地上12,000ｍｍの沃地

空歪みの塔　Ending＠雪鷹

忘れた頃にだが空歪みのEDだ。

そしてモエスピでは、俺が記事を書くのは最後になるだろう。
次のブログでも俺が記事を書くことは多分ないだろう。
だから最初にお別れを言っておこうと思う。

みなさんありがとう

「何か」をしていれば
それは存在している

「何か」をしなくても
存在することを許されている

俺が何もしなくても、消えることは無い
必要があれば、現れるだろう

今までと違うのは
俺が俺に何かすることを強要しなくなったこと
それだけだ

俺を認めてくれてありがとう
これからは自分で認められるだろう

それでは諸君、最後のゲームだ。

このゲームにマスターズノートは無い。
評価するものは、何も無いというわけだ。

それでは……

*****************************************************

＊
あなたは塔の上に立っている。
覚えているだろうか？

塔の中の７つの階を。

１階は赤い部屋　第一チャクラを表す場所だ。
肉体に関すること　生きるエネルギー
活動する力　その他もろもろ。

２階は……　ま、全ての階を説明することもないだろう。
１から７までの階は、全てあなたのチャクラに対応していた。

１Fが辛かった人は、現実があまり好きになれないのかもしれない。
３Fでうまく人前に出れなかった人は、何か恐怖を抱えているのかもしれない。
チャクラに興味が出たら、調べてみると
何か分かるかもしれない。

入るときに見上げた塔と
見下ろす塔ではどう印象が違うだろうか？
もし今見上げることになったら？

もしもう一度登るとしたら？
もしも登る気がある人は、
２階と３階の間にある秘密の部屋の鍵を渡しておこう
そこには、あなたがいる。
いまのあなたよりちょっと素直で、ちょっと賢いあなたがいる。
穏やかかもしれないし、荒れているかもしれない。
話をしてみるのも、悪くないだろう。

あなたは千里眼のように
塔の下に誰かがいることが分かる。

入ろうとしている、あなただ。
どんな表情だろうか。
どんな気持ちを抱いているだろうか。
なぜ入ろうと思ったのか。
心細くはないだろうか
何かを求めて必死なのではないだろうか
疲れてはいないか
なぜ疲れているのか

あなたはあなたに何をしてあげられるだろう。
登っていくもう一人のあなたに
アドバイスをあげられるかもしれない。
辛そうにしているとき、そばにいてあげられるかもしれない。
休んでいいと声をかけてあげられるかもしれない

次に登っているあなたになってみよう
あなたをサポートしてくれるあなたがいる。

そしてさらに上から、サポートしているあなたとサポートされているあなたを
見てみよう。
そうしたとき、３人目のあなたがあらわれる。
３人目のあなたを見ている４人目のあなたも、５人目も、６人目も……

それぞれの思いの違いや、感覚の違いを味わってみよう
あなた自身のことを、あなたはいろんな視点でみることができる。

日常でもそれはできる。
パソコンや携帯をしている自分はどうだろうか？
何か言ってあげられることはないだろうか？
目の前にいる大事な存在がもっと心地良くなるために。

最初は自分を批判的に見てしまうかもしれない。
ちょっとづつ　ちょっとづつ
許していこう

かわいい子供のやることだと思って許していこう
許したって、事態は悪くならないということが
少しづつ分かってくる。

誰かに答えを求めなくとも、
自分を知ることは誰でもできるようになる。

自分を見失いそうになったときは
塔の上に登って、
自分を知りたくても　知ることが出来ず
入り口で戸惑っている自分を探そう

無理に、自分をどうこうしなくてもいい。
ただ休むだけで、自分を癒すエネルギーも生まれてくる。

何度も登っていくうちに
未知であった塔も、住み心地の良い場所になるだろう。
塔の中身をつくりかえよう
自分にとって楽しい場所になるように

いつのまにか、塔の外
現実も、変わっていく。

最後に

想像は楽しい。
けれど、そこに意味を見出せなければ
半分も楽しめていなくて、もったいない。

想像は難しいこともある。
なぜ、うまくいかないのか。
疲れているからかもしれない。
そこに、傷が隠されていて、まだ見ることができないのかもしれない。

想像は別の世界に繋がっている。
新しい世界
けれどそれはもともと内側にあったもの
ただ思い出しているだけ
古いはずなのに新しい

想像はなくてはならないもの
全てを生み出すために絶対に必要なもの
想像が無くては形は現れない

「想像」を
「現実」にして読んでみると
ちょっと以外かもしれない

以上、現実が苦手な俺と他の誰かへ。

おしまい。

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