあります。ABT(アメリカン・バレエ・シアター)のプリンシパルであるアンヘル・コレーリャへのインタビューが、とうとう実現できました。彼は、バレエダンサーとして今が人生の黄金期で、大活躍中です。去年秋から、ローレックス(時計)の新しいイメージモデルに選ばれました。10年前に、パリ・国際バレエコンクールでグランプリと金賞を同時受賞して、世界中から一気に注目を集めた人です。すごく性格が良さそうで、自信に満ちていて、熱意のあるいい「ヲトコ」でしたよ。とても明るい人です。 アンヘルのインタビューは、毎月連載しているチャコットのwebマガジン、“Dance Cube”の私のコラム、「ニューヨーク・ダンス・直行便」に掲載されています。毎月10日発行なので、ぜひご覧下さい。あなたもきっと、アンヘルのファンになることでしょう!http://www.chacott-jp.com/magazine/index.html*職業は「宇宙霊のチャネラー」 最近は、毎日音楽も作っているので、驚きの今日この頃です。ほんとに、私の人生って、計画性が無く次々にいろんなことが仕事として舞い込んできて、いまだに現在進行形で、将来はどの方向にどのように進んでいくのか見当がつきません。 宇宙霊のお導きに沿って、謙虚に活動しています。まるで同時進行で、別々のことをたくさんやっているように周りからは見られがちですが、自分の中では一貫性があるつもりで、来た話は全部やらせていただくようにしています。一つずつ、目の前の仕事を地道にコツコツとこなしているだけです。ごく自然に伸び伸びと生きています。 でも、お金をいただいて仕事として活動していることの種類が多過ぎるように周りには見えるみたいですね。現代の世の中では、私のような活動形式が不思議で、浮いているみたいに見えるのでしょうね。よく人々に、「あなたの職業は何なの?専門は何?どうして一つに絞らないの?」などと尋ねられます。 そういえば私は、一言で職業が答えられる人生ではないですね。つっかかってくる人もいますから、慣れていますが、今までは、その人の考え方に合わせて答えていました。 長年勉強を積み上げてきた専門分野が、大きく分けて3つあるからです。絵画、執筆活動、音楽です。一つ一つが、幼少時からずっと辞めずに積み上げてきたものなので、昨日今日やり始めたことではないです。 何の分野でも、長い間コツコツ真面目に積み上げて続けると、「ちりも積もれば山となる」で、その努力が報われる日が来るものです。これは、私の今までの人生で学んだ一番大きなことです。信念を強く持って、理想をできるだけ高く持ちつづけて、それに近付こうと努力することが、私がいつも胸に抱いている信条です。 私の職業は、現代社会に合わせて一言で答えなければならないとしたら、「宇宙霊のチャネラー」ですね。 表現方法はその都度変わっているだけで、いつも宇宙霊からのメッセージを、私を通じて外に表現して流しているだけなのです。私は単なるパイプのような役割だと考えています。不特定多数の人に伝えたいことがある時に、それを、表現方法を変えて、その時々に最もふさわしい方法で、伝えているだけです。*歴史上初の女性版ダ・ヴィンチが目標 実は大昔、レオナルド・ダ・ヴィンチが生きていた500年ちょっと前くらいの頃は、ルネッサンスで、芸術家というものは、多くの分野を並行して専門を掘り下げることが当たり前のことだったので、これは珍しくも何ともなく、ごく自然な芸術家の生きる姿勢だと解釈しています。 彼は画家でもあり、音楽家、物理学の基礎を築いた父、武器専門家など、様々な活動を自然にしていました。 現代は、どうしてダ・ヴィンチのような人が出て来なくなってしまったのでしょうね? 20世紀は、たった一つに職業を絞らなければ生きていきにくい、効率化を追求した社会になっていったのでしょう。 私の芸術家としての理想はダ・ヴィンチなので、これからさらに年月をかけて、自分の3つの分野を極めて、統合させることが目標です。実は昔から、歴史上初の女性版のダ・ヴィンチを目指したいと思っていました。 現在までの途中経過は、そのスタート地点にやっと私も立つことが出来た程度ですが、間違った方向には向かっていないと思います。このまま続けます。*3つの専門分野 「絵画」 私の専門の中心を成している主なものは絵画全般、アートで、そこから派生した分野が写真、ジュエリー(ハイ・ジュエリーのみ)です。個展、写真展もやって、時々写真の仕事も細々続いています。 そのせいで価値のある美術品を1秒で見分けられるので、ヴィンテージ食器とアンティーク家具、ヴィンテージアクセサリーや服の収集を趣味で続けています。多分、見分ける時に、霊感も使っているのでしょうね。食器は1950年代のスカンジナビアもの中心で、家具はマホガニー素材の100年以上経たもの、服はスペインに住んでいた頃からヨーロッパの手の込んだ品質のいい古いものを集めています。特に生地の織りや見事な手作業の刺繍が、現代の作品では手に入らないくらい完成度が高いのです。また、気に入った美しい食器に変えると、毎日の食事がとても楽しい娯楽の時間に変わります。度が過ぎて、お皿が100枚以上になってしまって(笑)。おバカですねえ。 家具やお皿は寝かしておくと、毎年値段が上がっていくので利率のいい貯金と同じことなので、おすすめです。飽きたらサザビーズで売却すればいいだけです。アンティーク物は品質がよく希少価値があるので、「減価償却」が起こらないのです。分かりやすく説明すると、例えば新品の家具を買って使って翌年に転売する場合、その価値が半額以下になってしまうことを、経済用語で減価償却といいます。しかし、アンティーク物は、物によっては、時間がたてばたつほど、値段がどんどん上がっていくのです。買って毎日優雅に使って暮らしながら、飽きたら値段が上がった頃に売って、売却益を得ることができます。 これらは、単に自分の毎日の生活を豊かに彩るために、趣味で集めつづけていただけなのですが、周りの人々に、「教えて欲しい」とか、「同じ物を買ってきて欲しい」とか、「セレクトショップをやってよ」と言われることがあまりにも多くなってきたので、時間に余裕があれば近い将来に、ネットでセレクトショップをやるかもしれません。*「執筆業」 2つめの専門分野は、執筆業です。これはもともと、子供の頃から、自分の霊感で感じることに、自分の考えが追いつかなかったために、幼いなりになんとか理解しようと試みて、書いていました。「知識がないのに、絶対にそうだと知っている状態」、「根拠がないのに、それが真実だと知っている状態」が、私の人生では幼少時からあまりにも多すぎて、それが幼い頃の私には、かなりな負担になっていたからです。 霊感で分かっていることは、「なぜそれが宇宙から見て正しいと知っているのか」理由がないのですから、それをポロッと人に言った時には、「そっちの方が良いだなんて、なんでそう言い切れるの?そういうあんたのことは、自分ではどう思っているんだよ?」などと当たってこられることが普通でした。そういうことが、私にとって「友人か、知り合いか」の人付き合いの境目でしたね。ですから今考えると、私の友人は、私の言っていることを理解できる直観力のある人達だったのだと思います。 その当時は、自分のことを霊能者だとは考えていなかったので、無理もないです。自分の考えは人には黙って、口をつぐんでいました。 今年(2005年)の元旦に沖縄の審神もできる霊能者に出会って、「あなたは霊能者です。観えているのだから、人に対して間違っていることは“間違っている”と、もっと言ってあげなければなりませんよ」と強く指摘されてから、やっと、自分は霊能者だったのだと認めて受け容れ始めたところです。 ですから、これから書く内容はさらに伸び伸びとしてくるでしょう。子供の頃から、いつも霊感で感じることを書いてまとめては、後で読み返したくないので、ゴミ箱に捨てていました。書く力は、観えなくていいものまで観えてしまう自分の霊感による苦しみのために身についた、副産物です。ですから、文章を書きたいとか、上手くなりたいとか、作家になりたいとか考えて書き出したわけではなく、書かずにはいられなかったので書いていただけなのです。「狂人日記」みたいなものです(笑)。そんなに格好いいものではありません。自分にとって書くことは、息をすることと同じくらい自然なことで、一生止められることではないです(笑)。 本格的に仕事として書き出したのは、学生の時にいくつかの賞に文章を応募したら必ず最終選考まで残っていたことと、一度エッセイで小さな賞を受賞したことがきっかけで、「これなら私でもお金を頂いて書いてもいいかな」と考え始めてからです。ベースになっている基礎的な物の見方と考え方や知識は、大学の時に経済学部で学んだことの影響が大きいです。それから1冊本を出版して作家になり、フリーでジャーナリストになり、現在に至ります。 *音楽については、次回アップします。お楽しみに。
2007年09月22日
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メルマガ 2005年5月3日発行分公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 26 5/03/05 (火) 発行 こんにちは。お元気でいらっしゃいますか? 私はとっても元気で、七福神の音楽を作っています。他の曲も作曲しています。とても楽しいです。ジュエリーも、今ゴージャスな指輪を注文で作っている最中です。地道に、目の前にある仕事を一つずつこなしています。 さて、私は最近、特に、ベトナム料理のフォー・ボー(牛)にはまっています。週1回は食べています。別名、「ベトナムうどん」とも呼ばれるもので、スープと細い米の麺の暖かいメニューです。もやし、ライム、薬草(バジルなど)が付け合せででてきます。滋養強壮にいいみたいで、これを食べた次の日は元気が出ます。ああ、これにもっと早く気付けば良かったです。スープに秘密があるようですが、リサーチしてみると、数種類のハーブや、大根、玉ねぎ、赤玉ねぎと牛エキスなどが入っていることが分かりました。ハーブや牛エキスが効いているのでしょうね。ベトナミーズ・レストランはたくさんありますが、チャイナタウンのフォー専門店で食べる方が本格的な味がします。メニューにフォーが10種類以上ある店は、インスタントのスープではなくて、ちゃんと煮込んでダシを取っていると思います。「いい霊能者の見分け方」 お便りの中に、「神様が乗り移るって言っている人に観ていただいたら、“・・・なんじゃ”っていうしゃべり方になって、“あなたには今の仕事は合っていない”なんて言われましたが、これってどう思いますか?」とか、「サイキックだという人に観ていただきましたが、その人は離婚しているんですけど、もし本当にサイキックなら、なんで離婚するような人と結婚するのでしょうか? 怪しい限りです。大して何も観えていないのではないでしょうか?」というものがありました。 今回はこの質問について答えましょう。 サイキックとか霊能者と呼ばれる人達は、普通の人が観えないものが観えて、聴こえないものが聴こえる、その情報量が、圧倒的に人々よりも抜きん出て多い人達のことです。実は、あらゆる情報は最初からあるので、存在している情報量は誰にとっても変わりないのですが、人によって読み取ることのできる情報には、雲泥の差があるということなのです。あなたにとっても、サイキックにとっても、手に触れている情報量は全く同じなのですが、それを読み取ることができるか出来ないかの違いなのです。 ですからひょっとして、あなたもある日突然、霊的な情報が見え出すこともあるのかもしれません。バックナンバーで書きました、お会いした沖縄の霊能者や私の場合は、生れ付きの霊能者です。この霊能者に、「あなたの霊能力は生れ付きのものです。」と言われたので、「あの、不便なことも多いのでこれ以上観えなくて結構なのですが、神様に“観えなくして下さい”って頼んでも、全然観えなくならないのです。この霊能力は、治らないのでしょうか?」と尋ねると、「ハハハ、それは一生治りませんよ。あなたの霊能力は、無くならないです。」と指摘されました。 どうやら霊能力とは、生れ付きの体質のようなものらしいです。これもまた持って生まれた運命なのでしょう。私は、人間の個性のようなものだと捉えて受け容れています。 サイキックといっても、その人それぞれにコネクトしている霊や神様が違うわけですから、その人の後ろについている霊とその本人の霊体の波動によって、読み取ることのできる情報には、大きな違いがあります。ですから、霊能者ごとに、読み取る情報は異なります。 その霊能者が、どことコネクトしているか霊視して見極めることができる人というものが存在して、そういう人達のことを、審神(さにわ)と呼びます。彼らは、その霊能者が本物か偽物かどうか、本物だとしても霊的に低いところ(ヘビ、キツネなどの動物霊)とコネクトしているのか、霊的に高いところ(神様など)とコネクトしているのかを見極めることができます。 私自身も、さきほどの沖縄の審神(さにわ)もできる霊能者に霊視していただくまでは、自分自身が観ていることを決して鵜呑みにはしていませんでした。 さて、冒頭の質問についてですが、2つ目の読者の質問の中に、ズバリ答えが隠れています。 その通り、本当に霊能力が高いのなら、「離婚するようなことにはならない」ので、その霊能者は、観えていたとしても、大したことは観えていないということです。 霊能者は、生きている人間の霊体(過去、未来、生まれ持った霊格の高低、生まれ持ったポテンシャルの高低)も読み取ることが出来るものです。もし霊体を読み取ることが出来ていれば、最初から離婚するような失望する相手に接触することは不可能です。 本当に本物の霊能者であるのだったら、合わない霊体の場合、その肉体に触れなくても、その霊体に触れただけで、「ウッ」と肩がすくんで分かるはずですから。1秒で分かります。 ですから、サイキックがどの程度見えているのか、本物か偽物かどうかの見極めるには、「その人の人生や私生活」を観察して参考にすればいいと思います。 サイキックと名乗っているのに実は離婚している人は、人の霊体を読み取ることが出来ないので、そのようなサイキックに人生を相談しなくてもよいでしょう。 そんなサイキックに尋ねるよりも、あなたの周りにいる、「若くから幸せな結婚をしていてラブラブの人達」に相談した方が、的確な参考意見を聞くことが出来ることと思います。こういう人達のほうが、「よっぽどまとも!」です。 なぜでしょうか? それは、霊的なことが観えなくても、直観力が発達している人もとても多いからです。霊感に近い直観力の持ち主も大勢います。 そういう人達の特徴は、「決め付けるタイプ」です。何でもサッと直観で決め付けて判断しますが、いつも勘は外れたことがなく、2秒で決断できる人達です。霊感も直観も、理屈ではないのです。スピードの速さと正確さが物を言います。あなたの周りにいる、そういう人に相談して意見を聞くといいと思いますよ。 参考までに。沖縄の審神(さにわ)もできる霊能者も、いいパートナーを連れていらっしゃいました。私はそのパートナーの霊体を一目見て、「あなたの彼は、とても透明な、ガラスのような人ですね」と言うと、「はい。その通りです」と霊能者はニコニコ笑って答えました。私が見たこともないような澄んだ透明な霊体でした。やっぱり、霊能者は汚くただれた霊体は苦手なものなのですね(笑)。
2007年09月21日
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2005年4月26日発行分公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 25 4/26/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。お便りが続いています。ありがとうございます。霊的なこと、生き方などの内容を喜んでくださる読者が多そうなので、しばらくこの路線で続けます。 さて、私の方は、七福神の音楽を実現化・CD化するために、自宅で少しずつ作っています。七福神の「セブン・ゴッズ」1曲だけでなく、できれば10曲くらい作って、アルバムにしたいと考えています。夏頃に発売できればいいなと考えています。 パソコンで音楽を作ることは、一昔前は大変なことでしたが、今ではソフトも色々出ていて簡単になってきています。デジタルサンプラーや、シンセサイザーのソフトがあれば、パソコンのマウスを使って、シーケンサーで1音ずつ音を入れると出来てきます。最初にソフトの使い方を覚えるのが面倒くさいですが、慣れるとどうってことはありませんでした。初めてやり始めることは、取っ掛かりが面倒でゲンナリしてきてしまいましたが、少しずつ使えるようになりました。音楽を作ることは、とても楽しいです。おすすめです。「人間は、部品ではありません」 前々回、前回に、「アイデンティティーを確立して、自分に自身を持つようにしてください」と書きましたところ、反響が増えました。その続きです。今回は、女性でなく逆の立場から見てみましょう。「容姿に自信が無い」なんて思って、自分がダメな男だなと感じるような男性とは付き合う必要ないですよ、と書きました。その逆から見て言えることですが、容姿や条件で女性を選ぶような男性は、どうせ人の本質(霊体)が分からないから外見で選んでいるので、そんな人は、貴女のことも、ベルトコンベアーに乗って流れてくるたくさんの女性の一つとしか捉えていないのです。 そういう人は、誰と付き合っても、「あれ? なんか合わないなあ、もっと他にいい女がいるかも、交換しよっと!」なんて単純に考えて、人間(女性)を、「部品」を交換するようにしか考えていません。部品みたいに交換すれば、どこかに自分と合って上手くいく女性がいるに違いないという単純な考え方なのです。外の部品を交換すれば上手く行くと思い込んでいる、自分のアイデンティティーの根本的な問題を人のせいにしている単純な人なのです。 そんな男性は、いくら「部品」(女性)を交換したって、単純細胞であるという根本的な問題は解決されないままですから、それに気付くまで、何度も何度も同じ問題が形を変えて、自分の前に現れるでしょう。あなたは、そんな男性からは、好かれなくて結構なのですよ。しょうもない男性から何人に言い寄られても、たいして意味の無いことで、かえって迷惑です。 あなたのことを部品としか見ていないような、人間を大切にしないような男性は、実は、将来的に、人生の最後には一人ぼっちになってしまいます。それは当たり前ですね。将来一人ぼっちになった時に、うつ病気味になってきて初めて自分の考え方が間違っていたことに気がつくのですが、そうなった頃は老年期でしょうから、時は既に遅し、です。 特に、「あんな下らない女なんて、もう嫌いだ」なんて言っているような男性は、自分が下らない男だからそう言っているのです。それと同じことが言えますが、「ボロボロに傷つけられた」と言っている女性ほど、人の事を傷つけてきているので、要注意です。 恋愛や結婚だけでなく、友人関係も、最初にその人の本質を見極めましょう。「いい妻(夫)に恵まれて幸せだ」と言っている人、幸せな人は、実は本人の心がけで人間関係を長い間かけてよい方向に築いていくことが出来るという証拠なので、きっとあなたのことも大切に扱ってくれるでしょう。 もっと貴女の本質に惚れるような霊的に成熟した男性を見つけることを、おすすめします。人間は部品ではないのですから、あなたのことを掛け替えのない存在だと尊重する男性を選びましょう。霊的に成熟した男性を選べば、恋愛関係、結婚は長続きします。くれぐれも、その男性が貴女の何に惹かれているのかを、厳しく見極めてください。 私は現在ニューヨークに住んでいますが、アメリカでは、VIPになるほど、長続きしている恋愛関係や夫婦関係が成り立っているかどうか、という面を重視されます。どこに行くにも、呼ばれる時には、カップルか夫婦同伴です。自分の家庭の中でさえ長続きする良い人間関係を築けない人が、もっと大きな社会で重要な役割を負うのは不可能だろうと考えられているのでしょう。そんな彼に大事な仕事を任せておけない、信用できないという目で見られるのです。特に、アメリカは移民で成り立っている多民族国家なので、知らない人同士が、どういう面を見てその人を信用できると判断するのかを、考えたら分かることです。自然にそういう風土が出来上がっていったのでしょう。 しょうもない男性だなと思った人にでも言い寄られたら、「まあ、いいか」と、つきあってしまう女性や、男性に言い寄ってこられることによって自分の価値が上がったように感じてしまうような女性は、もっと自己確立を強くしなければならないです。自分のアイデンティティーを、他人(特に男性)からの評価に依存してしまうことから、人生のボタンのかけ違いが起こります。 一人でいるのは寂しいから、彼氏はいないよりいたほうがマシだ、なんて考えると、ズブズブと悪循環の泥沼にはまっていきます。泥沼の悪循環から抜けきれなくなりますので気をつけましょう。しょうもない男性とつきあうくらいなら、一人で過ごした方がマシです。一人でいるからこそ出来ることはたくさんあります。例えば、自己投資に時間とエネルギーをかけるのがいいでしょうね。時間をかけなければならない勉強やキャリアアップこそ、一人でいる間に出来ることです。
2007年09月19日
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2005年4月19日発行分公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 24 4/19/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。ニューヨークはとても気持のいい、春の気候です。私は先日、午後のセントラルパークを歩いたら、エネルギーが蘇りました。 さて、余談ですが、メルマガ題17号に書きました、宇宙霊が耳のマッサージをしてくれたお話について、語るべきか語らないべきか悩んで書かなかったことついて、触れる決心がつきました。その時に出てきた宇宙霊は、実は、不動明王です。私が実際に肉眼(というか霊眼)で不動明王を見たのは、この時が初めてでした。数年前に電話でお話した、大阪府知事認可の本物の霊能者に、「あんたは霊感が強いなあ、困った時は不動明王と弘法大師を呼びなさい。あんたを守っているから、いつでも飛んできてくれるよ」と指摘されたことがありました。その方には何も言っていなかったのに、私の嫁ぎ先の宗派は真言宗(弘法大師)なのです。(実家の宗派とは全く関係ないのに、弘法大師は、幼少時に2歳から7歳まで、5年間に渡って毎日出てきて、霊界の仕組みやカルマの法則や結婚についてなど、様々なことを私に教えました。実は私は、0歳の赤ちゃんの時からの克明な記憶があるので覚えているのです。この話は、またの機会に書きます。*ちなみに、人間の記憶が始まるのは、普通は4歳くらいからです。) この耳のマッサージの時に、私が観た不動明王は、背景がヴィヴィッドな青(彩度・明度とも高い)で、真っ赤な朱色の炎がめらめらと、ところどころうごめいていました。ゴーッというすさまじいエネルギーと炎で、「ううっ」と圧倒されました。姿はほとんどなく、あったとしてもかすかで、炎に包まれていて、観えませんでした。炎の精霊といった感じです。耳を揉んでもらったのに、全く熱くはなかったです(笑)。「これは不動明王かな?」と思ったので、すぐに、「のうまくさんまんだーばーざらだー・・・」という不動明王の御真言を唱えると、さらにその炎が、何倍にもすさまじい勢いで膨れ上がって、ゴーッと燃え出しました。 そういうわけで、不動明王も本当に実在することが分かりました。このメルマガの読者の方々もお守りくださったらいいなあと思いましたので、今回、お知らせすることにいたしました。不動明王って、男らしくて強そうで、とってもカッコいい神様ですね。マッチョだし。私は彼のファンです(笑)。皆様にも、不動明王のご加護がありますように。
2007年09月17日
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週刊メルマガ 2005年3月29日発行分 公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 21 3/29/05 (火) 発行 皆様、こんにちは。最近はメルマガの反響が以前よりも増えました。それを拝見させていただいて驚きましたが、一番多いメールの内容が、「人の本質を観る方法が分からない」ということでした。「霊体を読み取るとか、霊体に近付いて感じ取るとか、どうやったらいいのか、全く分かりません」「人の本質を観る方法が、霊体に注目することだなんて、想像したことがなかったです、理解できません」 「私は霊体なんて全く分からないので、どの人も同じようなものにしか見えません。どの人がいい人か分からないので、今まではいつも男性を見分ける時に、どの男性でも同じようなものなのであれば、それなら多少は見かけ(容姿)や条件がいい人を選んだ方がいいのだと思っていました」 といったような内容が多かったのです。これには驚きました。ですから、少しでも皆様が人間の本体である霊体について知ることができるように、私なりに少しずつ説明を加えていこうと思いました。 皆さんも、「霊体」に気付いて実践してみるだけで、人生、仕事、伴侶選び、結婚に対する価値観が180度変わるでしょう。もし表面的なことだけで判断して選択をすると、後になって問題が出てきてしまうので、その人の本質である霊体を感じて判断するようにして下さい。霊体が何であるか分からないという人も、五感にとらわれずに霊体を感じるやり方で、物事を観るようにして下さい。 さて、先週の続きです。今回は伝統や宗教、常識に振り回されない生き方について語ります。 伝統や宗教、常識というものは、人々が生きていきやすいために、長い年月を経て淘汰されてきた生きる姿勢や考え方ですが、その中には、「権力者が既得権益を守るために自分たちに都合のいいように、民衆を飼いならすために通してきた考え方」もオブラートに包まれてたくさん残ってきています。 そんなことにおちおちひっかかっていると、自分で自分を飼い殺しにしてしまっているようなものです。常識や伝統に従って生きると世間の大多数の平均値からはみ出ずに、無事に楽に生きていきやすいですが、実は、霊的に自分の使命を果たしているかどうかという視点で見ると、損していることも多いのです。 伝統や宗教、常識に全く従わずに一から自分で考えて生きることは、確率的にリスクが大きいことのように見えますが、そのほうが自分の使命に早く気付いて、自覚を持って生きることの近道になります。実際は、自分の人生や運命を、他人の作った世間の常識や伝統にゆだねてしまうことは、あとで取り返しのつかなくなるようなリスクの高いことだと言えます。 分かりやすい例でいうと、「大企業に就職すれば安心」という常識もそうですね。労働時間や仕上げた仕事の量など、拘束された状態の中で給料が支払われるということは、人生の時間の切り売りと同じことなので、本当に自分がやりたい仕事をできる環境でないならば、安心と引き換えに大企業に就職することは決して得策とはいえません。自分の人生の時間をなんとなく他人(企業)に売ると、なんとなくあっという間に人生の時間が過ぎ去ってしまいます。人生について考える時間も余裕も残らなくなってしまいます。霊的に観て、効率のいい労働条件は、好きな分野でやりがいを感じる内容で、自分の能力や特性が生かされる仕事です。そして、自分で自由に時間をやりくりできて、業績や成果に対して報酬が支払われることです。自分の人生の仕事を選ぶにしても、世間の常識やステイタスや収入に惑わされずに、本当に自分がやりたいこと、やりがいを感じることを選ぶようにして下さい。 そして、常に本当に自分がやりたいことを仕事にして活動していくと、本来の自分の使命と役割を果たしていることにつながり、自分の運命の上に乗っているので、運命的に出会うべき人にもちゃんと出会うことが出来ます。
2007年09月15日
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2005年3月22日発行分 公開アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 20 3/22/2005 (火) 発行 皆様、こんにちは。ニューヨークは随分暖かくなってきて、春が到来しつつあるようです。寒い、氷点下の冬が過ぎ去って、ほっとしています。もうじき、マンハッタンも桜やモクレンの花が満開になるでしょう。 さて、前回は、人の本質を見極めることの重要さについて、霊体の解読の仕方をくわしく解説しました。本質とは、人間の本体である、霊体のことです。前回のメルマガは、大変反響があり、何通かお便りも頂きました。そして、お便りを拝見してみると、「人を見かけで判断しない」ということを実践していない人が多いということに、とても驚きました。その人の霊体に書いてあることを解読して、本質を見極めて友人や伴侶を選択するということは、私の人生にとっては当たり前のことで、基本です。 これらの霊的な情報は、サイキック&チャネラーである私が、幼少時から長年にわたって、「霊界・天地創造のカラクリの全貌」について、宇宙霊から受信し続けているものの一部です。ですから、私にとっては当たり前のように理解している多くのことは、他の人々にとっては真新しい考え方で、思いつきもしないことだろうと思います。どこからお話したらいいのか、膨大すぎて途方に暮れますが、これからもさらに詳しい説明を、少しずつ試みてみます。質問があれば、どしどし、メールでお便りを下さい。「霊的なことを知って、一体何の役に立つの? 実際の人生や生活の役に立たないじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、気が進まなければ、自分にとって必要な部分だけを読んでください。私がなぜ、このような内容のことを書くかというと、少しでも、人々が、人生の目的や役割に早く気付いて、その今生のそれぞれの使命を全うして欲しいと思うからです。人それぞれ、生まれもった霊格も違うし、人生の目的や役割も全員違います。しかし、人生の役割や使命なんて何も考えずに、「なんとなく毎日を生きている」人が、なんて多いことでしょう! なんとなく働いて、なんとなく彼氏を選んで、そのせいでなんとなく結婚して失敗して・・・。ただなんとなく生きているうちに、周りの出来事に流されて振り回されていると、あっという間に人生が過ぎ去っていってしまいます。そんな様子では、また来世でやり直しです。なんとなく生きるなんて、実にもったいない話です。あなたの今生の使命を早く見つけて、役割を果たして欲しいと願います。そのほうが、世の中全体のためにもなります。 なんとなく振り回されないで生きるために、注意することは、「世間の常識、伝統、血統(家柄)の考え方、宗教」をそのまま鵜呑みにせずに、真に受けないで、全て自分で判断して取り入れて決断するということです。その際の判断の基準は、「自分のハートで感じてみて、"これは正しい"と納得するかどうか」、「自分のハートに響くかどうか」です。自分ひとりで判断して選ぶということは、実際に体感して練習していかなければ、身につかないことです。しかし、体感の体験がなければ、自分の力で的確に選べないので、その結果、なんとなく生きてしまうことになります。なんとなく生きる方が、考えるエネルギーが少なくて、楽だからです。常識や宗教、伝統の考え方に頼らずに、もし全て一から自分の力で考えて生きていこうと思ったら、そのほうが大変なことなのです。「魂のフタについて」「実は、人間の本体は、霊体です。それに対して肉体は一時的なこの世の物質で、霊体が乗った、車のようなものにすぎません。霊体は、肉体が滅びても永遠に無くなることはありません。霊体は、何度も人間に生まれ変わって、霊的に向上して、浄化していきます。」と前回書いたことについて、さらに詳しく説明します。 これは、輪廻転生の考え方がベースになっています。霊的なことは、目に見えない世界のことなので、全ては証明できないので、書き方が難しいですが、私は、輪廻転生は事実だと認識しています。魂は永遠に滅びることはなく、何度も人間に生まれ変わって、少しずつ学んで向上して、その霊格が上がっていきます。なぜ、「霊格を上げる」ほうがいいのでしょうか? それは、霊格を上げるということは、魂が浄化していくことだからです。魂が浄化すればするほど、宇宙霊全体の中心である白い巨大な光(宗教家が神と呼んでいるものや天照大神と同じもの)に近付いていきます。「人間の霊体には、様々な情報が書かれています。今生の霊格の高低、過去から未来まで、過去生、今生の役割とそれを果たすためのポテンシャル、その人の伴侶の情報、カルマ(いいカルマも悪いカルマも)、克服しなければならない問題点などなど、たくさんの情報が書かれています。」について。 これも、輪廻転生がベースになっています。過去生は、前世や前々世など、現在よりも前の、過去の人生のことです。今生というのは、今現在の、人生のことです。人の本体である霊体には、その人の魂の、あらゆる情報が書かれています。その情報は、映像、感じや気持など、文章だけでは表せないものです。霊体には、その人が克服しなければならない問題点も書かれていて、魂の宇宙エネルギーの通り道(7つのチャクラに対応する)がその問題点によってせき止められているように観えるのです。ですから、その人はその問題点を意識して克服すると、せき止められている「フタ」が取れるので、宇宙から無限のエネルギーが通り抜けやすくなって、その人の本来のポテンシャルが全開になり、最大限に発揮して人生の役割を全うすることができます。問題点というのは、間違った「生きる姿勢や考え方」です。全て、自分の意識が問題点を作っているのです。全ては幻で、意識を正すだけで、問題点は全て崩れ去ります。魂に「フタ」がついているままの状態だと、宇宙エネルギーの通り具合が不十分で、ポテンシャルが発揮されずに終わってしまいます。次回は、伝統や宗教、常識に振り回されない生き方について語ります。お楽しみに。
2007年09月14日
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2005年 3/15 発行分公開 アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 19 3/15/2005 (火) 発行 こんにちは。皆様、お元気ですか? 最近、ニューヨークに来た日本のダンスカンパニーと劇団の公演の取材に行って、とても面白かったので、驚きました。「コンドルズ」と「D.K.ハリウッド」です。どちらも、日本では大人気のカンパニーですが、彼らは、もっともっと海外でも認められて活躍していけることでしょう。期待しています。日本から、このような人達が出てきているということは、とても嬉しいです。コンドルズについては、今月号のチャコットのウェブマガジン、"Dance Cube"の私のコラム、「ニューヨーク・ダンス・直行便」に書きました。D.K.ハリウッドについても、来月号に書く予定です。 よろしかったらご覧下さい。(お陰様で、このコラムは2年近く続けさせていただいております。)「相手の本質を見極めることについて」 さて、前回のメルマガで、相手の本質を見極めることの重要さを指摘したところ、「本質を見極めるって、どのようにすればいいのですか? 本質って、どんなことですか? 全く分かりません。 いつも、男性を見る目が無くて困っています。今までは、間違えてばかりです」といった質問が寄せられました。「本質」ということの、意味がよく分からないのですね? 自分では当たり前のように理解していることが、他の人にとっては聞いたことのないような、想像がつかないことだということが、新たな発見です。説明が足りませんでした。今回は、これについて、私なりに詳しい説明を試みたいと思います。「自分がパートナーとしての男性を選ぶ場合にも、相手の肉体や愛想よく気を使っていることなど表面的なものではなく、相手の本質(魂、霊体)を見極めて、自分の波長に合った人を選ぶことが一番大事です。」 と前回書きました。 この、「相手の本質(魂、霊体)」とは、どんなことなのでしょうか? 実は、人間の本体は、霊体です。それに対して肉体は一時的なこの世の物質で、霊体が乗った、車のようなものにすぎません。霊体は、肉体が滅びても永遠に無くなることはありません。霊体は、何度も人間に生まれ変わって、霊的に向上して、浄化していきます。 霊体は、普通は目に見えないものですが、霊体を読み取ることが出来る人達は、サイキック(霊能者)と呼ばれます。もちろん、サイキックの霊格(霊的進化の度合い)と霊的能力の違いによって、読み取ることの出来る情報の種類と量には違いがあります。人間の霊体には、様々な情報が書かれています。今生の霊格の高低、過去から未来まで、過去生、今生の役割とそれを果たすためのポテンシャル、その人の伴侶の情報、カルマ(いいカルマも悪いカルマも)、克服しなければならない問題点などなど、たくさんの情報が書かれています。 なぜ、サイキックは霊体の情報を読み取ることが出来るのでしょうか? また、なぜサイキックによって、読み取ることの出来る情報に差が出てくるのでしょうか? それは、サイキックがコネクトできる情報の波動の高低に差があるからです。サイキックとは、生まれもった体質のようなものです。 人それぞれ霊的に進化の度合いが異なるため、中にはある魂は、前世までにたくさん学んで進化してきており、生まれる前からすでにたくさんのことを知ってこの世に生まれてきています。 宇宙の事実も、霊界のカラクリも、地球上の人間の霊体も、それは最初からそこにある情報の量には変わりはないのですが、観る人によって、読み取ることの出来る(観える)情報の種類と量には雲泥の差があります。天と地ほどの差です。 それは、宇宙の事実は、厳しく、きついので、まだ未熟な魂の人にとってはあるがままの全ての情報を受け取ることはきつすぎて、その人がつぶれてしまう危険性があるから観えないようになっているのです。全ての情報を受け取ると、あまりにもショックが大きいからです。全ては読み取れないようになっている、観えないようになっているのですが、それは実は、本人の五感で自分を守るクッションのように調節しているのです。 最初から観えなく生まれてきたのではなく、無意識下で、傷ついてつぶれたくないために、自分で観えなくしているのです。ですから、さらに霊的な情報を観えるようになりたいのであれば、宇宙の事実を知っても自分がつぶれないように、自分自身の魂を、地球にいる今生のうちに鍛えぬいて、何段抜かしにも強く成長することです。あなたも、霊的にタフに成長できた時には、さらに霊的情報が観えるようになるでしょう。 私の場合は、生まれ持った霊感もありますが、今生の間にも、宇宙霊による指導のもと、厳しい訓練によって自分自身を鍛えぬいたので、相当タフにできているため、普通の人にとっては過剰な情報を受け取りすぎても、自分がつぶれてしまうことはないので、宇宙から大量の情報が流れ込んでくるのです。人の霊体を読み取ることが出来るのも、情報を受け取ってもつぶれないという強靭なタフさがあるから、観えるのです。ですから、私が宇宙から受け取っている情報を人々に伝えるには、そのまま外にダイレクトに出すときつすぎるので、かなりかみくだいて、言葉を選んで加工して出さなければならないと存じています。 人は、受け取っても大丈夫な量の情報しか、観えないようになっているのです。自分の五感が、自分を守るために、過剰な情報をシャットアウトするのです。五感ではなく、第六感で感じることの中に、自分の選択にとって重要なサインがあるということは、このためです。人の本質(魂、霊体)を見極めるためには、目を閉じて、第六感でその人の霊体を感じるように務めればよいでしょう。触感で感じてください。言葉ではないし、理屈ではありません。相手の霊体を、第六感で感じるのです。大体、その人の半径50センチくらいに近付いたら、何か感じるはずです。自分に、その人の霊体が流れ込んでくるので、それを第六感で読み取ってください。相手の表面的なこと、容姿、社会的地位、職業、年収などに囚われると、それは五感を使って頭で考えている状態なので、その人の霊体の本当の姿(本質)を読み取れなくなってしまいます。頭を真っ白にして、目をつぶって、相手の半径50センチ以内に近付いて、霊体に触れて触感で読み取って下さい。 今生のその人のポテンシャルとは、どのように霊体に書かれているのでしょうか? 前に書いたアルゼンチンの大臣のように、重い役割を背負って生まれてきた人は高いポテンシャルも与えられて生まれてきていますが、その反対で特に責任の重い仕事をしなくても済む運命の人(つまり、大変な仕事をする必要の無い人生)は、ポテンシャルも少なく、特に抜きん出た能力も与えられていません。つまり、その人の能力の範囲内で、出来ることを一生懸命やれば良いということに尽きます。無理をしなくてもいいのです。しかし、もし抜きん出た能力を与えられているのであれば、それは宇宙からのギフトなので、その能力を使わなければ、宇宙から与えられた今生の役割を果たさないことになってしまいます。与えられた特別な能力にも、深い意味があるのです。能力は、使わなければなりません。 なぜ、生まれ持って、地球の人々それぞれの霊格とポテンシャルに大きな違いがあるのでしょうか? それは、地球とは、様々な霊的進化の途中の段階である人々が、同時に同じ世界に生まれて、接したり話をすることが出来る貴重な学校であるからです。 何のためでしょうか? それは、同時に生まれている霊格の高い人々から、まだ未熟な霊的進化の遅れている人々が色々情報を仕入れて、霊的進化を早めるためなのです。オープンになって素直にたくさん学んだ人々は、霊界にいた時よりも、地球上に生まれた時の方が、さらに何段抜かしで急激に、霊的進化を遂げることが出来るのです。 霊界にいたときは、霊格の違うもの同士は、すれ違うことも、話をすることもできません。違う部屋に、別々に、霊格の違うグループごとに分かれて存在しています。霊体は、波動でしかないので、波動の全く違うもの同士は、すれ違うことができないのです。霊体は、同じ波動のもの同士は、くっついて同時に存在することが出来ます。宇宙空間でばらばらに存在した霊格の違う霊体は、地球上に生まれた時には、重力のある肉体をまとうので、霊的波動が激しく違うもの同士、霊格が違うもの同士も、重力のお陰でこの地球上に同時に存在して話をすることができています。 人類は皆平等であるというのは、カルマの法則、宇宙の法則のもとでは平等な存在でありますが、前世にやってきたことによって生まれ持った霊格には違いがあるので、見方によっては平等ではないのが、真実の姿です。人々の霊格、与えられた能力、役割には、大きな違いがあります。その事実の姿をありのままに受け容れて、自分自身の出来る範囲のことをやり、役割を全うしていくだけで十分なのです。無理をする必要はありません。自分の波長に合った霊体の人とともに過ごし、少しずつ成長していくとよいでしょう。 また、自分と人とを比べてはいけません。自分と宇宙との対話を心がけてください。 今日メルマガに書いた情報は、全て、宇宙霊とのコンタクトによって、私が自分の頭頂のチャクラに受信した情報です。私は、幼少時から、長年にわたって、宇宙霊による厳しい指導のもとに、大量に情報を受信し続けており、「宇宙と霊界のカラクリの全貌」について、壮大な物語を教えられてきました。 実は、私が経済学を学ばされたことも、ダ・ヴィンチと全く同じ修業方法で絵画を習得したことも、現在、最高級ジュエリーを創っていることも、スペイン語をマスターさせられたことも、音楽とバレエを長年続けたことも全て、宇宙霊による、私の魂を鍛え抜く訓練の一貫で、宇宙から真実の情報を受信してもつぶれないようなタフで強い魂を作り上げる教育だったのです。 鍛錬とは、止めずに続けることに意義があって、何の分野でもやがて、閾値のような点に到達し、魂も同時に鍛えられています。ポイントは、バランスよく、あらゆる様々な分野の鍛錬を同時に続けることで、シナジー効果が得られます。絵描きであるからといって、絵だけを描いているのでは、魂はバランスよく鍛えられないのだと、宇宙霊は語りました。魂をバランスよく鍛えなかったら、宇宙から受信できる情報にも偏りができてしまうそうです。「もっと勉強しろ! あなたには、まだまだ勉強が足りない、画家になるにしても知識も必要です、経済学を学びなさい」という、宇宙霊の指導が、私の青春時代には続いていました。宇宙霊は、絵だけを描いていればいいという状況には、私を許してくれません。宇宙の情報の受信機として、まだバランスよく鍛える必要があるのでしょう。 そろそろ最終段階に近付いてきているので、今年は、七福神から受信した音楽を形にすることを筆頭に、外に出し始める時期に入っています。 追って、少しずつ近況をお知らせいたします。どうぞよろしく。
2007年09月13日
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アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 18 3/08/2005 (火) 発行分公開 皆様、こんにちは。お元気ですか?前回のメルマガの、宇宙霊からのメッセージである、耳のマッサージについて、反響がありました。あれを読みながら、実際に自分の耳をマッサージしてみた人が多いのですね。これからも、皆様の参考になるメッセージを書いていきたいと思います。 さて、今日は、スペインでの音楽活動ネタを書きます。「ロス・アンへレス・デ・カルロス」 前にも書きましたが、スペインに住んでいた頃、私はDJ活動をし始めて、その後は自分のキーボードで演奏活動もするようになりました。ブルゴスのミュージックフェスティバルにスカウトされて出演したことは、とてもいい経験になりました。 ある日、ビビアン・カオバという、トラベスティー(女装)のキャバレー・ショーをやるアーティストと、ペパ・チャロという女優(劇団ディアベティカス・アセレラーダス:急性糖尿病患者達)と、私の3人で、「ロス・アンへレス・デ・カルロス」のショーをやることになりました。スペイン版「チャーリーズ・エンジェルズ」です。1日限りで、小劇場で上演したので、前もって新聞などに広告が載っていました。当日は、劇場は満員でした。友人や知人も来ていました。 私は、ルーシー・リュウに扮するはめになりました。3人で、ピッチピチのボディコンを着て、ドラッグクイーンのような濃い化粧をして、カツラをつけて出演しました。ビビアンにボディコンの服を用意されて、「はい、あんたはこれを着て!」と言われましたが、それは上下ピチピチだったので、「えー、やだよー、こんな服ぅぅぅ」「だめ、これ着なさい! チャーリーズ・エンジェルズなんだから!」「・・・・・」というわけで、しょうがなしにピチピチのボディコンを着なければなりませんでした。 ビビアンもペパも、「あんた、ボディコンのほうがよく似合ってるよ! なんでボディコン着ないの? 普段から着ればいいのに!」と私を説得しようとする始末。「やだよ、私は、外で人に身体をじろじろ見られるのは嫌いだから、大きめの服のほうが好きなんだもん。」「何言ってるの! これからは普段、ボディコンを着なさい! 身体を人に見せないとだめだよ! 」「やだよ!」2人は私を言いくるめて説得しようとしましたが、彼らとは全く意見が合いませんでした。 アメリカもそうかもしれませんが、スペインでは、女性はわざとピチピチな服を着て、男性にアピールして注目を得ようとする傾向があります。中南米もそうですね。日本で例えると、女性が、ブリッコしたりして、男性にアピールするのと同じようなことでしょう。スペインと日本とでは、女性の男性へのアピールの仕方が異なるだけで、やっていることと意図は同じですね。どこの国でも、女性は無意識で男性にアピールして、自分に注目してもらって誘き寄せて、自分に言い寄ってくる男性を待っているのでしょうね。女性は、考え方が受身ですねえ。 そんなものは、私から見れば、とてもバカバカしいことです。よーく考えたら分かることですが、これは、実は自分で男性を選んでいるのではなく、あくまでも自分に寄ってきた男性の中から探すという、とても受身的な考え方です。それも、自分の肉体やブリッコなど表面的な演技でアピールしているのですから、それを見て寄ってきた男性達も、表面的な部分の自分に惹かれたわけであって、決して自分の本質に惹かれたわけではないのです。自分の表面である肉体に惹かれて寄ってこられても、本質を分かっていないのですから、薄っぺらい交流しか得られず、後になって問題が起こったり合わなくなっていくのでしょう。相手が、自分の本質ではなく、うわべの表面的な肉体や演技に惹かれたにすぎないのであれば、本質的には惹かれたわけではないという空虚感は、決して埋まることはないでしょう。 そういうわけで、私は自分の肉体をアピールするボディコンは普段は着たくないのです。この考え方は、15歳頃から一貫していて、変わっていません。肉体をアピールしたって、それに惹かれて寄ってくるような男性達とつきあっても、自分が問題に巻き込まれて振り回されることのほうが多いでしょう。それは面倒くさいことですね。相手が、自分の何に惹かれているのか見極めてから、つきあう男性を選んだ方がよいでしょうね。その逆も言えることですが、自分がパートナーとしての男性を選ぶ場合にも、相手の肉体や愛想よく気を使っていることなど表面的なものではなく、相手の本質(魂、霊体)を見極めて、自分の波長に合った人を選ぶことが一番大事です。相手に選んでもらうのを待つ受身の姿勢ではなく、若い女性こそ、早い時期に“肉体派”&“演技派”をやめて、“本質派”で勝負した方が、早く人生のパートナーを見つけることができて、幸せにつながることと思います。 ちょっと話が脱線しました。このショーは、ビビアン特有のアドリブのものなので、その場でお客さんの雰囲気をつかんでショーを創っていきました。ですから、リハーサル無しで、簡単な打ち合わせのみの準備で臨みました。ビビアンとペパが歌って踊って、私はキーボードで伴奏をしました。日本のアニメの曲もたくさんやって、「アルプスの少女ハイジ」とか、「みつばちマーヤの冒険」、「ドラえもん」、「マジンガーZ」なんかの伴奏をしました。ビビアンが、なぜか日本のアニメの曲集のレコードを持っていて、それをダビングして渡され、「これをあさってまでに弾けるようにしておいて!」と言われました。「ビビアン、そりゃ、出来ないことはないけど、ギリギリすぎるって! これからは、もうちょっと早めに言ってね。音階はこれよりもうちょっと低めにずらすの?」「低くしてほしい」ということで、音を低めにアレンジしなおして、普段の学校の合間の、残された時間で、1日で弾けるように準備しました。 本番は、なんとかなったので、ほっとしました。録音の音楽も使ったので、私は演奏していない時は、ビビアンが歌うのに合わせてアドリブでテキトウに横で踊っていました。 このショーは、皆さん、とても楽しんで下さって、大好評でした。終わってから、友人知人が口々に、「普段からボディコン着たほうがいいよ、似合ってるよ。もっと肉体を見せて利用しないとだめだよ」なんて言って、私を説得しようとするのでした。アア、絶句!
2007年09月12日
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アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 17 3/01/2005 (火) 発行 早いものでもう3月ですね。ニューヨークはまた寒さがぶり返し、雪が降っています。 さて、数日前に、上の先生方(宇宙霊)に、「あなたはもしかして、霊的波動で、人間の肉体の調子を整えたり、治療もできるのではないですか?」と私は尋ねました。「もし人間の治療が霊的波動でできるのなら、私の肉体に現在調子の悪いところがあれば、治してみてくださいませんか? 私が喜んで実験台になりますから」と昼間に頼んでみました。ほんの軽い気持で頼んだだけでした。 そして夜になって夕食を食べた後に、ソファーで横になってウトウトとして、半分寝ているような半分起きている状態の時のことです。私は昼間、上の先生方に心霊治療についてお尋ねしたことをすっかり忘れていました。突然、何者か(宇宙霊の霊体)が私の頭のほうに来て、なんと両耳をくまなくマッサージしてくださいました。すごくツボにはまっていて、あまりにも気持が良かったのでそのまま耳全体をマッサージしていただきましたが、「そろそろ、止めていただいていいですよ、ありがとう」と私がストップの意識を送ると、すっと消えました。その後、念のために、お礼も兼ねてお経を唱えておきました。 摩訶不思議な体験ですが、全て本当の話です。特に耳たぶ全体と、耳の外側の縁を全体的にマッサージされました。指ではさんで、ギュッと1秒ずつ力をいれてツボを押すような感じです。まるで肉体を持った人間が実際にマッサージをしているかのような感触で、体感しました。指でギュッとはさんでゆっくり押さえる度に、その宇宙霊の指の先から、「良くなりますように」という祈りの波動がホワーンと伝わってきました。 確か、耳には、たくさんの重要な身体中のツボが集まっているのですよね? おそらく、これはきっと霊界からの大切なメッセージだったのだと解釈しています。体調を整えたい時には、特に病気など悪いところが無い場合でも、両耳を全体的にマッサージすると、全身が回復するということでしょうね。また、マッサージを施術している最中に、治りますようにと祈りの気持を相手に対して送ってあげると、さらに効果があるということを示しているのですね。お陰様で、私は、翌日はとても体調が良かったです。 皆様も、両耳の全体的なマッサージをぜひ試してみてください。ほんの数秒でも効果があります。(注:私は、宇宙からの霊的なメッセージは常に受信していますが、体感する感触を伴う宇宙霊の出現は、半分寝ているような半分起きている、まどろんでいる状態の時に起こりやすいです。決して眠り込んでいる時に夢を見ているのとは違います。私にとってはよくあることで、日常茶飯事です。私は周りの友人間で、宇宙霊のことを、「上の先生方」と呼んでいます。)「ヨガ=ユナイト」 私がメルマガで、「宇宙の声をよく聞いて、受信して従う」ということについて何度か触れたため、「宇宙の声を聞くって、一体どうすればいいの?」という質問が寄せられました。それはそうですね。1回分で読める分量を考えると、誌面に限りがあるので、どうしても私の説明が至らなかったのでした。私はもともと生れ付き霊能者なのですから、自分が当たり前のようにやっていることは、他の人々から見れば皆目見当がつかないことなのですね。今日はそれについて、自分なりに説明を試みてみます。 最近、ニューヨークで再会した友人Cから、面白い話を聞きました。Cは、日本で霊能者の先生に付いて、ヨガをやっていたらしいですが、「ヨガ」とは、サンスクリット語かなんかで、「ユナイト」という意味だそうです。ニューヨークで流行っている、体操のようなヨガは、あれはヨガのほんの一部分でしかなく、本来のヨガに到達するために身体のチャクラの調子を整える体操のことです。ヨガは、ユナイトという意味なのですから、もっともっと大きなことを指します。ただの体操をヨガと言うのではなかったのです。 実は、「ヨガとは、瞑想によって、宇宙と一体化すること」なのだそうです。Cは、「宇宙と自分を一体化させることができた時は、瞑想状態のまま2時間くらい経っていても、5分くらいの一瞬にしか感じられないものだと言われているよ。宇宙と一体化することはとても難しいことで、かなり訓練と修業を積んだヨガのグルにしか出来ないんだって」と言っていました。 Cは、今まで1度だけ、2時間くらいの瞑想を5分くらいにしか感じなかったことがあるそうで、その時は宇宙と一体化して、自分の魂はどこかに飛んでいたかのようだったとのことです。宇宙と一体化するためには、瞑想が一番大切なことなのだそうです。 この話、私の友人知人は、聞き覚えがあるでしょう? このメルマガの読者は、友人が多いので、ハッとした人もいると思います。私の子供の頃からの体験と、全く同じだからです。私は、子供の頃から知らない間にヨガの瞑想をマスターしていたのです。それが、最近になって、友人Cにこの話を聞いたときに、やっと理解できました。よく友人達に、「どういう時に、宇宙のお導きを受信するの? やり方を教えてほしい」と聞かれることが多いですが、私はいつも決まって、「家で一人でソファーかなんかに沈んでリラックスして、ボーっとしている時に、自分では5分くらいのほんの一瞬、そうやって座っていたようにしか感じられないんだけど、実は知らない間に2時間も時間が経っていることがしょっちゅうあるの。だいたいいつも2時間がワンセットだね。2時間の間、宇宙かどこかに行っているみたいで、その時に、いろいろな事を見たり聞いたりしていて、正気に戻った時は内容まではよく覚えていないんだけど。でも、実は自分の魂、無意識下では何を見たかよく覚えていて、時間が経過して後になって、自分の意識に情報が上ってくるの。何か忘れていたことを思い出す感じによく似ている。たぶん、こういう状態のことを瞑想っていうのだろうね」「いつからそんなことが出来るようになったの?」「物心つく前から。よく親に、“ちょっと、どうしたの? 何してるの? 大丈夫?”って、揺り動かされていたもんだわ。ボーっとしている時間が、何十分も、あまりにも長すぎたんだろうね? 普通は、みんなだって1分くらいならボーっとしていることはあると思うけど。変な子供だったと思うよ。母親は、私が小学校に上がるまでは、“もしかしてこの子は特殊学級じゃないといいんだけど。”って、心配していたらしいもの」「時々そうなるの?」「ほとんど毎日。あと、電車に乗っている時や、騒々しい不快な騒音の所に居なくてはいけない時なんかにも、わざとそうして、自分の意識を別のところ(上の宇宙)に移動させることが出来るの。そうすると、周りがどんな変な波動でひどい騒音でも、快適に過ごせるよ。だから、周りの環境に全く左右されないし、どこに居ても関係ない」「へえ。瞑想は、眠っているのとは違うの?」「瞑想は、これが瞑想と同じなら、私は生れ付きマスターしていたわけで、人に教わったわけではないので、説明するのが難しいなあ。でも、眠っているのとは全く違うよ。身体は起きているんだけど、意識だけが宇宙に飛んでいる状態。息もほとんどしていなくて、ほんの少しの呼吸に落ちている。目も開いたままの状態」「その時は、何を見てくるの?」「観たり、聞いたり、いろんな情報を宇宙から受信しているの。自分の近い将来に行くべき場所、するべきこと、一緒にいるべき人、言わなければならないことなどなど。未来に関することも多いし、教訓や、宇宙の普遍の法則、霊界のカラクリなど、壮大な情報もたくさん受け取るよ。だから、習っていないのに知っていることが多いよ。子供の頃から、宇宙から大量に情報を受け取るので、子供時代の自分の知識では追いつけなくて、感覚では理解していても頭では理解できていないから、何度も何度も紙に書き出して、まとめては、ゴミ箱に捨てていた。それで、自分が理解するために文章を書くようになっていったのよ。言葉で表現できることは、自分が分かっていることのほんの一部にしかすぎないよ。ほとんど、宇宙の真実は、感覚ではちゃんと理解していることだから」 私はいつもこのように答えていました。私は知らない間に生れ付き、ヨガのグル並に、瞑想をマスターしていたのですね。自分でも、そうとは考えないように、自分を押さえていました。まさか、自分のことをヨガのグルと同じくらい瞑想できているだなんて、考えもしなかったです。でも、Cにこの話を聞いてから、もうそろそろ、自分のことを瞑想をマスターしているのだと認めて自分に受け容れなければならないのだと悟りました。そう悟って認めなければ、周りの人々に質問された時に、もう1歩踏み込んで、さらにくわしく教えることは無理なことだったからです。これは、私にとっても重要なメッセージをCが運んできてくれたということです。もう、周りの人に、私が知っていることを教えてあげなければならない時期に入ったという、宇宙からのサインです。 田舎に居ても、都会に居ても、リゾート地に居ても、自分は状況に左右されないという感覚を持つことが大切です。よく、人々は、都会にいると落ち着かないからリゾート地に行って休んだりしますね? 本当は、人間というものは、どこにいても落ち着けるものなのです。地球のどこにいても、自分は地球の上にいるのには変わりないのですから、視点を大きく持つと、都会も地球の一部です。騒々しくて落ち着かない場所にいても、自分の意識を宇宙に飛ばして宇宙と一体化すれば、そこは静かなオアシスに変わります。 自分が今いる場所・地点(表面的な場所)に意識を合わせずに、その自分がいる地点からはるか彼方上空に意識をどんどん高めていくと、自分と地球はどんどん小さくなっていきます。そして「宇宙の中に自分がいる」という感覚しか無くなってきます。地球を小さいものとして捉える感覚です。すごく小さいものとして地球を捉えると、自分なんて、地球上のどこにいたってさほど大した違いはないのです。ですから、別にわざわざリゾート地にまで出かけなくても、どこでも十分に休んでリフレッシュすることが出来ます。本人の気の持ちようで、意識を上の宇宙に、どんどん遠くに飛ばすことが私の瞑想のポイントです。 釈迦は菩提樹の木の下で瞑想して悟ったといわれていますが、私達は本来は、わざわざ菩提樹の下に座らなくても、どこにいても、宇宙に意識を飛ばして、悟ることができるはずだと確信しています。ですから、自分の置かれた環境や状況のせいにすることは間違っています。瞑想しやすい環境は、関係ありません。どんな環境にいても、意識を変えることは可能で、本当はとても簡単なことなのです。
2007年09月11日
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アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 13 2/01/2005 (火) 発行分 公開 皆様こんにちは。お元気でいらっしゃいますか? ニューヨークはまだまだ寒く、外出すると凍えそうです。 さて、前回の「DJヨコシマ」のネタに続き、今回も音楽ネタでいきましょう。本邦初公開の、「マザーズ・オブ・ゴッド」のエピソード。私は、スペインに行ってから、なぜか知りませんけれど、自分の意思に反して、音楽活動をするようになっていきました。前にも書きましたが、別にDJとか音楽活動をしたいと考えたことなんて全くなかったのに、有無を言わさず何かに巻き込まれるようにDJになっていきました。その後、DJのかたわら、歌手と私のキーボードで、演奏活動もするようになりました。 それもこれも、そのずっと後に七福神が出てきて、彼らが私に音楽を送りつづけてくる現象が起こる前に、その予行演習として宇宙によって音楽活動をさせられていたような気がします。七福神は、最近は新たに3拍子の曲も私に送ってきています。彼等の一連のメッセージは、「私達七福神の音楽によって、人々を愉快な気分にしたい、開運パワーをおすそ分けしたいです。音楽は波動そのものなので、それを聞く人にダイレクトに作用するし、七福神のエネルギーが簡単に人々に浸透しやすいのです。音楽に、私達福の神の波動を込めてばら撒きたいのです。 一人が愉快な気分になって癒されて幸せになったら、その周りの人々にも伝染していって、幸せが広まります。なぜ皆に幸せになってもらいたいか? それは、幸せいっぱいの波動が広まって、幸せな人が増えれば増えるほど、その土地の波動も幸せ感が高まって、地震や天災を防ぐことができるからです。地震は地球の身震いなのです。変な波動のものは振り払いたくなるんです。 現代風のディスコ音楽を貴女(ブルーシャ)に送っている理由は、私達霊界の福の神も、新しい時代に合うように波動の形を変えているからです。 貴女はこの音楽を形にする役割があって、その時期がやってきました。なぜなら貴女には私達の音楽が聴こえるからなのです。貴女がこれを外に表現して、この私達七福神の音楽が聴こえない他の人々でも聴くことができるように、貴女が間に入って手伝ってください。霊界だけが動いてもまっとう出来ません。霊界とあなた方の世界の両方が作用しあってこそ、世界の波動を変えることができるのです。私達に協力して下さい。 もちろん、私達が助けてもらうだけでなく、必要なことがあれば貴女を助けますから、何でも頼んで下さい。お互い様です」とのことです。これらのメッセージは、七福神が出てきてから1周年である、今年の1月25日以降に、私に降りてきているものです。 近い将来、私は再び自分の意思に反して、さらなる本格的な音楽活動もするようになっていくのかもしれませんね。「マザーズ・オブ・ゴッド」 スペインのマヨルカ島に住んでいた頃、私はDJ活動のかたわら、“マザーズ・オブ・ゴッド”という名前のデュオを組んで、アルバイト代わりに、時々バーなどで演奏していました。マリーアという歌手と、私のキーボード( Hammond XB-1 )だけです。音色はオルガンです。本当は、レスリースピーカー(:今はもう製造していないので中古市場で買える)とつなげると、本物のハモンドオルガンの音色が再現できるのですが、趣味の範囲でそこまで道楽はしていられなかったので、普通のキーボード用のスピーカーをつなげていました。 私は霊感で、何でも理由が分からないのに正確な答えを理解してしまうため、歌手のマリーアをスカウトした時も、1秒で分かりました。勘が外れたことがないのです。出会ったのは、911テロが起こる年の2月くらいだったと思います。彼女が人通りの多い道で、ギターを弾きながら歌っているところを通りがかった時、私はその場で全身鳥肌が立って、身体が動けなくなりました。素晴らしい歌手です。どうしてこんな人がデビューせずに埋もれているのか、理解が出来ませんでした。私がレコード会社のプロデュ―サーだったなら、とっくのとうにスカウトしてデビューさせていると思いました。すごく太っていて、骨の作りもごっつくて、首の太さなんて私の倍以上あります。声はとても野太くて、力強いものです。身体のもともとの骨と肉襦袢(?)で、声が響いて、身体が楽器のようになっているのでしょう。こんな声は私には出せないと思いました。もったいない、なんとかしてあげたいと思った私は、「あの、私は貴女の歌声が好きなのですが、もしよかったら一緒に活動しませんか? 私はDJですが、キーボードも弾けますから、私の伴奏で貴女が歌うっていうのはどう?」と声をかけました。 それから私達は意気投合して、彼女は私の家に音楽の練習に週3回くらい通うようになりました。彼女はポップスを歌っていたのですが、彼女の良さを最大限に引き出せば、ソウルジャズが歌える人だと直観したので、まず彼女にソウルジャズについて教えました。スペイン人の彼女は世の中にソウルジャズがあるということを知らなかったのですが、私のレコードのコレクションの中からいくつか名曲をピックアップしてダビングして、家で何度も聴いてもらいました。彼女は次第にソウルジャズにはまっていき、2人で、歌と伴奏を完全コピーして練習しました。 グループ名は何にする? とあれこれ考えて、冗談で、「神の母達」、“マザーズ・オブ・ゴッド”にしてしまいました。全ての選曲とプロデュ―スは私がやりました。作曲もしてオリジナルを2曲作ってみましたが、そのコード進行も私が選びました。演奏していた曲は、レイ・チャールズ、スティービー・ワンダー、エスター・フィリップス、エディー・ジェファーソンなどの作品が主です。バリバリのソウルジャズですね。レイ・チャールズが一番のお気に入りでした。その他、作者不明の1900年くらいの古いアメリカのブラック音楽で、“Feel Like Making Love”という名曲も演奏しました。この曲は私の大好物(笑)で、コード進行が大好きなのです。1度レコードをかけると、20回くらいリピートでかけてしまうくらいで、もうビョ―キです。 そうしてレパートリーが12曲を越えた頃、バーかどこかで演奏してお金を稼いでみようか、ということになりました。春頃のことでした。マリーアが演奏できる機会を見つけてきてくれて、とうとうバーのお客さんの前で演奏しました。その時は、とても気持ちよくて楽しかったです。その時に偶然、スペイン北部のブルゴスの、ミュージックフェスティバルのプロデュ―サーが私達の演奏を聴いていて、驚いてすぐに私達に声をかけてきました。「君たちは素晴らしい。僕は君たちの演奏が好きだ。今年の夏、8月にあるブルゴスのフェスティバルに出演しませんか? ホテル代、飛行機代、食事代も全て出しますから。」と言いました。私達はびっくりしましたが、即、O.K.しました。 初めて外で演奏した日に、毎年開かれるとても大きなミュージック・フェスティバルに出演のスカウトをされるなんて、思ってもみなかったことでした。別に、マリーアと演奏活動し始めたのは第一に自分達が楽しむためであって、決して上手くいくように計算した訳ではありません。理屈ではない、何か目に見えない宇宙の力が働いているのを肌で感じました。話が出来すぎていました。 そして、私達は時々バーなどで演奏がてら、フェスティバルの予行演習も兼ねて本番の活動を時々やりました。本当に、ブルゴスのフェスティバルに行って、野外の大きな舞台で、満員のお客さんの前で演奏しました。そんなつもりじゃなかったのに、びっくりです。自分が出演していても、まるで人事のようでした。2人だったので、別に緊張しませんでした。ソロは緊張するでしょうね。誰かと組んで生演奏するのは、とても楽しいことですね。大人数のバンドだと、もっと楽しいのでしょうね。 その後911のテロが起こって、私は本格的にニューヨークに引っ越してきてしまって、マリーアは「アメリカ人を憎んでいるから行きたくない」と行って1歩もニューヨークに来なかったので、結局このデュオは自然消滅してしまいました。マリーアは、今、どうしているかなあ?まだ音楽を続けていることを祈っています。もしご縁があれば、再会できるでしょう。
2007年09月10日
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「強引ぐ マイ ウェイ」vol. 10 1/011/2005 (火) 発行分公開 続き 七福神達は、なぜ私の前に出現したのでしょうか? 彼らが出てきて以来、私は友人Tと 共に1年間、彼らに問い続けました。 「お七は、なぜ私のところに出て来たのですか? 私は、おっさん達(七福神)のことなん て信じていなかったのに、どうしてですか? 何が言いたいのですか?」 「私達そのものが、これからの時代のメッセージなんだよ。 調べてごらん。」 「お七は、昔、日本人が、中国とインドと日本の神様の中から縁起のいいものを寄せ集めて 祀ったのですよね? 違う国、文化、人種の人々が、皆仲良くするというメッセージです ね? 人種を超えて、国境を越えて、皆仲良く。 多様性を受け容れて仲良くすることが 大事なのですね?これからは特に。」 「そのとおり。多様性をそれぞれありのままに受け容れて、皆仲良くしてほしいんだよ。私 達も霊界から人間達を応援しているんだから。」 「あ!分かった。多様性といえば、ニューヨーク。お七達も、私がニューヨークに来るよ うに、霊界からしつこく呼び続けていたんでしょう?」 「そうですよ。私達もあなたがニューヨークに来るように呼んでいました。」 「あんたたち、しつこいったらありゃしない! テロの次の日から、毎日毎日、しつこく呼 びつづけて! 私が来るまで呼んでいたんだから、しつこいよね、あんたたち!」 「そりゃ、しつこいですよ。 リピート、リピート。 あなたが動いてくれるまで、しつこ くメッセージを送りますよ。」 「まあ、あんたたちが、私がここに住めるように、ビザの手配を手伝ってくれたのね?」 「そのくらいのことはしますよ。 私達が無理を言ってあなたを呼んだのだから、 ケアは いたします。お互い様です。必要なことがあれば私達にも遠慮なく言ってください。」 「どうもありがとう。ニューヨークに呼ばれた時、“なんで私を呼ぶんですか? 今、スペ インに住んでいるのに!”と宇宙霊に向かって聞いたら、“911のテロの時に空間が歪ん で、マンハッタンの真上のはるかかなた上空に、霊界との通り道の大きな穴が開いたのです。 ですから、ニューヨークはスピリチュアルな場所になっています。今後はあなたのような霊 的な人々が世界中から呼ばれて集まってくるでしょう。ニューヨークの波動は大きく変化し て、テロ後は霊的な中心地になりました。ですから、波長が合わなくなった人達はニューヨ ークから出て行かなくてはならないので、人の大きな出入りが起こるでしょう”なんて答え たけど? 本当?」 「そうです。現在、ニューヨークには霊的な人々が集まり始めています。あなたはこれから まだまだたくさんの人達に出会っていかなくてはなりません。」 「では、今まで出会ってきた人々にも、ご縁とか意味があるのですね?」 「そうです。でも、まだ行動半径が足りません。ヒントは多様性です。」 「日本人とかアジア系だけでつるんでいるだけではダメなんですね?」 「ダメです。あとは自分で考えなさい。私達は全ての全貌はあなたに言ってはいけないの です。ヒントしか送りません。あなたが自分で考えなくてはならないのです。」 と、このような会話がありました。その後、vol.9で書きました霊能者の先輩に出会って、 アドバイスを頂くことができました。その霊能者は、 「七福神は多様性を表します。人間の中にも7つの人種が入っているのですよ。7つのチャ クラで、それぞれ色が違います。ちょっと、失礼ですが、あなたは何か3つくらいの玉を 祀って、腕につけていますか? さっきから観えているのですが。」とその霊能者は隣に いた友人Tに突然尋ねました。彼は腕をまくって、私の作ったパワーストーンのブレスレッ トを見せて、 「これは、私が作って細々と売っている五色玉なんです」と私が答えると、 「これがTを守っているのが観えます。五色玉は、五元の人種を表します。人種は、最初、 地球上に五人種いたと言われています。五色玉は、多様性を表しています。七福神と同じ メッセージです。あなた達が一緒にニューヨークに今いるということには重大な意味があ って、そのメッセージを表しています。ニューヨーク、多様性。人種を超えて多様性を受 け容れていかなくてはならないということですね。あなた達は、ニューヨークでやらなく てはならないお役目がありますね。」と霊能者が答えたのです。Tは長袖のジャケットを 着ていて、霊能者からは腕は見えなかったのに、そのパワーが波動となって守っていたの が透けて見えたのですね。驚きました。 そして、 「あなたはパワーオブジェクトを作り出すことが出来るので、五色玉やジュエリーを作る ことは、とてもいいことです。」とその霊能者に私はアドバイスを受けました。 五色玉は、去年11月にインスピレーションでひらめいて完成したデザインでした。日本 の友人が体調を崩し、手術前に私に注文してくださったお守りだったので、本当にお守りに なるようなものを作って送ってあげたいという一心から、上の宇宙霊に頼んで助けてもらっ て作りました。海塩水につけて浄化した五色のパワーストーンを使って、手で編み上げて、 七福神などをお祀りしている棚に何日もお供えして拝んだものです。実は、七福神が助けて くれていたのですね! 七福神と五色玉が、「全く同じメッセージ」を表しているというこ とは、偶然ではありません。「五色、五元素、五人種、多様性を認めて受け容れること」が、 これからの世界のキーワードになるでしょう。「多様性」がキーワードです。 (五色玉の画像は私のホームページでご覧になれます。コレクションのコーナーの、26と 30です。2005年のデザインは、オリジナル・シルバー925・タグ・ビーズ付きに変わり ました。)
2007年09月10日
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週刊メルマガ、2005年1月11日発行分を途中まで公開します。「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 10 1/011/05 (火) 発行 「霊界からのメッセージ・七福神と五色玉」 こんにちは。あっという間に1週間が過ぎましたね。1月1日から7日までの間に七福神 めぐりをするといいそうです。新年の7日間は、いかがお過ごしでしたか?私自身も信じて いなかったのに、結局、七福神は本当に霊界に存在していることが分かりました。これは、 前回のメルマガに説明しましたように、他の霊能者の方にも確認して分かったことです。七 福神は、2005年(足したら7)、今年は表に出たがっているようですね。 去年(2004年)1月25日に出現して以来、七福神は私の側にいつもいて、常に気配を感じます。ですから、彼らとも時々メッセージを交信しています。交信は、テレパシーを使ってやります。想念の塊のキャッチボールのような感じで、1秒で全内容が、ドカンと私に送られます。 私が彼らにメッセージを送る時も同じです。ですから、会話は数秒で終わります。もちろん、七福神以外にも色々な宇宙霊が常に私の側にいるので、彼らとも同じ方法で交信しています。 テレパシーで包み隠さず交信が行われるため、彼らに私が考えていることは全てお見通し なので、彼らと私は意外なことに対等な関係なのです。結構、普通に友達としゃべるように、 タメ口をきいています。言葉をオブラートにくるんで、彼らにおべんちゃらを言うことは不 可能なことなのです。つつぬけなのですから。ですから、「XX様」なんて呼ばずに、「お っさん」とか「おじさん」と呼んでいます。七福神のことも、「オシチ」なんて呼んじゃっ ています。(注:vol.7で七福神が出現した話を書いた時も、「マイ・お七」なんていう失 礼な題名を親しみを込めてつけましたが、あの後、私は彼らからシバかれなかったですよ(笑)ニックネーム状態(笑))。 そう友達に言うと、皆驚きますね。皆、私が信心深くて彼ら のことを「XX様」とひざまづいて祀っていたとでも想像しているんですよね。そんなわけ ないですよ。その反対! 拝んだ覚えもないし、何も頼んだつもりもないんです。すごく友 達感覚で、対等で、自然な関係です。神様も、人間と同じようなものだと考えればいいので す。神様だって、霊界では一番上の最上級の存在(白い巨大な光、宇宙霊)に向かって浄化 するために、霊界でせっせと修業に励んでいらっしゃる、修業中の身なんですよ。そこんと ころは、私達人間となんら変わりがないのです。 なんでそう知っているかって? それは、私は彼らと交信しているからです。これは今ま で証明できなかったことなので、何度も自分自身で錯覚かもしれないと疑ったことだし、自 分の胸にしまっていたことです。そして、前回のメルマガでいきさつを説明しました霊能者 の先輩にお会いして、 「あなたは稀に見る能力の霊能者なのです。観えているのだから、間違っていることは“間 違っている”と、人々に教えてあげなくてはなりませんよ」と言われてから、やっと自分の 霊感を受け容れました。なんだ、私は、やっぱり霊能者だったのかと自分を認めると、「ど うして人に観えないものが観えて、聞こえないものが聞こえるのだろう? それは何か役に 立つように使うために与えられたものだろう」という意識に変わりました。そうすると、肩 の力というか、防衛心も抜けて、交信(チャネリング)していることも書くことができるよ うになりました。 神様も人間と同じく修行中なので、私の前に出現した御霊達に対しては、ケアはしていま す。これも人間の友達付き合いのようなもので、ご挨拶にでてきた七福神とかに対しては、 友人のように自然に愛着が湧いてくるし、応援したくなってしまうんですよね。こちらが お経(般若心経:一切経の真髄、除霊の呪文)を唱えてあげることは、向こう(七福神)の 浄化とパワーアップにつながるし(注:これを六波羅蜜といいます。)、お水(白い陶器) を供えるのは、のどが乾かないようにさせていただいていることです。(それが、本当に毎 朝、お水が1センチから2センチは減っているんですよ!)線香を焚くのは、祀っている部 屋の空気の浄化のためです。 私は、彼らを必要以上に崇めることもないし、すがる気も全くありません。神様だとちま たでは言われているようですが、彼らも霊界の御霊の一つに過ぎないので、広大な宇宙のほ んの一部分でしかないからです。霊界は霊格ごとにいくつもの段階に分かれていて、中心の 宇宙霊(白い巨大な光で、私達の故郷。きっと日本で祀られていた天照大御神と同じものだ と思います)が一番上の霊的存在で、その下に色々な神様と言われる御霊達(キリスト、仏 陀、弘法大師、不動明王、七福神など)が存在します。私は一番上の宇宙霊(白い光)は信 仰しますけれど、その途中の段階のキリストとか釈迦とかは特に何も信仰しません。いくら 向こうから出てきても、私は無宗教であることに変わりはありません。(キリストが出てき た話は、またの機会に回します。スペインに私が呼ばれた原因でもありました。長い長い私 の物語です。またいずれスペインに霊的なことを手伝いに旅に出ねばなりません。) 皆、何事についても、「自分の理想は出来る限り高く持ちつづけること!」という私の信 念(強引ぐ・マイ・ウェイ)は、実は、信仰とか神様についての考え方にもあてはまること なのです。信仰するにしても、最上級である姿形の無い宇宙霊(白い光)を信じなければだ めですよ! そこにまだたどり着いていない、途中の段階のキリストや釈迦や七福神を拝ん でどうするのですか? もっと上の存在を拝もうと思ったら拝めるのに、なんで途中の、そ の下の存在で満足しちゃうわけですか? そんな程度で満足しなくたっていいのですよ、もっといいものが目の前にあるというのに! 下を拝んでいたら、その上(最上級の白い光)に はいつまでたってもコネクトできません。これって、とても大事なことなのです。そういう わけで、偶像崇拝(キリスト、釈迦など)については、私は反対派です。 偶像崇拝は、やらないほうがいいですよ。なぜか分からないけれど、「宗教は嫌いだ」と 思っているあなた、それは正しいです。このワタクシがそう断言します!(笑)私が上記で 少し説明したようなことを、直観で分かっておられるのでしょうね。偶像崇拝とは、自分の ポテンシャルを縮めていることと同じなのです。下の存在を拝むということは、本来ならば 最上級を信仰できる可能性を放棄していることと同じなのですから、その分、自分のポテン シャルが縮んでしまっているのです。その反対に、無宗教で、最上級の宇宙霊(白い光)を 信仰することは、最上級なのですから、本来の自分の最大限のポテンシャルが発揮できる状 態になるわけです。仕組みは簡単です。すがってもダメ。上の存在と対等に、タメ口で! 上の存在にすがってこちらが縮んでいることは、それも自分のポテンシャルが最大限に発揮 できていない状態なのです。縮まずに、伸び伸びと、自然体に! すがっていないほうが、 神様と自分が対等でタメ口の仲なのだから、向こう(神様)と波長が合ってくるし、向こう だって出て来易くなるのです。霊体は波動なので、自分の霊体(肉体をまとっている本体) の波長を、神様と対等なポテンシャルへと上げなければ、コネクトできない(会話できな い)のです。 霊体の波長の整え方は、自分の考え方(想念)を整えることです。想念は、波動となっ て、頭から外にはみ出ているので、その波長にあったものが、自分に引き寄せられます。 強いて言えば、宇宙教か、己(オノレ)教という呼び方をつければ、分かりやすいでしょ うか? そのココロは、宇宙霊(最上級の白い光)と自分のことは信じるということです。 なぜなら、自分のことを信じていなければ、自分の直観で感じることに100%乗っかること は出来なくなるからです。直観というものは誰でも持っているし、何度も頭で考えるよりも 早くて正確なのですが、自分で自分を信じられなくなっていると、その自分が発する直観も 疑ってしまうので、直観に従って行動できなくなってしまうのです。直観では本当は真実を 分かっていても、その自分の直観をよく聞いていない状態の人が多いと思います。そして、 実は直観というものは、上の様々な御霊からのメッセージであることも多いのです。宇宙の お導きです。だからこそ、直観は大切にした方がいいと思っています。私自身、自分を実験 台にして、直観に従ってずっと生きてきましたが、そのほうが良かったと思っています。だ からこそ、自信を持って言えることなのです。(直観でスペインに行ってしまったし、直観 でアフロにしてDJにスカウトされたし、直観で手相鑑定をしてアルゼンチンの大臣がお客で 来たし、直観でニューヨークに来たのだから。私のは、理屈で考えた人生ではないのです。) 七福神達は、なぜ私の前に出現したのでしょうか? 彼らが出てきて以来、私は友人Tと 共に1年間、彼らに問い続けました。 <続きはまた明日、公開いたします。お楽しみに!>
2007年09月08日
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2005年1月5日発行の、過去のメルマガを公開します。アーティスト・ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol. 9 1/05/05 (水) 発行 あけましておめでとうございます。今年も皆様にとってより良い年になりますように、お祈り申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。 大晦日、元旦は、私にとってとても重要な人生の節目になりました。素晴らしい本物の霊能者の先輩に出会い、やっと私の身に起こった霊的なことについて参考の意見を聞くことが出来ました。個人の鑑定は行っていない方です。(注:この霊能者についてのお問い合わせはご遠慮ください。)その方も私と症状がそっくりで、無宗教にもかかわらず、幼少時から色々な神様が降りてきて、指導されるそうです。ずっと長い間、「霊能者の先輩に出会いたい、私の症状を客観的に相談したい」と宇宙に願いつづけていたので、それがかなったのでしょう。 私が子供の頃から続く数々の霊現象や出現、宇宙霊のお導きについて話したところ、じっと霊視して下さり、全て本当に神様たちが出てきていたことが分かりました。霊能者によってコネクトしているところが違うので、中にはキツネなど動物霊(これがまた上手く神様そっくりに化けるらしい)とコネクトしている人もいるそうです。私の場合は、キツネなど動物霊ではなく、本当に神様とコネクトしていることが分かったので、安心しました。全ての出来事は、私の幻覚や空耳ではなかったのです。 今まで、自分自身でも信じがたくて、半信半疑のまま、ここまで生きてきましたが、やっと自分の霊感を認めて受け容れて、確信にまで至ることが出来ました。目に見えない世界のことですから、証明は出来ないので、自分の錯覚かもしれないと何度疑ったことでしょう。誰にも相談できなくて、誰の意見も参考にならなかったので、全て自分で考えてこなくてはなりませんでした。今回初めて、私以上の霊能者の大先輩に出会ったので、参考になるアドバイスを聞くことが出来ました。これは、私にとって、人生の大転換のきっかけでした。これからは、もっと今まで以上に迷いのない文章を書くことができるようになりました。「あなたは生れ付き、霊能者なのです。観えているのだから、もっと人に対して、間違っていることは“間違っている”とはっきり言ってあげるようにしなさい。神様のお言葉は、未熟な人にとってはとてもきついですから、人にはやさしく。あなたは年を取るほど経験によっていい霊能者になっていくでしょう。物を書いたり、絵や音楽やジュエリーをやっているのも、全て宇宙霊とコネクトしてチャネリングしているからです。ジュエリーはパワーオブジェクトを作り出しているので、非常にいいことですね。」と言われました。 やっぱり、神様のお言葉は“きつい”のですね。以前、霊的なコラムを連載したことがありましたが、神様というか、宇宙霊のお言葉を、そのままではなく、オブラートにくるんで薄めて書いていました。それでも、それを読んだ方々にはかなり反響がありました。 宇宙霊は真実(真実とは厳しくきついです)のお言葉を、私にはダイレクトに有無を言わさず“バンッ”と全部送ってくるので、タフに出来ている私は受け止めることが出来ますが、その内容をそのまま話せる人は、ごくごく限られています。私は人を選んで話をしているし、観えても飲み込んで言わないことのほうが多いです。あんまりズケズケと全ての人に物を言っていたら、皆、一目散に逃げていってしまうでしょう。(笑)それでも身近に残ってきた友達はとても貴重なありがたい人たちです。かなりタフな精神の持ち主に違いありません。 いい内容を出来るだけそのまま、オブラートにくるまずに、かつ、やさしく言う言い方を少しずつ経験して学んで、もっと今まで以上に周りの人々に対して、飲み込まずに一歩踏み出して物を言っていかなくてはならないと覚悟しています。 V0l.7に書きました、七福神のこと、彼らが送りつづけてくる音楽のこともお伺いしたら、それも、現実で、幻ではないことが分かりました。彼らは本当に私に音楽を送ってきているのでした。「11月半ばから1ヶ月以上も放っておくなんて!早く音を外に出してあげなさい。あなたは前世で音楽家だったときがあるので、それと関係しています。」などと言われました。 今、ニューヨークにいることだし、ぼちぼち音楽活動にも再び入っていくことと思います。2005年は、全て足したら7なので、七福神は外に出たがっているようですよ。今年は、日本でも七福神が流行りだすのではないでしょうか?「コミュニケーションについて」 ちょうどさきほどの前書きに、「オブラートにくるんで」言う(書く)ことについて触れました。それに関係していることで、バックナンバーで、日本人特有の「お陰様」意識について書きましたが、今日はそれについてさらに書こうと思います。 日本では欧米に比べて、「お陰様」を祀って、周りの人の目を気にしすぎていて、小さく縮んでいる人が多いですね。意識が上(宇宙、神様)ではなく、周りの人々に行っていて、自分と宇宙との対話が忘れられがちになっています。周りを気にしすぎると、上(宇宙)にまで気が回らなくなってしまって、肝心のお導きの声がどんどん聞こえなくなっていってしまいます。 自分の霊体(人間の本体である魂)に、フタをしてしまっている状態で、上からメッセージを受信できないようになってしまうのです。フタがあると、自分の意識は上(宇宙)まで届かないし、フタのせいで意識の出入りがスムーズに出来ないので、意識は自分の中での堂々巡りが続き、実は、周りの人たちとも意識が通じにくくなってしまっています。周りを気にしすぎるということは、逆に、その周りの人々とも意識が通じにくくなり、実際はあまりコミュニケーションがとれていない状態が続きます。このフタはどうやって取り除けばよいのでしょうか? 七福神の話に書きましたが、霊界ではテレパシーで会話が行われるので、何かを思ったらその想念は瞬時に相手にダイレクトに伝わります。ダイレクトに感情も情報も含めたやり取りが、包み隠さず行われているのです。ダイレクトということは、人間界のように、言葉をオブラートにくるんで言ったり、角が立たないように自分が思っていることと反対のことを言ったりすることはないのです(というより出来ないし、その必要もないのです)。(ただし霊界は、霊体の波動のみしか存在しないので、霊格の違う人とは出会うことも出来ないし、コミュニケーションを取ることはありません。この人間界は霊体が重力のある肉体をまとっているため、色々なレベルの進化の過程にある人達が同時に存在できるので、霊格の違う人同士が出会い、話をしたり、コンタクトを取ることが出来ます。) 特に親密な人間関係である、恋愛や結婚にまつわる問題の原因は、コミュニケーション不足です。そもそも霊的につりあっている者同士(今までにやってきたことやカルマが同じくらいな者同士)が引き合って結びつくので、夫婦間の問題を「あいつが悪いんだ」と相手のせいにしたり、「あんなにレベルの低い人だったなんて知らなかった、観る目がなかった」などと言っている人は、もともと最初から自分がその相手と同じくらいの霊的レベルであることに全く気付いていないのです。ですから、相手の欠点が目に余ってきても途中で投げ出さずに、それによって自分も学び、向上してカルマを解消していかなければ、いつまで経っても自分も同じ霊的レベルに留まってしまいます。霊的に観れば、離婚は放棄と同じです。最初にその相手を選んだのは誰ですか?自分ですよね。全て自分の責任です。放棄はまた新たに別のカルマを作っていることになります。その人はまた、相手が変わっても、結局は自分と霊的に同じレベルでつりあっている人と結びつくという霊的法則によって、その相手も自分と同じような本質的な問題を抱えた人なので、また途中で嫌気がさしてきて、放棄して別れて、それを何度もくり返すことが多いです。自分のことを棚に上げて、自分よりもはるかに霊的レベルが高い人と結びつくことはできないのです。嫌になっても、途中で放棄せずに、何度も何度も包み隠さず話し合いをして、コミュニケーションを深めていく努力をし続けることが一番大切です。
2007年09月06日
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