発達障害家族です

発達障害家族です

3才...最初の幼稚園入園..

長男3才の夏.....
二男も病気の症状もなくなり服薬のみになった頃、リハビリを開始する事になり、二男を連れて出かける事が増えました。
近くに身内もいない私達なので、なんとか長男も預かってもらえないかと市役所にも相談に行きましたが、「働くお母さんの為の保育園」には私の願いもなかなか届きませんでした。
そんな中、近所にある私立の三年保育の幼稚園の募集があり、申し込みし、入園許可を貰いました。
ちょっと落ち着きのない長男でしたが、二男が入院中、祖父母に預けていて大人に甘やかされて育ち、同世代の幼児同士遊んだ事がない状態だったので、子供の中に入れたいという気持ちもあり、入園を急ぎました。
そして、入園。
最初はお友達とも仲良く出来ていて、親同士も仲良くしていました。
でも、その年の秋になり、運動会や生活発表会もあったことで、担任の保育士の先生に叱られる事が多くなりました。
ウロウロするから叱られる、先生もいう事を聞かそうと必死だったのでしょう。
そのうち長男は、叱られるとわざと失禁、お友達を突き飛ばし、机の上や棚の上のものを手で払い落とす行為が始まりました。
うちでも少しありましたが、ここまで深刻になっているとは思いもしりせんでした。お友達ともうまくいかなくなり、孤立してしまいました。
もちろん母である私も同じでした。

年少の年が終わり春休み。
ある一通の市役所からの通知が来ました。
「保育園入園許可書」でした。
その保育園というのは、校区内ではなく、少し遠い保育園でした。
二男はその保育園に入園が決まり、もちろん兄弟である長男にも届きました。
「もしかして、長男は保育園の方が合ってるかも...」と夫と相談ののち、今までの幼稚園に退園届けを泣く泣く出し、保育園に転園を決めました。

その転園こそが、もっとも苦しみの始まりなのでした。

その頃、同時期に二男のPT(理学療法)の先生に長男の話をしました。
そしたら、OT(作業療法)の先生を紹介してくれました。
その先生のススメで、一度小児科を受診し、週一回の割合で訓練を受ける事になりました。
まず、発達テストを受けました。
出きるところはものすごく出来る。でも苦手なところは年齢のギリギリセーフのラインらしかった。
出来るところと出来ないところの差が大きいので、それを縮められるようにがんばりましょう。
週一回は、二男と同じ日にしてもらいました。

それは、小学3年まで続けられました。(小学校に入り、二週に一度になり、1ヶ月に一度になり)

(次ページに続く)



© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: